Year: 2025

【阪神】たまらんティエ! モンスター化した右腕が再び完全制圧 2度目の完封&奪三振単独1位

阪神タイガースのジョン・デュプランティエ投手(30)が、今シーズン2度目となる完封勝利を果たし、5勝目(3敗)を挙げました。走者が二塁に進んだのは4回の一度だけで、それ以降は全く隙を与えませんでした。6月19日のロッテ戦(甲子園)での完封勝利、同月28日のヤクルト戦(神宮)での7回無失点に続き、今回も素晴らしい投球を見せ、連続無失点記録は25イニングまで達しました。この試合では9つの三振を奪い、シーズン奪三振数は95に到達。DeNAのトレバー・バウアー投手(34)を抜いて、リーグの単独トップに立ちました。規定投球回に満たないにもかかわらず、驚異的な奪三振率を誇っています。▼デュプランティエが今シーズン2度目の完封勝利を達成したのは、阪神の外国人投手では2014年のランディ・メッセンジャー(3度)以来です。来日1年目の投手としては2002年のジェフ・ウィリアムス(2度)以来、実に23年ぶりの快挙です。▼さらに、デュプランティエは6月19日のロッテ戦から3試合連続で無失点を続け、次回の登板で9回無失点を達成すれば、NPB外国人投手最長の記録である34イニング(1965年のジーン・バッキー)に並ぶことになります。

【フォトギャラリー&まとめ】日本陸上選手権第2日にドルーリー、久保凛、新星フロレス、桐生祥秀が登場

東京・国立競技場で陸上日本選手権が4日から6日まで行われています。9月に開催される世界選手権東京大会の代表選考も兼ねており、男女合計34種目で日本一が決まります。 競技の詳細は、第1日に女子5000メートル、第2日に男女100メートルと800メートル、女子400メートル、第3日に男女走り幅跳び、200メートル、女子100メートル障害などが行われる予定です。 ドルーリー朱瑛里 女子1500メートル予選 女子1500メートル予選1組で苦しんだ様子のドルーリー(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組をスタートする田中(中央)、ドルーリー(左端)ら(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組のスタートで前に出るドルーリー(右から2人目)。中央は田中(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組で競り合う田中(左)、ドルーリー(右)ら(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組で競り合う田中(中央左)、ドルーリー(同右)ら(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組で力走するドルーリー朱瑛里(中)(代表撮影) 女子1500メートル予選1組をゴールし苦しげな表情を見せるドルーリー(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組 13位でゴールし苦しげな表情を見せるドルーリー(代表撮影) 田中希実 女子1500メートル予選 女子1500メートル予選1組で先頭を走る田中(中央)(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組を1着でゴールした田中(撮影・足立雅史) 女子1500メートル予選1組で力走する田中希実(右)(代表撮影) 女子1500メートル予選1組で力走する田中希実(左から3人目)(代表撮影) 女子1500メートル予選1組で力走する田中希実(代表撮影) 女子1500メートル予選1組を1着でゴールした田中(撮影・足立雅史) 久保凛 女子800メートル決勝 女子800メートル決勝を日本新記録で優勝した久保(右)(撮影・足立雅史)...

【陸上】久保凛、日本新記録で2連覇「とても嬉しい」初の世界選手権へ一歩前進/日本選手権

日本記録保持者である久保凛選手(17歳、東大阪大学敬愛高)は1分59秒52の日本新記録で2連覇を達成しました。昨年7月に自身が樹立した日本記録を0秒41更新しました。9月に開催される世界選手権東京大会の参加標準記録(1分59秒00)にはわずかに届かず、今回は内定を得ることはできませんでしたが、代表入りに大きく近づきました。久保選手は「標準記録を切れなくて悔しい」としながらも、「1年ぶりに納得のいくレースができた。率直に言うと、とても嬉しい」と微笑みました。初の代表入りが有力な自国での世界選手権に「ワクワクしています。出場できれば入賞を目指したい」と意欲を見せました。久保選手は高校3年生となった今シーズンも好調を維持。5月の静岡国際では2分0秒28で9月の世界選手権東京大会の開催国枠エントリー設定記録を0秒71上回り、同月のアジア選手権では2分0秒42で銀メダルを獲得しています。6月13日の近畿高校総体では、専門外の1500メートルで高校歴代2位の4分11秒07を記録し2連覇。小林祐梨子選手が2006年に記録した従来の大会記録(4分14秒39)を19年ぶりに更新しました。◆久保凛(くぼ・りん)2008年(平成20年)1月20日生まれ、和歌山県有田川町出身。小学1年生でサッカーを始め、串本JFCでプレー。高学年の頃、地元の駅伝大会で区間新記録を樹立し、潮岬中で陸上を始める。中学3年時、全国中学校体育大会800メートルで優勝。2023年に東大阪大学敬愛高に進学し、同年から全国高校総体で2連覇を果たす。サッカー日本代表の久保建英選手はいとこ。憧れの選手は田中希実選手。身長167センチ。

