Year: 2025

【ACLE】川崎フロンターレがクリスティアーノ・ロナウドに勝利!豪華クラブを3-2で撃破、初の決勝進出へ!伊藤、大関、家長がゴールを決め「アジア制覇」に王手

川崎フロンターレがクラブ史上初の決勝進出を果たしました。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝でサウジアラビアのアルナスルと対戦し、ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウド(40)を無得点に抑え、3-2で勝利しました。5月3日(日本時間4日)の決勝で同じくサウジアラビアのアルアハリと戦い、クラブ悲願の頂点を目指します。日本勢としては2022年大会の浦和レッズ以来、2大会ぶりの制覇を狙います。 気温32度の敵地では、攻撃も守備も、若手、中堅、ベテランの連携が見事にかみ合いました。準々決勝で途中出場だったMF伊藤達哉(27)とMF大関友翔(20)が先発出場し、それぞれ1ゴールを決めました。後半にはMF家長昭博(38)が3点目を挙げ、中東の強豪クラブを撃破しました。日本代表DF高井幸大(20)は「世界的スターのCロナ」を封じ込める活躍を見せました。 今季就任した長谷部茂利監督(54)は「試合前から難しい、試合中も難しい戦いでした。しかし、先制してリードを保ち、追加点も取れました。最後は失点して危ない流れになりましたが、選手たちがうまく試合をまとめてくれました。若手とベテランの融合が素晴らしかったです。(決勝に向けて)また良い準備をしたい」と振り返っています。 試合開始からわずか10分、川崎フロンターレが先制しました。大関が前線で起点となり、左サイドのMFマルシーニョにボールを展開し、クロスを上げました。相手MFのクリアボールをMF伊藤がペナルティアーク付近から右足を振り、ゴール左上に美しいスーパーボレーを決めました。 相手のセネガル代表FWサディオ・マネに同点にされましたが、前半41分に大関が騎乗しました。伊藤のシュートがGKに弾かれたところを、左足で蹴り込んでゴールしました。2人で2点を演出し、前半を終えました。 後半開始と同時に大関とFW神田奏真を交代し、MF脇坂泰斗主将とFWエリソンを投入しました。試合は一進一退の攻防が続きましたが、31分にそのエリソンが左サイド深くで粘り、頭脳的なプレーでゴールライン際を破り、MF家長にパスを送りました。家長はしっかりと左足を合わせてリードを広げました。 終了間際の42分に2点目を失ったものの、GK山口瑠偉が神セーブを連発。最後はロナウドに3度の決定機を許しましたが、執念と幸運で耐え抜きました。クラブ史上初の4強を満足することなく、一気に決勝まで勝ち進みました。 4月27日(日本時間28日)準々決勝で延長戦まで戦い、カタールのアルサドを3-2で破ったばかりでした。中2日で迎えたアルナスル戦ではスタメンを5人入れ替えて臨みました。アルナスルはロナウドをはじめ、数々の世界的スターが在籍しており、準々決勝では横浜F・マリノスを4-1で粉砕していました。 ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」によれば、アルナスルの選手の市場価値は川崎フロンターレの10倍以上。しかし、川崎は日本の組織力でこれを跳ね返しました。敵地である中東サウジアラビアで、国内7冠を誇る川崎フロンターレが、サックスブルーの歓喜の渦を巻き起こしました。 先制点を挙げた伊藤「すごくタフなゲームでしたが、チーム全員で一丸となり、ファンの皆さんと共に戦い切れたのが良かったと思います。あと1つ勝って、日本のチームの強さを世界に示したいです」 2点目を決めた大関「本当に苦しい試合でしたが、計画通りに進められたので良かったです。ここまで来たら本当に優勝したいと思いますし、サポーターの皆さんもそれを望んでいると思います。チーム全体でフロンターレファミリーとしてアジア制覇を目指したいです」 ロナウドを封じた高井「個の部分では負けていましたが、日本らしい組織的な戦い方で勝利しました。次も個が素晴らしい選手が揃っていますが、アジリティーやチームワークで上回りたいと思います。(決勝に向けて)ここまで来たからには、あと1センチ、あと1メートルを争う戦いになると思います。全力を尽くします」 【得点経過】 1-0 前半10分 伊藤達哉(川崎フロンターレ) 1-1 前半28分 サディオ・マネ(アルナスル) 2-1...

