Year: 2025

【日本ハム】新庄監督、決勝弾の水谷瞬を1番に上げたのは「勘。いつもは勘じゃないけど」

パ・リーグ首位の日本ハムが2連勝し、リーグ50勝一番乗りで、貯金を今季最多、新庄体制最多の「18」とした。勘ピューターがさえる新庄剛志監督(53)が、意表を突いた。この日、水谷瞬外野手(24)を、前日の5番から1番に変えて、決勝2ラン。指揮官は「今日ね、(前日の1、2番の)五十幡君、矢沢君、変えないとこうかなって。隅田くんだったし、最後の最後で水谷くんに変えて、なんかなんか打ちそうな雰囲気が出てきたんで。で、ほっとしましたね。あのホームランで」と振り返った。判断の基準は、直感だ。「なんか隅田くんの調子もあんまりよくないかなっていうところで、チェンジアップのキレがどうかなという…イメージですよ、イメージは。そしたら、スライダーをしっかり打ってくれた。あんまり深い意味は。今日は本当に勘かな。いつもは勘じゃないんですけど」と話した。水谷は隅田からは6月28日の対戦に続き、今季2本目。前回は、試合前に新庄監督が「僕なら(隅田の)チェンジアップ待ち70%」と狙う球種を“ぶっちゃけ”ていたチェンジアップを、素直にかっ飛ばしていた。そのチェンジアップのキレが微妙だったという指揮官のイメージから、今回は水谷がスライダー打ち。「今日は勘かな」と言ってはいるものの、わずかな変化を逃さない新庄流のリサーチが、下地になっていた可能性は高い。▼日本ハムがリーグ最速で50勝到達。日本ハムのパ・リーグ50勝一番乗りは、12年以来13年ぶり8度目。過去7度はすべて2位以上で、4度優勝している。【関連記事】日本ハムニュース一覧はこちら―>

クロアチア代表MFモドリッチ、ACミランに移籍決定とスペイン紙報道

スペイン紙アスの電子版によると、レアル・マドリードとの契約が満了したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(39)がACミランに移籍することが正式に決定したと14日に報じられました。モドリッチは、今夏のクラブワールドカップを最後に、2012〜13シーズンから13年間在籍していたRマドリードを退団しました。その後、サウジアラビアやアメリカのクラブが関心を示していましたが、最終的にACミランへの入団が決まりました。ACミランの公式インスタグラムには「ようこそ、モドリッチ」というハッシュタグが登場し、モドリッチ自身も「ここに来ることができて本当に嬉しい。これからの挑戦が楽しみだ」とミラノ到着時に喜びのコメントを投稿しました。クラブからの正式な入団発表はまだありませんが、契約期間などの詳細は未発表です。しかし、スペイン紙アスは「モドリッチが正式にミランの新入団選手に」と報道しており、入団の理由について「2026年ワールドカップを見据え、トップレベルを維持するため」としています。ACミランにとって、モドリッチはイタリア代表MFサムエレ・リッチ(トリノから移籍金2300万ユーロ、約39億1000万円)に次ぐ、この夏2人目の補強選手となります。モドリッチはRマドリードで公式戦597試合に出場し、43得点を記録しました。その間、欧州チャンピオンズリーグを6度制するなど、クラブ史上最多の28タイトルを獲得。さらに2018年にはバロンドール、FIFA年間最優秀選手賞、欧州年間最優秀選手賞と、数々の個人賞にも輝きました。(高橋智行通信員)

両リーグ最多38本塁打カル・ローリーが初出場 父親が打撃投手務める予定/本塁打競争見どころ

アメリカの大リーグでは、オールスター前日に恒例のホームランダービーが行われます。今年は14日(日本時間15日午前9時)にアトランタで開催され、新たなヒーローの誕生に注目が集まっています。 ロサンゼルス・ドジャースの大谷選手やニューヨーク・ヤンキースのジャッジ選手を抑え、両リーグで最多の38本塁打を記録したシアトル・マリナーズのカル・ローリー捕手(28歳)が、今回初めて出場します。昨年までのシーズン最多は34本でしたが、今年は前半だけでこの記録を更新しました。また、彼は2001年に73本塁打を記録したバリー・ボンズの前半戦最多記録にあと1本と迫っています。ローリー選手は打撃投手を務める予定の父親と共に練習を重ねています。 ワシントン・ナショナルズのジェームズ・ウッド外野手(22歳)は、メジャー2年目の期待の新星です。身長201センチ、体重106キロという大柄な体格から24本塁打を記録しています。6月には、あのボンズ以来となる1試合4敬遠を達成しました。また、ピッツバーグ・パイレーツのオニール・クルーズ外野手(26歳)も同じく201センチの長身で、その驚異的な身体能力が注目されています。5月に打った11号本塁打の打球速度は122.9マイル(約198キロ)で、2015年に計測が始まって以来のメジャー最速記録となりました。

