Month: July 2025

【ソフトバンク】劇的逆転サヨナラで3連勝!山川穂高V打、本塁アウトもリクエストで判定覆る

ソフトバンクが劇的な逆転サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。1点を追う9回裏1死一、三塁で山川穂高内野手(33)が左翼フェンス直撃の一打を放った。同点に追いつき、一塁走者の緒方がヘッドスライディングで本塁に突入。タイミングは微妙だったが、アウトの判定。ここで小久保監督はリクエスト。判定は覆り、セーフで勝利が決まった。一塁側ベンチからナインが飛び出し、殊勲打の山川を祝福した。お立ち台に立った山川は「うれしいです。ゲッツーうったら終わりなと思い、打席に立ちました。狙ってませんが、あのへんは打とうと思ったのでよかったです。入れと思ったが、全然入らなかった。走らなきゃという感じでした」と笑みを浮かべた。首位日本ハムを相手に大きな1勝となった。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【阪神】岡田顧問、審判に対し不満表明 巨人阿部監督の退場に「マイクで説明しとけば退場はなかった」

阪神タイガースの岡田彰布オーナー付顧問(67歳)がBS朝日の中継番組で解説を担当しました。0-0で迎えた8回、森下翔太選手(24歳)の本塁への判定が、阪神側のチャレンジでセーフに覆った。この判定をめぐって、巨人の阿部慎之助監督(46歳)が退場となりました。この審判団の対応に対して岡田氏は「審判ももっとマイクで状況を説明すればいいのにね。説明があれば監督が退場することもなかったでしょう。こういう場面では説明が必要です。アウトかセーフかの問題ではないですから」と、場内への詳細な説明があれば違った結果になった可能性があることを強調しました。

【巨人】「根拠教えて」阿部監督、我慢ならず初の退場処分「自分失って熱くなった」球団監督51年ぶり

巨人の阿部慎之助監督(46)は、監督就任2年目にして初の退場処分を経験しました。2日の阪神戦(甲子園)で、0-0の8回裏に本塁でのクロスプレーが一度はアウトと判定されましたが、阪神の藤川監督のリクエストによりセーフに覆りました。直後、投手交代を告げる際に山本球審に「根拠を教えてほしい」と抗議し、吉本一塁塁審から退場を言い渡されました。球団の監督としては、1974年の川上哲治監督以来、51年ぶりの退場処分となり、チームは完封負けで2連敗し、首位阪神とのゲーム差が5.5に広がりました。    ◇    ◇    ◇冷静を奪われた感情を抑えました。敗戦から数分後、阿部監督は報道陣の前で冷静に語りました。「見た限りではアウトに見えました。森下選手も諦めていたように見えました。しかし、抗議してはいけないことをしてしまい申し訳ありませんでした。退場処分を受け、最後まで指揮が執れなかったのは監督としての過ちです。選手たちにも申し訳なく思います」と述べました。熱戦の中、妥協は許されませんでした。8回裏2死一、二塁の場面で、阪神の大山選手が打ったボールが遊撃手・泉口の肩付近を弾き、カバーに入った二塁手・吉川が本塁に返球しました。森下選手と捕手・甲斐とのクロスプレーとなり、山本球審はアウトと判定しましたが、藤川監督のリクエストで判定がセーフとなりました。その直後、阿部監督は三塁側ベンチから出て、山本球審に投手交代を告げる意図のみでしたが、どうしても我慢できませんでした。「『判定が覆った根拠は何ですか?』と聞いたところ、『これは抗議できません』と言われました。しかし、『わかっています。それでも抗議したら退場になりますよね?』と確認しました」。完全敵地の甲子園で、決して引くことはありませんでした。球団の監督としてはV9を成し遂げた川上哲治監督以来、51年ぶりの退場処分となりました。現役時代としては、2014年7月の阪神戦以来で、競争への強い意志以外、理由はありませんでした。「一生懸命にやっている選手たちがいて、自分自身を失い熱くなってしまいました。アンパイアにも選手にも申し訳ありません」と謝罪しました。監督という戦いの旗頭の責任は、計り知れない重みがあります。この日は8安打ながら1点が遠かったのです。「皆、必死に打とうとしています。仕方がない、明日は負けられません。切り替えて頑張るしかありません」。勝利でのみ晴らせるのです。【為田聡史】▼阿部監督の退場は選手時代以来2回目で、監督の退場は22年5月14日の井口監督(ロッテ)以来です。巨人の監督では、74年の大洋戦での川上監督以来51年ぶりです。川上監督は2回、平光球審に攻撃的行動を取ったために退場となり、その前には56年に水原監督が退場しました。1リーグ時代には、三原監督が南海戦で退場し、出場停止の処分を受けています。