【ソフトバンク】山川穂高選手、7回守備から途中交代―試合は2点差を追う場面で、頼れる4番がベンチへ

ソフトバンクの山川穂高内野手(33歳)が、7回の守備から途中交代となった。試合は7回に突入した時点で1-3と2点差を追う展開。常に頼れる4番がベンチへと退いたが、9回裏には再び打順が回ってくる可能性がある。山川選手はシーズン開幕から全試合で4番を任され、打率は2割で、これまでに5本塁打、14打点を記録している。

【町田】黒田剛監督のパワハラ疑惑に関する調査報告書を提出、「内容精査後に対応」とJリーグ広報

J1リーグのFC町田ゼルビアは、黒田剛監督(54)のスタッフへのパワハラ疑惑に関する調査報告書をJリーグに提出したことが、30日に明らかになりました。Jリーグの広報担当者は25日に報告書を受け取ったと発表し、「報告書の内容を精査した上で対応する」と説明しました。また、町田ゼルビアは、第三者委員会による調査結果として監督によるパワハラ行為を否定する声明を、6日にクラブの公式サイトで公表しています。Jリーグは日本サッカー協会から黒田監督のパワハラに関する通報を受け、クラブに対して調査を依頼していました。

【ACLE】アルナスルの5選手の市場価値、川崎フロンターレの約18倍に 16億円超が8人、1日に準決勝で対戦

川崎フロンターレは現地時間の5月1日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準決勝で、ポルトガルのスター選手クリスティアノ・ロナウド(40歳)を擁するサウジアラビアのアルナスルと対戦します。準々決勝で横浜F・マリノスを4-1で下したアルナスルは、世界でも知られるほどのリッチなクラブです。欧州や南米のトッププレイヤーを高額の年俸と移籍金で集めています。ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」の選手市場価格比較でも、その違いは明らかです。川崎フロンターレのトップ5選手の市場価値は、1位はブラジル人FWエリソンの220万ユーロ(約3億5200万円)、2位はMF脇坂泰斗主将の140万ユーロ(約2億2400万円)、3位はMFマルシーニョと橘田健人の100万ユーロ(約1億6000万円)、5位はFW山田新の90万ユーロ(約1億4400万円)です。それに対し、アルナスルは、1位がコロンビア代表FWデュランの4000万ユーロ(約64億円)、2位がフランス人DFシマカンの2800万ユーロ(約44億8000万円)、3位はスペイン人DFラポルテとポルトガル代表MFオタヴィオの1800万ユーロ(約28億8000万円)、5位はロナウドらの1200万ユーロ(約19億2000万円)と続きます。上位5人の合計市場価値で比べると、川崎Fが650万ユーロ(約10億7000万円)に対し、アルナスルは1億1600万ユーロ(約185億6000万円)となり、その差はおおよそ18倍です。そしてアルナスルには市場価値1000万ユーロ(約16億円)以上の選手が8人います。ACLEファイナルズはサウジアラビアで行われます。同国は2034年のワールドカップ開催に向け、国全体でスポーツ振興に取り組んでいます。オイルマネーによって資金が潤沢な同国のクラブは、欧州のトップ選手を積極的に獲得しています。準決勝に進んだ4チームのうち3チームがサウジアラビアのクラブです。

