Year: 2025

【新日本】ウルフ・アロン、ファンの前での初挨拶「セルリアンブルーのマットの…」

第3試合終了後、東京オリンピック柔道金メダリストのウルフ・アロン(29)が、新日本プロレス入りを果たし、リング上で初めてファンに挨拶を行いました。ウルフ選手は「新日本プロレス、そしてプロレスファンの皆さん、はじめまして、ウルフ・アロンです。先日、新日本プロレスに入団させていただきました。入団会見直後に、このセルリアンブルーのマットの…すいません!」と慣れない場面で「マット」を「マットレス」と言い間違えるユーモラスな一幕も。それにも関わらず、照れた笑いを見せながら、「マットの上に立てることへ感謝しています。新日本プロレスの一員になることは、柔道のオリンピックで優勝した後の新たな夢の一つです。これからの半年間、しっかりと準備を重ね、またこのマット上で一人前のプロレスラーとして皆さんの前に立てるよう努力しますので、応援をよろしくお願いします」と決意を表明しました。この力強い言葉に、名古屋の観客からは大きな声援と拍手が湧き上がりました。【千葉修宏】

【阪神】迫力満点!前川右京がスクイズで顔面からスライディング 藤川監督も驚いてグラウンドへ

阪神タイガースが巧みなプレーで追加点を獲得しました。1点リードの5回で、坂本誠志郎捕手(31)が二塁打を放ち1点を追加しました。そして1アウトで迎えた二、三塁の場面、伊藤将司投手(29)がスクイズを決行。ホームベースでは際どいタイミングとなりましたが、三塁走者の前川右京外野手(22)が頭から飛び込み、得点をもぎ取りました。ボールが後方へ逸れる間にもう1点が入りました。前川選手は捕手のプロテクターに顔をぶつけたように見えました。砂煙の中から顔を上げ、しばらくその場に留まっていたため、怪我の心配がありましたが、藤川球児監督(44)がベンチから駆け寄り無事を確認。軽く肩を叩いて前川選手の走塁を称賛しました。前川選手は5月21日以来のスタメン復帰。この試合ではヒットや力強い走塁で存在感を十分に示しました。

J3高知の秋田豊監督がパワハラ疑いで休養「こうした申し立てに至ったことを深く反省」

J3高知は29日、秋田豊監督(54)がパワーハラスメントの疑いで同日から休養すると発表した。選手やスタッフから指導に関して、パワハラの申し立てがあった。クラブはただちにヒアリングを実施したが、両者の意見の相違があるため、第三者の弁護士で構成する特別調査委員会を設け、調査することになった。秋田監督は結論が出るまで練習や試合への参加を見合わせる。代わりに神野卓哉ヘッドコーチが指揮を執る。秋田監督のコメントは以下。「まず初めに、私の指導に際し、事実、精神的に傷ついた人たちがいることに関して、申し訳ないことをしたと思っており、深くお詫び申し上げます。私自身はこれまで指導に際し、ハラスメントを意図して行ってきたことはありませんが、結果として、こうした申し立てに至ったことを深く反省し、今後の指導については、精神的に傷つけたり、不快な思いをさせることがないよう、十分に心がけていきたいと思っています。しかし、ヒアリングの中でクラブ側から聞いた申し立て内容は、事実とは異なると感じるものが複数ありました。このことについては、特別調査委員会の調査の中でも、しっかりとお伝えしていきたいと思っております。調査の結果が出るまでは練習並びに試合に参加することはいたしません。せっかくチームも上り調子になってきたところで、このようなことになって本当に申し訳ありません。スポンサーの皆様やサポーターの皆様、選手並びにスタッフに対して、あらためてお詫び申し上げます」秋田監督は日本代表DFとして1998年のワールドカップ(W杯)フランス大会と2002年日韓大会に出場。現役引退後は京都、町田、岩手の監督を務め、今季から高知の監督に就任していた。

佐久間朱莉が今シーズン3勝目-菅沼菜々との接戦を制す

今シーズンにおいて唯一ツアー2勝を挙げていた佐久間朱莉(22=大東建託)が、4アンダー2ボギーのスコアで70を記録し、トータル11アンダーで今季3勝目を達成しました。この勝利によって通算でも3勝目です。試合は15番ホールまで菅沼菜々(25)と接戦を繰り広げていましたが、16番ホールで菅沼がボギーを出し、残りの2ホールでは佐久間が安定したパーフォーマンスで逃げ切りました。

大谷翔平がロイヤルズの実況を驚かせる「驚かずにはいられません」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が見せた圧巻のピッチングで、ロイヤルズの実況者たちは思わず驚きを隠せませんでした。今季3回目の先発となった大谷は、1回1死一、二塁の場面で、パスクアンティノ選手を101.7マイル(約164キロ)のストレートでダブルプレーに仕留めました。この一球は、大谷自身のメジャーでの最速記録であり、今季のドジャース投手陣においても最速でした。ロイヤルズの実況を担当した「FanDuel Sports Network Kansas City」チームは、大谷のファストボールを目の当たりにして驚愕。「ワオ! 彼がバッターボックスに立つときにエルボーガードなどを装着するのも納得ですね。あの大切な右腕を守るためでしょう。大谷翔平に感動せずにはいられません」と賞賛しました。大谷選手は、27球を投げ2回で1安打1四球無失点1奪三振という成績を残しました。過去には、エンゼルス時代の2022年9月10日(日本時間11日)のアストロズ戦で、101.4マイル(約163キロ)を記録しています。

