Year: 2025

パドレスの守護神スアレス、故意でないと主張した大谷翔平への死球

パドレスのクローザー、ロベルト・スアレス投手(34)が、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)に死球を与えたことで、3試合の出場停止と罰金の処分を受けました。現地時間20日(日本時間21日)に行われたメディアへの囲み取材で、スアレス投手はこの死球について故意ではなかったと述べました。 スアレス投手は19日(同20日)のドジャース戦で9回に登板し、大谷選手の右肩後方の広背筋付近に約160.6キロの速球を当てました。この試合中には、パドレスのタティス選手への死球をきっかけに両チームの監督が言い争う場面があり、選手たちも入り乱れて騒ぎとなりました。 サンディエゴのラジオ局「97.3 The Fan」によると、スアレス投手は敵側のロバーツ監督が「故意だった」と発言したことについて「言いたいことを言えばいいが、故意ではなかった。接戦の9回で試合をセーブすることだけを考えていた。誰かにわざと当てることなど考えていなかった」とコメントしました。また、大谷選手が自軍ベンチに手を振って制止したことについて尋ねられると「退場してマウンドを降りたので分からない」と答えました。スアレス投手は「故意ではないと分かっているので」異議申し立てを行ったと説明しました。 スアレス投手は日本プロ野球のソフトバンクや阪神でも活躍し、2022年からパドレスに所属しています。昨季は初のオールスターに選出され、今季はここまで33試合でリーグ最多となる21セーブを記録しています。

【フィギュア】来季引退予定の坂本花織、コーチ転向計画「団体も個人も、銀以上を」26年五輪が目標

フィギュアスケート選手の坂本花織(25=シスメックス)は、来季で現役を引退する意向を発表しました。彼女は26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンを最後にし、引退後はコーチへの転向を目指しています。これまで彼女は北京五輪で団体銀メダル、個人銅メダルを獲得しており、次の五輪でも個人と団体の両方で銀メダル以上を狙っています。    ◇   ◇   ◇ 坂本選手は、ラストシーズンに挑む覚悟を決めています。神戸市で新たに開業した「シスメックス神戸アイスキャンパス」でのオープニングセレモニーにて、その技を披露しました。「ずっとあこがれていた地元での練習環境が整った。次は自分自身の努力で成果を上げるのみ」と語り、26年の五輪を競技人生の集大成と位置づけています。 「私の競技人生は残り1年。30年の五輪を目指すのは無理だと判断しました。中途半端に2~3年続けるよりも、ここで一区切りをつけたかった」と語っています。神戸で生まれ育ち、長年中野園子コーチ(72)の指導を受けてきた彼女は、18年平昌大会から連続で五輪に出場し、国内および国際的なフィギュア界に貢献してきました。 来季の新ショートプログラムは、ブノワ・リショー氏(37)による振り付けの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」です。フリープログラムは、自らが選んだ「愛の讃歌」をマリーフランス・デュブレイユさん(50)と共に作り上げます。 「SPはさらなる一歩を踏み出すためのものであり、フリーは引退シーズンのために選んだ曲です。」 引退後はコーチとして後進を育成することを目指しています。「団体も個人も銀(メダル)以上を目指し、結果を出して注目を集めたいと思います」と語る彼女の思いは強いです。 限られた競技人生に悔いはありません。【松本航】 ○…神戸で唯一の通年型リンクは、阪神・淡路大震災からの復興シンボル「HAT神戸」に位置しています。坂本選手は「多くの子供たちが気軽に訪れ、スケートに興味を持ってくれることを願っています」と話しました。この日、三原舞依、壷井達也、三宅咲綺らと共に演技を披露しました。三原選手は「感謝の気持ちを胸に、ここでの練習に励みたい」と笑顔で語り、壷井選手は「スケート一本で挑戦していきたい」と五輪を目指しています。

