Year: 2025

大谷翔平、自身初の「スプラッシュヒット」なるか 昨年敵地で136m特大弾、好相性ジャイアンツ戦

ドジャース大谷翔平投手(31)が、11日(日本時間12日)からジャイアンツと敵地サンフランシスコで前半戦最後の3連戦に臨む。5ゲーム差で2位につける同地区のライバルとの対戦。現在チームは6年ぶりの6連敗中だけに、1番打者として2試合ぶりの本塁打で打線に勢いをつけたい。打者としてのジ軍戦は、今季3試合で10打数5安打2本塁打と好相性だ。敵地オラクルパークでは昨年5月14日、飛距離136メートルの特大アーチを放っている。右翼後方のマッコビー湾まで届く、自身初の「スプラッシュヒット」を狙いたい。投手としては12日(同13日)の第2戦で、今季5度目の先発に臨む。ジ軍戦は過去2試合に登板し、1勝0敗、防御率0・75と好成績を残している。敵地オラクルパークでは初登板。前回登板で3者連続三振を奪うなど調子を上げており、ライバル球団のファンに強烈な印象を与えそうだ。

鎌田大地所属のクリスタルパレス、欧州リーグ出場不可に オーナーが複数クラブ所有の規則違反

欧州サッカー連盟(UEFA)は11日、イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスの欧州リーグ出場を認めないと発表した。同じく欧州リーグ出場権を持つフランス1部のリヨンとの間で、同じオーナーによる複数クラブ所有に関する規則違反があったと判断した。MF鎌田大地が所属するクリスタルパレスは5月にイングランド協会(FA)カップを初制覇し、欧州リーグ出場権を得ていた。欧州チャンピオンズリーグ、欧州リーグに次ぐ格付けの欧州カンファレンスリーグに出場することになる。リヨンはフランス1部6位で、財政問題の影響で2部降格の可能性があったが、降格処分を免れていた。(共同)

大谷翔平がレプリカユニフォーム売り上げ前半戦でトップに – ジャッジが第2位、フリーマンとベッツが続く

アメリカのメジャーリーグ機構は11日、今シーズン前半のレプリカユニフォームの売り上げランキングを発表し、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が第1位に輝いたことを明かしました。大谷は、エンゼルス在籍時の2023年から2年連続で年間の売り上げトップの座に就いています。このランキングは、開幕日以降にリーグの公式グッズサイトといった販売チャネルでの売り上げを基に作成されています。第2位にはニューヨーク・ヤンキースの外野手アーロン・ジャッジが、第3位と第4位には大谷のチームメイトであるフレディ・フリーマン(一塁手)とムーキー・ベッツ(遊撃手)がそれぞれランクインしています。第5位はニューヨーク・メッツの遊撃手フランシスコ・リンドアでした。他の日本出身選手は残念ながら20位以内に入らなかったようです。今シーズンを東京で始めた大谷は、6月に満を持して2シーズンぶりの「二刀流」としての活躍を再開し、ナショナルリーグ西地区首位を疾走するチームを力強く牽引しています。(共同通信)

菊池雄星もオールスター戦登板せず、代替選手をMLB発表 山本由伸に続き日本人2投手は登板なし

MLBは11日(日本時間12日)、オールスター戦(15日、アトランタ)のア・リーグ先発投手のメンバーに選ばれているエンゼルス菊池雄星投手(34)が出場登録から外れ、代替選手としてレイズの先発右腕ドルー・ラスムセン(28)を選出したと発表した。菊池は12日(同13日)のダイヤモンドバックス戦に登板予定で、オールスター戦では登板しないことになった。日本人投手ではドジャース山本由伸投手(26)も13日(同14日)のジャイアンツ戦に登板するためオールスター戦の出場登録から外れており、選出2人どちらもオールスター戦での登板はなくなった。菊池は今季ここまで19試合に先発し3勝6敗、防御率3・02としている。ラスムセンは18試合に登板し7勝5敗、防御率2・82としている。