【都市対抗野球】日産自動車が16年ぶりに復活、本選進出に王手 15日横浜スタジアムで東芝と決戦

16年ぶりに復活した日産自動車が、都市対抗野球大会出場にむけて大きな一歩を踏み出しました。川崎クラブに3-2で勝利し、15日に横浜スタジアムで行われる代表決定戦で東芝と対戦します。試合では、2回2死三塁から石毛大地外野手(24)の適時内野安打で先制し、5回と8回にもそれぞれ1点を加えました。最終回には3-0から2点を返され、1点差に詰め寄られるものの、同点を許さずに勝利しました。日産自動車野球部の公式X(旧ツイッター)を通じて、伊藤祐樹監督は「本日の勝利で、16年ぶりの都市対抗出場をかけた試合ができることになりました。私たちは挑戦者として、どのチームが相手でも全力で戦い抜き、皆様に良い報告ができるよう、再び気持ちを引き締めて東京ドームを目指します」とコメントを残しました。日産野球部は59年に創部され、都市対抗での優勝2回、日本選手権優勝1回を誇ります。プロ野球選手も数多く輩出しており、特に元阪神の池田親興氏、元オリックスの川越英隆氏、元広島の梵英心氏(現オリックス・コーチ)がいます。リーマン・ショックの影響により2009年に活動を休止していましたが、16年ぶりに活動を再開しました。新入部員22名の大半は、大学から直接チームに参加した選手たちで、社会人野球の経験者は主将の石毛選手のみです。今年1月から「再翔(さいしょう)」のスローガンのもと、本格的に活動を再開しました。本業の業績悪化が報じられる中でも野球部の活動は止まることなく、都市対抗予選の第1代表決定トーナメント準決勝では東芝と接戦を繰り広げました。5回には石飛智洋外野手(22)の同点に追いつくグランドスラムで応援席を沸かせましたが、惜しくも敗れてしまい、第2代表決定戦トーナメントに回りました。そこで順調に勝利を重ね、都市対抗本選出場の最後の枠をかけ、再び東芝と対決することになりました。このリベンジマッチで名門復活を証明できるかに注目が集まっています。

【西武】羽田慎之介、左腕で公式戦史上最速160キロ「まだまだ球速は伸ばしたい」/一問一答

西武の羽田慎之介投手(21)が左腕としてはNPB公式戦史上最速となる160キロをマークした。試合後の一問一答は次の通り。 -前回登板で危険球もあった中で、その後最初のマウンド。どんな気持ちで先頭を出したくなかったんですけど、やっぱ怖かったですね。普通に。左に投げるの怖くて、球速出なくて、って感じですね。-それでも途中から球速上がってきたがメンタル的なところより試合での感覚で、そこに合わせていく感じです。-結果的に四球になったが目標の160キロに到達うれしいです。-あの球が160キロ出ていた感覚はいや、なかったです。出ると思わなかったです。-160キロという1つの目標をクリアして今後の球速はまだまだ球速はもちろん伸ばしていきたいですし、球速以外でももちろんやらないといけないことばっかりですし。今日も途中交代してるんで、って感じです。-新たな数字的な目標設定は160キロをクリアしたので、もっと「見えないような数字」というか、どうやったら出せるんだろうみたいな、166キロとか、そういうところを見たらまた、努力できると思うので。-まだこれ以上の数字が出る感覚は感覚はないですけど、自分の身体の状態とかポテンシャルとかを見ると、また今後出るとは思ってます。【関連記事】西武ニュース一覧

【セレクトセール】総売上155億超!驚異の売却率99・1%!吉田勝己氏「すごすぎちゃって」

初日の1歳馬セッションでは、総売上が初めて150億円を超え、155億4600万円に到達しました。平均価格は6909万円で、前年比6.7%の増加を見せました。売却率も99.1%という驚異的な数字でした。日本競走馬協会の吉田勝己氏(ノーザンファーム代表)は、初日を振り返り、「勢いが本当にすごいです。昨日だけで200組以上の方々が下見に来られました。(去年までの数字は)それでも十分すごいと思っていましたが、登録者数が今年は6、70人増えましたね。伝説的なセリになったと思います。毎年驚かされますが、今年は特にすごいです。(上場馬の選定については)最初から質の劣る馬は含まれておりません。当歳部門は申し込みが多く、驚きでした。(売却が好調だとセールの日程を延長しますか?)いいえ、前回も3日間の開催で大変でしたから、コンパクトにまとめる方が効果的です。確実に内容を充実させていきたい。(1億円を超えた馬が42頭)馬の質がとにかく素晴らしかったですね。キタサンブラックは特に目を引きました。トップレベルの馬は世界中で高評価を受けており、そうした馬が日本で繁殖されるので、日本の馬のレベルや管理方法も向上しています。(海外の購買者については)著名なジョン・スチュワートさんがいらっしゃいました。(彼が米国に連れ帰ると聞いていますが?)個人的には日本で使うつもりだと考えていますね。(明日の当歳セールについては)イクイノックス(産駒)は多くの注目を集めていますが、素晴らしいですよ。タイトルホルダーも良い馬が多く誕生しています。(印象的な出来事は?)本当にすごすぎて驚いています。勢いがずっと続いているように感じました」とコメントしました。

