Year: 2025

菊池雄星、5回4失点で今季4勝目ならず 打線がデグロムから逆転も力及ばず…

エンゼルスの菊池雄星投手(34)は、5回を投げ4失点で4勝目を逃しました。 初回、相手のシーガー選手に先制の2ランホームランを打たれました。エンゼルスの打線がサイ・ヤング賞を受賞したことのある右腕、ジェーコブ・デグロム投手(37)から2回までに3得点を奪って逆転に成功。しかし3回に入り、安打と四球でピンチを招きました。セミエン選手を空振り三振に打ち取りましたが、ガルシア選手に対し、2ストライクから外角のチェンジアップを右前の安打にされ同点とされました。その後、2死一、三塁からハイム選手に内野へのタイムリー安打を浴び、逆転を許しました。 4回と5回は無安打1四球で無失点に抑えましたが、3-4で迎えた6回からビクター・メドロス投手(24)にマウンドを譲りました。 今季はここまで19試合に登板し、成績は3勝6敗、防御率3.02となっています。 試合開始直後にはハプニングも起こりました。リードオフのハガーティ選手が放った鋭いゴロがグラブを弾き一塁側へ。菊池選手はすぐにその球を追いかけようとしてマウンドで足を滑らせ、激しく転倒しました。グラブや帽子を飛ばしながら芝生に背中を強く打ち付ける形で回転し、ぼうぜんとした表情をしていました。トレーナーらがマウンドに駆け寄る一幕となりましたが、投球練習を行い、その後プレーを続行しました。

エンゼルスの菊池雄星、予想外のアクシデントに驚愕、グラブと帽子が舞い上がるも試合続行

エンゼルスの34歳のピッチャー、菊池雄星が予想外のトラブルに見舞われました。今シーズンの4勝目を狙っての登板。先頭打者ハガーティが放った鋭いゴロが彼のグラブを弾き、一塁側に転がりました。菊池はすぐにボールを拾おうと試みましたが、マウンドの土の部分で足を滑らせてしまい、激しく転倒しました。彼はグラブと帽子を飛ばしながら芝生に背中を打ちつけ、1回転して驚きを隠せない表情を見せました。マウンドにはトレーナーが急行し、一時騒然としましたが、菊池は投球練習を行った後、試合を続けました。しかし、次のバッター、シーガーにフルカウントからの外角スライダーを打たれ、中越えの先制2ランホームランを許しました。今シーズン、試合開始前時点で制球に苦しむことが多く、18試合に登板して3勝6敗と勝ち星は少ないですが、防御率は2.81を記録しています。

山本由伸「初回からあんなピッチングを」メジャーでの最短登板で5失点し、悔しさを隠せず

ドジャースの投手、山本由伸(26歳)は、メジャーリーグで自己最短の登板を迎えたことを反省している。 試合の冒頭、先頭打者のフリリックに二塁打を許すと、続くコントレラスには四球を与えた。2アウト、二、三塁の状況となり、次打者のボーンに対して2-2からの高めのスライダーを左中間席に運ばれた。 その後、ヒットと四球でピンチを招き、ダービンを遊ゴロに打ち取ったかと思いきや、ベッツが悪送球してしまい4点目を失った。それに続き、モナステリオに外角の直球を右前に運ばれ、さらに失点、合計5失点となった。 ここで山本は降板し、ジャック・ドライヤー投手(26歳)にマウンドを譲ることとなった。彼は2/3イニングを投げ、41球、4安打2四球、5失点(自責点は3)という結果で、メジャー自己最短の登板を終えた。チームも大敗し、今シーズン7敗目(8勝)を喫した。 山本は試合後、「調子自体は良くはなかったですが、悪かったわけでもなく。いつもそうですけど、勝ちたかった。初回からあんなピッチングをしてしまって、とても悔しいです」とコメントした。 今シーズン、山本は18試合に登板し、8勝7敗、防御率はリーグ3位の2.51から2.77に後退したが、7月15日(同16日)に米ジョージア州アトランタで開催されるオールスターゲームに初めて選出された。

