Year: 2025

【高校野球】元オリックス左腕・川口知哉監督が率いる龍谷大平安、夏初の勝利 3年生左腕コンビの好投/京都

7年ぶりに35度目の夏の甲子園を目指す龍谷大平安(京都)が初戦を突破しました。今春から指揮を執る元オリックス選手の川口知哉監督(45)は、夏の大会で初勝利を挙げました。初回に4点を先制し、その後もリードを広げ、2回に1点、5回には3点を追加しました。6回には左翼スタンドへのソロホームランで9点目を記録し、最終的には7回コールドゲームで打線が11安打で9得点を挙げました。投手陣では、3年生の左腕コンビが5回まで相手を無得点に抑えました。先発した背番号10・高信春太投手は4回を無失点で切り抜け、2番手の背番号11・山本陽斗投手は5回に3者連続三振を奪いました。6回と7回は右腕投手コンビがリードを守り切りました。創部118年を誇る古豪・龍谷大平安は、甲子園で100勝目を達成した2018年夏の100回大会以来、夏の甲子園から遠ざかっています。今春、部員への暴力問題で退任した前監督・原田英彦氏(65)の後任として、コーチとしてチームを支えてきた川口監督が就任。1997年夏にエース左腕として活躍し準優勝したOBが、7年ぶりの甲子園出場に向けて大きく一歩を踏み出しました。

名古屋場所の新会場IGアリーナ初勝利は東颯海 0歳で被災、力士会寄贈の土俵で鍛えた15歳

新しい名古屋場所の会場となったIGアリーナでの取り組みが開始されました。IGアリーナで記念すべき初勝利を収めたのは、序ノ口東24枚目の東颯海(とうそううみ、15歳、所属:玉ノ井部屋)です。試合中には鼻血を出しながらも奮闘し、西序ノ口23枚目の末冨(15歳、所属:境川部屋)を押し倒しました。「最初に勝つことができてとても気持ちが良かったです」と彼は喜びを語りました。2010年3月23日に岩手県山田町で生まれた東颯海は、1歳になる少し前に東日本大震災で被災し、津波で自宅を失いました。しかし、力士会が山田町に寄贈した土俵で練習を重ね、玉ノ井部屋に入門しました。5月の夏場所で初めて土俵に立ったばかりです。今場所が序ノ口デビューとなり、「自分の出身地の名前がしこ名になっていて嬉しかった」と語りました。彼が感謝の意を伝えたい相手として、「親方、親、そして尊敬する先輩の東俊隆さん、それに富士東さん」と名前を挙げました。「三段目に上がり、雪駄(せった)を履きたい」と意気込む彼は、新しい会場と共に新鮮な気持ちでスタートを切りました。【佐々木一郎】

ロバーツ監督「全てはショウヘイから始まった」大谷翔平の3者連続三振での好スタート/一問一答

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は、8年ぶりに7連敗を止めることができたことを喜びました。この日、先発した大谷翔平投手(31歳)は、初回に3者連続三振を達成し、今シーズン最長の3回を投げて1安打1四球無失点、4奪三振を記録。ドジャース打線は2回にトミー・エドマン内野手(30歳)の内野ゴロで得点し、6回にはキム・へソン内野手(26歳)の適時打で追加点を挙げました。中継ぎのエメ・シーハン投手(25歳)が4と1/3回で1失点に抑え、さらにアレックス・ベシア投手(29歳)とタナー・スコット投手(30歳)もリードを守り切りました。ドジャースは、2017年9月以来の7連敗を喫していましたが、ついに白星を手に入れました。【ロバーツ監督の主な一問一答】-選手たちはどのように戦いましたか。「今日は勢いがあり、打席でも良い結果を出しました。ここ7日間の中で、今日の気分は本当に最高でした。すべてはショウヘイから始まりました。試合の前にも話したのですが、彼が登板する日は特別な雰囲気になると。初回の3者連続三振はそれをはっきりと示してくれました。試合の流れを作り、勢いを与えてくれました。また、エメ(シーハン)も素晴らしいピッチングをしてくれて、期待以上の働きを見せてくれました。タイムリーヒットも出て勝利を収めることができました。今夜はみんなぐっすり眠れそうです。」-大谷のピッチングについて。「彼のコントロールはとても素晴らしかったです。速球を中心にしながらも、変化球をうまく混ぜていました。また、ダルトン(ラッシング)も良いリードをしてくれました。」-大谷はピッチングを楽しんでいるのでしょうか。「そう思います。彼は別の人格が出てくるような感じかもしれませんが、楽しんでいるように見えます。彼は非常に賢い選手で、チームの現状を理解し、今日の勝利がどれほど大切かもわかっています。間違いなくマウンドを楽しんでいるでしょう。」-大谷のピッチングがチームにどんな影響を与えましたか。「調子の良いチームを相手に初回の3者連続三振を達成することは、大きな意味があります。先発投手が試合の流れを毎試合決めるのです。」

