Year: 2025

【クラブW杯】決勝後に乱闘騒ぎ パリSGルイスエンリケ監督がチェルシーFWペドロを小突く

4年に1度の大規模な大会に刷新されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)は13日、米ニュージャージー州イーストラサフォードで決勝が行われ、チェルシー(イングランド)が2024-25年シーズンの欧州王者パリ・サンジェルマン(フランス)を3-0で破り、旧方式で争われた22年開催大会以来のクラブ世界一に輝いた。試合後にはピッチ上で選手、スタッフらが入り乱れて乱闘騒ぎになった。健闘をたたえ合う選手がいる一方で、パリSGのルイスエンリケ監督が騒ぎを止めに入ったチェルシーのFWジョアン・ペドロを小突く場面もあった。試合中は後半41分にパリSGのMFジョアン・ネベスがチェルシーのDFククレジャの髪を引っ張って退場になっていた。【動画】ジョアン・ペドロ、決勝でも貴重なゴール【動画】トランプ米大統領も登壇、トロフィー掲げるチェルシーを祝福

ロバーツ監督、山本由伸の7回無失点の力投を称賛「よく踏ん張った」

ドジャースの山本由伸投手(26歳)が前半戦の最後の試合に先発し、7回を3安打無失点、2四球、7奪三振の好投を見せましたが、勝ち負けはつきませんでした。各イニングで先頭打者を確実に抑え、三塁ベースを踏ませない完璧なピッチングを展開しました。初回は12球で三者凡退に抑える良い立ち上がりを見せました。2回から5回まで、四球や安打でランナーを許す場面もありましたが、きっちりと後続を断ち切りました。中軸打者が相手の6回は、2つの三振を含め、三者凡退に抑えました。7回、2死から初めての長打(二塁打)を打たれましたが、最後は見逃し三振で締め、7回を無失点で終えました。投球数は91球、防御率は2.59でした。ところが、2点リードの9回、クローザーのスコット投手が同点の2ランホームランを浴び、山本投手の9勝目は消えてしまいました。ドジャースは延長11回、フリーマンのタイムリー安打などで3点をリードし、同地区のライバルに連勝。地区とリーグで1位の勝率で前半戦を折り返しました。試合後、ロバーツ監督は「山本はよく踏ん張った」とそのパフォーマンスを高く評価しました。前半戦を振り返り「勝敗や順位は素晴らしいが、まだ進歩が必要だ。我々はもっと良くならなければならない」と、勝利後も厳しい表情でコメントしました。

山本由伸、守護神の救援失敗で9勝目を逃すも「チームが勝てて本当に良かった」と語る

ドジャースの山本由伸投手(26)は、7回無失点の好投ながら9勝目を逃しました。試合開始からリズムよく投球し、初めの2イニングでは3者凡退。3回にはフレディ・フリーマン内野手(35)の適時二塁打で打線が先制点を取ると、5回まで相手に二塁を踏ませない見事な投球で9勝目の権利を得ました。6回には初めて二塁に走者を置くも、2死二塁の場面ではチャプマンをスプリットで空振り三振に打ち取りました。さらに7回には2死二塁のピンチを迎えますが、シュミットを空振り三振に仕留め、この試合を91球、3安打2四球無失点、7奪三振で終えました。この日は最速96.2マイル(約155キロ)の速球を記録しました。山本の9勝目を目前に控えた9回、守護神のタナー・スコット投手(30)が同点2ランホームランを打たれ、勝利投手の権利を逃しました。試合後、山本は「7イニング投げられて、チームが勝てたので本当に良かったです。強いボールを投げるという基本を最も意識して臨みました」と話しました。今シーズンは19試合に登板し、成績は8勝7敗、防御率は2.59となっています。前半戦を振り返って「とても充実していました」と語りました。次の登板予定はないですが、15日(日本時間16日)にアトランタで行われるオールスター戦に選出されています。