【ラグビー】ウェールズに12年ぶり勝利を収めた日本、リーチ主将「後半の自信が勝利を引き寄せた」

世界ランキング13位の日本代表が12位のウェールズ代表を打ち負かしました。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(65)による第2期政権の2年目での最初の試合で、逆転勝利を収めました。これまで1勝13敗と苦戦を強いられてきた相手から、12年ぶりの勝利です。日本チームの主将でフランカーを務めるリーチ・マイケル(36=東芝ブレイブルーパス東京)は「後半に走れる自信がありました。日本代表らしいプレーをできて勝てて良かったです」と喜びを語りました。前半は苦しい状況が続きました。4分には先制点を許し、16分にFB松永拓朗(26=東芝ブレイブルーパス東京)がトライを挙げたものの、負傷で3分後に交代となりました。投入された中楠一期(25=リコーブラックラムズ東京)がその直後のプレーで、ゴールエリアでボールに手をかけたと判定され、認定トライで7-14の劣勢に。再びトライを許し、7-19で前半を終えました。しかし、後半は無得点の時間が続く中で59分に得点を重ね、13フェーズにわたる攻撃の末に中楠が左隅にトライを決めました。自らが犯した反則地点での飛び込みは反撃の合図でした。24分には李がペナルティゴールを決めて17-19と接近、30分にはモールからハラトア・ヴァイレア(26=クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)がトライし、24-19と逆転して勝利を収めました。ジョーンズ体制の昨季は4勝7敗と苦戦しました。今季は12月に予定される27年ワールドカップオーストラリア大会の組み分け抽選を控えており、良い結果が求められています。この試合に向けた会見でジョーンズHCは「結果が一番大事」と述べていましたが、見事にランク上位の相手との貴重な初戦を制しました。ウェールズからの勝利は、13年6月15日の第1次ジョーンズ政権(23-8、東京・秩父宮ラグビー場)以来の快挙です。今季の開幕会見で指揮官は「自信を持ってW杯に進んでいけた」試合としてこの勝利を振り返りました。先月28日にJAPAN XVとして臨んだマオリ・オールブラックス戦では20-53と大敗。防御に課題があるとされていましたが、改善の兆しが見えました。次の試合は12日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸で再びウェールズと対戦します。2連戦の結果次第では、ジョーンズHCの進退問題に発展する可能性もあるため、結果を意識し戦いました。2連勝で不安を払拭したいところです。【飯岡大暉】

【陸上】17歳の久保凛が日本新記録を樹立し、女子800mで2連覇達成 高校3年生が貫禄の日本一/日本選手権

日本記録保持者の久保凛さん(17歳、東大阪大敬愛高等学校)が1分59秒52という日本新記録を樹立し、2連覇を達成しました。この種目での連覇は、2017年・2018年の北村夢さん以来の快挙です。 久保さんは、高校2年生だった昨年6月の日本選手権で初優勝し、注目を集めました。同じ年の7月には日本女子で初めて2分を切る1分59秒93という記録をマークし、19年ぶりに日本記録を更新しました。 高校3年生になってからも好成績を次々と出しており、今年5月の静岡国際では2分0秒28のタイムで9月に開催される世界選手権東京大会の開催国枠エントリー基準タイムを0秒71上回り、同月のアジア選手権でも2分0秒42で銀メダルを獲得しました。 6月13日の近畿高校総体では専門外の1500メートルに出場し、高校歴代2位となる4分11秒07で2連覇を成し遂げました。これは、2006年に小林祐梨子さんが打ち立てた従来の大会記録(4分14秒39)を19年ぶりに更新する素晴らしい内容でした。 ◆久保凛(くぼ・りん)2008年(平成20年)1月20日生まれ、和歌山県有田川町出身。小学1年生でサッカーを始め、串本JFCでプレー。高学年の頃に地元の駅伝大会で区間新記録をマークし、その後潮岬中学校で陸上を開始。中学校3年生の時に全国中学校体育大会800メートルで優勝。2023年に東大阪大敬愛高等学校に進学し、同年から全国高校総体で2連覇を達成。サッカー日本代表の久保建英選手はいとこにあたり、憧れの選手は田中希実さん。身長167センチ。

ロバーツ監督「速やかに忘れ去りたい試合」ホームゲームで過去最悪の17点差敗北 大谷は連続無安打

ドジャースはホームで歴史的な敗北を経験しました。序盤から投手陣が崩れ、合計18失点を喫しました。17点差という大敗は、ホームゲームでの過去最悪の結果です。「1番DH」として出場した大谷翔平投手(30)は、3打数で安打を記録できず、2試合連続でヒットがありませんでした。先発した右腕のカスペリアス投手は3回までに9安打6失点し、3番手のデービス投手は6回に10失点を許し、アストロズ打線の勢いを止めることができませんでした。ドジャースが1イニングで10得点以上を許したのは、1999年4月23日のカージナルス戦以来のことです。ドジャースにとっては、恥ずべき記録が続きました。デーブ・ロバーツ監督(53)は試合後、「この試合は速やかに忘れ去りたい。ポジティブな結果は何もなかった。ただ、勝った試合で救援陣を休ませることができたことで、残り2試合を勝ち越すための良い状況を作ることができた」と冷静に振り返りました。