ドジャースの山本由伸、オールスター登板は見送りか?ロバーツ監督が示唆

ロサンゼルス・ドジャースの監督であるデーブ・ロバーツ氏(53歳)は、初めてオールスター選出を果たした山本由伸投手(26歳)が試合に登板しない可能性が高いと発言しました。ブルワーズ戦の前に、今後の先発投手のスケジュールについて言及しました。今週の3連戦と週末に予定されているサンフランシスコでのジャイアンツとの3連戦が前半戦の終わりとなります。ロバーツ監督は、山本の次回の登板について「サンフランシスコでのシリーズで投げることになるかもしれない」と語りました。日程的には、山本が5日間の休息後に13日のジャイアンツ戦が前半戦ラストの試合となるでしょう。また、アメリカ・アトランタで15日(日本時間16日)に開催されるオールスターゲームでの登板についても、ロバーツ監督は「おそらくないだろう」と明言しました。

「コントロールできてないボールを…」最短KO山本由伸の痛恨被弾に恩師ガックリも詳しく解説

元オリックス監督の中嶋聡氏(56)が「SPOTV NOW」で解説し、メジャーで最短KOされたドジャースの山本由伸投手(26)の配球について詳しく分析しました。 山本投手は試合の序盤、先頭打者フリリック選手に二塁打を許すと、続くコントレラス選手への四球でピンチを招きます。2死二、三塁の場面で、ボーン選手に対してカウント2-2から投げた高めのスライダーが左中間席に運ばれてしまいました。 さらにヒットと四球で再びピンチを迎え、ダービン選手を遊ゴロに打ち取ったかのように思われましたが、ベッツ選手の悪送球によって4点目を失いました。続いて、モナステリオ選手に外角直球を右前に運ばれ、5失点を喫しました。 この時点で山本は降板し、ジャック・ドライヤー投手(26)にマウンドを譲りました。結果は2/3回を41球、4安打2四球5失点(自責3)で、メジャー最短での降板となりました。 中嶋氏は、高めに浮いたスライダーが3ランに繋がった配球について、「コントロールに自信のないボールが選ばれたわけですが、どのような判断だったのでしょうか。バッターのデータを見て勝負球として選んだようにも見えます。山本選手の場合、ストレートやスプリットの優先順位がありますから、スライダーをどう使うかと考えた方が良かったかもしれません。自信のあるストレートで勝負すべきだったと思います」と振り返りました。 なお、この試合でバッテリーを組んだ捕手はウィル・スミス(30)でした。 本シーズンの山本選手は18試合に登板し、8勝6敗、防御率はリーグ3位の2.51から2.77に後退しました。また、彼は今月15日(日本時間16日)にアメリカ・ジョージア州アトランタで開催される球宴に初選出されています。

ダルビッシュ有、メジャー13年目のシーズン幕開け 野茂英雄の記録を更新し、日本人メジャー投手最多

日本人選手として名を馳せるダルビッシュ有投手(38)が、右肘の炎症から回復し、パドレスの本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発登板を果たしました。これは彼のメジャーリーグ13年目のシーズンデビューであり、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏の12シーズンを超え、日本人投手として最多のシーズン数を達成しました。 ダルビッシュは2012年にレンジャーズでメジャーデビューを果たし、その後右肘の手術により2015年は登板なし。2016年に復帰し、2017年には途中でドジャースに移籍しました。2018年からは3年間カブスでプレーし、2021年からはパドレスに所属しています。 今シーズンは右肘の炎症によって開幕から負傷者リストに名を連ね、今回がメジャー通算283試合目の登板であり、すべて先発しています。これまでのメジャー通算成績は110勝88敗、防御率3.58を記録しています。また、昨年5月19日のブレーブス戦では、日本人投手として3人目となる日米通算200勝を達成しました。 ◆日本人メジャー投手最多シーズン上位 13 ダルビッシュ有 12 野茂英雄 10 大家友和 9 長谷川滋利 9 上原浩治 9 田沢純一 9 前田健太 8 松坂大輔...