菊池雄星選手の妻・深津瑠美さん、一家でアトランタに出発!長男レオ君、レッドカーペットに登場の可能性も

エンゼルスで活躍する菊池雄星選手(34)の妻であり、元フリーアナウンサーの深津瑠美さん(39)が、13日(日本時間14日)に自身のインスタグラムを通じて、球宴が行われるアトランタへの出発風景をシェアしました。 菊池選手と長男のレオ君と一緒にチャーター機に乗っている様子を公開し、「En route to Atlanta」というメッセージを添えて投稿しました。15日(日本時間16日)には、選手とその家族がレッドカーペットに登場するイベントが予定されています。 2021年以来2度目のオールスター選出を果たした菊池選手は、今シーズンの20試合で4勝6敗、防御率3.11を記録しています。12日(同13日)のダイヤモンドバックス戦に登板したため、オールスター戦での投球は見送られます。その試合では左肩にライナーが当たるアクシデントがありましたが、5回2/3を投げ、6安打1四球3失点5奪三振で勝利を収めました。

【クラブW杯】チェルシー、約145億円を手に 連続得点のJペドロ選手獲得に約120億円

4年に1度開催されるFIFAクラブワールドカップ(W杯)は、13日に米国ニュージャージー州イーストラサフォードで決勝が行われました。結果は、イングランドのチェルシーが2024-25年シーズンのヨーロッパ王者であるフランスのパリ・サンジェルマンを3-0で破り、前回の2022年大会以来の世界一の座を獲得しました。今大会から出場チームの数が7から32に拡大し、賞金総額も10億ドル(約1450億円)に達しました。チェルシーはこの中から優勝賞金などを含め、1億ドル(約145億円)以上を得ました。積極的に選手補強を続けるチェルシーは、今月2日にブライトン(イングランド)からMF三笘薫のチームメイトであるFWジョアン・ペドロ選手を獲得しました。ペドロ選手は準決勝のフルミネンセ(ブラジル)戦で2ゴール、決勝のパリSG戦では前半43分に貴重な追加点を挙げるなど、その補強は成功を収めました。このブラジル人FWの獲得には総額6000万ポンド(約120億円)の移籍金がかかりましたが、今回の大会で優勝することでその投資を回収した形となります。

【クラブW杯】トランプ米大統領が表彰式に登場 決勝は超満員で観衆は今大会最高の8万1118人

4年に1度の規模で一新されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)は13日、アメリカのニュージャージー州イーストラサフォードで決勝戦を迎え、チェルシー(イングランド)が2024-25年シーズンの欧州チャンピオン、パリ・サンジェルマン(フランス)を3-0で下し、旧方式で行われた2022年大会以来、クラブ世界一の座に返り咲きました。MVPにはチェルシーのイングランド代表MFコール・パーマー(23)が選ばれました。表彰式にはトランプ米大統領がFIFAのインファンティノ会長らと共にステージに立ち、パーマー選手たちがトロフィーを受け取りました。メットライフ・スタジアムには今大会最多の8万1118人の観衆が集結しました。

ドジャース、予想外の延長タイブレークで辛勝 山本由伸の奮闘も守護神がセーブ失敗で9勝目逃す

ドジャースは山本由伸投手(26)の素晴らしいピッチングで、延長タイブレークの末にジャイアンツを下しました。山本は試合の序盤から2イニング連続で3者凡退を記録し、ゲームの流れを築きました。3回にはフレディ・フリーマン内野手(35)が適時二塁打を放ち、ドジャースが先制。さらに5回にはミゲル・ロハス内野手(35)のソロホームランで追加点を奪いました。山本は5回まで相手を二塁にすら進ませない圧巻の投球。6回と7回にはランナーを二塁に進められましたが、いずれも2死二塁の場面でスプリットを使い空振り三振を奪いました。7回までを3安打2四球無失点7奪三振と最高の内容で投げ切りました。8回はアレックス・ベシア投手(29)が無失点で抑えました。しかし、2-0で迎えた9回、守護神タナー・スコット投手(30)が登板するも、1死一塁から代打マトスに同点2ランを打たれ、山本の9勝目が消えました。その後、予想外の形で延長タイブレークに突入しましたが、ドジャース打線が3点を奪い、そのリードを守り勝利を手にしました。山本は今季最多タイとなる7回を91球投げ、3安打2四球無失点7奪三振と好投しました。最速は96.2マイル(約155キロ)を記録しました。一方、大谷翔平投手(31)は、第1打席から左飛、四球、右前打、中飛の成績でした。ドジャースは12日(同13日)の同戦で大谷が先発し、3回を1安打1四球無失点4奪三振と好投。8年ぶりとなる7連敗を9月17日以来ストップし、オールスター戦前の最後の試合を勝利で飾りました。

