Year: 2025

【巨人】田中将大、初回の3失点を乗り越えて6回を投げ切る 最速147キロ計測

巨人の田中将大投手(36)は、2軍での調整を経て今シーズン8度目の登板に臨みました。田中投手は、6回を76球で投げ切り、5安打5奪三振3失点と安定した内容を見せ、最速147キロを記録しました。初回はやや不安定な滑り出しとなりました。先頭打者の児玉に右中間への二塁打を許すと、次の打者の2番仲田の一ゴロで1アウト三塁となり、3番仲三河の右前適時打で先制点を奪われました。その後、4番村田に左翼スタンドへの2ランホームランを浴びました。しかし、2回以降は安定感を取り戻しました。2回と3回は3者凡退に抑え、4回には1アウトから栗山に一塁線を破る二塁打を打たれましたが、後続をしっかり抑えピンチを切り抜けました。最終回の6回には2アウトから村田に内野安打を許しましたが、栗山を遊ゴロに打ち取りました。 <田中将大の直近の2軍戦成績>◆5月18日 イースタン・リーグ、オイシックス戦(八王子) 3回4安打1失点◆5月24日 イースタン・リーグ西武戦(Gタウン) 6回6安打1失点◆6月1日 イースタン・リーグDeNA戦(平塚) 3回1安打無失点◆6月11日 イースタン・リーグ日本ハム戦(Gタウン) 5回7安打4失点◆6月18日 イースタン・リーグロッテ戦(Gタウン) 6回5安打無失点◆6月25日 イースタン・リーグDeNA戦(Gタウン) 5回途中14安打6失点◆7月2日 イースタン・リーグヤクルト戦(Gタウン) 5回8安打4失点◆7月9日 イースタン・リーグ西武戦(カーミニーク) 6回5安打3失点

【巨人】田中将大が西武との二軍戦に先発、初回に3失点 二軍調整後8回目の登板

巨人の田中将大投手(36歳)は、二軍調整後の8回目の登板に挑みましたが、初回に3失点を喫しました。 彼は先頭打者の児玉に右中間に落ちる二塁打を打たれると、続く2番打者の仲田の一ゴロで1死三塁のピンチを迎えました。3番の仲三河には右前に適時打を許し、先制点を奪われました。さらに、4番の村田には左翼スタンドに飛び込む2ランを打たれました。 田中は、前回登板した2日のイースタン・リーグヤクルト戦(Gタウン)では、5回8安打4失点の成績でした。登板後には「現在取り組んでいる課題にチャレンジしながらも、やはり結果を出さなければならないと感じています。まだ課題が残っているので、引き続き取り組んでいきたい」と語っていました。

大谷翔平「自分を含めて最低限の役割を果たすことが大事」球団記録の31号本塁打も、5連敗に反省/一問一答

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31歳)は、マイナーから昇格したばかりの注目ルーキー、ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23歳)から、第31号となるリードオフ本塁打を放ちました。 2ストライクと追い込まれた場面で、内角低めの時速88.2マイル(約142キロ)のカーブをしっかり捕らえ、センター越えの31号本塁打としました。この一打は、打球速度108.4マイル(約174キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)、弾道角度27度の特大アーチでした。 オールスター前に31本塁打を記録し、これまでの記録である19年におけるベリンジャーの記録を超え、単独で球団最多記録となりました。 しかし、チームは今季最悪の5連敗となりました。 【大谷選手の一問一答】 -ミジオロウスキー投手について 「どの球も力強く素晴らしいものでした。特に制球が良かったですね。欲を言えば、次の打席(3回無死二塁で空振り三振)でも進塁打を打てれば、展開が少し変わっていたかもしれません。」 -打線が1得点に終わった原因について 「もちろん、相手投手が素晴らしいピッチャーだったということもあります。ですが、その中でも最低限の仕事を自分も含めて果たせれば、ヒットがなくとも得点のチャンスはあったはずです。そういった状況で結果を出せるかが鍵です。」 -第6回にホームに突入したプレーについて 「全力で走った上でのコンタクトプレーでした。送球がそれるかどうかの一瞬での判断ですが、結果的にはサードベースマンの好プレーだったと思います。」 ーマンシー選手以外にエドマン選手やT・ヘルナンデス、キケ・ヘルナンデスも怪我中 「幸運にも長期の離脱ではないと思います。今は出場中の選手がオールスターまでの期間をしっかりと粘り強く戦うことが重要です。戦力が戻ってきた時に再び良い戦いができると信じています。」 -厳しい状況でカーブを捉えた時の心構え 「いつも通り、ストライクゾーンの球にしっかりと振ることが基本です。球種に関係なくしっかり振り、難しいボールには手を出さないことが重要です。」 -打撃調整について工夫していること 「今日の四球も昨日の見逃し三振も、ボールをしっかりと見極めている手応えはあります。質の高い打席を増やすことでヒットやホームランが自然と増えると思いますし、得点チャンスも増えると考えています。」

