Year: 2025

【バレーボール】日本女子、惜しくもイタリアに2-3で敗れる – パリ五輪金メダルチームとの激闘

世界ランキング5位の日本女子バレーは、今季の初黒星を喫しました。無敗での5連勝を達成した後、6戦目で世界ランキング1位のイタリアと対戦しました。試合はフルセットの熱戦となり、セットカウント2-3(23-25、25-16、14-25、25-20、17-19)で敗北しました。オポジットの和田由紀子選手(23)は、両チーム最多の28得点を記録し、4度のマッチポイントを獲得するなど奮闘しましたが、あと一歩及びませんでした。 昨夏のパリ五輪金メダリストとの試合で惜敗しましたが、日本チームにも大きな得るものがありました。セットカウントで後れを取る形で始まった第2セットでは、第1セットに続いて序盤からリードを奪い、20歳の北窓絢音選手がシニア代表デビューを果たし、リリーフサーバーとして活躍しました。彼女のサービス、レシーブ、トスで流れを引き寄せ、連続ブレークを成功に導き、このセットを勢いに任せて奪取しました。 第3セットは惜しくも落としましたが、第4セットでは最大4点差を背負った状況でも集中力を保ち続けました。再三の好レシーブで流れを作り、石川真佑主将の技術を活かしたスパイクで連続得点を重ね、セットカウントを2-2のタイに戻しました。最終第5セットでも4度のマッチポイントを握る攻防を見せたものの、最後の瞬間にミスが出て敗戦となりました。 次の試合は21日に、世界ランキング6位の中国と対戦します。

【柔道】まさかの結末、日本が混合団体で8連覇ならず-準決勝でジョージアに敗北

柔道の世界選手権が20日、ブダペストで最終日を迎え、混合団体の日本は準決勝でジョージアに2-4で敗れ、8連覇を逃しました。これにより、日本は3位決定戦に進みました。混合団体が2017年に導入されて以来、日本はこの種目で全て優勝してきましたが、今回は初めて優勝を逃しました(2020年は新型コロナウイルスの影響で中止)。個人戦では、男子90キロ級で初優勝した村尾三四郎(JESエレベーター)や、女子57キロ級で2位を獲得した玉置桃(三井住友海上)など、実力者たちが敗北しました。村尾選手は、前年のパリオリンピック決勝で逆転負けしたオリンピック2連覇のラシャ・ベカウリ選手と対戦しました。2-3の状況で同点にするチャンスを狙い、「ルーレット」による代表戦に持ち込みたかったが、再び逆転負けを喫しました。村尾選手は一度は足技で有効を取ったものの、最後は隅返しで一本負けしました。玉置選手も、女子57キロ級の女王リパルテリアニ選手に再び屈しました。また、男子100キロ超級のトゥシシビリ選手もおり、力及ばずの結果でした。日本はブラジルとの3位決定戦に回ることになりました。また、21年東京と24年パリの両オリンピックで2連覇を果たしたフランスも、準々決勝で韓国にルーレットによる不戦敗を喫し、メダル獲得さえできないという波乱の最終日となりました。