大谷翔平に〝故意死球〟スアレス3試合出場停止も異議申し立て、シルト&ロバーツ両監督1試合停止

MLB機構は20日(日本時間21日)、19日(同20日)に行われた「パドレス-ドジャース戦」の9回に、ドジャースの大谷翔平投手(30)に故意死球を与えたとして、パドレスのロベルト・スアレス投手(34)に出場停止3試合と罰金の処分を課したと発表しました。スアレス投手は「アピール」(異議申し立て)を行ったため、処分は今後の審議完了まで保留されます。さらに、パドレスのマイク・シルト監督(56)とドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)に対しては、スポーツマンシップに反する行為と乱闘寸前の騒動を招いたとして、1試合の出場停止と罰金が科されました。両監督への処分は、当日の試合に適用されました。

大谷翔平ナショナルズ戦「1番DH」 カーショー先発、フリーマンはスタメン外れ/スタメン一覧

ドジャース大谷翔平投手(30)が本拠地でのナショナルズ戦に「1番DH」で出場する。前日19日(同20日)のパドレス戦は4打数1安打で3試合ぶりに安打を放ったが、パドレスとのシリーズ4連戦では2度目の死球を当てられた。本塁打は14日のジャイアンツ戦で2発を放ち今季25本に到達したのが最後になっており、6試合ぶり26号が出るか注目される。相手先発はメジャー4年目の左腕マッケンジー・ゴア(26)。昨季初めて2ケタ勝利を挙げた成長株で、今季は15試合で3勝6敗と負け越しているが防御率は2・89をマークしている。大谷は過去の対戦で1本塁打、1三塁打を含む6打数3安打、2打点としている。ドジャースは、フリーマンがスタメンを外れ、4試合連続でスタメンだったマンシー、金慧成も対左腕でベンチスタートとなった。 ◆スタメン一覧1番DH 大谷翔平2番遊撃 ベッツ3番捕手 スミス4番右翼 T・ヘルナンデス5番中堅 パヘス6番二塁 エドマン7番左翼 コンフォート8番一塁 K・ヘルナンデス9番三塁 ロハス先発投手 カーショー(2勝0敗、防御率3・25)

【中日】“役満ボディー”岡田紗佳が青のミニスカ姿で始球式「足を上げた瞬間にうぉ~となって」

モデル、タレント、マージャンプロなどマルチに活躍する“役満ボディー”こと岡田紗佳(31)が「AKRacingナイター」と銘打たれた試合で、自身初となる始球式を務めた。自身の誕生日が2月19日で背番号「219」の中日のユニホームに、青のミニスカート姿でマウンドへ。大きく振りかぶり、左足を高く上げると場内からは「おー!」と早くも歓声。そして投じた1球は一塁側へ大きくそれた。笑いも誘いつつ、場内からは大きな拍手が送られた。大型ビジョンに表示された球速は52キロだった。始球式を終えた岡田は「すごく楽しかったです。足を上げた瞬間にうぉ~となって、やったーと思った」とし、「その後のことは何も考えていなかった」と振り返った。足上げ投球のフォームについては「柔軟には自信があった」とし、過去の投球フォームを参考にし「私もやってみようかなと思った」という。「元々運動アレルギーで、運動を一切やってこなかった」というが、「マージャンプロになって、こうして始球式に立てるのはうれしい」と話した。好きな球団はドラゴンズとしたが、好きな選手を聞かれると「そこはちょっと聞かないでいただいて…」と小声で話し、「分からないです」と答えた。【関連記事】中日ニュース一覧

