Year: 2025

今永昇太、6回途中2失点で2敗目 左太もも裏の痛みで途中降板「大変ショックです」

カブスの今永昇太投手(31)は、5回2/3を4安打2失点1四球4奪三振で途中降板しました。打線からの援護は得られず、今シーズン2敗目(3勝)を喫しました。試合の立ち上がりは、1回に1死から連打を浴びましたが、その後のバッターを抑えて無失点でスタートしました。2回と3回はいずれも三者凡退で切り抜けました。4回には1死から安打による走者を出しましたが、落ち着いて後続を断ち切りました。さらに5回は再び三者凡退に抑えました。しかし6回1死一、二塁の場面で一塁ベースをカバーする際に、左足の太もも裏の異常を訴え緊急降板しました。救援投手が2走者を返したため、今永に失点がつきました。球数は84球、防御率は2.82でした。今永は前回の登板(4月29日)のパイレーツ戦でも、両足のけいれんで6回途中で降板していました。試合後、地元メディアに対して、今回の痛みが前回のけいれんとは異なる場所であることを説明しました。「初めての箇所なので、明日詳細をチェックする必要があります。今週は体の状態がとても良かったので、このようなケガの前兆はまったくありませんでした。非常にショックです」と語りました。また「普通に歩くことはできているので、症状がどの程度か、初めてのことなのでまだ分からない」と慎重にコメントしました。

【パパの絵展】プロ野球選手の子どもたちが描いた大好きなパパ! 誰の似顔絵かわかるかな?

5月5日はこどもの日。日本のプロ野球界で活躍する選手たちのお子さんたちが、大好きなパパをテーマに似顔絵に挑戦しました。この特別なプレゼントを受け取ったパパたちの反応は、どうだったのでしょうか? 巨人朝井1軍サブマネジャーの息子・煌太が描いた父の似顔絵 阪神島本の長女が描いた父親の似顔絵 DeNA戸柱の、左から長女(8歳)、次女(6歳)、長男(4歳)が書いた父の似顔絵(本人提供) 広島大瀬良の2歳長男が描いた父の似顔絵 ヤクルト高梨の長男が描いた父の似顔絵 中日カリステの三女デライラちゃんが描いた父の似顔絵 ソフトバンク津森の2歳長男が描いたパパの似顔絵(本人提供) 日本ハム松本剛の3歳の長女が描いたパパの似顔絵 ゲレーロの7才長男が描いたゲレーロの似顔絵(本人提供) 楽天今野の子どもたちが描いた父の似顔絵(本人提供) 西武炭谷の子どもが描いた父のイラスト オリックス九里の5歳長女作品(本人提供) オリックス九里の7歳長男作品(本人提供) -

バイエルン、2年ぶりに34度目の優勝を達成 伊藤洋輝が日本人選手として五人目のブンデスリーガ制覇、ケーンは待望の初タイトル獲得

ドイツ・ブンデスリーガは4日、第32節の残り3試合が行われ、ディフェンダーの伊藤洋輝(25)が所属するバイエルン・ミュンヘンが2年ぶりに34度目の優勝を達成しました。3日のライプチヒ戦で3-3の引き分けに終わり、優勝の決定は持ち越されましたが、4日に2位の昨シーズンの王者であるレーバークーゼンがフライブルクと2-2で引き分けたため、勝ち点68となり、バイエルンの76には届かないことが確定しました。けがで離脱している伊藤は、シュツットガルトから加入して1年目ながら、リーグ戦で6試合に出場し、合計250分のプレー時間で1得点を挙げました。ブンデスリーガで日本人選手が所属するチームの優勝は、1977-78年のケルンに所属していた奥寺康彦、2008-09年のウォルフスブルクで優勝した大久保嘉人と長谷部誠、そして2010-11年のドルトムント2連覇に貢献した香川真司に次いで、5人目(6度目)となります。今シーズン24ゴールで得点ランキングの首位を独走しているイングランド代表のフォワード、ハリー・ケーン(31)はキャリア初のチームタイトルを獲得しました。コンパニー監督(39)は就任1年目で守備の規律を築きながら、ケーンの得点力とミッドフィールダーのムシアラ(22)らの突破力を活かした攻撃を展開し、第3節以降首位の座を守り続けました。

