Year: 2025

ドジャース4連勝で貯金24 大谷翔平2得点で麦わら帽子だらけの「ONE PIECEナイト」飾る

ドジャースは4連勝で、同カードをスイープし貯金を24に伸ばした。初回に大谷が四球で出塁し、なおも無死一、二塁からフリーマンの適時二塁打で先制。4回にも大谷は2打席連続の四球で出塁し、初回と同様に無死一、二塁からフリーマンの2打席連続となる適時二塁打で3点目を挙げた。さらにコンフォートが2ランを放ち、この回一挙4得点。7回には約1カ月ぶりとなるベッツの10号ソロが飛び出して6点差に広げた。投げては先発メイが7回途中2失点で力投し、5勝目を挙げた。スコット、イェイツでつなぎ、リードを守って快勝した。大谷は2得点を記録し、リーグ最多86得点。「ONE PIECEナイト」として球場を訪れた4万人に麦わら帽子が配布された一戦に勝利した。【動画】大谷翔平、一塁から快足飛ばし先制のホームイン!【ライブ速報】大谷翔平「1番DH」ドジャース-ホワイトソックス

【巨人】“ゲリラ”的な内野手不足発生 吉川の欠場に続き門脇、増田陸が負傷交代

巨人は突如として“内野手不足”に直面しました。前日3日の阪神戦では、4番打者を務めた増田陸内野手(25)が自打球による影響と足のつりにより、8回の守備を前に負傷で交代。一方、5回の守備中には、6月29日のDeNA戦以来でスタメン出場した門脇誠内野手(24)も両足のつりでベンチに下がる事態となりました。さらに、開幕から全試合にスタメン出場していた吉川尚輝内野手(30)もコンディション不良のため欠場しています。増田陸選手は、「自己管理をより徹底しなければと感じています。途中で代わったこと、途中から出た中山に申し訳なく思っています。このようなことがないように、自己管理をしっかりとしたいです」とコメント。門脇選手は、「セカンド、急きょ準備していましたが、試合中はいつも以上に汗をかきました。また、2打席ともに塁に出て走ったことが影響しました。準備不足でしたね」と反省を語りました。東京ドームとは異なり、甲子園は連日の猛暑で、チームは交流戦期間中の6月6日の楽天戦から直近のDeNA戦まで、雨天中止で代替された6月24日のロッテ戦(ZOZOマリン)を除いて、18試合がドーム球場で行われていました。猛暑が本格化してからの初の屋外球場3連戦である甲子園戦において、プレー環境への適応が難しかった可能性があります。阿部慎之助監督(46)は「外の球場でこの暑さ。このような環境も考慮しなければならないのですが、内野手がこの状態では困りますね。対策を考えようと思います」と頭を悩ませていました。広島との3連戦では、好調を維持する山崎、グリフィン、赤星を先発投手として送り込む予定です。東京ドームで再び仕切り直し、酷暑の影響を受けにくい環境での戦いに臨みます。

鈴木誠也3戦連続安打 カブスはわずか3安打でサヨナラ勝ち 今季最多タイの貯金17

カブス鈴木誠也外野手(30)は「3番右翼」でスタメン出場し、4打数1安打と3試合連続安打をマークした。初回の第1打席に右前打で出塁した。その他の打席は、空振り三振、空振り三振、右飛。打率は2割6分1厘。打点はなく、73打点のままとなった。投手戦となった試合は、両軍無得点で迎えた延長10回、カブスが新人ショーの決勝犠飛でサヨナラ勝ち。わずか3安打ながらも、今季最多タイとなる貯金「17」とした。

【侍ジャパン】村上宗隆のフリー打撃に大学代表が釘付け「びっくりするぐらい飛ぶ」神宮で興奮

侍ジャパンの大学野球日本代表選手たちが、ヤクルトの主砲の打撃にくぎ付けになった。上半身コンディション不良でファーム調整中の村上宗隆内野手(25)が試合前練習でフリー打撃を行う姿を見学。打球の行方を食い入るように見つめ、選手たちから感嘆の声が漏れる場面もあった。春の東京6大学リーグで3冠王に輝いた立大の山形球道外野手(4年=興南)は「あんまり力を入れていないようなのに、びっくりするぐらい飛んでいた。普段から神宮を使っているので、なおさら違いを感じました」と興奮交じりに振り返った。23年WBCでは大谷翔平投手(30)のフリー打撃にプロの選手たちがくぎ付けになるシーンがあり、当時を思い起こさせるような場面になった。