【西武】プロ4年目の羽田慎之介、NPB公式戦で左腕史上最速「160キロ」

西武ライオンズの新星、羽田慎之介投手(21)が、プロ野球の公式戦において、左腕投手としては初めて「160キロ」の速球を記録しました。8回2アウト2塁の場面、日本ハムの野村選手に対してフルカウントからの6球目を投じましたが、ボールはわずかに低く外れ、四球を与えました。しかしながら、会場のスピードガンには「160」が表示され、観客を驚かせました。プロ入りして4年目の羽田投手は、今シーズンこれまでに159キロを2度記録しており、「今季中に160キロを達成したい」という強い意志を持っていましたが、遂にその目標を達成しました。

【ヤクルト】成田裕オーナー「監督についてはやはり厳しいですよね」両リーグ最速での50敗達成

ヤクルトの成田裕オーナーは14日、都内で行われた球団オーナー会議に出席し、苦しい状況にあるチームや高津臣吾監督(56)について意見を述べました。 両リーグで最も早く50敗に達した状況に対し、「これはなかなか厳しい状況ですよね」とコメントしました。しかし、「良い時ばかりではないので、過去10年間でリーグ優勝が3回、日本一が1回ありますから、長い目で見ればそれほど悪くはないんです。今年はケガ人が多かったですね。ただ、まだシーズンは終わっていませんから、残りを来季に向けて頑張って欲しい」と期待を語りました。 6年目を迎える高津監督については、「監督についてはやはり厳しいでしょうね。ご本人が一番いろいろと考えておられるでしょう。しかし、良い時もあれば悪い時もある、それが勝負の世界ですから」と振り返りました。 チームはシーズン開幕から、主力選手である村上宗隆内野手(25)らの離脱が続き、現在24勝50敗5引き分け、借金26という状況にあります。

【なでしこ】34歳の熊谷紗希、結婚を発表「最大で最強の彼と共に」純白のドレス姿で美しく報告

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の元主将であるDF熊谷紗希(34歳=ロンドンシティー・ライオネス)が14日、結婚を発表しました。熊谷はインスタグラムで、オフショルダーの純白ウエディングドレス姿を公開し、非常に美しい筆跡で報告しました。 「私事で恐縮ですが、この度長くお付き合いしていた方と結婚しました。彼は私にとって最大のライバルであり、最強のパートナーです。これからもお互いを高め合い、協力し合いながら、笑顔と優しさに溢れる幸せな家庭を築いていきたいと思っています。今後も変わらずサッカーに真摯に向き合い続けます。引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします。熊谷紗希」 さらに、インスタグラムには「いつも応援してくださっている皆様へ、これからも感謝の気持ちを忘れず、日々努力していきます。We got married(指輪の絵文字)ありがとうございます」と綴り、ウェディングサッカーパーティーでなでしこジャパンのメンバーと共に撮影した集合写真を投稿しました。 過去にも代表合宿で左手薬指に指輪をして取材に応じたり、インスタグラムに投稿したりしていました。 この発表には続々と祝福のコメントが寄せられ、後を継ぎ新たに主将となったMF長谷川唯からも「ハート」のコメントが届いています。 熊谷は、2011年ドイツ大会で日本がFIFA主催の大会で初優勝を果たした時のメンバーでした。当時20歳でPK戦の決定的な役割を果たしました。なでしこの主将は2017年から2025年まで務め、センターバックやボランチとして国際Aマッチ162試合で3得点の記録を誇ります。 クラブでは今季、新たにイングランド女子スーパーリーグ(1部)での挑戦が始まっており、大阪桐蔭高で行ったイベントでは「今季は本当の勝負だと思っていて、残留ではなくトップ3入りを狙いたい。チームのために、さらに自分を成長させられるよう努力します」と抱負を語っていました。

【阪神】高橋遥人が275日ぶりに1軍マウンドへ「いつも通り緊張するのかな」15日の中日戦で先発

阪神の高橋遥人投手(29)が275日ぶりに先発マウンドに立ちます。15日の中日戦(甲子園)での先発が予定されています。昨年11月に「左尺骨短縮術後の骨内異物(プレート)除去術」を受け、復帰を目指してリハビリを続けてきました。昨年10月13日のCSファーストステージDeNA戦(甲子園)以来の1軍マウンドです。 「ファームでの試合前もかなり緊張するので、明日もいつも通り緊張するのかなという感じですね。今日も少し緊張してきたかなと思います」と前日の心境を語りました。 ファームでは6月18日に広島戦(SGL)で実戦復帰し、3試合で合計9イニングを無失点と安定感抜群の投球を見せてきました。この日は甲子園で投手指名練習に参加し、才木、そして大竹ら他の先発陣とともに汗を流しました。