ドジャース、元有望株の右腕ナストリーニをウェーバーで獲得 デービス、メジャー枠から外れる

ロサンゼルス・ドジャースは11日(日本時間12日)、マイアミ・マーリンズから右投手ニック・ナストリーニ(25歳)をウェーバーで獲得したと発表しました。この獲得に伴い、ノア・デービス投手(28歳)はメジャーのロースターから除外されました。 ナストリーニは2021年のドラフト4巡目でドジャースに入団しました。当時、将来を嘱望されるトッププロスペクト(若手有望選手)でしたが、マイナーリーグで経験を積んだ後、2023年にランス・リンとジョー・ケリーを含む複数選手とのトレードでシカゴ・ホワイトソックスに移籍しました。 昨シーズンにメジャーリーグデビューを果たしたナストリーニは、今シーズンも引き続きマイナーリーグでプレーしていましたが、メジャー枠からマーリンズへ移籍。その後、マイナーで1試合に登板しましたが、再びメジャー枠から外れていました。

大谷翔平が「1番DH」で出場 同地区ライバルとの前半戦最後のシリーズ/スタメン一覧

ドジャースの大谷翔平投手(31)は、前半戦の最後となる同地区ライバル、ジャイアンツとの対戦において「1番DH」で登場します。自身初のスプラッシュヒットとなる今季32号が期待されます。9日(日本時間10日)のブルワーズとのアウェー戦では3打数無安打、1打点で、3試合ぶりのヒットなしに終わりました。今季ここまでチームの94試合中92試合に出場し、打率.279、31本塁打、58打点、88得点、12盗塁を記録。本塁打数はリーグで単独トップ、得点はリーグトップで、2003年のトッド・ヘルトン(ロッキーズ)を抜き、オールスター前のナ・リーグ新記録となりました。対戦相手の先発は、メジャー7年目の右腕ローガン・ウェブ(28)で、今季19試合に先発して8勝6敗、防御率2.62をマーク。大谷は6月13日の対戦で3打数無安打、2三振を記録しており、通算では14打数4安打、4四球、5三振で、本塁打はありません。ドジャースのスターティングメンバーは以下の通りです。1番DH 大谷翔平2番遊撃 ベッツ3番一塁 フリーマン4番捕手 スミス5番右翼 T・ヘルナンデス6番左翼 コンフォート7番中堅 パヘス8番二塁 金慧成9番三塁 エドマン先発投手 メイ(5勝5敗、防御率4.52)

2000年以降にデビュー戦を勝利した白毛馬は8頭! 武豊&マルガがマシュマロ、ソダシたちに続くのか!?

