Year: 2025

【阪神】森下翔太が4試合連続本塁打!再び左翼スタンドに飛び込む第6号、果たして日本記録は?

阪神の内野手、森下翔太選手(24歳)は、自身最長記録に並ぶ4試合連続の本塁打を達成しました。試合は4点差で迎えた5回、1アウト1塁の場面での打席。巨人の山崎伊織投手(26歳)がフルカウントで投じた151キロの速球に強振しました。打球はスタンドインが瞬時に分かる見事な弧を描いて、左翼席に飛び込みました。これで第6号となる2ランを放ち、阪神は2点差まで追い上げました。森下選手は、昨年の9月8日に行われたヤクルト戦(神宮球場)から、9月13日の広島戦(甲子園球場)まで4試合連続で本塁打を打っていました。日本記録は、歴代の名選手である王貞治氏とランディ・バース氏による7試合連続です。

【巨人】山崎伊織、今季初失点を喫す 開幕からの無失点記録は38回1/3には届かず

読売ジャイアンツの山崎伊織投手(26)は開幕から続けていた連続無失点記録が36イニングでストップしました。試合開始前までにセ・リーグの記録を超える35イニングまで達し、あとは4回まで無失点で抑えれば、1984年に阪急ブレーブスの高橋敏が達成した開幕から38回1/3無失点のプロ野球記録を更新できる状況でしたが、惜しくも2回に阪神タイガースの打線により今季初の失点を許しました。山崎投手は前日の6日には「できる限り自分の投げる試合では無失点で行きたいですが、何よりも一試合一試合で最小失点に抑えることを強く意識しています」とコメントしていました。

【巨人】浅野翔吾が1軍に緊急昇格!2日間で3軍から2軍、そして阪神戦に出場決定

20歳の巨人浅野翔吾外野手が7日、1軍に緊急合流しました。この日は稲城市にあるジャイアンツタウン球場で開催されたイースタン・リーグのDeNA戦において、「1番中堅」として出場。第3打席で今季2軍での初本塁打となるソロホームランを打った直後に選手交代され、「打ち方を変えて、インパクトは強めにしっかりと捉えることができた」と手応えを感じつつ、阪神戦が行われる東京ドームへ向かいました。 今季は2軍からスタートしましたが、2軍戦でも苦戦が続いていました。20試合に出場し、打率は0割9分1厘と不調が続いていました。3軍に降格されてからは打撃フォームを見直し、「シンプルに打つのが一番いい」としてバットを寝かせる構えに改良し、良い結果を出せるようになりました。そして、6日に2軍に合流したばかりでした。 チームの岡本和真内野手が6日の阪神戦で左肘を負傷し長期離脱を強いられることとなりました。不振が続きながらも再び復活を目指す浅野翔吾選手。3軍から一気に1軍への昇格を果たし、さらなる活躍を狙っています。

【卓球】早田ひな、厳しい状況を語る「暗いトンネルの中」「苦しい時間」 – 17日からドーハ世界選手権

卓球で2024年パリ五輪で女子団体銀メダル、シングルス銅メダルを獲得した早田ひな(24歳=日本生命)が7日、シングルス一本で戦う世界選手権個人戦(17日~25日、カタール・ドーハ)への意気込みを語りました。都内で行われた日本代表の合宿に参加中です。パリ五輪で傷めた左腕については「状態はますます良くなっていると感じています。感覚が戻ってきている部分もありますが、逆に戻ったからこその現実の厳しさもあります。まるで暗いトンネルの中にいるような感覚で、今はかなり辛い時間が続いていると感じます。ただ、その一方で『抜け出せない』という感じではないので、時間がある程度解決してくれると思っています」と語りました。前回の世界選手権個人戦は2023年ダーバン大会で、シングルス銅メダルを獲得。今回は1月の全日本選手権で3連覇を達成し、出場権を得ており、シングルスに専念します。故障からの復帰過程で苦しんでおり、全日本でのタイトルも「まぐれみたいなところがある。自分の感覚では、実力はまだ足りない。現状をしっかり受け入れて、それを超えようと努力しています」と自己分析しています。その上で「(メダルの可能性は)当然低いと思っていますが、自分の卓球人生の中で一番、世界選手権を心から楽しめそうな大会です。何かが起きるかもしれないし、起きないかもしれない。それは運命的な部分だと思います。だからこそ、今できることがあると思います」と意気込みを示しました。世界選手権の女子シングルスには、世界ランク7位の早田選手の他に、6位の張本美和(木下グループ)、8位の大藤沙月(ミキハウス)、9位の伊藤美誠(スターツ)、18位の平野美宇(木下グループ)も出場します。【松本航】

