Year: 2025

大谷翔平、史上3人目の日米通算300本塁打を達成 ジャッジだけが同じバットを使用

【デンバー(米コロラド州)24日(日本時間25日)=四竈衛】ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、ロッキーズ戦に「1番DH」として出場し、2試合連続となる第27号の2ランホームランを放ち、日米通算300本塁打を達成しました。NPBで48本、MLBで252本という大台は、松井秀喜選手と福留孝介選手に続く史上3人目の快挙です。デーブ・ロバーツ監督(53)の監督通算900勝目を祝う華々しい一日となりました。   ◇   ◇   ◇日米通算300号を成し遂げた大谷選手は、今年初めに新たに35インチ(約88.9センチ)の長尺バットを使用し始めました。チャンドラーバットの輸入代理店「エスアールエス」の宇野誠一社長(57)によれば、「ノックバット級の長さ。日本では最も長いものでさえ34インチ(約86.4センチ)」とのことです。アメリカのメジャーリーグでも非常に珍しい長さで、チャンドラー社のバットをエーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)だけが同じサイズで使用しています。シーズンが進むにつれて、23年と同じ34.5インチ(約87.6センチ)のバット使用も確認されており、状況によって使い分けているのか、元に戻したのかは不明です。バットの重さは32オンス(約907グラム)、メープル素材で、昨年の34インチ、31.5オンス(約893グラム)より長く重いです。この長さのバットを使うことの利点は、低めの変化球を拾えることですが、高めの速球に対しては詰まる危険があります。それでもこのバットを選ぶのは、高めの速球に対する「自信」の表れかもしれません。大谷選手の今季の平均バットスピードは、ベースボールサバントによると76.1マイル(約122.5キロ)で、両リーグで10位にランクインしています。バットを長く重くしたにもかかわらず、昨年の76.3マイル(約122.8キロ)とほぼ変わりません。そのため、平均ハードヒット率(打球初速が153キロを超える率)は昨年の60.1%から自己最高の62.0%に更新しています。同じスピードで振れるならば、重いバットの方が、打球が速く遠くに飛ぶのは当然です。日米通算300号を記録したのは日本人3人目ですが、日本選手への影響も大きいです。今季、侍ジャパンで共にプレーした岡本選手(巨人)が、同じチャンドラーのバットを使用して本塁打を量産しています。坂本選手(巨人)も一軍復帰戦で二塁打を放ちました。昨年と比べて2倍の数量のバットがプロに卸され、アマチュアでは価格が4万円弱と国内メーカーの2倍以上になるのにもかかわらず、使用者が急増中です。宇野社長は「間違いなく大谷さんの影響でしょう」と述べました。【斎藤直樹】

【DeNA】田中将大を14安打で粉砕!5回途中でKO 1軍から5選手参加の2軍戦

DeNAはイースタン・リーグの巨人戦で、日米通算198勝を誇る田中将大投手(36)を、5回途中までに14安打6失点でKOしました。初回、1死から石上と梶原の連打で1死二、三塁のチャンスを作り、井上が2点先制のタイムリーを放ちました。2回には、1死満塁の場面で梶原の一ゴロの間に3点目を奪いました。3回では、2死から高見沢の一塁内野安打と勝又の二塁打で2死二、三塁とし、9番上甲の中前への2点タイムリーで5点目を奪いました。5回は先頭の高見沢の二塁打と勝又の左前打で無死一、三塁を作り、上甲がこの日3点目の中前タイムリーを放ち、6点目を挙げました。田中と今季3度目の対戦となり、3月20日は4回7安打1失点、6月1日は3回1安打無失点だったが、今回は森敬、石上、梶原、蝦名、柴田の1軍からの選手が参加し、田中を打ち崩しました。1軍では4月17日に対戦し、2回7安打6失点でKOしました。 ◆田中将大からの安打の内訳1番森敬=1安打2番石上=2安打3番梶原=1安打1打点4番蝦名=1安打5番井上=2安打2打点6番柴田=1安打7番高見沢=2安打8番勝又=2安打9番上甲=2安打3打点