【ソフトバンク】鷹の“ドクターK”モイネロに新たな勲章!18試合制の交流戦で最多37奪三振

タカの“ドクターK”に新たな勲章が加わった。ソフトバンク先発のリバン・モイネロ投手(29)が、18試合制になった15年以降の交流戦で最多奪三振をマークした。6回1失点で勝ち負け就かずも、6奪三振。今季は登板3試合で計37奪三振となり、19年今永(DeNA)と21年山本(オリックス)の33個を抜いて単独トップに浮上した。最もセ界を驚かせたのは6日のヤクルト戦だった。1試合で圧巻の18奪三振。「ポジティブな結果だった」と自身も納得の量産だった。試合は敗れたが、NPB助っ人新記録で、日本記録にもあと1奪三振だった。先発転向2年目で、存分にポテンシャルを発揮。13日のDeNA戦も13三振を奪い、2試合で31奪三振の荒稼ぎ。この日の阪神戦でも6つ積み重ねた。17日には国内FA権の資格取得条件を満たした。来季からは日本人選手扱い。4年契約1年目で、来季以降もソフトバンクでプレーする。この日は勝敗はつかなかったが村上との緊迫の投手戦を演出。「相手のピッチャーも良い投球をしている中で、6回までしっかり試合を作ることができたと思います。ただ、先制してもらった1点を守れなかったという悔しさもあります」と振り返った。無傷6勝をキープするエースの奮闘に打線も応えた。1-1の延長10回2死三塁から代打石塚が決勝の適時二塁打。きょう21日にも6年ぶり、12球団最多9度目の交流戦優勝が決まる。【只松憲】【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【ソフトバンク】モイネロが交流戦18試合で6回6K、最多奪三振記録37に到達

ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)が、2015年以降18試合制となった交流戦において、最多奪三振記録を打ち立てました。試合開始時点で奪三振数は31個。3回には近本選手から3つの三振を奪い、過去の記録である2019年の今永(DeNA)選手や2021年の山本(オリックス)選手の33個を超え、単独トップに立ちました。最終的に6奪三振を記録し、新記録は合計37奪三振に到達しました。モイネロ投手は、6日ヤクルト戦で18三振、13日DeNA戦で13三振と、わずか2試合で31三振を積み上げていました。特に6日のヤクルト戦での18奪三振はチームの新記録で、外国人投手としても新記録です。NPB記録にもあと1つで並ぶ圧巻の投球でした。「ドクターK」と称賛される活躍を見せたものの、モイネロ投手は6回で8安打1失点という内容で降板し、勝敗はつきませんでした。「相手の村上投手も良いピッチングをしている中で、6回までしっかり試合を作ることができたと思います。しかし、先制点を守れなかったことに悔しさが残ります」とコメントしています。

【阪神】先制点を許した小幡竜平の驚異的なプレーに、阪神ファンから喝采 栗原陵矢も驚きの苦笑い

阪神の内野手、小幡竜平(24歳)が驚愕のプレーを見せました。初回、1アウト満塁の大ピンチ。栗原陵矢内野手(28歳)が三遊間への鋭い打球を放ち、ヒットになりそうなところ、小幡がダイビングキャッチで難しいバウンドにも対応し、見事に捕球しました。そして素早く二塁へ送球。一塁は惜しくもセーフとなりましたが。ダブルプレーにはならず先制点を許したものの、そのプレーに観客からは大きな拍手が送られました。打者である栗原も、彼のプレーに思わず苦笑いを浮かべてしまうほどでした。

【柔道】寮で6人が大麻使用疑い国士舘大が会見「多大なるご心配」日本一争う全国大会の出場辞退

国士舘大が20日、男子柔道部の複数部員が大麻を使用するなどした疑いがある事件について、都内で会見を開いた。田原淳子学長らが冒頭、謝罪した。「ご承知の通り、本学柔道部員数名が学生寮の中で大麻を使用したことが判明しました。事案の発覚から本日で1週間がたち、大学が把握したことをお伝えしたいと思います。このたびの事案により、学内外の関係者の皆さま、地域の皆さまにも多大なるご心配をお掛けいたしました。申し訳ございませんでした」1年生2人、2年生4人が寮の中の一室で大麻を使用したと認めている。警察署からの正式な捜査結果が出るまでは、柔道部としての活動すべてを無期限で停止。大学日本一を争う月末28、29日の全日本学生優勝大会(日本武道館)は、出場を辞退する。なお、女子柔道部は通常の活動を継続している。前週13日午後10時半の点呼時に学生から「1、2年生複数名が、鶴川学生寮において、大麻を使用している」との情報提供があった。翌14日に事情を部員に聴いて警視庁に相談。同日付で部を活動停止にした。16日に対策本部を設置。同日に、警視庁は麻薬取締法違反の疑いで町田キャンパス内にある学生寮を、当該部員6人立ち合いのもと家宅捜索。大麻のような植物片や吸引器具を押収した。部員らは大学の聞き取りに対し、大麻を吸ったことを認めている。部は1929年(昭4)に創立。全国屈指の強豪として知られ、団体戦では、大学日本一を決める全日本学生優勝大会で7度、全日本学生体重別団体優勝大会で4度の優勝を誇る。五輪金メダリストの故斉藤仁さんや日本男子の鈴木桂治監督ら、数多くの名選手を輩出。昨夏パリ五輪には、斉藤さん次男の立(23=JESエレベーター)が男子100キロ超級に出場した。

