Year: 2025

ドジャースがパドレスに惨敗 ブルペンデーもサウアーが過酷リリーフ、大谷翔平は7戦連続安打

ドジャースがパドレスに大敗を喫した。この日は救援陣による小刻みなゲームメークを図る「ブルペンデー」。2回から登板したマット・サウアー投手(26)が、3回に2死走者なしから四球と3連打で3点を失うと、その後も失点を重ねた。サウアーは苦しい投手事情もありロングリリーフを図るも、4回2/3を111球、13安打4四死球9失点の過酷なピッチングを強いられた。6回途中からキケ・ヘルナンデス内野手(33)が登板し、投手陣の消耗を抑えた。打線は3回2死満塁、5回2死一、三塁の好機で、いずれもテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が空振り三振。大谷翔平投手(30)は第3打席で右前打を放ち、7試合連続安打を記録したが、大敗ムードに3打数1安打で途中交代した。【ライブ速報】パドレス-ドジャース

キケ・ヘルナンデス、2回1/3を2失点で“好投” アンダースローや137キロの速球を駆使して多彩な投球

ロサンゼルス・ドジャースの内野手であるキケ・ヘルナンデス選手(33歳)が、2回1/3を投げて2失点の満足できるリリーフパフォーマンスを披露しました。 この日はチーム全体が試合開始直後から何度も点を失いましたが、先発投手不足に直面しているドジャースは、2回から登板させたマット・サウアー投手(26歳)が4回2/3を111球で13安打、4四死球、9失点という結果になりました。ヘルナンデス選手は0-9で迎えた6回2死一塁の場面でお馴染みのヘッドギアを着用し、今シーズン3度目のマウンドに上がりました。 ヘルナンデス選手は、クロネンワース選手に四球を許しましたが、ウェード選手をセンターフライに仕留め、このイニングを締めくくりました。 7回には、先頭のマルドナド選手にセンター前ヒットを許すと、次のロックリッジ選手の投ゴロで併殺を狙いましたが悪送球し、1死一、三塁のピンチに。続くマニー・マチャド選手(32歳)には2点タイムリーヒットを左越えで打たれ、今季初失点を喫しました。それ以降は得点を許さず、2失点でこの回を終えました。 投手陣の消耗を防ぐために8回も引き続き登板しました。先頭のボガーツ選手にセンター前ヒットを許しましたが、クロネンワース選手を再びセンターフライに。そして、ウェード選手への初球をアンダースローで投げ、幻惑させた後に右飛に打ち取りました。2死一塁でマルドナド選手に対して、カウント3-1からこの日の最速となる85.4マイル(約137キロ)のカットボールが外れ四球を出しましたが、ロックリッジ選手を左飛に仕留めて役割を終えました。 この日は36球を投げて3安打、2四球、2失点の好投を見せました。 ヘルナンデスは今シーズン、4月29日(日本時間30日)マーリンズ戦や5月31日(日本時間6月1日)メッツ戦でも登板し、いずれも1イニングを無失点に封じていました。

大谷翔平、痛烈安打で7戦連続ヒットもパドレスに大敗 野手キケ・ヘルナンデスが登板/詳細

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。第1打席から空振り三振、二塁ゴロ、右前安打で7試合連続ヒットをマークした。3打数1安打だった。 パドレス先発は右腕ディラン・シース。 ドジャースはブルペンデーで、パドレスに失点を重ねた。0-9となった6回2死一塁からは、野手のキケ・ヘルナンデスが登板。大谷はDH解除となり、ベンチに退いた。ドジャースは1-11で大敗した。 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 ド0000000101 パ00311420X11 大谷翔平第3打席 5回1死 パドレス投手は右腕シース 初球ナックルカーブを強振し、一、二塁間を抜ける痛烈ゴロ安打。7試合連続ヒット。試合はパドレスが一方的にリードする展開となり、キケ・ヘルナンデスが6回途中登板。大谷はDH解除でベンチに退いた パドレス対ドジャース 5回表ドジャース1死、大谷は右前打を放つ(撮影・滝沢徹郎) パドレス対ドジャース 5回表ドジャース1死、大谷は右前打を放つ(撮影・滝沢徹郎) パドレス対ドジャース 5回表ドジャース1死、大谷は右前打を放つ(撮影・滝沢徹郎) パドレス対ドジャース 5回表ドジャース1死、大谷は右前打を放ち一塁コーチとヘッドバンプする(撮影・滝沢徹郎) パドレス対ドジャース パドレス先発のシース(撮影・滝沢徹郎) パドレス戦に登板したドジャース・サウアーは大量失点で降板。中央はロバーツ監督(AP) パドレス対ドジャース 6回裏途中からドジャース3番手で登板するK・ヘルナンデス=2025年6月10日 パドレス対ドジャース 6回裏途中からドジャース3番手で登板するK・ヘルナンデス=2025年6月10日 パドレス対ドジャース 6回裏途中からドジャース3番手で登板するK・ヘルナンデス=2025年6月10日...