【日本代表】森保監督、高井幸大のトットナム移籍報道に言及「歴史ある強豪チームで経験を積んでほしい」

日本代表の森保一監督が日産スタジアムでの視察中に取材に応じ、川崎フロンターレ所属でトットナムへの移籍が報じられているDF高井幸大について語りました。「Jリーグの選手がプレミアリーグという最も過酷な舞台で評価されて移籍するのは、日本サッカー界にとっても喜ばしいこと」と感想を述べました。さらに、「試合に出場し、歴史ある強豪チームで経験を積み、プレミアリーグやチャンピオンズリーグでの優勝争いに貢献してほしい」と期待を込めたエールを送りました。

【横浜】大島新監督初戦は「僕の責任」東京に3失点完敗、“原点回帰”ブラジル人3トップ起用も不発

最下位の横浜F・マリノスはFC東京に0-3で敗れ、3連敗となりました。3試合連続の無得点により、チームの悩みはさらに深刻化しています。 大島監督は「前半から積極的に攻めましたが、0-0で終了し、後半早々に失点したのが本当に痛かった。そこから立て直す力がありませんでした。これは僕の責任です」と語りました。 今回の初戦は監督に就任したばかりの大島氏にとっての挑戦であり、相手のFC東京も同じく17位で低迷していました。J1残留を目指すためには勝ち点3が必要な状況でした。大島監督は前節の岡山戦に続き、ブラジル人3トップを採用する“原点回帰”作戦に挑みましたが、東京が2トップ2ワイドの布陣で押し込む形が続きました。後半も流れは変わらず、6分にFW野沢零にこぼれ球を押し込まれ失点し、反撃もできずに完敗しました。 攻撃に重きを置くブラジル人トリオの起用は守備にリスクを伴います。得点力でカバーし勝利を重ねる姿は見当たりません。2年連続J1得点王のAロペスも今季はPKでの1得点のみで、シュートチャンスも少なく力不足は否めません。 J1残留の一つの目安は勝ち点40。残り17試合でこれを達成するには9勝が必要です。「全力で頑張って前を向いて進んで行きます」と大島監督は自身を奮い立たせました。【佐藤隆志】

レアル・マドリード今季退団のモドリッチ、クラブW杯後にACミラン移籍か 移籍市場に詳しいロマーノ氏がXで発表

多くのビッグネームやクラブの移籍を伝えてきたイタリアの著名なジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が25日、MFルカ・モドリッチ(39)が今シーズン限りでレアル・マドリードを退団し、ACミランに移籍することを自身のX(旧ツイッター)で明らかにしました。 現在参加中のクラブW杯終了後に、7月にメディカルチェックを受けて合意に至る見込みです。 世界中で影響力を持つロマーノ氏の発表は、日本では「ロマーノ砲」として親しまれています。彼の決め台詞「here we go」(さぁ、もうすぐ決まるぞ)に加え、「soon(もう少しで)」の一言も添えられていました。 モドリッチは2012年夏にトッテナムからレアル・マドリードに加入し、その後13シーズンで公式戦590試合に出場し、43ゴールを記録しました。彼は欧州で最も成功したクラブの一つで重要な役割を果たした選手です。 クラブ史上最多となる28タイトルを獲得(欧州チャンピオンズリーグ6回、クラブW杯5回、インターコンチネンタルカップ1回、欧州スーパーカップ5回、スペインリーグ4回、国王杯2回、スペイン・スーパーカップ5回)しました。 個人としては2018年にバロンドール、FIFA年間最優秀選手賞、欧州年間最優秀選手賞を受賞し、FIFA/FIFProワールドイレブンに6度選ばれています。 モドリッチは退団に際し、自身のインスタグラムでこう語りました。「僕は心が満たされた気持ちでこのクラブを去ります。誇りと感謝、そして忘れられない思い出でいっぱいです。クラブW杯後、このユニフォームをピッチで着ることはなくなりますが、僕は永遠にマドリディスタであり続けます。」

