Year: 2025

大谷翔平のホームラン、ファンがキャッチできず…ボールは外野を転々、少年が涙

ドジャースの大谷翔平投手(30)が放ったホームランボールを、親子で観戦していたファンが捕球し損ね、これが原因で少年が涙を流す場面があった。試合が11-3とリードした8回1死一塁の場面、大谷選手がラトリッジ投手の直球を捉え、左翼方向へと大きく運ぶと、その打球はスタンドの親子連れのファンのグラブに一旦収まったが、弾かれて外野へと転がっていった。大谷選手は二塁で止まったものの、ビデオ判定の結果、これは8試合ぶりとなる第26号2ランホームランと判定された。「NHKBS」での中継中には、涙を流す少年の姿が映し出され、多くの視聴者の心を打った。

大谷翔平、8試合ぶりの26号ホームラン 日本人史上3人目となる日米通算300号に王手 投打二刀流のリズムが好調

ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は、8試合ぶりに今シーズン第26号のホームランを放ちました。本拠地ドジャースタジアムで行われたナショナルズ戦に「1番・投手」としてスタメン出場し、8回の第5打席で左中間に2ランホームランを打ちました。当初は二塁打と判定されましたが、本塁打のリプレイレビューによって柵越えが確認されました。これで日米通算299号とし、日本人としては3人目となる通算300号達成に王手をかけました。投打の二刀流による好調なリズムが見られました。自らの登板試合でホームランを記録したのは、エンゼルス時代の2023年8月23日のレッズ戦以来、約2年ぶりです。ドジャース移籍後ではこれが初で、通算13本目となります。ホームランは、6月14日のジャイアンツ戦での1試合2本塁打以来となります。大谷にとって6月は例年好調な月ですが、今年はその6月に入ってから21試合でわずか4本ホームランという結果に終わっています。5月には球団月間最多タイで自身のメジャー月間最多タイでもある15本のホームランを記録しただけに、再び量産体制に持ち込みたいところです。これでチームの79試合目で26本塁打をマークし、年間では53.3本ペースとなりました。昨シーズンの自己最多54本塁打で本塁打王を獲得した際には、チーム84試合目(6月29日)に26号を記録しており、今季は5試合早い到達です。6月以降も昨年のようなパフォーマンスを見せれば、日本人初、そしてドジャース球団初の60本塁打の大台も視野に入ってきます。 これで日米通算299号となりました。日米でホームランを記録した選手としては、松井秀喜、福留孝介に次ぐ日本人3人目の日米通算300号達成に王手をかける形となります。ナショナルズ戦でのホームランは、通算3本目。ドジャースタジアムでは通算45本目の記録となりました。投手として復活し、本格的な投打二刀流が再び注目されています。打撃でも勢いをつけています。◆大谷の年度別本塁打2018年=22本2019年=18本2020年=7本2021年=46本2022年=34本2023年=★44本2024年=★54本【★は本塁打王。23年まではエンゼルス在籍】

大谷翔平、馴染みの深い曲でマウンドへ登板!最速159キロで1回2奪三振

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、古くから馴染みのある登場曲に変更して今シーズン2回目の登板を迎えました。 今シーズンの登場曲としてマイケル・ブーブレの「Feeling Good」を使用しています。前回の登板となる16日(日本時間17日)のパドレス戦でも同じ曲が流れました。 この日は1回の登板時に、日本ハムでの2015年からエンゼルスでの2022年まで登場曲として使用していたアフロジャックVSサーティー・セカンズ・トゥ・マーズの「ドゥ・オア・ダイ(リミックス)」がドジャースタジアムに響きました。 大谷選手は1回を18球で投げ終え、無安打無失点、2奪三振という結果を残しました。最速98.8マイル(約159キロ)を記録し、ドジャーブルーのユニフォームで初の奪三振も達成です。 その直後の打席では、いつものマイケル・ブーブレの「Feeling Good」が再び流れ、第1打席で空振り三振に終わりました。