【阪神】同点弾を放った森下翔太、打率リーグトップで2冠「1打席1打席…」タイガース選手が5部門制覇

阪神タイガースの森下翔太外野手(24)は、今シーズン第3号ソロホームランを含む4打数2安打を記録し、打率3割1分7厘で初めてリーグトップに立ちました。試合の初回には左前打を放ち、4回には左翼越えの一発を決めました。安打数でも巨人の吉川と並び、リーグ最多の38安打をマーク。試合には敗れ首位を譲るも、4番の佐藤輝明も打点と本塁打でトップに立ち、打撃で主要な3部門をタイガースの選手たちが独占しています。盗塁も含めると野手の5部門で首位に立つ選手がいます。5日からの9連戦の締めくくりには、首位攻防をかけた巨人との3連戦(東京ドーム)が待っています。最強の打線が宿敵に挑みます。   ◇   ◇   ◇ゴールデンウィーク中、多くの家族連れで賑わっていたスタンドが湧き立ちました。4回、先制点を取られた直後、先頭バッターの森下が即座に同点に持ち込む左越えのソロホームランを放ちました。この一打は、敗戦にも関わらず観客の心に残る場面となりました。「バットの芯に当たり、風の助けもあり、『入るかもしれない』と思いました。素晴らしい形でのホームランでした」と森下は振り返りました。初回の第1打席では左前打を決め、4回の第2打席ではヤクルトの先発石川の内角低め111キロカーブをとらえて第3号の本塁打を記録しました。今シーズン30試合目にして9回目のマルチ安打。38安打、打率3割1分7厘でリーグトップを誇ります。「自分の中ではまだ完璧ではないが、1打席ごとにわずかに修正を重ねることで高打率を維持できているのかもしれない」と自己分析しました。オフシーズンから「首位打者」という言葉をたびたび口にしていました。昨年12月12日の契約更改後に「プロ野球選手として首位打者は最も取りたいタイトル」と語っていました。「強く振ることを軸にして高打率を目指したい。当てることや自分のスタイルを崩してまで首位打者を狙うことはない」としていました。この日の2本のヒットもそのスタイルを貫くものでした。チームは今シーズン初のホームでの同一カード3連勝を逃し、同率首位から2位に転落しましたが、佐藤輝明は本塁打と打点リーグトップで、2人で打撃の主要3部門を占拠しています。さらに近本と中野が盗塁1位タイ。森下の2冠に加え、タイガース選手は5部門でトップを記録しています。5日からは1ゲーム差で追う首位巨人との3連戦(東京ドーム)。虎戦士と打撃部門を争う吉川、岡本らとの直接対決でもあり、全勝での9連戦勝ち越し、そして首位返り咲きを目指します。森下は「初戦を勝っていい流れをつくりたい」と意気込みを見せました。ここ一番での決勝打が多い大山を含め、打線の状態は悪くありません。今シーズン3戦3勝を収めている東京ドームに最強の打線が襲いかかります。【塚本光】▽阪神近本(マルチ安打を記録し首位攻防の巨人戦へ)「ただ勝つだけです。勝てるように頑張ります。(状態が上向きかについて)それは分かりません」▽阪神小幡(3試合連続安打。2日に続き今季2度目のマルチ安打)「ヒットが出るのは良いことかなと思います。自分のやるべきことをしっかりして、チームに貢献できるように頑張りたい」▽阪神中野(7回1死満塁での三ゴロで1打点)「ヒットが一番良かったが、最低限のことはできたと思います」 ▼阪神の選手が打率、安打、本塁打、打点、盗塁の5部門でトップに立ちました。これらの5部門で阪神勢がタイトルを獲得した年はなく、このまま5部門すべてを制覇すれば球団初となります。1937年春には安打を除く4部門でタイトルを獲得したことがありますが、当時は最多安打がタイトルではないため松木謙治郎が安打トップで終えたが表彰はされませんでした。2リーグ制後は打撃3部門の打点、打率、本塁打で同一年にタイトルを獲得したのは85、86年のバースの3冠王のみです。複数選手による3部門のタイトル獲得は2リーグ制後球団初となるが、どうなるでしょうか。

