Year: 2025

【阪神】驚異の8連勝!平均失点は0.6、圧巻のチーム防御率1点台 伊藤将司が好投で3連勝

阪神の伊藤将司投手(29)が、見事な3試合連続の白星を飾りました。彼は7回1失点で無敗の3勝目を挙げています。初回に3点の援護を受け、2回には牧秀悟内野手(27)からソロホームランを許しましたが、その後はチームの堅実な守備もあって無失点で乗り切りました。6回の1死一、二塁や、7回の2死一、二塁のピンチも、冷静に抑えて切り抜けました。8回は石井大智投手(27)、9回には岩崎優投手(34)がそれぞれ苦しみながらも無失点で試合を締めくくりました。今月2日に、チームの防御率がついに1点台に突入した驚異の投手陣が、さらに防御率を改善しました。8連勝中の平均失点は驚きの「0.6」。この勢いなら、そう簡単に負けるはずはありません。

【陸上】中島ひとみ「結婚しました」相手もハードラー…ハプニングV逸後突然公表/日本選手権

ハプニングの末に2位の中島ひとみ(29=長谷川体育施設)が、結婚を突然発表した。レース後に「いつも支えてくれている方に、いい姿を見せたかったのが大きかった」と冷静に振り返っていたが、突然「私、結婚しました」と宣言。23年に男子400メートル障害の豊田将樹(27=富士通)と結婚していたと明かした。今年4月には、同種目の田中佑美(富士通)が、男子110メートル障害の石川周平との昨年結婚していたことを公表。田中に続いて“ハードラー婚”を発表した形になるが「佑美ちゃんの次みたいになってますけど、実はけっこう前に結婚してます」と笑顔を見せた。このタイミングでの発表になったことには「ドーピングの件があって、公にできなかった」と説明。夫は禁止物質の摂取があったとして22年に資格停止処分を受けたが、意図的ではなかったとの主張が認められ、原則4年の停止期間が2年に短縮されるなどしていた。そのため、結婚に関して「隠してたわけじゃないけど、なかなか言えなかった」と明かした。自身は今大会に向けても「毎日センチメンタルになって泣いたり、情緒不安定で『行きたくないな』とか弱音を吐いていた」という。しかし「彼はポジティブに言葉を返してくれて、救われた部分が大きい」と夫の存在に感謝した。この日のレースでは、電光掲示板での順位誤表示問題が発生。一度は1着田中と表示されたが、中島に変更となり、最終的には田中が優勝を飾った。初優勝を逃し、「(夫と)二人三脚でやってきた。金メダルをかけてあげたかった」と悔しがっていた。【写真特集&まとめ】田中希実、福部真子、寺田明日香ら決勝に登場/陸上日本選手権第3日

【陸上競技】田中希実が女子1500mで史上初の6連覇達成、「おぉー」にはまだ満足せず、世界陸上では2種目で代表内定

25歳の田中希実(所属:ニューバランス)は女子1500メートルで4分04秒16のタイムを記録し、見事に初の6連覇を達成しました。彼女は9月に行われる世界選手権東京大会の代表に内定しています。さらに、4日には5000メートルでも内定を確保し、2種目での出場権を手にしました。これにより、4年連続で1500メートルと5000メートルの「2冠」に輝いたことになります。従来の連覇記録は、田中選手と吉川美香選手の5連覇でしたが、今回の優勝で史上最長となりました。 田中選手は「1500mが動き出せば5000mも動くと思っていましたが、そうはなりませんでした。今回のレースはシーズンベストでしたが、目指すべきは日本記録です。日本記録を追求することで、初めて世界で堂々と戦えるし、誇れる記録を作ることができます。」とコメント。 また、「今シーズンもまだ昨年のパリ五輪の影響を引きずっているため、少し怖い部分もありますが、払拭したいです。世界選手権では、日本選手権のように自分に優位な雰囲気の中で、活き活きとした走りをしたい。6連覇を達成しても、まだ皆さんを『おぉー』とは驚かせられないように感じます。目を見張るような走りを目指したい。」と、意識の高さを示しました。 4日には5000メートルでも参加標準記録(14分50秒00)を突破し、大会新記録の14分59秒04で4連覇を達成。5日の1500メートル予選では全体トップタイムで決勝進出を決めました。酷暑の中での3日連続レースに関しては、「暑さは走っている最中には気になりません。かなりきついですが、それを乗り越えることで日本選手権を勝ち取ることができます。」と語っています。 昨年のパリオリンピックでは、1500メートルと5000メートルのどちらも決勝に進むことができませんでした。海外勢と競うための力をつけるために、今シーズンは1月から海外の競技に参加し、21レースに出場しました。また、新設されたグランドスラム・トラックにも日本から唯一参戦し、3大会5レースに出場しています。5月のセイコーゴールデンGPでは、1500メートル出場前に3000メートルのペースメーカーも務めました。4大会連続の出場となる世界選手権で、彼女はこの1年の成長を証明する決意です。 ◆世界選手権代表選考について 各種目の出場枠は最大3名(女子やり投げは4名)。パリ五輪入賞者のうち日本人最上位者で、1月1日から日本選手権までに参加標準記録を突破すれば内定します。日本選手権で3位以内に入ったうえで8月24日までに参加標準を突破すれば、代表の可能性が高まります。開催国枠も存在し、参加標準や世界ランキングなどの選考条件を満たした選手がいない種目に適用されます。すでに男女マラソンや競歩の代表は決定しています。