【大谷翔平の全投球】今季2度目の登板ではスイーパーとスプリットで2奪三振、最速は159キロを記録

ドジャースの大谷翔平投手(30)が、今季2度目のマウンドを無安打無失点で終え、2つの三振を奪いました。キャッチャーを務めたのはルーキーのダルトン・ラッシング(24)です。大谷は16日(日本時間17日)のパドレス戦で、663日ぶりに二刀流の復帰を果たしました。この試合では1イニングで28球を投げ、2安打1失点。最速102マイル(約161キロ)を記録しました。今回は若手中心のナショナルズ打線に対して、1回を18球で2三振を奪い、無安打でマウンドを降りました。【大谷の全投球】《1回》◆エイブラムズ156キロ 高めストレート 一ゴロ◆ウッド133キロ 真ん中スイーパー 見逃し135キロ 真ん中スイーパー 見逃し147キロ 内角低めスプリット ボール138キロ 外角高めスイーパー ボール132キロ 内角スイーパー 遊ゴロエラー◆ガルシア133キロ 真ん中スイーパー 見逃し152キロ 内角低めカットボール158キロ 外角高めストレート ボール150キロ 真ん中カットボール ファウル138キロ 内角低めスイーパー 空振り三振◆ロー156キロ 外角ストレート 見逃し158キロ 高めストレート ファウル159キロ 外角高めストレート ボール135キロ 真ん中スイーパー ファウル158キロ 高めストレート ファウル146キロ 内角低めスプリット ボール(暴投)142キロ 外角低めスプリット 空振り三振

大谷翔平、新たにカットボールを投入 ストライク率が大幅改善

ロサンゼルス・ドジャースの投手、大谷翔平選手(30歳)は今季2度目の登板で、18球を投げ、無安打無失点で2つの三振を奪いました。前回登板した16日(17日)のパドレス戦では、1イニングで28球を投げました。使用した球種は4種類で、多い順にスイーパーが10球、ストレートが9球、ツーシームが8球、スプリットが1球でした。2023年に多く使用していたカーブとカットボールはその時は使わず、独特なアプローチを見せました。ストライク率は57%で、手術前には60%台中盤で安定していたのと比べると低めでした。今回の試合では、球種別の配分はスイーパーが7球、ストレートが6球、スプリットが3球、そして新たにカットボールを2球投じました。前回の試合で8球投じたツーシームは使用せず、新しいアプローチを試みました。最速は98.8マイル(約158キロ)でした。ストライク率は67%に向上し、球数は少ないものの、前回の登板から大幅に改善されました。

大谷翔平は中5日で1イニング18球で降板 予想外の球数に解説も「どういう意味を持つのか…」

元西武監督の伊東勤氏が「NHKBS」で解説を務め、ドジャースの大谷翔平投手(30)のピッチングについて言及しました。大谷選手は、1回を18球で無安打無失点、2つの三振を奪った後に降板しました。最速は98.8マイル(約159キロ)を記録し、球種の割合はスイーパーが7球、直球が6球、スプリットが3球、カットボールが2球という順番でした。前回の登板となる16日(同17日)では28球を投げており、今回のマウンドはそれよりも10球少なくなりました。球種の変化も見られ、前回は8球投げたツーシームは1球も使わず、新たにカットボールを2球投げました。伊東氏は「ある程度(球数やイニングが)決まっていたのではないでしょうか。初回の試合を見る限り、スライダーがかなり多かったです。これもある程度は計画的な投球だったと思います。また、ナショナルズの打者陣が昨日ホームランを(5本)打ったということもあり、直球勝負ではなく曲がり球を使おうとしたのかもしれません。比較するだけの球数や内容ではなかったという印象です。スライダーを意識した投球だったと考えています。18球にはどういう意味があるのか…」とコメントしました。

大谷翔平、平均159キロで前回よりコントロールを重視 復帰登板で驚異の161キロを記録 ###

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、今季2回目の登板で最速98.8マイル(約159キロ)を記録し、前回よりも控えめなピッチングを見せました。前回の16日(日本時間17日)に行われた対パドレス戦では最速100.2マイル(約161キロ)を記録しましたが、それに比べて今回はやや速度を抑えての投球となりました。ライブBPでの最速が97マイル(約156キロ)前後だったことから、それを超える球速を何度も記録したことは驚きでした。試合後、大谷は「なるべく95~96(マイル)くらいで投げたいと思っていたんですけど、試合のテンションが上がると球速も上がってしまう」と述べました。デーブ・ロバーツ監督も「理解できるが、できれば95、96マイルに抑えてほしかった」とコメントし、大谷の体調を気遣っていました。この日は全体で18球を投じ、その中で直球は6球でした。残りはスイーパーが7球、スプリットが3球、カットボールが2球を占め、前回の登板で投げたツーシームは今回は投げず、新たにカットボールを試みました。1回の登板で18球を投げ、無安打無四球で2つの三振を奪いました。【全直球の球速】97.2マイル(約156キロ)98マイル(約158キロ)97.3マイル(約156キロ)98.1マイル(約158キロ)98.8マイル(約159キロ)98.1マイル(約158キロ)

