Year: 2025

【楽天】決勝打を打った武藤敦貴がヒーローインタビューでユーモアあふれる発言 インタビュアーから“促し”も

楽天イーグルスの武藤敦貴外野手(23歳)が決勝打を放ち、ヒーローインタビューで笑いを誘いました。10日に再昇格してから初めての試合で、4回2死二、三塁の場面で阪神の村上選手から逆転の2点適時三塁打を打ち、チームに勝利をもたらしました。試合後、3勝目を挙げた先発投手のハワード選手とともにお立ち台に上がった武藤選手は、インタビューで喜びのコメントを求められた際、ゴニョゴニョと不明瞭な言葉を発しました。すかさず山口通訳が「ハワード投手に負けは似合わないと思ったので打ちました」と日本語でフォロー。「次から日本語でお願いできますか」とインタビュアーから促されると、武藤選手は「イエス、イエス」とユーモラスに返しました。その後、インタビューは仕切り直され、決勝打の場面について聞かれると「最高でーす!」と大声で答えました。この日は阪神ファンが右翼席をぎっしり埋めており、武藤選手は「阪神、応援の声がすごく大きいんですが、明日から楽天も声を出して頑張っていきましょう!」と、まるでプロレスラーのようなパフォーマンスで観客を沸かせました。

【中日】井上監督、関東でのファンの熱狂に驚き「こんなにいるのか!」/一問一答

中日は延長10回で岡林勇希外野手(23)が決定的なヒットを放ち、西武を破りました。交流戦では6勝4敗で2位タイ。リーグ戦の負け越しも1に削り、パ・リーグを相手に勢いを増しています。試合後の井上一樹監督(53)との一問一答をご紹介します。-最後に岡林選手が決めましたね。「いやいや、良い形でしたね。その前に石伊が先頭で(二塁打を)打ってくれたから、とても良かったです。」-石伊選手に代打を考えましたか。「いや、考えなかったですね。仙台での活躍や、キャッチャーとしての役割をしっかり果たしてくれたので、交代は考えませんでした。」-金丸投手は7回途中で110球。交代のタイミングについて。「プロとしては最高の球数とイニングですね。もう1イニング投げられるか確認したところ、『大丈夫』とのことだったので、試してみました。」-本人が行きたいというよりは、監督からの指示ですか。「どうしても行かせたかったです。初勝利はできませんでしたが、素晴らしいボールで投げてくれました。」-次回の予定は。「少し間を空けようと思います。ピッチングコーチと相談して決めます。」-今日はライトスタンドに多くの中日ファンがいましたね。「そうですよね。関東にこんなにドラゴンズファンがいるとは思いませんでした。西武ファンの応援も好きですが、まるでホームゲームのような応援をしてもらえて、とてもありがたかったです。」

【ロッテ】習志野吹奏楽部の応援で劇的勝利 吉井監督「圧倒される」もG1ファンファーレに驚愕

ロッテは今季4回目のサヨナラ勝ちを成し遂げました。4-4で迎えた9回1死二、三塁の状況で、打席に立った山本選手に対し、ヤクルトの大西投手が暴投をしました。試合は序盤から激しく攻めました。初回に2死からの3連打で先制し、2回には1死満塁から寺地のセンター前ヒットで追加点を挙げました。寺地選手は4回にも同点のソロホームランを放ちました。先発の石川柊選手は4回で8安打4失点となりましたが、中継ぎ陣が無失点で繋ぎました。6回から登板した横山選手が3イニングを無失点で抑え、吉井監督も「あれは大きかった」と賞賛しました。今後の起用について監督は「試合の状況次第です。複数イニングを投げられる能力は確認済みですし、球が強いので、1イニングのピッチもお願いしたいですね。試合展開で決まるでしょう」と語りました。この日は習志野高校吹奏楽部がスタジアムを訪れ、その力強い演奏が響き渡りました。吉井監督は「感動しました。あの圧倒的な迫力には驚かされました」とコメントしました。イニング間のイベントではG1ファンファーレも演奏され、競馬愛好家でもある監督は「競馬場にいるのかと錯覚しました」と驚きを隠せない様子でした。