「大谷翔平が最後に仲裁役を務めた」故意とも取れる死球も冷静さを訴える振る舞い注目 MLB公式

MLB公式Xは、ドジャースの大谷翔平投手(30)が死球を受けた後の冷静な振る舞いに注目しました。 大谷選手は、試合の9回表、2-5で劣勢の場面での2死三塁、3ボールのカウントから、守護神スアレスの直球が右脇腹を直撃しました。この日は試合中に両軍の指揮官が退場処分を受ける場面もあり、警告試合が宣告されて、ドジャースのベンチも怒りを露わにしました。 それでも大谷選手は痛がる様子を見せず、自軍ベンチへ手を上げることで冷静さを訴えました。MLB公式Xは、大谷選手が死球を受けた直後にベンチに向けてシグナルを送る映像をアップロードし、「大谷翔平が激しい戦いの最後に仲裁役を務めた」とコメントしました。 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)は試合後、大谷選手への死球が故意かと問われると、「間違いない。(カウント)3-0から、右投手が左打者に当てるのは。スアレスがどれだけ左打者に死球を与えているかわからないが、意図的だ。彼(大谷)はこれ以上、衝突を求めていない。それには私もリスペクトします」と述べました。 【4連戦での死球に関する経過】 ◆16日:パ軍のシースが2-3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースに声を荒らげる ◆17日:ド軍トリビノが2-1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観 ◆17日:パ軍バスケスが3-2の3回1死、大谷の左太もも付近に死球→警告試合が宣告されロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意死球を否定。 ◆18日:ド軍シーハンが0-1の3回2死、パ軍マチャドへカウント1-1から顔面付近へすっぽ抜け→マチャドは声を発し、捕手ラッシングへ意味深なウインク。 ◆18日:ド軍サウアーが8-3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観 ◆18日:パ軍コレックが1-3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観 ◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観 ◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回2死二、三塁、パ軍タティスへ厳しい内角球→シルト監督が声を上げる ◆19日:ド軍リトルが0-5の9回無死、パ軍タティスの右手首付近へ死球→シルト監督とロバーツ監督がホームベース付近で激しい口論、両軍選手とスタッフが入り乱れる。警告試合、両指揮官は退場処分。 ◆19日:パ軍スアレスが5-0の9回2死三塁、3ボールから大谷の脇腹へ死球→スアレスらが退場