6月度「月間MVP賞」デュプランティエ、ファビアン、モイネロ、西川龍馬が受賞

日本プロ野球(NPB)は9日、「大樹生命月間MVP賞」6月度の受賞選手を発表しました。セ・リーグの投手部門では阪神のデュプランティエ投手(30歳)が、打者部門では広島のファビアン外野手(27歳)が選ばれました。また、パ・リーグの投手部門はソフトバンクのモイネロ投手(29歳)、打者部門はオリックスの西川龍馬外野手(30歳)が受賞しました。 デュプランティエは4試合に先発し、リーグトップの3勝と36奪三振を記録し、初めての受賞となりました。阪神からは、前月に受賞した村上選手に続き、2か月連続の受賞です。ファビアンは22試合に出場し、リーグトップの15得点と31打点という安定した成績を残しました。広島の外国人選手が打撃部門で受賞するのは、2014年9月のロサリオ以来です。 モイネロ投手は4試合に登板し、防御率0.90、リーグトップの42奪三振を記録し、3度目の受賞です。西川選手は21試合に出場し、打率3割5分7厘でチームの月間勝ち越しに貢献しました。これは、広島に在籍していた2019年8月以来の受賞で、セ・パ両リーグでの受賞は史上22人目です。 受賞者には、各連盟から記念盾が、大樹生命保険株式会社からは賞金50万円とトロフィーが贈られます。

開頭手術から復帰を目指す重岡銀次朗選手の兄・優大が最新状況を報告「長い目でぎんを応援して…信じています」

プロボクシングの元IBF世界ミニマム級王者である重岡銀次朗選手(25、ワタナベジム)が5月24日の試合後に急性右硬膜下血腫を発症し、緊急の開頭手術を受けました。術後の回復状況について、前WBC世界同級王者である兄の優大選手(28、同ジム)は、8日の夜に自身のインスタグラムのストーリーズで最新の情報を公開しました。 優大選手は「銀次朗は現在、少しずつではありますが回復に向かっています。多くの方々が心配してくださっているので詳細をお伝えしたいところなのですが、銀次朗の性格を考えると、すべてを説明するのは避けたいと思います。ただ、例えば先週できなかったことが今週はできるようになった!というような進展はあります。この程度しかお伝えできず、申し訳ないです」と綴りました。 さらに、「皆さんも長い目で銀次朗を応援してください。ゆっくりでも確実に回復していきます。銀次朗は奇跡を起こす力のある男だと信じています」と心の内を語りました。 現在、重岡選手は大阪府内の病院に入院しており、日本ボクシングコミッションの安河内剛執行理事によれば、7日に所属ジムの渡辺均会長と共にお見舞いに訪れた際、重岡選手は集中治療室(ICU)から一般病棟に移ったとのことです。執行理事は8日に都内での取材に対し、「意識はまだ回復しておらず重篤な状態ではありますが、銀次朗選手の生命の危険は峠を越えたと考えられます」との見解を示しました。

【名古屋】FIFA規則違反、レレ選手の今季出場不可が判明 ###

名古屋グランパスは9日に発表し、6月12日にブラジルのフルミネンセから期限付きで移籍加入していたFWのレレ選手(27)が、2025年シーズンの名古屋で公式戦に出場できないことが確認されました。 これは、国際サッカー連盟(FIFA)が定める「選手の地位及び移籍に関する規則(RSTP)」第5条第4項で規定されている、同一シーズンで最大3チームに登録可能であるが、公式戦に出場できるのは2チームまでという規則に抵触したためです。 名古屋側は「ブラジルサッカー連盟(CBF)の規程には『州選手権はFIFAの定義する公式戦に該当しない』とあるため、クラブとしてレレ選手の移籍手続きを進めてきましたが、最終的にFIFAの見解を確認したところ、『州選手権もFIFAの定める公式戦に含まれる』との回答を受けました」と述べました。このように、ブラジルの州選手権の取り扱いについての誤解が、今回の問題を引き起こす一因となりました。

怪物ミジオロウスキーが圧巻6回12K 大谷被弾「予想していた」「落ち着いて自分の投球に集中」

6月にデビューしたばかりのブルワーズのスーパールーキー、ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)がドジャース戦で先発登板し、6回を投げて4安打、1四球、1失点、自己最多の12奪三振という素晴らしい投球を披露し、今シーズン4勝目を手にしました。試合開始直後、先頭打者の大谷翔平選手(31)にカーブを捉えられ、31号先頭打者ホームランを許しましたが、その後は冷静に対処。引き続くベッツ、フリーマン、パヘスの強打者を3者連続三振に押さえ込みました。2回以降も、最速101.6マイル(約163.5キロ)のフォーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して三振を重ね、5回までに11奪三振を達成。6回こそ大谷に四球を与え、その後ベッツの内野安打とフリーマンの内野ゴロで1死二、三塁のピンチを招きましたが、4番パヘスの強烈な三塁ゴロを三塁手のモナステリオが見事なホーム送球で大谷をアウトに。最後はコンフォートを一ゴロに仕留め、感情を爆発させながらベンチに戻りました。試合後のインタビューで、大谷にホームランを許した後の投球についてミジオロウスキーは「彼が大谷だから、ホームランを許すことは予想していた。その後はしっかりと落ち着いて自分の投球に集中できた」とコメント。6回のモナステリオのプレーについては「チーム全員が興奮していた。大谷をホームでアウトにしてくれて、大きなプレーだった」と話しました。クラブハウスでのインタビューで、大谷との対戦を楽しみにしていたかどうか尋ねられると「彼が50本塁打を記録し、50盗塁を決めるのを見る時に、子供のように『あの選手と対戦したい、彼をアウトにしたい』と思った。なんとか彼を打ち取れたらと思っていたよ」と笑顔で答えました。