大谷翔平、延長タイブレークで申告敬遠 ドジャーズファンからのブーイング

ロサンゼルス・ドジャーズの大谷翔平投手(31)が「1番指名打者」として先発出場しました。初回の打席では、左投手のレイと対戦。1-1のカウントから真ん中高めの速球を捉え、大きな飛球を左翼方向へ放ちましたが、左翼手ラモスがフェンス際で好捕しました。打球は362フィート(約110メートル)飛びました。第2打席、4回無死で0-0の状況。フルカウントから外角低めのナックルカーブを見極め、四球で出塁。ベッツの四球で二塁に進み、フリーマンの適時二塁打で試合の先制点を踏みました。第3打席、5回2死で2-0のカウント。1-2からの低めのナックルカーブを右前に運び、2試合ぶりのヒットを記録。ベッツの打席での捕逸で二塁に進みましたが得点には結びつきませんでした。第4打席、8回1死で2-0の状況。右投手ロドリゲスとの対戦で、1-1からの直球を角度よく打ちましたが、中飛となりました。第5打席、延長11回の2-2で無死二塁。申告敬遠で出塁し、これには観客からの大ブーイングが巻き起こりました。この一戦で前半戦を終え、大谷は7月15日(日本時間16日)のオールスター戦に臨みます。今季の成績は打率2割7分6厘、リーグトップ、メジャー3位の32本塁打、60打点、12盗塁。OPSは.986。投手としては5試合に登板し、0勝0敗、防御率1.00。前日11日(12日)の試合では今季最長の3回を投げ、1安打1四球無失点、4奪三振の好投。6月28日(29日)のロイヤルズ戦では、自己最速の101.7マイル(約164キロ)を記録しました。

【ウィンブルドン】ヤニク・シナーが初優勝、グランドスラムで4度目の勝利 アルカラスの3連覇ならず

男子シングルス決勝では、第1シードであるイタリア出身のヤニク・シナーが、第2シードのスペイン出身カルロス・アルカラスと対戦し、4-6、6-4、6-4、6-4で勝利を収め、初優勝を果たしました。グランドスラムでの勝利はこれで通算4回目となります。シナーは優勝賞金として300万ポンド(約6億円)を獲得しました。対するアルカラスは3連覇の偉業を達成することができませんでした。一方、女子ダブルスでは、ロシア出身のベロニカ・クデルメトワとベルギー出身のエリーズ・メルテンスのペアが初優勝を果たしました。(共同)

2軍戦1リーグ3地区制再編に関する「経費節減が目的ではない」—パ・リーグ理事長発言・オーナー会議** **

** プロ野球のオーナー会議が14日に東京都内で開催され、2軍の公式戦を現行の2リーグ制から1リーグ3地区制への再編について議論されました。イースタンリーグの8球団とウエスタンリーグの6球団、合計14球団を新たに再編成し、東地区には楽天、オイシックス、ロッテ、ヤクルト、日本ハムの5球団を配置。中地区は西武、巨人、DeNA、くふうハヤテ、中日の5球団、西地区にはオリックス、阪神、広島、ソフトバンクの4球団が含まれる予定です。今後は、2年ごとに東地区と中地区の1軍を所有する球団(オイシックス、くふうハヤテを除く)を入れ替えるプランも考えられています。 パ・リーグの理事長である楽天の井上智治氏は、「今回の再編は経費節減が目的ではありません。将来のファーム拡大を見据えて、積極的な議論を進めています」と述べました。将来的には新規参入球団を公募する案もありますが、まずはオイシックスとくふうハヤテが2024年に加わり、その運営が安定し成功モデルを築くことが、2軍の拡張への重要な鍵となりそうです。日本ハムが北海道、ロッテが千葉・君津、ヤクルトが茨城・守谷への2軍移転を発表する中で、地域密着の強化を通じてファン層を広げ、スポンサーを獲得することも目指しているようです。 移動費用については、球団によっては移動距離が短くなるため一部経費が削減されることもありますが、全体としては経費の増加が予想されています。この不均衡を是正するため、遠征費などの経費を均等に負担する仕組みは今後も維持される予定です。オーナー会議で承認が得られれば、来シーズンからこの新しい枠組みが導入される見込みです。