ドラゴンゲート元社長の岡村隆志氏の訃報―「デビルマン」として親しまれた岡村氏が60歳で逝去
プロレス団体ドランゴンゲートの元社長であり、岡村道場の代表師範を務めた岡村隆志(おかむら・たかし)氏が4月25日に亡くなりました。60歳でした。長らく療養生活を送っていた彼の葬儀は、本人の意向により家族葬で行われる予定です。また、後日「岡村師範を偲ぶ会」が開催されるとのことです。 岡村道場で副代表を務める坂岡充敏氏は、SNSを通じてこの悲報を伝えました。 「以前より療養中でありましたが、本日(25日)、令和7年4月25日に60歳で逝去いたしました。この場を借りて慎んでお知らせします。」 「誠に勝手ながら、故人の希望により葬儀は家族のみで行われます。また、ご弔問やお香典、供花に関しましても、ご辞退させていただきます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」 岡村氏は1964年(昭和39年)9月4日生まれ。1986年と1989年の全日本空手道選手権で準優勝を果たしました。1994年に武輝道場で格闘技団体WARにデビューし、「デビルマン」の愛称で親しまれ活躍しました。1999年には、34歳で闘龍門JAPANの社長に就任し、その後2004年にDRAGON GATEと改称しました。 2018年には病気療養のため、代表の座をCIMAに引き継ぎました。その後は神戸市にある岡村道場の総本部で代表師範を務めていました。 K-1の創設者で正道会館館長の石井和義氏(71)も岡村氏の死を悼むコメントを残しました。過去の投稿も話題になり、2024年7月14日にX(旧ツイッター)で「数々の武勇伝を一緒に体験した。信じられない話で盛り上がったが、危ない話が多くて笑った」と振り返り、岡村氏の近影を添えていました。