【阪神】悪夢の4連敗、エース村上も流れを止められず「逆転許し悔しい」阪神ファンため息

村上でも歯止めがかからない…。阪神は「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦で悪夢の4試合連続逆転負けを喫しました。リーグトップの7勝を誇る先発村上頌樹投手(26)は、2点リードの状況を4回にひっくり返されるという予想外の展開になりました。今季2度目の敗北で、7試合連続で達成していたハイクオリティースタート(7回以上、自責2以内)も途切れました。チームは今季2度目のワースト4連敗。リーグ首位の座は変わらずですが、交流戦では5位タイに後退しました。   ◇   ◇   ◇スタンドを埋め尽くした東北の阪神ファンの歓声が、ため息に変わりました。3回に森下、大山のタイムリーで2点を先制し、3夜連続の逆転負けの悪夢を払拭できるかと思われましたが、右翼スタンドを埋めた虎党の歓声は消えました。リーグトップの7勝を持つ村上が2点を守れませんでした。3回まで2安打無失点と安定した投球を見せていた村上でしたが、4回に狂いが生じました。先頭の浅村にファウルで粘られ、カウント3-2からの8球目は今季通算2000安打を達成したベテランが冷静に見送りました。シーズン初のリードオフウォーク。ゴンザレスを左飛に打ち取りましたが、渡辺佳、宗山に連打を許し、1死満塁のピンチに辰己に犠飛を喫しました。続く武藤に2点三塁打を打たれ、4日連続で逆転を許しました。「先頭打者を四球で出した後、1点差や同点の場面で踏ん張ることができず、一気に逆転されるイニングを作り出してしまいました。(連敗中での先発は)関係ありません。無駄な四球から始まっているので、それがいけなかったと思います。みんなが前から点を取ってくれたのに、逆転を許してしまって悔しいです」4月25日の巨人戦から7試合連続で達成していたハイクオリティースタート指標も止まり、今季2敗目を受け止めている右腕は悔しさをにじませました。楽天より多い11安打を放ちながらも、得点は2点止まり。1点を追う7回、9回に得点圏に走者を送りながらも、あと1本が出ませんでした。藤川監督は「形を作ることが非常に重要なので、継続して行っていきます。そのうち結果につながってくると思います」と我慢の姿勢を貫きました。楽天には2023年から3年連続で5連敗となりました。10日の西武戦(ベルーナドーム)から続く4連続逆転負けによる今季2度目の最多4連敗。指揮官は「(連敗を)早く断ち切らなければいけないと感じています。私は全く継続しているつもりはないですが、選手たちが早く断ち切れるようにしなければいけません」と語りました。負のスパイラルから早く抜け出したいという思いが込められています。【伊東大介】▼阪神が4試合連続の逆転負け。今季12度目の逆転負けで、広島、西武と共に両リーグワースト。今季25敗はリーグ最少ながら、約半数が逆転負けの状況です。

【西武】延長10回で敗れ、4連勝ならず 中日ルーキー金丸に「やられた」と語る西口監督

西武は激しい延長戦の末、惜しくも4連勝を逃しました。 試合序盤の3回には滝沢が先制打を放ちましたが、その後は得点が続きませんでした。試合は接戦となり、延長10回に3番手の佐々木投手が勝ち越しを許し、敗北しました。中日のルーキー投手、金丸選手に対しては7回途中まで1点に抑えられるなど、手応えを感じさせる内容でした。西口文也監督(52)は試合後、「ボール球に手を出したり、タイミングをずらされたりと、本当にやられましたね」とコメントしました。

【オリックス】ドラフト2位の寺西成騎がプロ初勝利、パ・リーグ新人第1号 宮城の背番号「13」を継承

オリックスのドラフト2位ルーキー、寺西成騎投手(22)が、5回を投げ4安打1失点の好投でプロ初勝利を収めました。今年の新人勝利は阪神の伊原投手、広島の岡本投手に続いて3人目となり、パ・リーグでは第1号の快挙です。チームは巨人を相手に、昨年6月7日からの試合で4連勝中。昨年は8日に斎藤投手、9日に佐藤投手がそれぞれプロ初勝利を挙げており、今年も続いて寺西が初勝利を達成しました。巨人戦において3戦連続での初勝利となりました。2002年10月18日生まれの寺西投手は、石川県出身です。星稜高校、日体大を経て2024年のドラフト2位でオリックスに入団しました。昨シーズンまでエースとして活躍していた宮城選手の背番号13を受け継ぎ、目標にしているのはオリックスOBで現ドジャースの山本由伸選手です。身長は186センチ、体重は85キロで、右投げ右打ち。今シーズンの年俸は推定1100万円です。◆寺西成騎(てらにし・なるき)2002年(平成14年)10月18日、石川県生まれ。小学3年生から野球を始め、根上中学時代にはU15日本代表に選ばれました。星稜高校では1、2年生の夏に甲子園に出場し、3年生の夏は右肩痛でベンチを外れました。日体大では3年春に最高殊勲選手と最優秀投手賞を受賞し、4年生時には大学日本代表に選出されました。2024年ドラフト2位でオリックスに入団し、2025年5月15日の日本ハム戦でプロ初登板しました。186センチ、85キロ、右投げ右打ち。今季の推定年俸は1100万円です。