新間寿さん葬儀で佐山聡が弔辞「実際の新間さんは、すごく温かく、家族思い」/全文

4月21日に90歳で亡くなった“過激な仕掛け人”こと元新日本プロレス専務取締役営業本部長の新間寿(しんま・ひさし)さんの葬儀・告別式が4月30日、都内で営まれた。新間さんが会長を務めたストロングスタイルプロレスを率いる佐山聡(67)とプロレスラー藤波辰爾(71)が弔辞を読んだ。以下、佐山の弔辞全文。 ◇   ◇   ◇新間さん、悔しいです。すみません、最後の電話で「頑張れ!」と反対に応援してくれて。「6月は2人でリングに立つぞ」。6月と言いながら、こんなに悪いとは知りませんでした。声も出せない状態で、ベッドに寝てる新間さんのことを聞いて、本当に頑張らなきゃなと(思いました)。この20年間、新間さんと毎日のように会って、北京で食事したり、全国いろいろなところを旅して歩いたり。僕に電話を最後にして「温泉に行きたいなあ」という話をして。「温泉に行こうぜ」と、そういう約束をしたのに。新間さんが亡くなった時に、絶対に新間さんに会いにいかなくちゃいけないと思って、自宅にお伺いした時に、なぜか実感がわかなくて。「佐山頑張れ」。そう静かに言ってくれてるんだなと思いました。その日からなぜか不思議なんですが、僕、声が出るようになりました。新間さんが僕を新日本プロレスに入れてくれて、タイガーマスクとしてデビューさせてくれて。新間さんの過激な仕掛けに、その仕事ぶりは知っていても、若い頃の自分には雲の上の人の状態で、晩年になって新間さんの真の姿を見ることができました。 この20年間、何の仕事でも、動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとく、こんな言葉がぴったりの新間さんだと思います。全国の皆さんはそう思っているはずです。でも実際の新間さんは、すごく温かく、家族思いで、優しいことは、ここにいらっしゃる皆さんはみんな知っていると思います。プロレス愛が非常に強い方でした。新間さんがプロレス愛を語る時、どうも私があまり反応しないので…、それを毎回、応援してくれたのは新間さんでありました。新間さんの温かい、優しい心、プロレスに対する愛情…。今そこで眠っていらっしゃる新間さん、僕もそこに頑張ってみようと思います。愛情を込めて、藤波さんたちと一緒になって、プロレス界を盛り上げていきたいな、そういう心、気持ちになりました。新間さん、まだ別れたくないです。僕が成功するまで見守ってください。私たちはやります。あなたが願っていたごとく、そこに集中して頑張っていきたいと思います。また、いつか、その大成功の報告をしたいと思います。今までありがとうございました。新間さん、ありがとうございました。◆主な参列者 佐山聡、藤波辰爾、ジャガー横田、榊原信行(RIZIN・CEO)、笹原圭一(RIZIN広報事業部長)、中嶋勝彦、関根シュレック秀樹、大仁田厚、雷神矢口、阿部史典、Sareee、MIRAI、スーパー・タイガー、間下隼人、日高郁人、猪木啓介、サイモン・ケリー猪木、ロッシー小川、アントニオ小猪木、平井丈雅(ストロングスタイルプロレス代表)*敬称略

【日本ハム】ドラ2の大型左腕、藤田琉生が150キロデビュー 1位の柴田獅子も自己最速タイ記録

日本ハムのドラフト1位ルーキーである柴田獅子(れお)投手(19歳)と、2位の藤田琉生投手(18歳)が見事な投球を見せました。 藤田投手は、プロ初登板となった同リーグ戦で、8回からマウンドに上がり、11-1という状況で力投しました。先頭打者の辰己涼を左翼フライに打ち取り、その後も吉納と入江を連続三振に仕留め、直球の最速は150キロを記録しました。 柴田投手は9回に登場し、20日のオイシックス戦(鎌ケ谷)以来のマウンドに立ちました。先頭の辰己鴻に中前打を許しましたが、続く永田を見逃し三振、江川を中直、陽を空振り三振に封じました。直球は自己最速タイの151キロを記録。この前の登板では1イニングを3者連続三振でデビューを飾っていました。 ◆藤田琉生(ふじた・りゅうせい): 2006年(平成18年)11月17日、神奈川県藤沢市出身。小学校1年生で野球を始め、中学時代は湘南ボーイズでプレー。24年の夏甲子園では背番号1として全3試合先発し、2勝1敗、防御率0.84とチームを8強進出に導きました。身長は198センチ、体重96キロ。左投げ左打ちで、今季の推定年俸は770万円。好きな有名人は広瀬すず。 ◆柴田獅子(しばた・れお): 2006年(平成18年)4月18日、福岡県飯塚市生まれ。野球は庄内小2年から始め、庄内中時代は飯塚レパーズに所属。福岡大大濠高校では1年夏からベンチ入りし、甲子園出場はありません。変化球はスライダー、カーブ、新たにフォークボールを学習中。50メートルを6秒4で走り、遠投は100メートル。目標とする選手は大谷翔平。好きな有名人はNewJeansのミンジ。趣味は読書で、身長187センチ、体重87キロ。右投げ左打ち。