【阪神タイガース】交流戦で首位のソフトバンクに延長戦で惜しくも敗北 藤川監督「見ごたえのある投手戦だった」両先発が好投/一問一答

阪神タイガースは延長戦の末、3連勝を逃しソフトバンクに惜敗。先発の村上頌樹投手(26)は8回1失点と素晴らしい投球を見せた。打線もソフトバンクの強力投手モイネロに8安打を浴びせ、第5打席で大山悠輔内野手(30)が同点適時打を放ち1点を返した。しかし、延長10回に3番手の及川雅貴投手(24)が2死三塁から決勝点を許した。試合後、藤川球児監督(44)は以下のように述べた。   ◇   ◇   ◇-得点のチャンスであと1本が出ませんでした「そうですね。これは仕方ないことです」-村上投手の好投について「本当に素晴らしい投球でした。良い投げ合いが見られましたが、最後の結果は残念ながら引き分けにはなりませんでした。しかし、良かったと思います」-及川投手の連続無失点が続いていましたが「すべて完璧にするのは難しいことです。また明日から普通にやってくれれば良いです。1点で抑えられたので、最後まで投げきる姿勢は重要ですね。良い結果で終われましたから」-モイネロ投手相手に打線も粘りを見せましたが「下位打線から6番以降が良い形で上位打線につなげられました。モイネロ投手に対しても粘り強い戦いができました。明日に向けて前を向くだけですね」

ドジャースがレッドソックスから左腕ペンロッドを金銭で獲得 佐々木朗希は60日間のILへ

ドジャースは20日(日本時間21日)、レッドソックスから左腕ザック・ペンロッド投手(28)を金銭トレードで獲得したと発表した。同投手は昨季、メジャーデビュー。7試合に救援し、計4イニングで防御率2・25の成績を残した。今季はマイナーでプレーし、15日にメジャー枠から外れ、事実上の戦力外通告を受けていた。ペンロッドの獲得に伴い、ドジャースはロースター枠を空けるため、佐々木朗希投手(23)を60日間の負傷者リスト(IL)へ移行した。

【DeNA】再び日本一を目指す!フォード選手の再獲得へ、オースティン選手離脱の得点力不足を解消

20日、DeNAが昨シーズン途中から在籍していた内野手マイク・フォード(32)の再獲得に向けて動き出していることが明らかになりました。昨シーズンは7月に加入したものの、同じ一塁手のオースティン選手がフル稼働していたため、フォード選手の出場はシーズン6試合にとどまりました。しかし、ポストシーズンでは「シークレット兵器」として大活躍。CSファーストステージでは阪神の村上から代打ホームランを放ち、巨人とのファイナルステージ第6戦でも値千金の同点タイムリーを決め、26年ぶりの日本一に貢献しました。帰国時には「最初に来日したときに約束した通り、横浜を日本一にすることができてうれしいです!」と喜びをかみしめながら、日本を後にしました。今シーズンはツインズとマイナー契約を結んでいましたが、2日にリリースされました。強力打線が特徴のDeNAですが、今シーズンは得点力不足が深刻です。交流戦ではチーム打率が1割9分7厘と2割を切っており、12球団中最下位です。昨シーズンの首位打者で一塁手の座を確保していたオースティンは右膝の違和感で離脱しており、1軍復帰の目途は立っていません。チームの強力打線復活に向け、日本一の経験を持つスラッガーが横浜に帰ってきます。◆マイク・フォード 1992年7月4日、米国ニュージャージー州ベルミード生まれ。プリンストン大学を経て2012年にヤンキースとマイナー契約し、2019年にメジャーデビュー。2023年にはマリナーズで16本の本塁打を記録。2024年7月にDeNAに加入し、6試合で1本の本塁打、打率.200を記録しましたが、ポストシーズンでは12試合で1本の本塁打、打率.333をマーク。オフにツインズとマイナー契約しましたが、6月2日にFAとなりました。身長183センチ、体重102キロ。右投げ左打ち。

【データ】どうなるソフトバンク21日の交流戦優勝 引き分け以上で確定、敗退の場合は他球団の結果次第

首位を走るソフトバンクの優勝決定は21日以降に持ち越されました。阪神との延長戦に勝利しましたが、優勝の可能性を残していたオリックス、日本ハム、楽天も勝利したためです。   ◇   ◇   ◇▼交流戦の首位を走るソフトバンクは、21日に試合に勝つと6年ぶり9回目の交流戦優勝が決まります。21日に優勝が決まる条件は、ソフトバンクが阪神に対して○(勝利)か△(引き分け)になることです。もし試合に●(敗北)した場合でも、2位のオリックスと日本ハムが●(敗北)し、4位の楽天が●(敗北)か△(引き分け)であれば優勝が決まります。▼交流戦は13試合を残していますが、20日時点で両リーグの対戦成績はパ・リーグが57勝36敗2引き分けです。これにより、パ・リーグの3年連続の勝ち越しが確定しました。