ジャイアンツのループ、オオタニショウヘイのパフォーマンスに感嘆「クレイジーだ」「衝撃的だった」

ジャイアンツの先発右腕、ランデン・ループ(26歳)は、対戦したドジャースのエース、大谷翔平(31歳)の驚異的な活躍に感想を述べました。 ローカルメディア「NBCスポーツ・ベイエリア」などによる取材で、彼は大谷が前日、特大の32号ホームランを放った後、翌日に先発投手として登板したことについて「クレイジーだ」と驚きを表明。「今日はリードオフとしても打っているとは、衝撃的だった。先発投手なら通常、試合前にブルペンでウォームアップをする必要がありますが、それでも素晴らしいピッチングを披露した」と感嘆の声を上げました。 この日は、大谷にとって5回目の先発登板で、3回を投げ36球、1安打無失点、1四球、4奪三振という成績でした。 一方、メジャー2年目のループは、6月14日以来のドジャース戦で、前回は2回途中で6失点と打ち込まれましたが、今回は6回を投げ7安打2失点(自責点1)で、惜しくも6敗目を喫しましたが、安定した投球を見せました。

大谷翔平に敵将メルビン監督「速球にすごく勢い」出術前より「腕のアングルが前より低い」と印象も

ジャイアンツのボブ・メルビン監督が、投手として復活したドジャース大谷翔平投手(31)の印象を語った。大谷は投手復帰後5度目の登板で3回まで36球を投げ、を1安打無失点、1四球4奪三振と好投した。試合後の現地メディアの会見で、大谷を打てなかった理由を問われた同監督は「高めゾーンに入る速球が非常に素晴らしかった。すごく勢いがある」とコメント。右肘手術前との違いを聞かれ「多少は違うね。スプリットを多く使っていると思うし、腕のアングルが前より低いような気がする。速球の球速は出ているし、非常にいいスイーパーを持っている。この2球種を武器にしている」と話した。【ライブ詳細はこちら】――>大谷翔平、初回3者連続三振! 3回1安打無失点快投 5度目の二刀流でジャイアンツ戦【実際の動画はこちら】――>>【動画】投手大谷翔平、圧巻の3者連続三振!

「チームがなかなか勝てない中で…」大谷翔平、7連敗からの登板で3回1安打、4奪三振の好投を見せる

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が今シーズン5試合目に登板し、3回を投げて1安打1四球無失点、4奪三振の好投を見せました。バッテリーを組むのは24歳のダルトン・ラッシング捕手。大谷は1番打者ヤストレムスキーを98.9マイル(約159キロ)の速球で見事に空振り三振に取り、続くラモスも99.9マイル(約161キロ)の速球で連続の空振り三振で仕留めました。3番のスター選手ディバースからはスライダーで空振り三振を奪い、前回アストロズ戦(5日)の登板から6者連続三振を記録しました。2回と3回には走者を出しながらも無失点で切り抜け、シーズン最長の3回を投じ、直球の最速は99.9マイル(約161キロ)を記録しました。投球を振り返った大谷は「球数をある程度抑えて3イニング投げられたのはいい進歩だと思います。チームがなかなか勝てない中で、先制点を許さなかったのは良かったと思います」と語りました。チームは2017年9月以来となる7連敗を止めることができ、勝利の重要性について「必ずしも悪い試合ばかりではなかったと思います。この1勝を機に、また連勝できれば良いですね」と話しました。【ライブ詳細はこちら】――>大谷翔平、初回3者連続三振! 3回1安打無失点快投 5度目の二刀流でジャイアンツ戦【実際の動画はこちら】――>>【動画】投手大谷翔平、圧巻の3者連続三振!--