かつて中日ドラゴンズでプレーしたダヤン・ビシエドがDeNAと契約合意 – 米国記者の報告

元中日ドラゴンズの内野手、ダヤン・ビシエド(36歳)がDeNAと契約合意に至ったと、キューバ野球に精通しているフランシス・ロメロ記者が現地時間7日(日本時間8日)にX(旧ツイッター)で報じました。「彼は今週中にチームに合流し、今シーズンの残りを戦うことになる」と伝えられています。キューバ出身のビシエド選手は、2010年から5年間シカゴ・ホワイトソックスでプレーした後、2016年から昨シーズンまで中日ドラゴンズで活躍しました。2018年には自己ベストの26本塁打を記録し、通算では139本の本塁打を放ちました。しかし昨シーズンは1軍で15試合の出場にとどまり、打率は2割9厘、1本塁打、13打点という成績でシーズンの終わりに退団しました。今シーズンはメキシカンリーグでプレーし、38試合で打率2割7分6厘、8本塁打、31打点をマークしています。

7日の公示にファンから衝撃の声 西武中村、楽天浅村、DeNA筒香らタイトルホルダーが抹消

西武中村剛也内野手(40)が7日、出場選手登録を抹消された。今季は44試合に出場し、打率2割4分、3本塁打、10打点で、6月以降は代打起用が主だった。中村は過去に本塁打王6度、打点王4度で、ベストナインも7度受賞した。この日の公示では、他球団でもタイトルホルダーが抹消され、ファンから衝撃の声が上がった。楽天は本塁打王2度、打点の2度で、今季2000安打を達成した浅村栄斗内野手(34)が抹消された。今季は72試合に出場し、打率2割4分、5本塁打、24打点だった。DeNAは、本塁打王1度、打点王1度の筒香嘉智外野手(33)が抹消された。今季は42試合に出場し、打率1割7分4厘、6本塁打、10打点だった。ロッテは、22年に盗塁王を獲得した高部瑛斗外野手(27)が抹消された。今季は57試合に出場し、打率2割3分5厘、0本塁打、12打点、6盗塁だった。【関連記事】――>>【西武】中村剛也が登録抹消、44試合で2割4分 6月以降は代打起用 セデーニョ1軍再合流か

キケ・ヘルナンデスが左肘の炎症でIL入りしアウトマンが再昇格 左腕ロブレスキは再度マイナー降格

ロサンゼルス・ドジャースは7日(日本時間8日)、ユーティリティープレイヤーのキケ・ヘルナンデス(33)が左肘の炎症により負傷者リスト(IL)に入り、ジェームズ・アウトマン外野手(28)が再びメジャーに昇格したと発表しました。これに伴い、救援ピッチャーのフリオン・フェルナンデス(29)も今シーズン初めてメジャー昇格し、左腕ジャスティン・ロブレスキ(24)はマイナーに戻されました。また、3日にニューヨーク・ヤンキースからウエーバーを経て獲得したCJ・アレクサンダー内野手(28)は40人枠から外れました。ヘルナンデスは約1か月前から肘に痛みを感じており、5日のアストロズ戦では左翼手として出場しましたが、3試合連続でヒットを打てませんでした。アウトマンは今シーズンの開幕をマイナーで迎え、5月6日に一度メジャー昇格したものの、19日に再び降格しました。今シーズン、メジャーでは27試合に出場し、打率.125、2本塁打、4打点を記録しています。フェルナンデスは2021年にコロラド・ロッキーズでメジャーデビューを果たしました。今シーズンはドジャースとマイナー契約を結び、傘下の3Aオクラホマシティーで3勝0敗、1セーブ、防御率4.08の成績を収めていました。ロブレスキは5日に行われたエンゼルスの大谷翔平投手(31)の先発試合で3回から2番手として登板し、4回2/3を投げ7安打5失点という結果でした。今シーズン、メジャーでは8試合に登板し、4勝3敗、防御率4.50を記録しています。

ドジャース・ロバーツ監督「幸せで健康であることが一番大事」七夕、短冊に書いたもう1つの願いは

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)へのABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」が公開され、七夕の願いごとを短冊に記した。この日、日本は七夕で、ロバーツ監督は「1つ目は、ドジャースが2025年のワールドシリーズで優勝。2つ目は、家族と友人の健康と幸福」と書きながら「幸せで健康であることが一番大事」と話した。昨年、ワールドシリーズを制覇したドジャースは現在、ナ・リーグ西地区の首位を独走中で、2位のパドレス、3位のジャイアンツに7ゲーム差をつける。