Year: 2025

GLAY「30周年記念」東京ドーム 公演に合わせて特別版を制作&販売

日刊スポーツ新聞社では、GLAY「30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」東京ドーム公演に合わせて、6月1日付で特別版を制作し、GIANTS STORE BALLPARK TOKYO(東京ドーム23番ゲート付近の店舗)および近隣のコンビニで販売します。ぜひお近くの際にお立ち寄りください。※販売は準備が整い次第、午前10時頃を予定しています。※売り切れ次第、販売終了となりますので、ご了承ください。※後日、ネット通販の予定もありますが、部数には限りがありますので、当日のご購入をお勧めします。

ベッツ骨折も「負傷者リストは考えていない」ロバーツ監督が明言 負傷時の状況も説明

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、試合以外でアクシデントに見舞われたムーキー・ベッツ内野手(31)について、現状を説明した。前日は欠場し、この日も先発メンバーから外れた。同監督は「足の指を骨折しているが、彼がどれだけ痛みに耐えられるかという問題。ここ数日は靴を履くことすら難しい状況で出場できていないが、IL(負傷者リスト)入りは考えていない。当日の状況を見て決めていく状態」と話した。同監督によれば、左足の薬指を負傷したという。「夜中、自宅の寝室で暗い中、何かに足をぶつけたようだ」と明かした。ベッツは今季、遊撃手として活躍。53試合の出場で打率2割5分4厘、8本塁打、31打点の成績を残している。【ライブ速報】大谷翔平ヤンキース戦 2戦連発23号出るか ジャッジは「2番DH」/速報

ロバーツ監督、大谷翔平の2度目のライブBPに「良かった」とコメント、復帰まで「まだ時間がかかる」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)は、右肘の手術後の回復を目的に、試合前に2回目となるライブBP(実戦を想定した投球練習)を行いました。2イニングを想定し、合計7人の打者に対して29球を投げ、その中には最速97マイル(約156キロ)の球も含まれていました。打たれた安打は2本で、1四球、1三振という成績でした。1イニング目はノーワインドアップで、2イニング目はクイックモーションを使って投球しました。最後の打者には再びノーワインドアップで対し、より強い腕の振りを見せました。ロバーツ監督はこの投球について、「非常に良かったと思います。約30球投げ、様々な球種を活用しました。一番重要なのは、投球後に問題がなかったことです。翔平自身はもう少し制球を良くしたいと感じていたようですが、全体としては非常にポジティブな日でした」と振り返りました。今後、大谷選手は遠征の移動日程に応じて調整しながら、毎週末にライブBPを続け、投球イニングや強度をさらに上げる予定です。同監督も「最終的には5~6イニングを投げられるようにしていく必要があります。まだ復帰までは時間がかかるでしょう」と述べました。

千賀滉大、7回途中2失点で今季6勝目を記録!リーグトップの防御率1.60、メッツは2連勝

メッツの千賀滉大投手(32歳)は、6回1/3を投げて2安打、2失点、2四球、7奪三振のピッチングで今季6勝目(3敗)を挙げました。 初回の立ち上がりでは、1死からソロホームランを打たれ、先制点を許しました。 しかし、その後打線が4点を獲得し逆転した直後の2回を三者凡退に抑えました。 3回はわずか7球、4回は9球で、再び三者凡退に仕留めました。 5回と6回も三者凡退に抑え、初回の被弾後から17人連続でアウトを取りました。 7回に入ってからは2四球とヒットで1点を失いましたが、ここで救援陣にマウンドを譲りました。 球数は92球でした。 防御率はリーグトップの1.60を維持しています。 メッツはこの試合に快勝し、2連勝を果たしました。

大谷翔平、右肘手術後2度目のライブBP 計29球、7人と対戦 最速156キロ

ドジャースの大谷翔平投手(30歳)は、31日(日本時間6月1日)に右肘の手術後、2度目のライブBP(実戦を想定した投球練習)を実施しました。2イニングを想定し、打者7人と対戦しました。安打性の打球は2本、1つの三振と1つの四球を記録しました。1イニング目はノーワインドアップで16球を投球し、2イニング目ではセットポジションからクイックモーションを交えて13球を投げ、合計29球を投げました。最後の打者には再びノーワインドアップで投球し、力強い腕の振りでしたが、マイナー選手の左打者に速球を捉えられ、左前へ運ばれました。球速は最速で97マイル(約156キロ)ほどでした。捕手を務めた若手のラッシング選手によれば、すべての球種を投げたとのことです。5月25日以来2度目のライブBP登板で、徐々に投球の強度を上げています。7月中旬、オールスター明けの復帰を目指して、順調にリハビリを進めています。