【RIZIN】高田延彦氏へのオファーは実現せず…榊原CEOがふんどし姿で開幕宣言

RIZINの今大会オープニング・セレモニーでは、川尻達也、石渡伸太郎、ブアカーオ・バンチャメーク、神取忍、イリー・プロハースカ、マーク・コールマン、高阪剛など、RIZINとPRIDEの象徴ともいえる7人のレジェンドが登場し、力強く太鼓を打ち鳴らしました。そして榊原信行CEO(61)がふんどし姿でリング中央に立ち、「男たちよ!己のプライド、見せつけろ!」と力強く開幕宣言をしました。大会終了後の会見で榊原CEOは、「還暦を過ぎた自分が人前でふんどし姿を見せるとは、1週間前には全く考えていなかった」と苦笑いしながら、その演出の理由を語りました。「悪口を言うつもりはない」と前置きしつつ、「高田(延彦)さんにぜひやって欲しかった。10周年記念だし、個人的には1997年10月11日の高田-ヒクソン戦をこの東京ドームで実現させるために全力を尽くした。その舞台に彼が立ったので、本当に戻ってきてもらいたかった。しかし彼は『当該イベントには一切関わりません』と断ってきた。『そんなに僕たちが揉めていたのか』と率直に聞きたいですね。LINEで思いを込めてメールも送りましたが、返事は一度もなかった」と、高田氏がオファーを受けなかった経緯を明かしました。続けて榊原CEOは「あっさり終わらせないのが私からの答えです。離れる人を追わず、そういう気持ちで『それなら自分がやろう』と決めました。高田さんの格好良さには敵わないので、少しコミカルに逃げましたが、私なりの男気を見せられればという感じです」と笑顔で語りました。

大坂なおみが優勝 WTA下部「WTA125」相当のサンマロ・オープン

女子テニスのサンマロ・オープンは4日、フランスのサンマロでシングルス決勝が行われ、大坂なおみ(フリー)がカヤ・ユバン(スロベニア)に6-1、7-5で勝って優勝した。今大会は女子ツアーを統括するWTAのカテゴリーで下部の「WTA125」相当。大坂は4月下旬開幕のマドリード・オープンでシングルス1回戦で敗退していた。(共同)

井上尚弥、5月5日にラスベガスで防衛戦 カルデナスと激突/ライブ速報

プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32=大橋)が、5月4日(日本時間5日)に米国ラスベガスのT-モバイルアリーナで、WBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=米国)と防衛戦を戦います。 ニッカンスポーツ・コムにてライブ速報をお届けします。 5月4日にMGMグランドで公式会見(日本時間) 計量をクリアし、カルデナス(右)を横目に気合の入った表情を見せる井上 計量をクリアし、ノニト・ドネア氏(右)から激励を受ける井上 5月3日のMGMグランドで公式会見(日本時間) 日本時間5月2日のラスベガス到着イベント 日本時間5月1日に行われた異例のファン対応 【イラスト】スーパーバンタム級比較表 日本時間4月30日の軽めのスパーリング 日本時間4月29日 弟・拓真と実戦トレ 日本時間4月28日 オフを満喫 ラスベガスに到着後の練習公開 井上尚弥    カルデナス ◆試合経過 1回

大谷翔平のスライダー再始動時期は未定、健康管理チームの判断による ブルペンで投球強化し最速94マイルを記録

大谷翔平選手(30)は試合前にブルペンで投球を行い、投手としてのリハビリを続けています。直球やツーシームなど速球を中心に、スプリットも交えた計35球を投げました。球団スタッフによれば、最速は94マイル(約151キロ)だったとのことです。ロバーツ監督は「報告によれば球速に少し強度を増したようです。良い兆しです」とコメントしました。スライダーの再始動時期はまだ決まっておらず、健康管理スタッフによる判断が行われる見込みです。