巨人の岡本和真選手や西武の松原聖弥選手が登録抹消、巨人の坂本勇人選手やロッテの石川慎吾選手が新たに登録/5月7日公示

5月7日に発表されたプロ野球の選手登録および抹消の情報は以下の通りです。 【セントラル・リーグ】 <登録された選手> 巨人:坂本勇人 内野手 巨人:浅野翔吾 外野手 DeNA:大貫晋一 投手 ヤクルト:大西広樹 投手 <抹消された選手> 巨人:岡本和真 内野手 巨人:長野久義 外野手 阪神:島本浩也 投手 DeNA:佐々木千隼 投手...

大谷翔平、2試合連続の本塁打で10号ソロ&同点適時二塁打、ドジャースは延長で内野5人シフトもサヨナラ負け/詳細

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、「1番DH」として試合に先発出場しました。6回の第3打席で、今シーズンの10号となる特大のソロ本塁打を放ち、2試合連続での本塁打を記録しました。これにより、5年連続で2ケタ本塁打を達成しました。さらに、7回の第4打席では、右翼線に同点の適時二塁打を放ちました。 初回から見逃し三振、空振り三振、右越え本塁打(1打点)、右翼線二塁打(1打点)、一ゴロという成績で、合計5打数2安打2打点、1得点、打率は2割9分6厘でした。 試合は、ドジャースが延長10回裏の無死満塁のピンチで内野5人の特殊シフトを敷きましたが、マイアミ・マーリンズのサンチェス選手に中前安打を打たれ、惜しくもサヨナラ負けを喫しました。 マーリンズ対ドジャース 試合前練習でキャッチボールをする大谷(撮影・滝沢徹郎) マーリンズ対ドジャース 大谷翔平にメッセージを送る子供ファン(撮影・滝沢徹郎) マーリンズ対ドジャース 試合前練習で観客へ笑顔を向ける大谷(撮影・滝沢徹郎) チーム12345678910計 ド10000210004 マ00002200015 【本】ヒックス2号(マ)、大谷10号、フリーマン8号(ド) 大谷翔平第5打席 9回2死 マーリンズ投手は右腕ティノーコ カウント2-2から一塁ゴロに倒れる マーリンズ対ドジャース 9回表、ドジャース2死、大谷は一ゴロに倒れる(撮影・滝沢徹郎) 試合前 マーリンズ対ドジャース 前日に捕球した大谷の本塁打のボールを持つフィジカル・セラピストのジョナサン・アーブ氏(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平本塁打写真集

【巨人】岡本和真、特例を除き2793日ぶりに抹消 初の左肘筋損傷によるケガ、代わりに坂本勇人が昇格

7日、巨人の岡本和真内野手(28)が左肘の筋損傷により、出場選手登録を抹消されました。岡本に代わって、4月15日以来、2軍で調整してきた坂本勇人内野手(36)が1軍に復帰しました。岡本の登録抹消は、東京五輪やCS直前での選手一斉抹消、23年8月29日の「コロナ特例」を除くと、2017年9月13日の再調整以来、2793日ぶりになります。不動の4番である岡本にとって、ケガによる登録抹消は入団以来初のことです。セ・リーグで2位につけるチームに衝撃が走ったのは、6日の阪神戦(東京ドーム)の1回でした。無死一塁で中野の三塁へのバントを処理した三塁手・浦田の送球がやや逸れ、一塁に入った岡本が中野と接触しました。岡本は左肘付近を押さえて顔をしかめながら倒れ込み、トレーナーに付き添われてベンチに引き上げ、そのまま負傷交代となり、スタンドは騒然となりました。試合後、阿部慎之助監督(46)は岡本について「長期離脱になる可能性が高いかな。多分ダメだろうね」と述べました。また「病院での検査は終わっており、時間がかかる見込みとの診断でした」とも付け加えました。主砲の離脱は非常に大きな痛手となります。ここまで全32試合で4番を務め、打率3割8厘、8本塁打、25打点はリーグ3位以内の高水準を誇っていました。岡本は「1日でも早く戻れるように頑張ります」とだけ話していました。岡本に代わり坂本が1軍に復帰。プロ19年目を迎えた坂本は、今季開幕から11試合に出場して打率1割2分9厘で打点2と不調が続き、4月15日に出場選手登録を抹消されていました。昨年6月以来の2軍再調整に臨み、これまで2軍で12試合に出場して打率2割6分5厘としていました。