【全米女子オープン】西郷真央、渋野日向子、竹田麗央が2打差3位に並ぶ 日本勢の連覇なるか

今シーズンのメジャー第2戦、全米女子オープンで第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、3位ポジションに3人の日本人選手が同列に並んだことで、大混戦の様相を呈しています。首位スタートの西郷真央(23=島津製作所)は、3バーディーと6ボギーでスコア75。通算5アンダーで3位に後退しました。12位スタートの竹田麗央(22=ヤマエグループHD)は、1イーグル、2バーディー、2ボギーの70で通算5アンダー、3位に浮上。2位だった渋野日向子(26=サントリー)は、イーブンパーで回り、こちらも通算5アンダーの3位となりました。メジャー2連勝を狙う西郷、初タイトルを目指す竹田、さらには6年ぶりの頂点を目指す渋野の3人が並び、3位グループは首位と2打差です。スウェーデンのマヤ・スタルクが70のスコアで回り、通算7アンダーで2位から首位に立ちました。スペインのフリア・ロペスラミレスがこの日ベストスコアの68を記録し、19位から急浮上して1打差の2位に入りました。 決勝ラウンドに進出した日本勢は10人で、河本結(26)は70で回り、通算1アンダーの13位です。2週連続優勝を狙う岩井千怜(22)は、スコア74。通算イーブンパーの21位につけました。岩井明愛(22)、馬場咲希(20)、山下美夢有(23)は通算6オーバーの47位、小祝さくら(27)は通算7オーバーで53位、そして桑木志帆(22)は通算8オーバーの55位となりました。大会2連覇を狙った笹生優花(23)は、カットラインに1打届かず予選敗退。日本勢11人が予選落ちとなっています。◆全米女子オープン選手権 全米ゴルフ連盟が主催する米女子ツアーのメジャー5大会の1つで、第1回は1946年に開催、1950年にメジャー大会に昇格しました。最も古い女子メジャーとして現在も開催され、賞金総額1200万ドル(約17億4000万円)は最高額です。プロ・アマを問わず、参加基準を満たせば出場可能で、女子ゴルフの頂点を競います。今年の会場は、松山英樹が2位に入った2017年全米オープンの開催地、ウィスコンシン州エリンヒルズ。第80回記念大会に、プロ130人、アマチュア26人が参戦しています。

【ダービー】タフな馬場で浮上?“あのドゥラメンテ産駒”は半兄が今年のフェブラリーS覇者

東京競馬場の芝コースは土曜の重馬場からダービー当日の日曜はどこまで回復するのか。回復が遅れた場合や、良馬場でも時計のかかるタフな馬場だったときに浮上するのは…。パフォーマンスを上げてくる可能性を感じるのは、青葉賞2着から参戦するファイアンクランツ(牡、堀)だ。「堀厩舎のドゥラメンテ産駒」ということで、素晴らしい素質、血統馬なのは間違いない。父ドゥラメンテ、母の父ハーツクライという血統から芝のクラシックディスタンスもぴったり合う。ただ、快速馬ロードカナロアを父に持つ2歳上の半兄コスタノヴァは今年2月のダートG1、フェブラリーSを制覇。近親にもダートグレード競走で活躍したピイラニハイウェイがいて、ダート適性を秘めた牝系の出身でもある。自身は札幌の新馬戦が重馬場での勝利。2戦目の札幌2歳Sも重馬場で3着に好走した。札幌2歳Sは1着マジックサンズがNHKマイルCで2着。2着アルマヴェローチェは2歳女王に輝き、桜花賞、オークスで連続2着と、ハイレベルな一戦だった。日曜の回復次第では時計のかかる馬場で行われる可能性もあるダービー。ファイアンクランツと若武者、佐々木大輔騎手の大駆けに託す手もある。