【WBC】試合開始時間発表 東京ドームでの1次ラウンド、日本の試合は全て午後7時開始予定 2026年開催

MLBは8日(日本時間9日)、2026年3月に行われる第6回WBCの試合開始時間とチケット販売スケジュールを発表しました。東京ドームで行われる1次ラウンドC組の日本の全試合は、午後7時から開始されます。チケットの販売スケジュールは開催地により異なり、C組の日本戦4試合のチケットは10月1日から巨人のシーズンシートの保有者および一般に発売されます。個々の試合のチケット販売は2026年1月15日から開始される予定です。C組の日程は以下の通りです。3月5日オーストラリア対台湾(正午)韓国対チェコ(午後7時)3月6日チェコ対オーストラリア(正午)台湾対日本(午後7時)3月7日チェコ対台湾(正午)日本対韓国(午後7時)3月8日韓国対台湾(正午)日本対オーストラリア(午後7時)3月9日オーストラリア対韓国(午後7時)3月10日日本対チェコ(午後7時)

レジェンド左腕カーショーの怒り爆発! 外野手の緩慢なプレーに厳しく指摘

ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37歳)が、味方の緩慢な守備に感情を露わにしました。試合は1-0で迎えた4回、コントレラスの放った三塁線へのボテボテの当たりが内野安打となり、続けてチョウリオが右前打を放ちました。これによりピンチを迎えると、1死一、二塁からボーンがスライダーを中前にヒット。これで同点になりました。中堅手のジェームズ・アウトマン外野手(28歳)がこの打球を処理しましたが、一走のチョウリオは飛球に対して動作が遅れました。アウトマンは勢いに乗せずにボールを捕り、中継に入った遊撃手ムーキー・ベッツ内野手(32歳)にゆっくりと返球。これによってチョウリオは三塁進塁を許しました。このプレーに対し、カーショーは両手を広げ、大声で怒りを表しました。不運な安打から生じたピンチも重なり、彼のフラストレーションが頂点に達しました。状況は1死一、三塁になり、続くコリンズに左前打で勝ち越されました。しかし、追加点は避けたものの、逆転を許しました。試合前までに、レジェンド左腕カーショーは9試合に登板し、4勝0敗、防御率3.43を記録しています。オフシーズンには左足のつま先を手術し、5月17日(同18日)のエンゼルス戦で260日ぶりにマウンドに復帰しました。6月14日(同15日)のカージナルス戦では294日ぶりに勝利を飾り、7月2日(同3日)のホワイトソックス戦では、史上20人目の通算3000奪三振を達成しました。メジャー通算441試合で216勝94敗、防御率2.52を誇り、今季も伝説枠として11度目のオールスターゲームに選出されています。

怪物新人ミジオロウスキー、ドジャースから4回まで自己最多10奪三振 大谷翔平には先頭打者弾

ブルワーズの怪物新人ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)が、4回途中でキャリアハイの9奪三振を記録し、4回まで10奪三振をマークした。立ち上がりは先頭の大谷翔平投手(31)に、88・2マイル(約142キロ)のカーブを中越えの31号先頭打者アーチ。出ばなをくじかれたが、2番ムーキー・ベッツ内野手(32)を97・4マイル(約157キロ)のスライダーで空振り三振、フレディ・フリーマン内野手(35)をカーブで、アンディ・パヘス内野手(24)を100・8マイル(約162キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。2回もマイケル・コンフォート外野手(32)とキム・へソン内野手(26)を三振にとり、5者連続三振をマーク。2回まで6奪三振を記録すると、3回は無死二塁から大谷へ101・6マイル(約164キロ)の直球を投げ込み、カウント2-2からカーブで空振り三振、2死三塁からフリーマンもカーブで空振り三振に仕留めた。3回終了時点で自己最多タイの8奪三振。4回1死、コンフォートからカーブで空振り三振を奪い、キャリアハイを更新した。さらに2死からキムも見逃し三振に仕留め、4回で10奪三振をマークした。右腕ミジオロウスキーは、身長6・7フィート(約2メートル1センチ)の長身から、最速102・4マイル(約165キロ)の直球と超高速スライダーを投げ込む。メジャーデビュー戦となった6月12日(同13日)のカージナルス戦で5回ノーヒットピッチング(4四球)を披露すると、20日(同21日)のツインズ戦でも6回までパーフェクト。先発投手がデビューから11イニング連続無安打を記録したのは史上初だった。【動画はこちら】>>大谷翔平、怪物右腕ミジオロウスキーからバックスクリーン先頭打者弾