** ロバーツ監督「もっと飛んでいるように感じた」大谷翔平の特大ホームラン **

** ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、2試合連続で10号ホームランを放ちました。彼は「1番DH」として出場し、5打数2安打2打点を記録しました。6回無死の場面では、左腕ベネジアーノの初球スライダーを捉え、見事に右越えホームランを決めました。さらに7回には右翼線へ適時二塁打を放ち、どちらもビハインドの状況から同点に追いつく活躍を見せましたが、チームは延長10回にサヨナラ負けを喫しました。 6回の10号ソロホームランは2階席に飛び込む特大のもので、飛距離は403フィート(約123メートル)でした。ロバーツ監督は「本塁打の距離がどれだけ正確かは分からないが、実際にはもっと飛んでいるように感じた」とコメントしました。 大谷選手は2試合連続のホームランを決め、最近5試合では3本のホームランを放っており、好調を維持しています。ロバーツ監督は「ショウヘイはこの球場で素晴らしい感覚を持っているのだろう。フレディ(フリーマン)も良いプレーをしており、彼らが確実に結果を出してくれていい試合でしたが、最後にあと一歩及びませんでした」と惜しい敗戦を振り返りました。

【西武】入団テスト合格選手モンテルが支配下契約「印象に残る選手を目指す」モデル経験ありの素晴らしい脚力

西武は7日、育成契約3年目の外野手モンテル(25)との支配下契約を結んだことを発表しました。背番号は「73」に変更されます。 モンテルは、最初に母にこの知らせを伝え、「この3年間の努力は無駄ではなかったと感じました。皆さまに印象深い選手になっていきたいです」とコメントしました。西口文也監督から「今日は存在感を示せ」と激励され、その日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)から1軍への昇格が見込まれています。 沖縄県出身のモンテルは、金光大阪高校を卒業後、クラブチームを経て四国IL徳島でプレー。22年の育成ドラフト2位で西武に入団しました。徳島球団時代には、オリックスの茶野選手と1、2番コンビを組んでいました。西武には、入団テストに合格しての指名となりました。 右投げ右打ちで、身長187センチ、体重88キロと大きな体格ですが、チーム内でもトップクラスの俊足を持っています。さらに強肩も備えていますが、昨年と今年はオープン戦で1軍に同行しながらも、最後の「開幕1軍=支配下」を勝ち取れませんでした。 今季開幕以降は、イースタン・リーグで主に1番打者として起用され、中堅や右翼でスタメン出場を続けています。ここまでの成績は24試合で打率2割7分6厘、3盗塁、OPS(長打率+出塁率)は0.677です。 本名は日隈モンテルで、日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれました。ヤクルトにも在籍した日隈ジュリアス投手は実の兄です。筋肉量豊富なモデル体型で、プロ入り前にはフリーでモデル経験もあります。 西武は1日に、山野辺翔内野手(30)が金銭トレードでヤクルトに移籍しました。広池球団本部長は「我々には若い育成選手が多く、1つの枠が増えることは悪い話ではありません」とトレードの背景を説明しました。 その新しい枠を、期待の俊足外野手に早速使用しました。残りの支配下登録枠は再び「4」となりました。

ドジャースの「内野5人シフト」が裏目に、劇的なサヨナラ負け

ドジャースは勝負所で「内野5人シフト」を採用しました。4対4で迎えた延長10回、無死満塁の場面で右翼手のアンディ・パヘス選手(24)をベンチに下げ、クリス・テーラー選手(34)を投入しました。相手打者は左打者のサンチェス選手で、テーラー選手は一、二塁間に位置。キケ・ヘルナンデス選手(33)は二塁ベース付近を守りました。1点も許されない状況で選んだこの奇策でしたが、サンチェス選手の強烈な打球が二遊間を抜けてしまい、ドジャースはサヨナラ負けとなりました。大谷翔平投手(30)は5打数2安打、1本塁打、2打点を記録。3打席目では2試合連続となる10号ソロ本塁打を放ちました。この打球の速度は109マイル(約175キロ)、飛距離は403フィート(約123メートル)、角度は33度でした。4打席目では、3対4と追う7回1死一塁で、右翼線への適時二塁打を決めました。