【巨人】大勢で痛恨の逆転負け 阿部監督「しょうがないね」マルティネスは「大事を取って…」

巨人が痛恨の逆転負けを喫した。9回から登板した大勢投手(26)が1死満塁から広島菊池に中前に2点適時打を浴びて逃げ切りに失敗した。阿部慎之助監督(46)は「まあもうね、しょうがないね」と言った。ベンチにはマルティネスも控えていたが「もう今日も大事とって、マルティネスは」と語った。先発赤星優志投手(26)は、力投するも一発に泣いた。1点リードの6回1死。カウント1-1から中村奨に146キロ直球を左翼席に運ばれた。8回途中2安打1失点と試合をつくったが、7勝目はならず「試合は作れたかなと思いますが、前回同様イニングの途中でマウンドを降りてしまったことと、先制してもらった直後のイニングで追いつかれた事はしっかり反省して、次の投球にいかしたいと思います」とコメントした。打線は5回2死二塁からオコエ瑠偉外野手(27)の中前適時打で先制に成功した。その後、同点に追いつかれたものの8回2死満塁から増田陸内野手(25)が執念のヘッドスライディングで一時勝ち越しとなる三塁内野安打を放ったが、届かなかった。阿部監督は「野球って、ピッチャーが抑えたらバッター打てないとかね、なんかいろんなことがあるんだけど。いい形もできて、みんな必死に食らいついて、タイムリーとか出たりしだしてるんでね。来週にまたつながるんじゃないかなと思います」と言った。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【陸上】誤表示で競技場騒然、女子100m障害で田中佑美が初優勝も電光掲示板では中島が一瞬V

富士通所属の田中佑美選手(26歳)が、向かい風0.4メートルの条件下で12秒86の記録を出し、見事に初優勝を果たしました。田中選手は、9月に東京で開催される世界選手権の日本代表への出場権も得ており、2大会連続の代表入りが期待されます。2位には、僅差で長谷川体育施設の中島ひとみ選手が入り、3位には福部真子選手が12秒93で続きました。 レース直後、会場では一時的な混乱が生じました。最初に電光掲示板に表示された1位は田中選手だったものの、その後すぐに順位が変わり、1位が中島選手、2位が田中選手、3位が寺田明日香選手と表示されました。しばらくして公式な順位が発表され、1位が田中選手、2位が中島選手、3位が福部選手と訂正されました。

【高校野球】猛暑に見舞われた墨田工科、6回に3人が熱中症の疑いで交代/東東京

墨田工科高校の選手たちは、厳しい暑さに直面しました。10点リードで迎えた6回裏に、守備についていた選手4人が次々と身体に異変をきたし、そのうち3人が熱中症の疑いで途中交代となりました。球審は選手の体調を最優先に考え、試合を中断しながら進めましたが、次々と倒れていく選手たちにより、会場は騒然となりました。倒れた選手に駆け寄り気遣う東洋高校の選手たちの行動には観客から拍手が送られ、東洋高校の応援団からも「頑張れ、墨工」との温かい声援がありました。試合は10-3で7回コールド勝ちとなりましたが、試合後のインタビューで森本遼監督(29)は「予想以上に暑さで選手の足がつってしまったことが想定外でした。夏の初戦独特の緊張感もあったのかもしれませんね」と振り返りました。また、相手チームから受けたサポートについて「高校野球の良さが表れた瞬間で、東洋高校の皆さん、そして保護者の方々の温かさに感謝しています」と語りました。