異様な光景…「ONE PIECEナイト」で観客席に「ルフィ大量発生」4万人に麦わら帽子配布

ドジャースはこの日、東映アニメーションとの提携により、世界的な現象となっているアニメ「ONE PIECE」とのコラボイベントを開催しました。 球場を訪れた先着4万人の観客には、主人公「ルフィ」が劇中で愛用している麦わら帽子が配布されました。スタジアム内は、麦わら帽子を着用したファンでいっぱいになり、独特の光景が広がりました。 この少し風変わりな様子に、SNSでは「ドジャースタジアムが麦わら帽子だらけで面白い」とか、「ルフィがたくさんいるみたい」といった反応があり、参加者たちはこの特別な体験を楽しんでいました。 そんな特別な雰囲気の中、大谷翔平選手(30歳)は第1打席で四球を選び、その後フリーマン選手のタイムリーツーベースヒットにより、一塁から快速走塁で先制のホームを奪いました。

【秋田】金足農 甲子園準Vの高橋佑輔コーチがカツ「最後は気持ちの勝負」弟と2年連続全国へ

第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)への出場をかけ、来週から東北各地で熱戦が繰り広げられます。東北6県版では、各県の注目校や選手を紹介します。今回は、2年連続の出場を目指す秋田の金足農業高校と、4年ぶりに春の山形王者となった酒田南高校(山形)を取り上げます。チーム全体が一丸となり、夏の大会に挑みます。   ◇   ◇   ◇金足農業高校は、チーム全体で夏の2連覇を目指しています。2018年夏の甲子園で準優勝を果たしたメンバーで、2023年からコーチを務める高橋佑輔氏(24歳)は、4人兄弟の長男です。昨年は三男の高橋佳佑前主将とともに6年ぶりに夏の甲子園出場を果たしました。今年は、昨年ベンチ入りしていなかった四男の孝士朗外野手(2年)も主力となりました。「コーチの弟だからと安易にメンバーに入れず、実力をつけてほしいと考え、甘やかさずにやってきました」。今も小さいという意味で「ちー」と呼びますが、グラウンドに入れば選手として厳しく指導しています。「自分も含め、首脳陣も監督に頼りきらずに」と、熱い思いを部員たちに真っ直ぐに伝えています。6月、招待試合で大阪桐蔭と対戦。収穫の多かった試合を終え、部員たちの変化を期待していましたが、守備練習に取り組む姿勢に満足できず、ノックバットを使う手を止めカツを入れました。「もう今の時期は技術を高める時期ではない。最後は気持ちと気持ちの勝負、ハングリー精神をもって取り組んで欲しい」マネージャー陣も夏に向けて気合が入っています。中学時に野球をし、「サポート側にまわりたい」と志望して入部した加藤郁子さんと、野球部OBの兄を持つ藤原美優さん(ともに3年)。「選手の気が散らないように」と忍び足で歩くなど、普段から徹底して選手ファーストの精神を心がけています。夏に向けて2人で4000羽の折り鶴を折りました。また、「愛を込めて、今までよりも手の込んだものを」と、1年生マネージャーも含めた4人で54個のサイコロ型お守りを作成。「今までやってきたことに自信を持って、精いっぱい頑張ってほしい」と声をそろえます。秋田大会は10日に開幕。金足農業高校の初戦は11日、由利高校と対戦します。今年もチーム力で「カナノウ旋風」を起こしてみせることでしょう。【高橋香奈】

元阪神のオイシックス高山俊が打率リーグ1位 2位知念、3位大川でオイシックス勢3位まで独占

元阪神のオイシックス高山俊外野手(32)が、3日のイースタン・リーグの日本ハム戦で無安打に終わったが、打率2割9分7厘で同リーグの打率トップをキープした。昨季、同リーグで首位打者を獲得したオイシックス知念大成外野手(25)が、打率2割9分3厘で2位、打率2割9分0厘4毛の大川陽大外野手(25)が3位で、オイシックス勢が打率の上位3位までを独占した。イースタン・リーグの打率トップ5は以下の通り(3日終了時点)。◆イースタン・リーグ打率(トップ5)1位 高山(オイシックス) 2割9分7厘2位 知念(オイシックス) 2割9分3厘3位 大川(オイシックス) 2割9分0厘4毛4位 有薗(日本ハム) 2割9分5位 吉野(楽天) 2割7分5厘