白鵬翔さん、新会社のビルを日本橋に建設へ ガラス張りの土俵作成案も、幻の新部屋を建設予定地

大相撲で歴代最多45度の優勝を誇り、9日付で日本相撲協会を退職した元横綱の白鵬翔さん(40)が、東京・中央区日本橋に、自身が代表を務める新会社のビルを建設する計画があることが10日、分かった。関係者が明かしたもので、白鵬さんは同地に480平方メートル余りの土地を所有。昨春に閉鎖となった宮城野部屋の再興が認められれば、新部屋の建設に取りかかる予定だった。現在は駐車場となっているその土地を、所有し続けていたと判明。新会社の建設地候補となった。前日9日に行った会見で「今後は相撲を世界に広めるプロジェクトを中心に活動したい」と語った。同時に「世界相撲グランドスラム」の構想を発表。その構想を推進していく新会社を近く設立することも明かしていた。もともと相撲部屋として利用予定だっただけに地盤は強固。オフィス街に近い一等地だが、関係者からは「土俵が見えるつくりもおもしろい」との声もある。1階に土俵を構えてガラス張りとし、観光地化する計画も浮上している。

大谷翔平の3度目ライブBPでの好調ぶり―44球無安打6三振

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、再び「二刀流」としての完全復活を遂げるために、敵地での試合前にシーズン3回目の「ライブBP」(打者相手の実戦形式の投球練習)を行った。このセッションでは、マイナーリーグのバッターを相手に3イニングを想定して44球を投げ、合計11打者に対して無安打、6奪三振、1四球という素晴らしい内容を記録した。6奪三振の内訳は、スライダーで4個、速球で2個を奪った。途中からは、実際に走者がいる状況を想定し、クイックモーションを交えるなど、より実戦に近い投球を披露した。過去のライブBPでは22球と29球を投げるにとどまっていたが、今回は球数も順調に増加。この調子でイニング数と球数を徐々に増やすことで、球宴後の7月中旬を目指して復帰登板に向けた準備を整えていく予定だ。

【日本ハム】SHINJO、ダルビッシュ、大谷翔平 そして達孝太で北海道移転後の通算1500勝

北海道に本拠を移した日本ハムが、通算1500勝を達成しました。この試合で3勝目を挙げたのは達孝太投手(21)でした。彼は7回で3安打無失点という見事な投球を見せました。フォークボールを巧みに操り、ヤクルト打線から6奪三振を獲得しました。試合後のインタビューでは、「ファイターズが北海道に移転して最初の試合が私の誕生日でした。節目の1500勝に自分が貢献できて嬉しいです」と笑顔で語りました。「北海道日本ハムファイターズ」が誕生したのは2004年3月27日。その日に誕生したのが達選手なのです。ダルビッシュや大谷といったスター選手たちの系譜を引き継ぐこの右腕の投球に対し、新庄監督は「相変わらずの達くんの安定感。リズムがいいね」と絶賛しています。これまで登板後に1軍登録を一時解除されていた達選手ですが、「抹消しない。次は東京ドームで完投を期待している。ジャイアンツはパワー系が弱いからね」と話す監督は、新たなスター候補として初めて中6日での巨人戦に投げさせる意向です。現役時代に「SHINJO」、監督就任時には「BIGBOSS」の登録名で多くの勝利を収めてきた新庄監督は、この日どうしても勝ちたかった理由があります。「昨年、小村社長が倒れた日。1年が経過した今日は、どうしても勝たねばならない日だった」と述べました。昨年6月10日、くも膜下出血で倒れた小村球団社長でしたが、驚異的な回復をみせ同年9月に職務復帰。現在も元気に指揮を執っており、チームに力を与え続ける“奇跡の社長”です。「1500勝を生きて見ることができたのが感慨深い」と、節目に多くの劇的な巡り合わせがあるのもファイターズらしさです。新たなドラマがここからまた始まります。【木下大輔】2004年以降の年度別成績は以下の通り(勝敗、順位、監督)。04年=133試合66勝65敗2分け、3位、トレイ・ヒルマン05年=136試合62勝71敗3分け、5位、トレイ・ヒルマン06年=136試合82勝54敗0分け、1位(日本一)、トレイ・ヒルマン07年=144試合79勝60敗5分け、1位、トレイ・ヒルマン08年=144試合73勝69敗2分け、3位、梨田昌孝09年=144試合82勝60敗2分け、1位、梨田昌孝10年=144試合74勝67敗3分け、4位、梨田昌孝11年=144試合72勝65敗7分け、2位、梨田昌孝12年=144試合74勝59敗11分け、1位、栗山英樹13年=144試合64勝78敗2分け、6位、栗山英樹14年=144試合73勝68敗3分け、3位、栗山英樹15年=143試合79勝62敗2分け、2位、栗山英樹16年=143試合87勝53敗3分け、1位(日本一)、栗山英樹17年=143試合60勝83敗0分け、5位、栗山英樹18年=143試合74勝66敗3分け、3位、栗山英樹19年=143試合65勝73敗5分け、5位、栗山英樹20年=120試合53勝62敗5分け、5位、栗山英樹21年=143試合55勝68敗20分け、5位、栗山英樹22年=143試合59勝81敗3分け、6位、BIGBOSS23年=143試合60勝82敗1分け、6位、新庄剛志24年=143試合75勝60敗8分け、2位、新庄剛志25年=58試合32勝24敗2分け、1位、新庄剛志※本拠地球場は04~21年まで札幌ドーム、22年以降はエスコンフィールド。22年は新庄監督の登録名がBIGBOSS。25年の成績は6月10日現在。