【高校野球】世田谷学園・巨人の川相昌弘氏の四男、俊輔選手、「輝けるところまで輝く」サポート役でも力を発揮/西東京

世田谷学園には、西東京での優勝を目指す若き期待の星がいます。 川相俊輔選手(高校2年生)は、かつて「バントの神様」と呼ばれた巨人の2軍野手コーチ、昌弘氏の四男です。大会前は主力選手争いをしていましたが、「守備固めで起用されたにもかかわらず(練習試合で)エラーをしてしまった」ため、ベンチ入りは果たせませんでした。 それでも、その日彼はサポートメンバーとして、シートノックのボール渡しや外野でのボールパーソンとしての役割を全うし、チームの5回コールド勝ちを後押ししました。 「甲子園を目指すチームなので、少しでも貢献できることがあれば。」この献身的な姿勢は、かつて泥臭いプレーを見せた父の現役時代と重なります。 6人兄弟の末っ子である俊輔選手が野球を始めたのは小学2年生の時でした。「もともとは幼稚園でサッカーをしていた」のですが、父や巨人でプレーした次男の拓也さんの影響もあって「自分から興味を持ち始め、野球をやりたい」と転向を決意しました。 ただ、俊輔選手には葛藤もあります。 「プロ野球選手の子供ということもあり、(父や兄と自分を)比べてしまって、どんな立ち位置でやればいいのかが少し曖昧になっています。」 彼は、恥ずかしさからか、帽子で涙を隠すことを始めました。 中学時代には右脚の成長痛にも苦しみ、思うようなプレーができなかったといいます。それでも、「守備だけでもしっかり磨ければ」と、俊輔選手は決意し、50メートル6秒4の俊足と父から教わったハンドリングを武器に、過去にセンバツ出場歴もある世田谷学園で技術を磨き続けています。 身長169センチ、体重57キロと体格面では劣るものの、40年指導してきた成瀬智監督(61)も「バントも走塁も1軍レベルでセンスがある」と彼に惚れ込んでいます。 秋以降は主力として定着を目指します。3日に17歳の誕生日を迎えたばかりの俊輔選手は「小技や守備で輝けるところまで輝きたい」と誓いました。夢の甲子園、そして偉大な父と兄の背中を追い続けます。【泉光太郎】

【阪神】防御率1点台の歴史的投手陣「黄金ローテ」6人衆 2軍にも強力な布陣が待機

今季最長の8連勝を目指す阪神では、伊藤将司選手(29歳)が先発マウンドを務めます。今季の先発登板はまだ3試合ですが、1完封を含む素晴らしい投球を重ね、防御率0.39を誇ります。 チーム全体の防御率は驚異の1.94です。今月2日に新たに1点台に突入し、前日の5日にはジョン・デュプランティエ選手(30歳)が2度目の完封勝利を達成し、さらに数字が改善されました。75試合以上を消化してのチーム防御率1点台は、1962年の阪神以来、プロ野球では63年ぶりの快挙です。今季無失点勝利も19度に達しています。 現在の先発ローテーションに名を連ねる6投手の防御率はどれも高い水準にあります。 才木 1.56 大竹 2.06 伊原 1.26 村上 1.76 デュプランティエ 1.31 伊藤将 0.39 2軍では、4日にジェレミー・ビーズリー選手(29歳)が7回無失点投球、5日には西勇輝選手(34歳)が5回2失点と、頼れる成績を収めています。手術から完全復活を遂げた高橋遥人投手(29歳)も5回まで投球を伸ばし、1軍復帰の見通しが立っています。

大谷翔平「ちょっとしたズレが…」「捉えたと思ってるのがセカンドゴロ…」打撃の違和感に言及

ドジャース大谷翔平投手(31)が、低調気味な打撃を分析した。ここまでリーグ単独トップ、メジャー3位の30本塁打を放っているが、7月は18打数3安打1本塁打。また、二刀流で出場した際の第1打席では、4打数ノーヒット3三振と当たりが出ていない。かねて投球と打撃は別としてきた大谷は「単純に打席での、なんて言うんですかね。すごく悪いっていう感覚はないですけど。今日もそうですけどね、捉えたと思ってるのがセカンドゴロになったりとかっていうちょっとしたズレが(ある)」と話した。この日は第1打席から一ゴロ、二ゴロ、四球、二ゴロ、右前打だった。打撃での違和感を口にした一方で「そういう不調の時っていうのは、そういう感じじゃないかなと思うので。逆に言えば、少しの感覚の違いですぐに戻ってきたりはするので、そこは練習で養っていくしかないのかなとは思ってます」と語った。今季は打率2割8分1厘、リーグ単独トップ、メジャー3位の30本塁打、56打点、12盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.001とした。【ライブ詳細】――>>大谷翔平「1番投手」31歳バースデー登板 ドジャース―アストロズ

「打者にとって悪夢となる球を操る」 殿堂入りの右腕が大谷翔平の投球に驚嘆

米国野球殿堂入りを果たしたジョン・スモルツ氏(58)、現在FOXスポーツで解説を務める彼が、ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平投手(31)の驚異的な投球に感嘆の声を漏らしました。この日、大谷選手は今シーズン4回目の登板に立ちました。第1回目の初球でパレデスに安打を許したものの、続くスミスを1ボール1ストライクのカウントから、96.4マイル(約155キロ)の内角へえぐり込む直球でバットを折り、ダブルプレーで切り抜けました。続く第2回では、ウオーカーに対してスライダーを、カラティニとディアズにはスイーパーを使い、3者連続で三振に仕留めました。メジャー通算213勝と154セーブを成し遂げたスモルツ氏は「彼は適切なコースとタイミングで投げており、打者にとって悪夢のような球を正確に操っている」とその力に驚きを隠せない様子でした。スモルツ氏はかつてブレーブス、レッドソックス、カージナルスでプレー。1996年にはサイ・ヤング賞、1996年と2006年に最多勝利、さらに1992年と1996年には最多奪三振、2002年には最多セーブと最優秀救援投手のタイトルを獲得しています。