中日の大野雄大や日本ハムの山崎福也らが登録、阪神の石井大智やロッテの西野勇士らが抹消/4月30日公示

4月30日に行われたプロ野球の出場選手登録および抹消について以下にまとめています。【セ・リーグ】<登録>阪神:J・ビーズリー投手DeNA:吉野光樹投手ヤクルト:山野太一投手中日:大野雄大投手<抹消>阪神:石井大智投手ヤクルト:阪口皓亮投手【パ・リーグ】<登録>日本ハム:山崎福也投手ロッテ:八木彬投手楽天:宮森智志投手楽天:小郷裕哉外野手<抹消>ロッテ:西野勇士投手ロッテ:横山陸人投手楽天:江原雅裕投手楽天:武藤敦貴外野手※再登録は5月10日以降となります。

【中日】育成選手の岡田俊哉、支配下選手登録へ 右大腿骨骨折を乗り越え、1軍先発として期待

中日は30日、育成選手である岡田俊哉投手(33)が支配下選手として登録されることを発表しました。この件に関する記者会見は5月1日に行われる予定です。 今シーズン、岡田は1軍キャンプからスタートし、これまで2軍で3試合に先発登板。合計15イニングを投げ、3失点ながらも防御率は驚異の0.00を記録しています。左腕の先発投手として期待されています。 岡田は2009年のドラフトで1位指名を受け、智弁和歌山高校からプロ入りしました。通算350試合に登板し、19勝23敗19セーブという実績を持っています。しかし、2023年春季キャンプ中の練習試合で右大腿骨を骨折するというアクシデントに見舞われました。投球中に足を滑らせて転倒し、その場で倒れ込んで救急車が呼ばれる事態となりました。 昨年春、岡田は育成選手として実戦に復帰しました。そしてプロ16年目となる今シーズン、再び1軍のマウンドに立つことを目指しています。岡田が支配下登録されることで、中日の支配下選手は68人となり、残りはあと2枠となります。

大谷翔平、病院から球場へ直行し先頭弾「ロードが心配」長女出産を支える真美子夫人に配慮

「パパ1号」を記録したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、長女の誕生の喜びについて初めて語りました。試合の第1打席では、対戦相手の投手アルカンタラから、ライトスタンドに飛び込む7号の先頭打者ホームランを放ちました。19日(日本時間20日)に長女誕生を報告してからの初のホームランとなりました。また、第2打席では四球を選び、今季8つ目の盗塁を成功させました。この日は「WOMAN'S NIGHT」として、選手の家族やパートナーが登場曲を選ぶ趣向があり、真美子夫人はアニメ「セーラームーン」のオープニングテーマ「ムーンライト伝説」を選曲しました。試合後、家庭と仕事の両立について質問されると、大谷選手は「本拠地にいる間はもちろん僕がサポートしますが、ロード中はいないので、その点が少し心配ですね」と語り、出産直後の真美子夫人への配慮を見せました。また、この日は病院に立ち寄ってから球場に向かったことも明かし、「リズム自体は多少変わるかもしれません。今日も病院に立ち寄ってから来ましたし、しばらくはこうした日々になりそうです」とコメントしました。長女の誕生については「無事に生まれてきてくれたことに感謝しています。寝不足気味でしたが、それも心地よい寝不足というか、幸せな寝不足でしたので、球場でも問題なく動けました」。初めて抱っこした感触については「暖かかったですね。予想以上に大きく生まれてくれたので、安心しました。健康に生まれてきてくれたので、それが一番の喜びです」と述べました。

井上尚弥、ラスベガスでの試合直前に驚きのファンサービスを実施 サインを求める長い列に対応

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者である井上尚弥(32=大橋)が、3度目となる「ボクシングの聖地」ラスベガスでの試合を前に、普段とは異なるファンサービスを行いました。試合は現地時間の5月4日、日本時間5日にラスベガスのT-モバイルアリーナで行われ、対戦相手はWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=米国)。井上は試合を控え、米国の大手プロモーション会社トップランク社の専用ジムで最終調整を行っています。同時に、昨日同様、前WBA世界バンタム級王者の弟、拓真(29=大橋)との10ラウンドにわたる軽めのスパーリングも行い、コンディションを整えていました。 さらに、井上はサンドバッグやミット打ちを父・真吾トレーナー(53)や所属ジムの大橋秀行会長(60)、太田光亮トレーナー(36)の監督のもとで消化しました。その際、ジムの外にはサインを求めるファンの長い列ができており、試合直前にもかかわらず、井上はその要望に応じてサインを行いました。彼の心身ともに余裕を持った準備ぶりが感じられます。