【フィギュア】宇野昌磨が魅力を語る!世界トップスケーターたちの実力と魅力/ミラノ・コルティナ五輪まであと250日

2026年2月6日に開幕予定のミラノ・コルティナ冬季五輪までの残り日数が6月1日で250日となりました。フィギュアスケート界では7月1日に新シーズンがスタートし、五輪に向けた1年が始まります。元世界チャンピオンであり、2018年平昌銀メダル、2022年北京銅メダルの実績を持つ宇野昌磨(27)が取材に応じ、世界選手権で2連覇中のイリア・マリニン(20=米国)や日本のエース、鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)の魅力について語ってくれました。【取材・構成=松本航】   ◇  ◇  ◇ 宇野さんは昨シーズン限りで競技を引退し、今シーズンは元選手の視点から解説を担当しています。プレ五輪シーズンを経て、現時点で注目されているのがマリニン選手。彼は6種類の4回転ジャンプをすべて完成させており、これには唯一成功したアクセルも含まれます。 宇野さん 身体能力が極端に高い選手が、理にかなったジャンプを跳んだ結果、マリニン選手のような存在が生まれたのだと思います。力任せで跳ぶ選手が多い中、彼は必要な技術を持っている。簡単に言えば、生まれながらにして優れたジャンプを持っていると感じます。多くの人が難しいと感じることを、彼は簡単に、そしてスムーズにできるのです。 4月に日本を訪れたマリニンは、京都で木下アカデミーの選手たちと合同練習を行いました。彼の4回転トーループジャンプ後に氷にできる穴の小ささに驚いたコーチや選手たちの声が届いています。そこで、宇野さんに競技者の視点から解説していただきました。 宇野さん フィギュアスケートでは再現性が重要です。ジャンプは練習を積めばコンパクトになり、スピードを抑えて良い形となります。結果として、氷面にできる穴も小さくなります。力が強く入ると大きい穴になります。たとえば、膝を曲げて真っ直ぐ伸ばせば上がりますが、膝が横に曲がると、スピードを止める力になってしまいます。穴の話を聞いて、「彼は力を使わずに回転軸をうまく取っているから、簡単そうに跳べるのだろう」と思いました。 世界選手権で2位に入ったのは20歳のシャイドロフ(カザフスタン)。トリプルアクセルから3連続ジャンプを経て4回転サルコーを跳ぶ技を見せました。 宇野さん 身体能力のある選手たちがマリニン選手のジャンプを研究すると、彼らの跳び方も徐々に似てきます。シャイドロフ選手を見てもその可能性を感じました。今後、マリニン選手に匹敵するようなジャンパーが現れるかもしれません。 五輪まであと250日となりますが、今シーズン苦しんだ鍵山選手にも、とても特別な魅力があると強調します。 宇野さん 優真選手は最初のポーズから最後の一瞬まで途切れることなく、美しくジャンプを決めます。彼の演技中の張り詰めた緊張感は、彼自身をより引き立てます。もちろん緊張はあるでしょうが、観客を魅了し、感動させる力があります。マリニン選手が観る人に「やばい。すごい」と思わせるのに対し、優真選手は「美しいものを見た。感動した」と思わせる。それがフィギュアスケートの競技として、そして芸術としての魅力です。 ○…プロスケーターとしても活躍する宇野さんは、自身初プロデュースのアイスショー「Ice Brave」を立ち上げます。本田真凜(23)や、競技者時代に師事したステファン・ランビエル(40)などのゲストとともに、過去に滑った演目を中心にお届けします。愛知公演(6月14~15日、愛・地球博記念公園アイススケート場)、福岡公演(同21~22日、オーヴィジョンアイスアリーナ福岡)、新潟公演(7月12~13日、MGC三菱ガス化学アイスアリーナ)で計9公演が予定されています。

【欧州チャンピオンズリーグ】インテル、15シーズンぶりの4度目の優勝ならず スクデットに続きビッグイヤーも逃す

15シーズンぶりの4度目の優勝を狙ったインテル・ミラノ(イタリア)は、0-5でパリ・サンジェルマン(フランス)に敗れました。シモーネ・インザーギ監督(49歳)は、2シーズン前の決勝でマンチェスター・シティ(イングランド)に惜しくも敗れた雪辱を果たせず、国内リーグ戦での2位に続き、チャンピオンズリーグでも準優勝に終わりました。「ファンを笑顔にしたい」。そんな思いを抱えて臨んだ決勝の舞台。インテルは準々決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、準決勝ではバルセロナ(スペイン)との激戦を制して勝ち上がりました。序盤から自陣に引いて守る予想通りの展開でした。しかし前半12分、右サイドから崩され、最終的にハキミ選手に得点を許しました。その1分前にも、左サイドをデンベレ選手に突破され、シュートを打たれましたが、これはGKゾマーの正面に。それでも3バックの横のスペースを相手に攻略されました。20分には、ロングカウンターを受け、19歳のFWドゥエ選手に右足でのゴールを奪われました。36歳のGKゾマー、37歳のDFアチェルビ、36歳のMFムヒタリアンと、多くの経験を持つ選手たちが歴史的に初の35歳以上の選手3人で先発。しかし、パリSGの19歳アタッカーにさらなる得点を許してしまいました。後半開始からの交代はありませんでしたが、9分にけがが万全でないDFパヴァールに代わりDFビセック、MFディマルコに代わりMFザレフスキが出場。しかし、ザレフスキはその2分後にパリSGのMFファビアン・ルイスに対してファウルをしてイエローカードを受けました。13分にはインザーギ監督が審判への抗議でイエローカード。試合の流れは大きく変わらないまま、交代出場のビセックが負傷退場するアクシデントがありました。その直後、後半18分に速攻から再びドゥエ選手に得点を許し、勝敗は決定的となりました。スタジアムには涙を流すインテルサポーター。28分にも攻め上がった最終ラインの背後をFWクワラツヘリア選手に抜け出されて失点。42分にも途中出場の19歳MFマユル選手に5点目を許し、完敗を喫しました。今シーズンはスクデットに続き、ビッグイヤーも逃し、笑顔で終わることはできませんでした。