山本由伸、大谷翔平との同チームでのローテーションを「もちろん勉強になる」と称賛/インタビュー

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)は、7回を98球で投げ、3安打8奪三振1失点とし、自身最多となる8勝目を達成しました。 試合では、2回に初の四球と安打を許しましたが、4回に1点を失った以外は完璧に抑え、テンポ良く三者凡退を続けました。最速96.3マイル(約155キロ)の速球やスプリット、カーブを駆使して打者を翻弄しました。この時点で昨シーズンの7勝を上回りました。 試合後、日米の記者からの質問に応じた山本選手の一問一答をご紹介します。 【山本選手の一問一答】 ―前回に引き続き好投が続いていますが、その秘訣はありますか? 1週間を自分のペースでしっかり調整することができており、コンディションも良好なので自信を持ってマウンドに上がれていると思います。 ―オールスターに選ばれる可能性についてはどう考えていますか? メジャーリーグのトッププレイヤーが集まる場所に入りたいと思います。選ばれたらとても光栄です。 ―最近のパフォーマンスについてどうお感じですか? 良いフォームで投げられていますし、自分の投球スタイルが明確になってきたと感じています。 ―本日の援護点についてはどう感じましたか? 序盤から得点してくれたので、その勢いに乗って投げられました。 ―昨年を上回る8勝目についての感想は? コンディションが良いことが一番です。これから暑くなるので体調管理に気をつけて頑張りたいです。 ―最近の投球フォームについて具体的にお聞かせください。 良いピッチングが増えていると思います。 ―大谷選手の復帰について何か感じるところは? 彼の投球はすごいので、見ていて勉強になります。近くでプレーできるのは楽しいし、学んでいきたいです。 ―ホームランについては? 大きかったです。...

【阪神】藤原紀香「サザエさん」で始球式に登場 ワンバウンドに悔しさも「気持ちは120点」

兵庫県出身の人気俳優、藤原紀香さんが、プロ野球の試合で始球式に登場しました。藤原さんは、5日から8日まで大阪の新歌舞伎座で上演される舞台「サザエさん」に主演しています。この日は、阪神のペットマークが襟にあしらわれた衣装で「サザエでございます」とグラウンドに姿を見せました。幼少期から父親の影響で野球に親しんだ彼女は、少年野球チームに所属して「3番ファーストを打っていました」。高校野球センバツ大会ではリポーターを務めた経験もあります。今回の甲子園初のマウンドのために、公園でしっかり投球練習をしたことを明かし、美しいワインドアップ投法を披露しましたが、投球は捕手の前でワンバウンドしました。「しっかり練習してきたつもりでしたが、甲子園の偉大さと熱気に圧倒されました。でも感謝の気持ちで投げられたので本当にうれしいです。ふるさとである西宮で投げられて感激です」と語りました。投球に対しては悔しさ半分、甲子園で投げられた感激半分だったものの、「コースはほぼ真ん中に行ったので、自分では78点くらいかなと(笑)。でも、気持ちは120点です!」と元気に答えました。舞台に向けて「東京公演を終え、関西の公演を心待ちにしていました。この経験が舞台に生かせると思いますし、新歌舞伎座で観劇してくださるお客さんへ、甲子園球場でそのことを報告できたのがとても嬉しいです」と話しました。阪神タイガースに向けては「ファンのみなさんは待っているので、そのまま突き進んでほしいです。健康に気をつけて、熱いプレーを見せていただき、阪神が勝利すれば関西も盛り上がりますね。応援しています」とエールを送りました。