G1で3勝したソダシの半妹である白毛馬のマルガ(牝2、須貝厩舎、父モーリス、母ブチコ)が、12日に開催される函館競馬場の5R新馬戦(芝1800メートル)でデビューを迎えます。鞍上には日本の名騎手、武豊が起用されています。 2000年以降、白毛馬でデビュー戦を勝利したのは以下の8頭です。 ◆マシュマロ(牝、吉田厩舎、父クロフネ、母シラユキヒメ) 2011年11月13日、京都競馬場でのダート1400メートル2歳新馬戦で川田騎手の騎乗のもと、2馬身半差の快勝を収めました。 ◆マイヨブラン(牡、加藤征厩舎、父ヨハネスブルグ、母ユキチャン) 2018年12月28日、中山競馬場のダート1200メートル2歳新馬戦で、ルメール騎手が手綱を取りデビュー勝利を果たしました。 ◆ブッチーニ(牝、中内田厩舎、父キングカメハメハ、母シラユキヒメ) 2019年3月9日、阪神競馬場でのダート1400メートル3歳未勝利戦で藤岡佑騎手が騎乗し、4馬身差の圧勝を遂げました。 ◆ソダシ(牝、須貝厩舎、父クロフネ、母ブチコ) 2020年7月12日、函館競馬場の芝1800メートル2歳新馬戦で吉田隼人騎手の手綱で勝利し、2着に2馬身半差を付けました。 ◆ダノンハーロック(牡、音無厩舎、父ルーラーシップ、母ブラマンジェ) 2020年8月22日、小倉競馬場のダート1700メートル2歳新馬戦で北村友一騎手が騎乗し、2着に5馬身差を付ける圧勝を収めました。 ◆ハイアムズビーチ(牝、萩原厩舎、父ドレフォン、母ユキチャン) 2021年6月12日、東京競馬場の芝1400メートル2歳新馬戦を、北村宏司騎手が差し切りの初陣を飾りました。 ◆アマンテビアンコ(牡、宮田厩舎、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン) 2023年6月17日、東京競馬場のダート1400メートル2歳新馬戦でルメール騎手が勝利を手にしました。 ◆ゴージャス(牝、四位厩舎、父ゴールドシップ、母サトノジャスミン) 2024年9月16日、中京競馬場の芝1600メートル2歳新馬戦で差し切り初勝利を挙げ、鞍上は浜中騎手が務めました。

【巨人】NPB初のチェコ国籍選手、育成フルプが支配下登録 12日DeNA戦から1軍即合流

巨人育成のマレク・フルプ外野手(26)が支配下登録されることが11日、決まった。12日DeNA戦(横浜)から1軍に即合流する見込み。フルプは米独立リーグから昨季9月に入団テストを経て加入した。23年の第5回WBCの日本戦では佐々木朗希から二塁打をマーク。チェコ国籍として初のNPB選手として支配下昇格を目指していた。今季ここまでイースタン・リーグで65試合に出場し、2割6分8厘、4本塁打、29打点と猛アピール。直近では9日西武戦(カーミニーク)でボーの変化球を豪快に左翼席へ運んだ。キャベッジ、ヘルナンデスの両助っ人の苦戦が続き、得点力不足が否めない打線の起爆剤として“欧州の長距離砲”が1軍戦力に加わる。【関連記事】巨人ニュース一覧

【ソフトバンク】走塁ミスに小久保監督驚きと失望の表情「誰が見てもわかる」「正直なところ」3位転落

あぁ惜しい戦いを0敗…。ソフトバンクは2試合連続の完封負けを喫し、45日ぶりの連敗で3位に降下しました。2点を追う3回1死二塁の場面で、広瀬隆選手の中飛球に対し、二塁ランナーの石塚選手が三塁タッチアップを狙いましたが、楽天の強肩選手・辰己に余裕でアウトにされ、チャンスを逃しました。小久保裕紀監督(53)は「誰が見てもわかる」と述べ、走塁ミスに怒りを通り越して驚きと失望を隠せない様子でした。チームはパ・リーグの他の4球団には勝ち越しているものの、楽天戦では4勝8敗と負け越しており、苦しい状態が続いています。   ◇   ◇   ◇試合後、小久保監督は驚きを隠さずにいました。「誰が見てもわかります。正直なところ」。明らかな走塁ミスが起こったのは、0-2の3回1死二塁の場面。広瀬選手が打ち上げたボールが中堅手・辰己選手のほぼ定位置に向かう中、二塁から三塁へのタッチアップを試みた石塚選手。しかし結局、余裕でアウトになり“併殺”となり、わずかな得点機会を逃してしまいました。辰己選手は4年連続でゴールデングラブ賞を受賞しており、その強肩は広く知られています。小久保監督は「コーチ会議でも話題になった。本人が自身の判断力を磨いていく必要があります。自分のスピードも考えなければならない」と落胆の声を漏らしました。石塚選手は「二塁にいるより、三塁にいた方が得点できるかと思った」との判断でしたと説明。大西外野守備走塁兼作戦コーチとの会話では、「(大西コーチからは)冷静に話をしようと言われました。同じミスを繰り返さないようにします」と深く反省している様子でした。守備でもミスが失点に繋がりました。0-2で迎えた5回、辰己選手の中前打に対し中堅手の佐藤直選手が捕球に失敗し、そのスキに乗じた辰己選手に二塁進塁を許しました(記録は1安打1失策)。その後、2死二塁で村林選手に右前への適時打を許し、重い3点目を奪われました。小久保監督は「打線が振るわない時の走塁ミスは致命的だ。佐藤も同様だ」と厳しい言葉を投げかけました。今季初の2試合連続完封負けで、24イニング連続無得点に終わりました。連敗は5月25日と27日以来で、約1カ月半ぶり。オリックスの勝利で3位に後退しました。パ・リーグの他の4球団に対しては勝ち越していますが、楽天戦は4勝8敗で負け越しています。リーグ2連覇を達成するためにも、ミスの課題を克服し、試合でのミスを無くしたいと思っています。多くの反省を生かして、今日の試合でしっかりと勝利を目指したいものです。【只松憲】