【DeNA】チームに大打撃!バウアーの登録抹消 ケガで登録抹消中のオースティンと共に最強助っ人が不在

DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が29日に出場選手登録を抹消されました。バウアーにとって、これが今季2度目の抹消です。28日の巨人戦では、6回途中で7安打5失点、6四球を記録し、KOされました。これで自身4連敗となり、今季の7敗目(4勝)を喫しました。12日のオリックス戦以降、バウアーは4連敗を重ねています。ここ4試合で20回1/3を投げ、合計19失点、防御率8.41と調子を崩しています。バウアーが抹消されたことにより、すでに右膝の違和感で6日から登録抹消中のオースティンと共に、DeNA自慢の投打の「最強助っ人」が1軍不在となる苦境に立たされています。オースティンは今季、調子に波があり、打率.211、2本塁打、12打点と振るわずにいますが、昨季は打率.316で首位打者を獲得し、25本塁打、69打点でチームのリーグ優勝に大きく貢献しました。チームは現在、33勝34敗3分けで1つの負け越し。首位の阪神と4.5ゲーム差の4位です。27年ぶりのリーグ優勝を目指す中、バウアーとオースティンという投打の「最強助っ人」なしで戦いに臨むことになります。

【阪神】森下翔太が2試合連続で本塁打を放ち、リードを奪うソロショット 今月2回目の快挙、共に屋外デーゲームでの活躍

阪神タイガースの森下翔太外野手(24歳)が2試合連続で本塁打を打ち、試合の流れを引き寄せました。28日の試合では、5回に先制の2ランを放っていました。試合開始直後、2アウトでランナーなしの場面で、ヤクルトの先発アビラ投手が投じた真ん中付近の変化球を捉え、左中間へのソロホームランとしました。森下選手が2試合連続で本塁打を打つのは、6月7日と8日に行われたオリックス戦(甲子園球場)以来のことで、今月2度目の快挙です。今回も同様、屋外デーゲーム2試合での活躍となりました。

鈴木誠也が22号2ラン、メジャーで自己最多を更新し、打点ランキングでトップに再浮上

カブスの鈴木誠也外野手(30)が、4試合ぶりに22号2ラン本塁打を放ち、メジャーでの自己最多本塁打記録を更新しました。アウェイのアストロズ戦に「3番DH」として出場。9-2となった8回1死一塁の第5打席で、リリーフ投手グストの甘いスイーパーを捉え、左中間スタンド奥の壁に直撃する飛距離124メートルの大きなアーチを描きました。これで昨シーズンの21本を上回り、メジャーでの自己最多記録を更新しました。また、先発投手マクラーズに対して4回1死走者なしの第3打席では、高めのスライダーを捉えて今季3本目の三塁打を放ち、次打者クロー・アームストロングの犠牲フライでホームインしました。これで2試合連続のマルチヒットを記録しました。1回1死二塁の第1打席ではナックルカーブを打ちゴロ、3回1死走者なしの第2打席ではチェンジアップをファウルフライ、6回無死二塁の第4打席ではスライダーを左飛して、最終的に5打数2安打、2打点、2得点を記録。これで今季の打点は69となり、ナ・リーグで単独トップに復帰。両リーグではマリナーズのローリー捕手と並ぶトップタイです。打率は.261となりました。チームは4本塁打を含む15安打12得点で快勝しました。

【阪神】植田海が国内FA権取得「いろんな方へ感謝」行使等について「特に今は考えていない」

阪神タイガースの内野手、植田海(29歳)が、29日に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしました。この日のヤクルト戦(神宮)を前に取材に応じ、「自分一人の力ではここまで来ることができませんでした。1軍の試合で起用してくださった監督、コーチ、支えてくれた裏方の皆さん、そして家族に感謝しています。これは努力の証であり、とても嬉しいです」と語りました。植田選手は、近江高(滋賀県)から2014年のドラフトで5位指名を受けて入団し、プロ11年目を迎えています。「辛いことや思うようにいかないことも多かったですが、それでも毎試合に向けて準備を重ね、日々を大切にしてきました」と振り返ります。FA権を行使するかどうかについては「特に今は考えていません。まずは今日の試合に集中したいと思います」と落ち着いてコメントしました。

【西武】熱中症から復帰した今井達也が練習に参加、西口監督「元気と言っている」——27日日本ハム戦での降板後

27日に行われた日本ハム戦(ベルーナドーム)で熱中症のため途中退場した西武の今井達也投手(27)が、29日に本拠地で行われた試合前練習に復帰しました。彼は外野を走ったり、キャッチボールをしたりと軽いメニューをこなし、時折笑顔を見せる場面もありました。練習終了後、西口文也監督(52)は「彼自身も『大丈夫』と言っているし、心拍数を上げて走ることにも問題はなかった」と語りました。そして、来週4日から始まるソフトバンク(みずほペイペイドーム)との3連戦での登板を明言し、「ドームでの試合だから特に球数制限は設けない」と話しました。今季6勝している今井は、27日の日本ハム戦で先発しましたが、4回途中で退場。直前にはマウンド付近でしゃがみ込むシーンもあり、その後、都内の病院で熱中症と診断されました。