【ヤクルト】まさかの2球連続暴投でサヨナラ負け…高津監督「選手の気持ちは理解できるが、少しやりすぎた」

ヤクルトスワローズは予期しない形で2球連続の暴投を喫し、今シーズン3度目のサヨナラ負けとなりました。9回1アウト、一、二塁の場面で登板した大西広樹投手(27)は、ロッテの山本選手に対して1ストライク2ボールからの4球目を暴投し、ランナーを二、三塁へ進めました。続く5球目でも痛恨の暴投が起こり、試合が終了しました。高津臣吾監督は「ストライクゾーンを外して勝負を挑んだので、選手の気持ちはよく理解できます。ただ、少し過ぎましたね」という冷静なコメントを残しました。これでチームは4連敗となり、今季最悪となる借金21まで膨らんでしまいました。

ブラジルでの佳子さまとサッカーボールの“ちいさな奇跡”「まさか実際に手に取っていただけるなんて」

現在ブラジルを公式に訪問中の秋篠宮家の次女、佳子さま(30)が手にしたサッカーボールは、静かに多くの注目を集めています。日本時間で6日に、サンパウロ市にある日本の魅力を世界に伝える施設「ジャパン・ハウス」を訪れた佳子さまは、日本企業のリサイクル技術を紹介する展示を視察。その際、リサイクル素材の合成樹脂でできた、組み立て可能なサッカーボールを手にされました。佳子さまもその仕上がりに興味を示されていたご様子でした。この特別なボールを開発したのは、広島市を拠点に競技用ボールを製造しているモルテン社。担当の内田潤さんは日本でニュースを見て驚きました。「まさか実際に手に取っていただけるとは思いませんでした。友人からも連絡をもらいニュース映像を見た時、本当に言葉にならない感情が込み上げました」と、様々な感情が複雑に入り交じったとのことです。モルテン社では「MY FOOTBALL KIT」というプロジェクトを推進しています。これはSDGsの一環として、企業や団体が子どもたちに組み立て式のサッカーボールとゴールを届けることで、子どもたちの体験格差を減少させ、SDGsの目標である「質の高い教育」や「つくる責任・使う責任」に貢献するプログラムです。ジャパンハウスに展示されていた組み立て式のボールは、開発パートナーであるnendoと共同でプロジェクトの一環として出展され、ブラジルの子どもたちに「MY FOOTBALL KIT」を届ける活動が展開されています。この中で佳子さまがボールに触れるという“小さな奇跡”が生まれました。ニュースの反響は大きく、「社内や取引先、友人、家族から多くの連絡を頂きました。皆がとても喜んでくれて、私も本当に嬉しいです」と内田さんは話します。この出来事は活動の認知度を世界的に広める貴重な機会となりました。「今まで続けてきた活動やプロジェクトが多くの方々に知られるきっかけとなり、佳子さまには心より感謝しています」と述べました。

【バレー】男子日本がセルビアにストレートで快勝 ミドルブロッカー陣の活躍が光る

28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)でのメダル獲得を目指す、世界ランキング6位の男子日本代表が、同12位のセルビアに3-0(25-20、25-23、26-24)のストレートで快勝した。第1セットは、中盤まで競り合う展開となったが、ミドルブロッカー陣が苦しい局面を打開した。15-15で村山豪が速攻でサイドアウトを取ると、その村山がサービスエースを決めて勝ち越し成功。さらにラリー・エバデダンがブロックを決めて3点差とすると、その後も要所でエバデダンのクイックなどで得点を重ね、25-20でセットカウントを先取した。第2セットは、宮浦健人のサービスエースや宮浦の連続ブロックなどで流れを引き寄せた。この日スタメンの甲斐優斗が1枚ブロックを決めるなど、見せ場をつくった。終盤は1点差まで詰め寄られたが、最後は宮浦がクロスに決め切り連取した。第3セットは、18-20とリードを許したものの、今大会でキャプテンを務める富田将馬の気迫のスパイクで同点に追い付くと、21-21の場面で宮浦にサービスエースが飛び出し逆転に成功。マッチポイントでエバデダンが相手のスパイクをシャットし、ストレートで勝ち切った。通算成績を2勝1敗とした日本。次戦は15日、中国大会最終戦でオランダと対戦する。【バレー】日本VNL第2戦、世界ランキング1位ポーランドとの死闘に敗れる 第4セットは37-39

【読売ジャイアンツ】小林誠司選手が5回から登場し今シーズン初出場 名前がアナウンスされるとファンからの大歓声

読売ジャイアンツの小林誠司捕手(36)は、5回に5点差を追う展開で試合に登場し、今シーズン初の出場を果たしました。場内で小林選手の名前が発表されると、左翼席のジャイアンツファンを中心に、大きな歓声が響き渡りました。5回には赤星優志投手(25)をうまくリードし、6番打者の西川をピッチャーゴロ、7番打者の太田をショートゴロ、8番打者の若月をショートフライに抑えました。