【阪神】村上頌樹、プロ初満塁弾を許し自己ワースト6失点でKO「結果が全て、それだけです」

首位をひた走る阪神が予想外の結果に陥り、2リーグ制後では球団史上初の12連勝を逃しました。村上頌樹投手(27)は甲子園で最下位のヤクルトを相手に2回表で7連打を浴び、1イニングで6失点を喫しました。最終的には内山にプロ5年目で初めての満塁ホームランを許すことになりました。2回での降板は先発として自己ワーストで、6失点も自己ワーストでした。エース級の村上が意外な形でKOされ、試合は50分間の雨天中断を挟んだ長時間ゲームとなり、阪神は敗れました。   ◇   ◇   ◇意外な結末が待っていました。12連勝を目指していた阪神が最下位のヤクルトに止められ、連勝は11でストップしました。2リーグ制後の球団新記録も逃しました。しかし、藤川監督は全く動じませんでした。「それよりも今から考えることがあります。投手が2イニングやそれ以上を投げる状況なので、勝ち負け以上に考えなければならないことがあります」。彼の頭には、次の試合をどう戦うか、それだけがあるようです。エース級の村上が予想外のKOを受けました。2回表、先発の村上が7連打を受け1イニング6失点。「取るべきアウトを取れず、相手の勢いを止めることができませんでした。序盤で大量失点をしてしまい、本当に申し訳ないです」。リーグトップタイの8勝を挙げている右腕が衝撃的なKO負けを喫し、甲子園は一気に静まり返りました。1死一塁で、一塁走者の伊藤を狙った坂本の送球でアウト。しかし2死から7番古賀、8番武岡に連打を許し、2死一、三塁に。そして投手ランバートの弱い打球がマウンド後方に転がり、村上はそれを処理できず先制の内野安打を許しました。続く岩田と太田にも連打を浴び、2死満塁に。最終的には3番内山にカウント2-2から147キロの直球を左翼席まで運ばれ、村上にとってプロ初の満塁被弾を記録。「結果が全てなので、それだけです」。先発での2回降板、6失点は自己ワーストで、悔しさがにじみ出ました。50分間の雨天中断を挟んだ計4時間を超える長時間ゲームで敗北。この日は村上が先発した6月27日のヤクルト戦以来の黒星となりました。連勝を続けてきたチームもさすがに“小休止”といえます。勝利した2位巨人とのゲーム差は8.5に縮まりましたが、首位独走状態もリーグの貯金独占も変わりません。チームは藤川監督を筆頭に気持ちを切り替えます。「いつも通りです。その中でも結果を出した選手、悔しい思いをした選手がいますからね。また明日以降も戦ってくれると信じています」。藤川監督は冷静にこう語り、地に足をつけて次に備えます。【磯綾乃】