【ヤクルト】45歳の石川雅規投手、21歳年下のルーキーを制し通算188勝目「本当に褒めてあげたい」と高津監督が絶賛

45歳の貫禄あるベテランが、21歳年下のルーキーを打ち負かしました。ヤクルトの石川雅規投手(45)は6回6安打1失点で試合を抑え、阪神のドラフト1位伊原陵人投手(24)との左腕対決を制して今季2勝目を挙げました。4月9日の阪神戦でも見事な勝利で24年連続の記録を打ち立てており、今回も甲子園で103球の粘り強い投球を見せ、連敗中のチームを救いました。   ◇   ◇   ◇今回の“21歳差”の対決に勝利し、喜びのハイタッチを交わした石川投手。高津監督からは、その勇姿を称えるかのように左肩を軽くたたかれました。「グラウンドに立つと年齢は関係ありませんが、伊原投手の見事な投球に影響され、私も何とか先に降板しないようにと思っていました」と、勝利の裏にある気持ちを語りました。プロ入りした2002年、伊原投手はまだ1歳であり、そんなルーキーに勝利したことを冷静に受け止めました。豊富な経験を活かしながら果敢に攻め続けました。同点の6回、2死一、三塁の場面で、前川に対し4球中3球を内角に投げ込み、右飛に仕留めました。そのときの確信は、「良い風が吹いていて、引っ張られても長打にはならないだろう」というものでした。強い風をうまく利用し、打球は右翼から中堅へ押し戻されました。危機を脱した次の瞬間、味方から待望の援護が。7回1死一、二塁の好機で自身の代打に託した増田選手が、決勝打を放ち勝利をもたらしました。キャンプでは「104歳バッテリー」で初心に立ち返りました。59歳の古田敦也臨時コーチにブルペンで投球を受けてもらい、ルーキー時代の記憶を呼び起こしました。何度も言われた「ケガをしないことが大事」という言葉を胸に、24年間大きなケガもなく戦い続けています。今でも、時間があればストレッチをして体をほぐします。彼のルーキー時代に初めて古田コーチに受けてもらったボールは、今も秋田の実家に大切に飾られています。この勝利でチームの連敗も3で止まりました。「試合に臨むときは全て勝つ気持ちで挑んでいます。考え過ぎず、自分の投球を心がけた結果、連敗が止まり良かった」と石川投手は語ります。前回4月23日の広島戦での苦しい投球を修正し、見事役割を果たしました。コアメンバーが故障で離脱する中、プロ野球最年長の左腕が頼もしい通算188勝目を記録しました。【上田悠太】▽ヤクルト高津監督(石川の投球に)「チームが連敗中でプレッシャーもあったと思うが、素晴らしいピッチングだった。歯を食いしばりながら投げ続ける姿勢は、本当に称賛に値する。非常に大きなゲームだった」

データで見る佐々木朗希メジャー1勝 野茂英雄と同じ先発7戦目、勝利数&奪三振で新人王も射程

ドジャース佐々木朗希投手(23)が、5回3失点でメジャー初勝利をマークした。5回をメジャー最多の98球で、6安打3四死球3失点4奪三振の内容だった。データ面から佐々木を分析した。   ◇   ◇   ◇▼佐々木はこれがメジャー7試合目の登板で、投球イニング数は30回1/3に伸びた。ドジャースの投手陣で、30回以上は山本由伸(40回)と2人だけ。グラスノー(18回)スネル(9回)ら、エース候補だった投手をしのいでいる。メジャーリーグで登板イニング数は、先発投手が高く評価される項目。故障者が続出する投手陣の中で、ルーキーながら大きな役割を果たしている。全登板で自責点を3点以下に抑えており、大崩れがない。このまま順調なら、シーズンでは149回を投げるペースとなっている。日本での最多投球イニングは22年の129回1/3。▼ストライク率の向上が、安定感を生み出した。日本でのデビュー戦(3月19日、カブス戦)は、ストライク率がわずか45%と低く、3回で降板した。2度目の登板(3月29日、タイガース戦)も同53%で2回途中でKOとなった。しかし、3度目の登板(4月5日、フィリーズ戦)で60%台に乗せると、これ以降の5試合はすべて57%となり、3回までの降板が消えた。▼新人王候補にも挙がる。通算24奪三振は、トップのチャド・パトリック(ブルワーズ)に2差のナ・リーグの新人王有資格者で3位。30回1/3は、同じくパトリックに次ぐ2位。先発数7は1位。先発投手の勝利数トップは2勝(ロッキーズ・ドーランダーとパドレス・ハート)だけに、射程圏だ。打者もOPS・800を越える人材がおらず、5本塁打のタワ(ダイヤモンドバックス)は打率が1割8分6厘だ。▼ドジャースは95年野茂英雄ら、全30球団で最多の18人の新人王を輩出している(2位はヤンキースで10人)。佐々木は野茂と同じく、先発7試合目に初勝利を挙げた。野茂は1勝目を挙げてから破竹の6連勝。日本人初の新人王と最多奪三振のタイトルを獲得した。佐々木も続けるか。