Year: 2025

【バレー】大阪Mが初代SVリーグ女王に輝く 田中瑞稀主将「歴史に名を刻めた」と喜び NEC川崎に圧勝

レギュラーシーズン(RS)でトップに立った大阪マーヴェラスが初めてのSVリーグ王者に選ばれました。2日の第1戦に続いて、第2位で昨シーズンまでVリーグを2連覇していたNEC川崎を、3-0(25-22、25-21、25-16)のストレートで下しました。この新しいリーグの1年目で、男女を通じて初の栄冠を手にしました。田中瑞稀主将(29)は「歴史に名を刻むことができて、本当に嬉しいです。試合数が多くなり、チームが新しいことに挑戦するシーズンでした。みんなで目標に向かって結果を出せたことが誇らしい」とコメントしました。第1セットは終盤まで手に汗握る展開でしたが、ルーキー大山遼のアタックで勝ち取りました。続く第2セットでも終盤に連続得点し、勝利を確実にしました。逆転されそうになっても冷静さを保ち、試合を見事に運びました。昨シーズンの悔しさを晴らせました。22戦無敗でレギュラーシーズンを優勝しながらも、決勝でNEC川崎に敗れ、涙を呑んだ過去があります。圧倒的な強さの裏で、重要な局面では精神的な弱さが露呈しました。田中主将が指摘したのは、精神と身体のピーキングでした。今シーズンはRSで7敗を喫しましたが、「負けたらどうしようという気持ちは全くなかった。去年は全勝することがプレッシャーになっていました」と語りました。マイナスをプラスと捉え、全てを経験値に変換しました。パリ五輪代表アタッカーでありチームの中核を担う林琴奈も語ります。「去年は相手に押された時に受け身になっていました。リードされている時でも守りに入らずに攻めていくことができました」と振り返りました。失点や敗戦に一喜一憂せず、常に「次」を意識して声を掛け合いました。前身のリーグを通じて4年ぶり4回目の優勝を遂げました。「実力を出し切れば勝てる」。田中の言葉通り、必然の日本一となりました。【勝部晃多】

【ヤクルト】奥川恭伸が再び2軍で調整へ 高津監督が課題改善を指摘

東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手(24歳)が、再び2軍での調整を行うことが決定しました。5回1/3の登板で、10安打6失点(自責点3)を喫し、今シーズン3敗目を記録。これで今季5回目の登板となりますが、まだ初勝利を収められていません。試合後、高津臣吾監督は奥川のファームでの調整を決定し、「改善しなければならない点が多くあります。特に細かい部分が全くできていないことが課題で、そこを突かれて失点を重ねている」と指摘しました。プロ初の中6日で登板した奥川は、初回1死から四球を許し、2死三塁の場面で阪神の佐藤輝明に先制の適時打を打たれるなど、4試合連続で初回に失点しました。3回には1死一、三塁から大山悠輔に二塁打を打たれ、さらに2点を失う結果に。6回には1死から連打と四球で満塁となり、最終的に球数109で降板しました。試合後、奥川は球団を通じて「特にコメントはありません」と述べています。

【バレー】大阪Mが勝利で初代女王に、NEC川崎が勝てば1勝1敗のタイに/SVリーグCS決勝第2戦スコア速報

初代女王のタイトルをかけて、大同生命SVリーグ女子・チャンピオンシップ(CS)の決勝第2戦が開催されました。 2日に行われた第1戦では、大阪Mが3-0でストレート勝ちし、先手を取りました。 2戦先勝方式のこの決勝で、大阪Mが再び勝利すれば、優勝が決まります。 一方、NEC川崎が勝利すれば、1勝1敗のタイとなり、勝負の行方は4日の第3戦で決まることになります。 大阪M225-2225-21 -  -  - 0NEC川崎 試合前 SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 試合前に記念撮影を行う大阪M(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 試合前に撮影を行う川崎(撮影・山本朝陽) 第1セット SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第1セット、大阪Mは得点し喜ぶ(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第1セット、大阪Mは得点し喜ぶ(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第1セット、ネット付近で戦う両チーム(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第1セット、得点し喜ぶ川崎(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎第1セット、レシーブをする大阪Mの塩出(撮影・山本朝陽) 第2セット SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第2セット、得点し喜ぶ川崎(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第2セット、アタックを放つ川崎の佐藤(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第2セット、大阪Mのファンヘッケはアタックを放つ(撮影・山本朝陽) SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル ゲーム2 大阪M対NEC川崎 第2セット、大阪Mの蓑輪幸(右上)はアタックを放つ(撮影・山本朝陽)