退場ロバーツ監督が激怒、大谷翔平への死球は「間違いなく意図的だ」 22日登板は「大丈夫」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)、大谷翔平投手(30)への死球に怒りを見せた。2-5の9回2死三塁、3ボールから右腕スアレスの直球が大谷の右脇腹付近に直撃。この日はロバーツ監督とシルトと監督が口論の末に退場処分となっており、警告試合が宣告されていた。大谷は右手を上げ、荒ぶるチームメートを抑えるようなしぐさを見せた。ドジャースとパドレスの4連戦では、両軍合わせて8死球が飛び交った。ロバーツ監督は、大谷への死球が故意だと思うか問われると「間違いない。(カウント)3-0から、右投手が左打者に当てるのは。スアレスがどれだけ左打者に死球を与えているかわからないが、意図的だ。彼(大谷)はこれ以上、衝突を求めていない。それは私もリスペクトする」と怒りをあらわにした。大谷は22日のナショナルズ戦で、今季2度目の登板を予定。影響についてロバーツ監督は「うまく避けたから大丈夫だろう」とした。【4連戦での死球などを巡る経過】◆16日:パ軍シースが2-3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースへ声を荒らげる◆17日:ド軍トリビノが2-1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観◆17日:パ軍バスケスが3-2の3回1死、大谷の左太もも付近に死球→警告試合が宣告されロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意死球を否定。◆18日:ド軍シーハンが0-1の3回2死、パ軍マチャドへカウント1-1から顔面付近へすっぽ抜け→マチャドは声を発し、捕手ラッシングへ意味深なウインク。◆18日:ド軍サウアーが8-3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観◆18日:パ軍コレックが1-3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回2死二、三塁、パ軍タティスへ厳しい内角球→シルト監督が声を上げる◆19日:ド軍リトルが0-5の9回無死、パ軍タティスの右手首付近へ死球→シルト監督とロバーツ監督がホームベース付近で激しい口論、両軍選手とスタッフが入り乱れる。警告試合、両指揮官は退場処分。◆19日:パ軍スアレスが5-0の9回2死三塁、3ボールから大谷の脇腹へ死球→スアレスらが退場【動画】大谷翔平へ3ボールから脇腹に危険球、大谷は荒ぶるチームメートを抑える>>

【ソフトバンク】育成の川口冬弥、念願の支配下選手契約へ 背番号95、今季2軍で防御率0.98の活躍

ソフトバンクは20日、育成選手の川口冬弥投手(25)を支配下選手として契約したことを発表しました。青空の広がる甲子園球場内での記者会見で、川口は新たに「95」という背番号を背負います。「これは今年の大きな目標のひとつでした。しかし、ここで満足せず、更なる高みを目指し、日本シリーズでも活躍できる選手になりたいです」と抱負を語りました。 川口選手は東海大学菅生高校を卒業後、城西国際大学で腕を磨き、さらにクラブチームのハナマウイ、四国IL徳島を渡り歩いた後、2024年に育成ドラフト5位でソフトバンクに入団しました。彼の持ち味である力強い直球を武器に、今季のウエスタン・リーグでは中継ぎ投手として16試合に登板し、防御率0.98という優れた成績を残しています。

【フレッシュ球宴】ヤクルトのモイセエフらが選出 オイシックス新潟からも選定/イースタン選抜メンバー一覧

日本野球機構(NPB)は20日、「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2025」(7月20日、レクザムボールパーク丸亀)における出場予定選手を発表しました。イースタン・リーグ選抜には、巨人ドラフト1位の石塚裕惺内野手(19)、日本ハムのドラフト1位である柴田獅子投手(19)、そしてヤクルトのドラフト2位として期待される長距離打者、モイセエフ・ニキータ外野手(18)などが選ばれました。以下に、イースタン・リーグ選抜のメンバー一覧を示します。 【イースタン・リーグ選抜】■投手マルセリーノ DeNA宮原駿介 巨人篠原響 西武柴田獅子 日本ハム中村優斗 ヤクルト中込陽翔 楽天泰勝利 楽天能登嵩都 オイシックス新潟 ■捕手中澤英明 オイシックス新潟 ■内野手田内真翔 DeNA石塚裕惺 巨人村田怜音 西武山縣秀 日本ハム田中陽翔 ヤクルト宮崎竜成 ロッテ立松由宇 ロッテ ■外野手武田陸玖 DeNA笹原操希 巨人仲三河優太 西武宮崎一樹 日本ハムモイセエフ・ニキータ ヤクルト西川史礁 ロッテ吉納翼 楽天知念大成 オイシックス新潟