【DeNA】藤浪晋太郎との交渉は週明けにも最終段階「対話しながら進めていければ」

DeNAのチーム統括本部長、萩原龍大氏が12日に行われたマイク・フォード内野手(33)の入団会見で、報道陣の取材に応じました。萩原氏は、元阪神の藤浪晋太郎投手(31)の獲得に向けた交渉についても言及しました。週明けには交渉が最終段階に入る見込みです。球団はデータやAIの活用にも力を入れており、萩原氏は「藤浪選手が望むのであれば、当球団にはAIチームなどの強みがあると思っていますので、対話しながら交渉を進めていければ」とコメントしました。DeNAは、積極的な補強によって今シーズンに対する強い意気込みを示しています。萩原氏は「球団全体として優勝を目指している中で、現在大きな差をつけられている状況です。変えられることは全てやるという気持ち」で逆転優勝を狙っています。

大谷翔平、3回を1安打無失点で快投!3者連続三振も ドジャース、連敗を7で止める/試合詳細

ドジャースはジャイアンツを下し、8年ぶりとなる7連敗をようやくストップさせました。 大谷翔平選手は「1番投手」として5回目の二刀流で復帰後最長となる3回36球を投げ、1安打無失点、4奪三振という見事な投球を見せました。球速は最速99.9マイル(約161キロ)を記録し、1回には3者連続三振を奪い、前回のアストロズ戦の2回から続く6者連続奪三振をマークしました。しかし、打者としては4打数無安打でした。 ジャイアンツ対ドジャース 始球式を行うボンズ氏=2025年7月12日 ジャイアンツ対ドジャース 1番DHドジャース先発の大谷を映すビジョン(撮影・垰建太) チーム123456789計 ド0100010002 ジ0000000101 連敗を止め喜ぶドジャースのキム・へソンと大谷翔平(ロイター) 大谷翔平第4打席 7回2死走者なし ジャイアンツ投手は左腕ルケーシー カウント2-2から外角高め151キロの直球に空振り三振 ジャイアンツ対ドジャース 7回表に空振り三振の大谷(撮影・垰建太) 大谷投球内容 【1回】 1ヤストレムスキー 98.9マイル(159キロ)直球で空振り三振 2ラモス 99.9マイル(161キロ)高め直球で空振り三振...

ロバーツ監督、連敗を止める瞬間に心の安らぎ 天を仰ぎ、勝利の喜びを胸に

ロサンゼルス・ドジャースが2017年9月以来、実に8年ぶりに7連敗を止めました。この歴史的快挙にデーブ・ロバーツ監督(53)は、勝利を決定づけた瞬間に天を見上げる仕草を見せました。この日の試合では、先発の大谷翔平投手(31)が今季最も長い3回を投げ、36球で1安打1四球無失点の圧巻の内容を披露しました。ドジャースの攻撃陣は2回、トミー・エドマン内野手(30)の内野ゴロで先制し、さらに6回にはキム・へソン内野手(26)の適時打で点差を広げました。守備では、2番手のエメ・シーハン投手(25)が4回1/3を1失点でしのぎ、8回には一死満塁の大ピンチを迎えるも、3番手のアレックス・ベシア投手(29)が犠牲フライによる1点のみに抑え、局面を乗り切りました。そして9回、守護神タナー・スコット投手(30)が三者凡退で試合を締めくくり、長い連敗のトンネルを抜けた瞬間、ロバーツ監督は両手を上げて、喜びに満ちた表情で天を仰ぎました。

大谷翔平、靴ひもを結び直し敵地ファンから大ブーイングが飛ぶ 直後に3者連続三振でスタジアムが騒然

ドジャースの大谷翔平投手(31歳)は、敵地ファンから大きなブーイングを浴びました。大谷選手は今季5試合目の登板で、1番打者のヤストレムスキーと続くラモスを空振り三振に仕留め、敵地を驚かせました。3番打者のスター選手ディバースの打席では、カウント1-2から大谷がタイムをかけて靴ひもを結び直しました。これに対して、オラクルパークでのジャイアンツファンから大きなブーイングが巻き起こりました。この珍しいシーンが観客の間で話題となりました。その後、大谷はディバースも空振り三振に仕留め、1回は3者連続の空振り三振を達成しました。彼の最速の直球は99.9マイル(約161キロ)を記録し、前回のアストロズ戦(5日、同6日)から連続で6者を三振に取りました。