【巨人】田中将大、5回途中で無念の降板 14安打6失点「結果を受け入れ、さらに前へ進む」

巨人の田中将大投手(36)は、2軍での調整を終えた後の6回目の登板に挑みました。5回途中まで95球を投げ、先発全員安打の14安打を許し6失点、無念のノックアウトとなりました。最高球速は147キロを記録しました。 試合序盤の3回までに5点を奪われ、5回には先頭からの3連打で失点を重ねました。2死二塁の場面で降板することになり、「投球のメリハリが足りなかったと感じています。厳しい位置に投げるべきところで投げ切れなかったし、相手のタイミングを崩すことができず、このような結果になってしまったと思います」と振り返りました。 この日は日中から降雨が続き、グラウンドコンディションが悪化したため、試合開始が15分遅れるというアクシデントもありました。しかし、田中投手は「そのことは関係ない」としっかりと対処。「マウンド上ではズルズル行くことなく、少しでも違いを作りたかった。この結果をしっかり受け止め、さらに前に進まなければなりません」と話しました。 <田中将の直近の2軍戦成績> ◆5月18日 イースタン・リーグ オイシックス戦(八王子) 3回4安打1失点 ◆5月24日 イースタン・リーグ 西武戦(Gタウン) 6回6安打1失点 ◆6月1日 イースタン・リーグ DeNA戦(平塚) 3回1安打無失点 ◆6月11日 イースタン・リーグ 日本ハム戦(Gタウン) 5回7安打4失点 ◆6月18日 イースタン・リーグ ロッテ戦(Gタウン) 6回5安打無失点 ◆6月25日 イースタン・リーグ DeNA戦(Gタウン)5回途中14安打6失点

【ヤクルト】「二代目」つば九郎が来年にも誕生予定、株主総会で球団社長が方針を表明 後継者育成に時間をかける方針

「二代目」つば九郎が来年中にも登場する計画です。25日に東京のホテルで開催されたヤクルト本社の株主総会で、林田哲哉球団社長(70)が、担当者の死去により活動休止中のつば九郎を復活させる方針を示しました。具体的なタイミングは来シーズン中を見込み、これから具体的な道筋を模索していく予定です。球団の枠を超え、球界から愛される人気のマスコットが、再びグラウンドに戻る日が近づいています。    ◇   ◇   ◇ 林田球団社長は慎重に言葉を選びながら、復活の意志を明確にしました。今年2月から活動を休止しているつば九郎について「31年間、スタッフとファンの皆様と共に育ててきたマスコットです。現在、もう少し検討を重ねて再登場させたいと考えています」と展望を語りました。 11人の株主による質問の中で、9人が球団関連の質問を行いました。ある男性株主が「つば九郎がしばらく戻ってこられないと分かっているが、何らかの形で復活させてほしい。年を重ねるごとに成長し、キャラクターの中身も変わった。(大企業の)サンリオでもできないことをやったのがつば九郎だ」と熱弁を振るいました。その思いに応えて、林田球団社長がコメントしました。 冒頭の発言は単なるリップサービスではなく、2月に亡くなった担当者の後継を真剣に探しています。総会の終了後、同球団社長は「基本的には来シーズンくらいと考えていただいて構いません。皆さんが歓喜にあふれる場面を作成したい」と復活の構想を補足しました。今後、働き方など具体的な方法をさらに詰めていく予定です。「環境がますます厳しくなり、熱中症対策などルールに基づいた運用を心がける必要があります」と続けました。 つば九郎は、毒舌ユーモアの「フリップ芸」や「空中くるりんぱ」などで人気を集めてきました。94年のデビューから時間をかけて確立された、唯一無二のキャラクター性は一朝一夕に再現できません。球団社長は「(担当者の)技術もありますし、継続しなければいけません。最初から高すぎるハードルを設けるのではなく、同じことができるようになるまで、長い時間をかける必要があります」と述べました。球場を「えみふる」(笑みFULL=笑顔がいっぱい)にしてきたこの人気者。その後継者を長い視点で育て上げます。【上田悠太】