【W杯予選】オーストラリア、6大会連続W杯出場を果たす 今回はストレートイン 前2大会は大陸間PO

2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に向けたアジア最終予選は10日に各地で最終戦が行われました。C組で2位となったオーストラリアは、アウェーで3位のサウジアラビアに2-1で逆転勝利を収め、勝ち点19で6大会連続7度目の本大会出場を決めました。 5点差で負けなければW杯出場が決まっていたオーストラリアは、1-0で勝利した5日の日本戦と同様、守りを重視した5バックを採用しましたが、前半19分に守備の隙を突かれて先制点を許しました。 しかし、全体的に優勢な状況にあったため、焦ることなく冷静に対処し、42分に同点に追いつきました。J1リーグのFC町田ゼルビアに所属するFWミッチェル・デュークからの左サイドからのパスをMFメトカルフが受け、ペナルティエリア内に侵入。左足で落ち着いてゴールを決めました。その後、サウジアラビアのファンは徐々に席を立ち始め、スタジアムには空席が目立ちました。 後半3分にはオーストラリアが勝ち越し。ミッチェル・デュークが左からのFKを高いヘディングで合わせ得点しました。後半37分過ぎにはJ1リーグのアルビレックス新潟に所属するDFジェイソン・ゲリアがサウジアラビアのMFサレム・ドサリを倒しPKを与えましたが、代表100試合出場目となったGKライアンがそのPKをセーブしました。試合はそのままリードを保ちました。 過去の2018年ロシア大会、2022年カタール大会では大陸間プレーオフを突破して出場していましたが、今回はストレートインでの出場となりました。勝ち点13のサウジアラビアは3位となり、アジア・プレーオフに回ることになりました。

【W杯予選】韓国はアジア唯一の無敗、最終予選6勝4分けで首位通過 クウェートに4-0快勝

2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のアジア最終予選は10日に各地で最終戦が行われました。B組で既に本大会出場を決めていた韓国は、ホームで最下位のクウェートに4-0で快勝し、6勝4分けの無敗記録で首位通過を決めました。この予選で無敗だったのは韓国だけとなりました。前半30分で、左CKからMFチョン・ジヌ(全北)が頭で先制点を決めました。後半6分には、欧州王者であるパリ・サンジェルマン(フランス)で活躍中のMFイ・ガンインがペナルティーエリア内の左側からシュートを決め、リードを広げました。さらにその3分後、オ・ヒョンギュ(ゲンク)がゴールを追加し、後半27分には途中出場のMFイ・ジェソン(マインツ)が4点目を決めました。後半30分からはエースのMFソン・フンミン(トットナム)やMFファン・ヒチャン(ウルバーハンプトン)が途中出場し、そのまま無失点で試合を終えました。

クライファート監督脱帽「偉大なチーム。皆さんも目撃した通りだ」森保ジャパンに6失点大敗

インドネシアは日本の攻守に圧倒され、防戦一方となった。自陣に押し込まれ、次々とDFラインを破られ、失点を重ねた。現役時代はオランダ代表のスターFWだったクライファート監督も「日本はW杯レベルのチームだった。個人としても組織としてもすばらしく、偉大なチーム。皆さんも目撃した通りだ」と脱帽した。既にC組4位でプレーオフ進出が決まっている。「今回の経験を生かすことが大事になってくる」と表情を引き締めた。【日本代表】鎌田大地2発など6発快勝!クライファート監督率いるインドネシアを下す/ライブ詳細

【日本代表】鎌田大地が鮮やかループシュートで2点目、久保と好連携 前半3-0で折り返す

日本代表(FIFAランキング15位)は10日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で、インドネシア代表(同123位)と対戦しました。この試合でMF鎌田大地(28=クリスタルパレス)が2点目を決め、チームは前半を3-0でリードして終了しました。 試合が2-0のまま迎えた前半追加タイム6分。後方からのパスでつながり、右サイドでMF久保建英(24=Rソシエダード)がボールを受けました。彼はMF佐野海舟(24=マインツ)とのワンツーで中央突破し、鎌田へと鋭いパスを通しました。 鎌田は相手DF2人を巧みにかわしながら、右足で見事なループシュートを決めました。 前半15分には鎌田が頭でゴールを決め、同19分には久保が2点目を加えました。2人の良好な連携で追加点を奪い、チームは後半を3点リードで迎えることになりました。