【巨人】戸郷翔征が今シーズン2度目の2軍再調整へ「1回抹消を考えてますので」と杉内投手チーフコーチ

読売ジャイアンツの戸郷翔征投手(25)は、5イニングで6安打3失点を喫し、今シーズン6回目の敗戦となりました。初回から不安定な投球が目立ちました。西川選手に対していきなり死球を与えると、滝沢選手の犠打を処理する際、大城卓三捕手(32)の送球エラーで一塁と二塁にランナーを背負うピンチを迎えました。しかし、後続を断ち切り、なんとか無失点で切り抜けました。しかし、2回には無死満塁から武内選手と西川選手の連続犠牲フライで2点を失い、3回には1死二、三塁から源田選手に投手強襲の内野安打を浴び、追加点を許しました。試合後、杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は「(戸郷と降板後に)話をしました。1回抹消を考えているので、抹消して調整に入る感じですね」とコメントし、戸郷の2軍再調整を明言しました。さらに、「元々(7月1日~3日の)甲子園で投げる予定でしたが、そこは別のピッチャーで対応しようと思っています」とも述べました。戸郷投手は、シーズン開幕から成績が振るわず、4月12日に1度登録を抹消されました。その後、2軍で調整した後、5月5日に1軍登録されましたが、再び2軍での調整となります。

【DeNA】快投ウィック、同僚からの連絡で気付いた3者連続3球三振「理想的。カンペキ」

DeNAのローワン・ウィック投手(32)は、プロ野球の歴史上、わずか22人目となる「イマキュレートイニング」(1イニング3者連続3球三振)を達成しました。この日、ロッテとの試合で1点を追う8回に登板し、山本、西川、代打の藤岡をすべて3球三振で打ち取りました。9回でも3者凡退に抑え、合計2回を無失点で終えました。「試合後、チームメイトのケイから連絡があり、それで初めて達成に気付きました。自分にとって理想的な1イニングでした。カンペキ」と、ウィック投手は日本語を交えて振り返りました。▼1イニング3者連続3球三振=ウィック(DeNA) 22日のロッテ3回戦(横浜)の8回、山本、西川、藤岡を3球三振で仕留めて達成。今年の4月5日にヤクルトの石山投手以来22人目、24回目の達成で、DeNAでは1979年6月16日の平松投手、1991年8月28日の佐々木投手、2001年5月1日の河原投手に次いで4人目です。外国人投手としては、2011年5月24日のウルフ投手(日本ハム)、2018年5月16日、2023年6月6日のモイネロ投手に次いで3人目、4回目であり、セ・リーグの助っ人としては初の達成です。◆イマキュレートイニング このイニング3者連続3球奪三振のことは、大リーグで「イマキュレートイニング」と呼ばれます。「イマキュレート(immaculate)」は英語で「完全無欠の」「汚れのない」という意味です。

【クラブW杯】市場価値1155億円に対して…欧州CL準Vのインテルに大善戦の浦和、総額は?

日本から唯一、FIFAクラブワールドカップ(W杯)米国大会に挑む浦和レッズが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準優勝のインテル・ミラノ(イタリア)に惜敗した。後半途中までリードしていたが、同33分に同点弾を浴び、最終盤のアディショナルタイムに決勝点を浴びた。善戦も2連敗で1次リーグ敗退が決まった。それでも、選手陣容の市場価値を考えれば大番狂わせまで、いま1歩の大善戦を演じた。ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」によると、選手の市場価値はインテル・ミラノが7億2180万ユーロ(約1154億8800万円)で世界10位。浦和は1985万ユーロ(約31億7600万円)で、アジア王座3度といえども国内3位。総額では36.36倍もの差があり、そのまま下馬評にも直結していた中、終盤まで金星を感じさせた戦いは、浦和とJリーグ勢の価値を高めたに違いない。欧州、世界にネットワークを張り巡らすイタリアの著名記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のニュースサイト「GianlucaDiMarzio.com」でも、大会に先駆けた4日、浦和とインテル・ミラノの話題が紹介されていた。そこでも市場価値に触れられており「チームの価値を理解するには、インテルの6億7700万ユーロに対して、チーム全体の移籍金がわずか1800万ユーロであることを考えるといいだろう」とつづられ、注目されていた挑戦だった。クラブW杯2025スコア速報