【阪神タイガース】首位に復帰し、巨人と同率に!連続して2桁安打を放ち、2連勝を達成 デュプランティエが来日初勝利を飾る

阪神タイガースは2試合連続で2桁安打を記録し、2連勝を決めたことで、読売ジャイアンツと並び首位に返り咲きました。先発を務めたジョン・デュプランティエ投手(30歳)は6回を投げて4安打無失点の好投で試合を作りました。打撃陣も活躍し、4番の佐藤輝明内野手(26歳)が初回に先制打を放ち、さらに3回には5番の大山悠輔内野手(30歳)が2点タイムリーツーベースを打つなど、効果的な援護を提供しました。6回には2番の中野拓夢内野手(28歳)が犠牲フライを放つなどして4点を追加し、大差をつけたリードを保って試合を制しました。デュプランティエ投手にとっては来日4度目の先発で嬉しい初勝利となりました。阪神は4連敗の後、ホームでの連勝で貯金を4に戻しました。また、対ヤクルト戦では4連勝中で、昨シーズンから甲子園でのヤクルト戦の連勝記録を8に伸ばしています。

【巨人】岡本和真、ユニークな形でアウトに 二塁打を放つもDeNA牧が巧みにタッチ

プロ野球チーム、巨人の岡本和真内野手(28)は、珍しい形で二塁でアウトになった。5回表の攻撃で、DeNAのバウアー投手からレフトの頭上を越える鋭いヒットを打った。岡本は一塁を回るとそのまま二塁を目指したが、スライディングで一瞬右脚が宙に浮いてしまった。その瞬間を見逃さなかったDeNAの二塁手、牧が即座にタッチした。当初の判定はセーフだったが、DeNAのリクエストによりアウトに覆された。このプレーにより巨人はチャンスを逃し、この回は無得点に終わった。

【事故】日本ハムの五十幡亮汰、負傷退場 左足つま先が盗塁時にベースに突き刺さる

25歳の日本ハム外野手、五十幡亮汰は左足首付近を痛める事故に見舞われ、試合から退場を余儀なくされました。五回の2アウトから四球で出塁し、続く万波の打席で初球に二盗を成功。しかし、スライディング中に左足のつま先が二塁ベースに突き刺さり、その後上半身を起こす勢いで左足首が無理に伸ばされる形となりました。ベースから体を引き離さないようにしながら、痛みに顔をしかめる五十幡は、トレーナーが運転する「救急カート」に乗ってベンチに戻りました。その後、松本剛が代走として送られ、五十幡は交代。彼は「9番中堅」として16試合ぶりにスタメン出場しており、3回の第1打席では右前打を放つなどして2打席連続で出塁していましたが、無念の途中退場となりました。

【日本ハム】3試合ぶりにスタメン復帰したレイエスが変貌…「セギノールに似てる」「こんなにハンサムだったとは」

日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)は、大変身を遂げた姿で登場しました。5番指名打者として3試合ぶりにスタメン復帰が発表され、彼は丸刈りの頭でベンチに堂々と立っていました。4月26日のロッテ戦(エスコンフィールド)では最後の打席で右中間に3号ソロを放ったものの、その後のソフトバンク戦(4月29日)までの2試合で9打席無安打とスランプに陥っていました。この2試合は出場機会がありませんでしたが、新しい気持ちで臨むためか、力強い印象のルックスで現れ、観衆を驚かせました。SNSでは「レイエスがセギノールに似てきた」「レイエスがこんなにハンサムだったとは!」などと話題になっていました。