「ワンピースナイト」で盛り上がる!大谷翔平が「1番DH」で31号ホームランに挑む、スタジアムに麦わら帽子が満載/最新情報

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が「1番DH」として出場します。 ホワイトソックスの先発投手は右腕のアーロン・シバーレ選手です。 この試合は「ONE PIECEナイト」として開催され、世界中で高い人気を誇るアニメ「ONE PIECE」とのコラボレーションイベントです。ドジャースタジアムを訪れたファン先着4万人には「ONE PIECE」の象徴である麦わら帽子が配布されました。 チーム123456789計 ホ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 ドジャース大谷翔平(25年4月) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に投球練習するドジャース山本(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に投球練習するドジャースのカーショー(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に調整するドジャース山本(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に投球練習するドジャース大谷(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前にブルペンで投球練習するドジャース大谷(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前にビジョンに映る漫画「ワンピース」のロゴを背に引き上げるドジャース山本(撮影・垰建太)

【第1日見どころ】久保凛、新星フロレスら登場 男子100mは決勝進出者が決定/陸上日本選手権

陸上日本選手権が本日4日、東京の国立競技場で幕を開けます。この大会は、9月に行われる世界選手権東京大会(13~21日)の選考会も兼ねており、初日には男女計17種目の競技が予定されています。 女子5000メートル決勝では、田中希実(ニューバランス)が4大会連続となる代表入りを目指します。彼女はすでに参加標準記録(14分50秒00)を突破しており、3位以内に入れば代表が内定します。廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)や山本有真(積水化学)も上位に食い込むことを狙っています。 男女800メートル予選には、女子では久保凛(東大阪大敬愛高)、男子では落合晃(駒大)が登場します。どちらも日本記録保持者であり、前回大会の優勝者です。5日の決勝に向けて、良い流れを作れるでしょうか。 女子400メートル予選に初めて出場するのは、6月に日本国籍を取得したフロレス・アリエ(日体大)です。彼女はペルー国籍だった5月の静岡国際で、日本記録(51秒75)を0秒04上回る好記録を出しました。 男子100メートルでは、予選と準決勝が行われ、5日の決勝に進出する8人が決まります。今年1~6月に10秒20を切った選手は史上最多の17人で、激しい競争が予想されます。右股関節上部骨を痛めながらも出場するサニブラウン・ハキーム(東レ)、今季日本人最速の10秒06を記録した柳田大輝(東洋大)、自己ベスト9秒98を持つ小池祐貴(住友電工)、今季10秒台を4回記録している桐生祥秀(日本生命)、6月に10秒12をマークした山縣亮太(セイコー)らが頂点を目指します。 ◆世界選手権一般種目の代表選考について 各種目の出場枠は最大3名(女子やり投げは例外的に4名)。パリ五輪で入賞した日本人最上位者は、1月1日から日本選手権までに参加標準記録を突破すれば代表内定となります。日本選手権で3位以内に入り、さらに8月24日までに参加標準記録を突破すれば、代表に大きく近づきます。開催国枠も設定され、参加標準や世界ランキングの選考条件を満たした選手が一人もいない種目には適用されます。

【とっておきメモ】「もう無理や。もうこれはピッチャーや」プロ1勝小園健太の原点は恩師の一言

DeNAのフレッシュな若手選手たちが試合で活躍し、5月30日からのヤクルト戦(横浜)以来、約1カ月ぶりの同一カードで3連勝を果たし、貯金生活へと復帰しました。4年目のドラフト1位である右投げの小園健太選手(22)は、5イニングを投げて3安打3失点の粘り強いピッチングを見せ、プロ初勝利を手にしました。    ◇   ◇   ◇ 「お前、もう無理や。もうこれはピッチャーや」との一言が、小園投手の原点となりました。この助言を与えたのは、彼が中学生時代に所属していた貝塚ヤングの恩師である川端末吉監督です。20年以上にわたり指導者として活躍し、ヤクルトでプレーする川端選手の父でもある川端監督は、「ショートがやりたい」と言って入団してきた小園選手の持つ投手としての才能をいち早く見抜いていました。「マウンドでの落ち着きが異なる。ピンチでも変わらず堂々としている。彼には投手に専念させよう」と考え、ランニングやピッチングなどの、チームでは異例の投手専用練習を小園選手一人に課したのです。 彼は剛速球で打者を抑えるタイプでもなく、変化球で空振りをとるタイプでもありませんでした。「直球と変化球の絶妙な組み合わせが彼のピッチングスタイルでした」と、1年生の夏にはエースの地位を確立しました。順調に成長し、不動の4番だった現ロッテの松川選手と共に市和歌山で「この2人はプロになれる素材ですので、よろしくお願いします」と言われ送り出されました。それから7年後、プロのマウンドで小園選手は新たな一歩を踏み出しました。【DeNA担当=小早川宗一郎】