【巨人】田中将大が2軍戦で痛い5失点、3回に3失点 – 6度目の調整登板

巨人の田中将大投手(36)は、2軍での調整として6回目の登板に臨みましたが、3回までに5点を相手に与えてしまいました。試合開始直後、森敬選手をセンターフライに仕留めたものの、石上選手と梶原選手に連続安打を許し、1死二、三塁のピンチに陥りました。続いて、4番の蝦名選手を三ゴロに打ち取り、2アウトを取りましたが、5番の井上選手に右前への適時打を許し、2点を失いました。そして2回でも、1死満塁から梶原選手の一ゴロの際に3点目を失うことになりました。さらに3回では、流れを引き戻したいところでしたが、2アウトから再び失点しました。高見沢選手の内野安打と勝又選手の右越え二塁打により、2アウト二、三塁の危機を迎え、9番の上甲選手に中前への2点適時打を打たれました。田中投手は、5月1日の広島戦(東京ドーム)で移籍後3度目の1軍登板をし、3回8安打3失点でマウンドを譲りました。移籍後初勝利を掴んだ4月3日の中日戦(バンテリンドーム)の翌日、2回6失点を喫した17日のDeNA戦(東京ドーム)の後も含め、今季3度目の2軍調整に入ることが指示されていました。2軍戦ではこの試合前までに計8試合に登板し、2勝1敗、防御率1.85の成績を残しています。

** 【日本代表】交際10年、谷口彰悟と泉里香が結婚発表「共に支え合い、より一層精進」知人の紹介 **

** サッカー日本代表で活躍するDF谷口彰悟(33=シントトロイデン)が、25日にモデルの泉里香(36)との結婚をインスタグラムで公表しました。「いつも応援してくださっている皆さまへ。私事で大変恐縮ですが、この度、かねてよりお付き合いしておりました泉里香さんと結婚したことをご報告いたします。未熟な私たちですが、共に支え合い、より一層精進してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます」とコメントしています。泉里香さんも同様の内容を投稿。「いつも応援してくださっている皆さまへ。私事で大変恐縮ですが、この度、かねてよりお付き合いしておりました谷口彰悟さんと結婚したことをご報告いたします。未熟な二人ではございますが、共に支え合い、より一層精進してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます」と共に発表しました。二人の交際は2017年9月に明らかになりました。関係者の話では、二人は共通の友人の紹介で知り合い、2015年の夏頃から交際をスタートさせたとのことです。当時、泉の所属事務所は「プライベートは本人に任せています」とコメントしていました。

三笘薫がクリア夫人との挙式を報告「美男美女」ウエディングフォト多数、肩を寄せ合い満面の笑み

イングランド・プレミアリーグのブライトンで活躍する日本代表のMF三笘薫(26)が24日、自身のインスタグラムを更新しました。22年7月に結婚を公表した、筑波大学時代の同級生で陸上女子3段跳び選手として活躍するクリア夫人とのウエディングフォトを公開しました。投稿では英語で「Officially married in 2022. Celebrated in 2025(2022年に正式に結婚、2025年に挙式)」と綴られた5枚の写真が紹介されました。三笘選手はグレーのタキシード、クリア夫人はオフショルダーの純白ウエディングドレスを身にまとい、肩を寄せ合って満面の笑みで座る姿が披露されています。挙式には日本代表のチームメートである伊東純也選手や、川崎フロンターレ時代の同期である旗手怜央選手、後輩の田中碧選手らも出席し祝福しました。コメント欄には「美男美女夫婦の上にどちらも凄い選手で尊敬しかないです!!」「お似合いの二人!昨シーズンは素晴らしい活躍でしたね!このタイミングでの結婚式も三笘選手らしくて好感度が上がりました。どうか末永くお幸せに。おめでとうございます!!!」など、心温まる祝福のメッセージが多数寄せられています。二人の結婚は22年7月3日に三笘選手がインスタグラムで正式に発表しており、「大学時代からお付き合いしていた方と入籍しました。今後も楽しく明るい家庭を築いていきたいと思いますので、温かく見守っていただけると嬉しいです」と述べていました。また、23年5月21日にはブライトンのホーム最終節後に初めて夫婦として公に登場し、肩を寄せ合いながらピッチを歩く姿が大きな話題となりました。