【DeNA】相川七瀬、3度目の正直で始球式を成功 キャンプでの山崎康晃の特訓が実を結ぶ

DeNAの熱狂的なファンとして知られる歌手、相川七瀬(49)が始球式に登場し、3度目の挑戦でノーバウンド投球を成功させました。この試合は、「ハイセンス 大画面テレビ DAY」として行われ、ハイセンスが冠スポンサーを務めました。相川は、3年連続で始球式を務める中で、見事に山なりのノーバウンドでミットへと収まる投球を披露し、スタジアムは拍手に包まれました。彼女は2月、沖縄・宜野湾キャンプで山崎康晃選手に指導を受けながらブルペンでキャッチボールを行い、「喉の調子ではなく肩の調子を気にする日が来るとは…(笑)。ぜひ成功させたいです」と意気込んでいました。

ベッツ、山本由伸を讃える「我々にはヨシがいる」制球力で4勝目を達成

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)がアトランタ・ブレーブス戦に先発し、見事なピッチングで4勝目を手にしました。成績は6回を投げて1安打無失点、2四球6奪三振という内容で、投球数91球のうちストライクは60球を記録しました。今シーズンの通算戦績は7試合で4勝2敗、防御率はメジャー最高の0.90です。 山本は、6回2アウトまでノーヒットに抑え、ライリー選手に右中間への二塁打を浴びましたが、それまで圧倒的な投球を見せました。最速96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームとスプリットを中心に7種類の球種を駆使して相手打線を抑え込みました。また、2回には自分に向かってきた106.4マイル(約171キロ)のマーフィー選手の打球を、バランスを崩しながらも見事にキャッチし、好守を見せました。 試合後、地元放送のインタビューに応じたベッツ選手は、10連戦の初戦での勝利を喜び、「ブレーブスは素晴らしいチームで、(相手先発の)ホームズも優れた投手だが、我々にはヨシがいる。彼は素晴らしいピッチングをしてくれた」と山本投手を称賛しました。ベッツは自身の5号ソロホームランについては「ワンバウンドする球に手を出していたので、ストライクに来たボールをしっかり打とうと思った。甘い球が来たので、いいスイングができた」と振り返りました。

【陸上】久保凛、世界陸上代表に近づく 静岡国際女子800メートルで優勝 今季自己ベスト2分00秒28

女子800メートルで日本記録を持つ17歳の久保凛(東大阪大学敬愛高校3年生)が、全体トップの成績を収めた。彼女は今年度の自己ベストとなる2分00秒28を記録し、9月に東京で開催される世界選手権の開催国枠エントリー基準である2分00秒99を突破した。これにより、代表選出へ一歩近づいた。 「基準を突破するのが目標でした。タイムを見た時は『悔しいな』と思いましたが、開催国枠をクリアできたので、次は1分59秒を切りたいです」と久保はコメントしました。 久保選手は高校2年生の昨年に大きく飛躍し、6月の日本選手権で初優勝を果たしました。さらに、7月には日本女子で初めて2分を切る1分59秒93を記録し、19年ぶりに日本記録を更新しました。 今シーズンも1月から記録会に積極的に参加し、3月には1000メートルで2分40秒23を記録し、U20とU18の日本新記録を樹立しました。高校3年生に進級後の4月の金栗記念では、800メートルで2分2秒58をマークしました。 彼女の今季の目標は、9月の世界選手権東京大会での入賞です。代表選出の条件としては、参加基準記録(1分59秒00)を突破した上で、7月初旬の日本選手権で3位以内に入ることが求められます。また、世界ランキングや8月24日までに開催国枠のエントリー基準記録(2分00秒99)を突破した場合、他の選手の成績や条件に応じて代表選出の可能性もあります。【藤塚大輔】