【欧州CL】パリSG初優勝!インテルに5-0圧勝、ドゥエ2得点1アシストにエンリケ監督歓喜

パリ・サンジェルマン(フランス)が悲願の初優勝を飾った。2019-20年シーズン以来となった決勝でインテル・ミラノ(イタリア)を5-0と圧倒した。決勝での史上最多得点差となった。19歳のフランス代表FWデジレ・ドゥエが2得点1アシストと大活躍。名将ルイス・エンリケ監督(55)は14-15年のバルセロナ(スペイン)に続いて、異なるチームを指揮してのCL制覇は史上7人目となった。スピード感あふれる攻撃でインテル・ミラノをのみ込んだ。前半12分にMFビティーニャを起点としたパスワークで左サイドから崩し、ペナルティーエリアに入ったドゥエからゴール前のDFハキミに渡り、右足ワンタッチで先制点が生まれた。続く前半20分には持ち味とするカウンターが決まった。自陣ゴールライン際からDFパチョが相手ボールをカットを起点にFWクバラツヘリア、FWデンベレと渡って左サイドから持ち込む。カットインから右からゴール前に入ったドゥエへパスが届く。鋭く右足を振り抜くと、インテル・ミラノMFディマルコの体に当てながらディフレクションしたボールは勢い良くインゴールへ飛び込んだ。2-0で折り返した後半もパリSGの勢いは止まらない。18分、デンベレのヒールパスからビティーニャがスイッチし、素早くドリブルで持ち出し、右前方へパス。受けたドゥエが持ち込み右足でゴールを奪った。3-0。誰も予想しなかった一方的な展開となった。決勝で得点とアシストの両方を記録した選手は史上6人目で、19歳362日は最年少記録となった。殊勲のドゥエはお役御免とばかりに後半22分、FWバルコラに代わってベンチに下がった。さらに後半28分、再び切れ味鋭いカウンターを発動。左のデンベレからクバラツヘリアにパスが渡り、そのままドリブルで独走。左足で駄目押しの4点目が決まった。勝利を決定付けるゴールにルイス・エンリケ監督も手足を広げながらピッチサイドを走り回り、歓喜の感情を爆発させた。 まだ終わらない。後半42分には波状攻撃から途中出場のMFマユルがゴールし、大量5ゴールとなった。新方式となった今大会。参加チームは従来の32から36に広がり、決勝までの試合数も13から17に増えた。パリSGの戦いは順風ではなかった。1次リーグではアーセナル、アトレチコ・マドリード、バイエルン・ミュンヘンに屈して15位での突破だった。しかし決勝ラウンドに入り、ルイス・エンリケ監督のもと一戦ごとにチームは結束し、成長した。プレーオフラウンドでブレストを2戦合計10-0と一蹴。そこから1位突破のリバプールをPK戦の末に下し、アストンビラ、再戦となったアーセナルとはねのけ、そして17試合目となったファイナルでも2シーズン前に準優勝しているインテル・ミラノを圧倒した。流動性あふれる攻撃ばかりが目立つが、守護神ドンナルンマ、この日が欧州CL通算107試合目となったDFマルキーニョスらが鉄壁の守備を披露。強固なディフェンスがあるからこそ、デンベレを軸にした切れ味鋭いカウンター、変幻自在の動きで相手を翻弄するビティーニャを起点とする連動性あるパスワークも決まった。メッシ、ネイマール、エムバペが去り、スターに頼らぬチーム一体となった戦い方を築き上げたルイス・エンリケ監督。誰が出ても高いレベルで戦えるスタイルを完成させた。1970年創設から55年、PSGが最高峰の舞台で栄冠を手にした。