【日本ハム】新庄監督「明るいチーム。見てて面白い」同学年の井上監督率いる中日に/一問一答

日本ハムが1-0で勝利し、今季最多の貯金「13」となり、交流戦優勝の可能性も残りました。先発の伊藤大海投手(27)は今季初の完封勝利で7勝目を挙げました。2回と4回に得点圏にランナーを出しながらも要所を締めました。伊藤は金村、古林睿煬、山崎に続き、チーム4人目の完封勝利投手となりました。打線では6回に五十幡亮汰外野手(26)が三塁打を放ち、続く清宮幸太郎内野手(26)の犠牲フライが決勝点となりました。試合後の新庄剛志監督(53)の主な一問一答は以下の通りです。   ◇   ◇   ◇-伊藤が完封「キャンプ前から、先発ピッチャーは完投だ。新しいマウンドに立ったら最後まで投げろと。『完投王国21』。(今季は先発陣全体で完投を)21回してほしい。今シーズンで。21したら、あとはいいという感じだね。21という数字を完投の目標にしている。やっぱり、楽しくないですか。最初に投げたピッチャーが最後まで。今日も最後までね。そういうプロ野球に戻ってほしいという意味でも」-監督が当初から話していた四球を出さないというのも完投につながっているのかもと「四球を出さないって言っていましたよね、ずっと。もう最近、出してないから忘れていた。素晴らしいね。やっぱり癖ってつくんですね。あとはキャンプ中から取り組んでた2ボールからの変化球でストライクを取るのが、みんなできてきてるしね」-伊藤は8回の打席でも最後まで投げる気満々って感じでしたよね「投げない気なんか1ミリもないでしょ」-すごくベースから離れて立っていた「『もう離れて』って(指示だった)」-今日もベンチでは何も言わず沈黙だったんですか「言ってない。この間のDMのやりとりでは、大海が『投げる時は1点あれば十分ですよっていうピッチングを見せるんで、見といてください』っていうのが来ました」-伊藤から「はい。僕は、こんな絵文字(ダブルピース)を送っておきました(笑い)。みんな良いピッチングをして負けられない。俺が投手陣を引っ張るんだっていう気持ちが強い子だから。今日は何としてでも完投、完封したかったんじゃないかなと思います」 -6回の五十幡の三塁打「あれは大きかったね。あそこまで行ったらもう、ランニングホームランじゃないかと。三塁打じゃなくて。ランニングホームラン行けーって(笑い)。もたついている間に来るんじゃないかなっていう面白さはありましたね。音楽つけてほしいぐらい(笑い)」-0対0で迎えた6回先頭「いや、清宮(幸)くんはあそこでホームランを打ってほしかった。犠牲フライではなくて。角度をもっと上げてほしかったな。少し雰囲気、持ってたんで。犠牲フライかーい、ってなりました」-昨日、中日戦は相性がいいと言っていましたが「ギリギリでしたね」-監督就任後、中日に対して9勝1敗。何か中日戦で勝つコツがあるのか「それは言えないでしょ。それは…あと2試合残ってるので、それはダメです。言いたいけど(笑い)」-井上監督になった中日の印象は「試合も見てますし、行動も発言も聞いてますけど、とても明るいチームですね。ベンチでも声がよく出ていて、作戦面での失敗もしてますが、相手チームすら何をしてくるかわからない感じで野球をしていて、見てて面白いですね。今日は同級生としてそう思いますね。差し入れでいただいたパン、めちゃくちゃおいしかったです。球団のフロントの中で。お礼も言いましたけど、メンバー交換の時に。めちゃくちゃおいしかった。あまり得意じゃないけど、おいしかったです」-また、粒あんですか?「こし(あん)。明日の朝ごはんにもなるので、大事にとっておきます」-じゃあ明日はまたお返しするんですか?「アイテムはあるんですけど、私があげるアイテムを使ったら壊れそうなので、考えます」