大谷翔平が打球をかかとに直撃、アストロズ先発「足が痺れて感覚がなかった」

「1番指名打者」で試合に出場したドジャースの大谷翔平選手(30)は、3打数無安打で2試合連続でヒットがありませんでした。チームは今シーズン最悪となる18失点を喫し、17点差での大敗という結果はホームでは球団史上で最悪となりました。 大谷選手は3回2アウトの第2打席で、アストロズ先発の右投手マクラーズのナックルカーブを捉え、鋭いライナー性の打球を放ちました。この打球がマクラーズ投手のかかと近くに当たり、跳ね返ったボールを遊撃手が直接キャッチするという珍しいプレーでアウトとなりました。 マクラーズ投手は試合後、「オオタニは素晴らしい打者です。2018年から彼と対戦してきましたが、正直、いつも彼との対戦は気が進まないです。いいボールを投げたと思ったのですが、彼はそれを見事に打ち返しました」と大谷選手を称賛しました。打球が当たった瞬間については、「少し足が痺れて感覚がなくなりました。おそらく神経に当たったのでしょうが、足首の骨に当たったわけではなく、かかとに当たってラッキーでした。少し痛みもありましたが、投球には支障ありませんでした」と少し安堵した様子で語りました。

【高校野球】二松学舎大付、5回13点でコールド勝ち センバツに続く開幕戦快勝/東東京

東東京の二松学舎大付が、5回コールドでスタートを切りました。春のセンバツに続いて開幕戦に登場し、両国に対して大勝を収めました。初回から打線が連携を見せ、永尾愛蓮捕手(3年)の先制3点適時三塁打を含む打者12人の猛攻で、一挙に8点を奪いました。さらに2回に3点、3回に2点を追加し、点差を広げました。先発の川島連十投手(1年)は、130キロ台後半のストレートを中心に打者を抑え、無失点で切り抜けました。ショートを守る納崎塁斗選手(1年)も活躍し、1年生が揃って初戦の勝利に貢献しました。センバツに続いて、開幕戦でも重要な役割を果たしました。

【ラグビー】ウェールズ戦のハーフタイムを5分延長、午後2時開始&30度超の暑さに備えた熱中症対策

日本ラグビー協会は4日、5日に予定されている午後2時キックオフのウェールズ戦についての試合規則を発表しました。ワールドラグビー(WR)が提示する暑熱対策のガイドラインに従い、両チームで協議の結果、熱中症のリスクを考慮して下記の変更点を設けました。 <1> ウォーターブレイク 前半20分および後半60分で、3分間のウォーターブレイクを実施します。 <2> ハーフタイムの延長 当初15分間とされていたハーフタイムを5分延長し、20分間とします。 試合の開始時刻である午後2時には、北九州市の気温が30度を超えると予想されています。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(65)は試合の2日前の会見で、「厳しい暑さの中での試合となり、どちらのチームにとっても困難なものになると思う。適応できた方が勝利するだろう」と予測しています。 なお、12日に神戸で行われる第2戦も午後2時50分キックオフが予定されていますが、現時点では同様の措置をとるかどうかは未定です。

メジャーが熱い!1位マリナーズ・ローリーが2発、2位ヤンキース・ジャッジも負けじと32号

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が、今季32号ソロを放ち、メジャートップの35本塁打をマークするマリナーズのカル・ローリー捕手(28)を追いかける。1回無死、先頭打者本塁打を放ったドミンゲスに続き、2者連続本塁打となる32号ソロを左中間席に運んだ。この日、メジャートップのマリナーズ・ローリーが衝撃の1試合2発をマーク。メジャー2位のジャッジも負けじと、32号アーチを放った。メジャートップは、35本塁打のマリナーズのカル・ローリー捕手(28)で、その差は3本。ナ・リーグの本塁打争いでは、ドジャース大谷翔平投手(30)が30本塁打でトップをキープした。両リーグの本塁打争いのトップ3は以下の通り。◆ア・リーグ本塁打争い(トップ3)1位 ローリー(マリナーズ) 35本2位 ジャッジ(ヤンキース) 32本3位 カミネロ(レイズ) 21本3位 グリーン(タイガース) 21本◆ナ・リーグ本塁打争い(トップ3)1位 大谷翔平(ドジャース) 30本2位 スアレス(ダイヤモンドバックス) 28本3位 シュワバー(フィリーズ) 26本