驚異の打球!大谷翔平が放った30号本塁打は、記録にない角度と速度で

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が放った30号本塁打は、その角度と速度がこれまでにないものでした。ホワイトソックス戦の4回、2アウトで走者なしの場面。内角スライダーを捉え、右翼スタンドへ運ぶ飛距離124メートルの特大本塁打を放ちました。打球速度は時速116.3マイル(約187キロ)、角度は42度。MLB公式のサラ・ラングス記者によれば、MLBが2015年から採用しているデータ解析システム「スタットキャスト」の記録上、角度36度以上の本塁打では最速の打球速度だそうです。まさに天を衝くような高さと常識外れのスピードを兼ね備えた一打でした。これにより大谷選手は5年連続で30本塁打を達成。ドジャースの選手としては、2019年のコディ・ベリンジャー以来の前半での30本到達という最多タイ記録です。

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が見せた好投にロバーツ監督が称賛「今夜は本当に素晴らしかった」 ー 7回3安打の活躍

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)は、この試合で自身最多となるメジャー8勝目を達成しました。4回に適時二塁打を許して失点しましたが、冷静な投球で相手打線を抑え込みました。7回を投げ、98球で3安打1失点という内容で8勝目を記録しました。この日はストレートを基軸にし、スプリットも光る投球でした。6回を除いた全ての回で三振を奪い、その数は8回にのぼりました。リズムよく投げることで試合の流れをつかみ、前年の7勝を超えてチームの頼れる存在として投手陣をリードしています。ロバーツ監督は「スプリットも非常に良かったし、ファストボールの制球も申し分なかった。早いカウントでアウトを取り、三振も多く奪いました。今夜は本当に素晴らしかった」と賛辞を送りました。

大谷翔平の衝撃30号「フルスイングではない、それでも飛ぶ」NHK解説者も驚く187キロ弾

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)が、3試合ぶりにホームランを放ち、5年連続となる30本目のホームランを達成しました。 4点リードされた4回、2アウトランナーなしの場面。4球目のファウルが球審に当たり、一時試合が中断されるハプニングもありました。その直後、カウント3-2で迎えた6球目、90.3マイル(約145キロ)のスライダーを右翼スタンドの中段に運びました。打球速度は116.3マイル(約187キロ)、飛距離は約124メートル、打球角度は42度の大ホームランでした。 それまで11打席連続でヒットがなかった大谷選手について、NHK BSで解説を務めた元中日の今中慎二氏(54)は、「心配していると、いつも打つんですよね。振った後に腰をさすったりするんですけど」とコメントしました。そして、特大のホームランについて「今のはフルスイングではないですよね。なんとなく合わせたようなスイング。それでもあれだけ飛ぶんですね。(30号達成は)オールスター前の一つの目安ですよね」と絶賛しました。 打球の角度が42度だったことに触れて、「このぐらいの角度の方が大谷選手には合っているんじゃないですかね。ライナー打球はあまり良くないと思います。打球が上がらないので。でも、時にはライナー性でスタンドに入ることもありますね。そのようなときはあまり良くない」と述べました。

ロバーツ監督「ショウヘイらしいプレー。やはり驚かされる」大谷翔平の5年連続30号を称賛

ドジャース大谷翔平投手(30)が、5年連続でシーズン30号に到達した。「1番DH」で出場し、4回の第3打席で右越えにソロ本塁打。先発した山本由伸投手(26)を援護した。5年連続30本塁打は、現役選手ではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)と大谷のみ。6月は7本塁打に終わったが、最近8試合で5発とペースが上がっており、ロバーツ監督は試合後、「ショウヘイは、ショウヘイらしいプレーをしてくれた。期待や雑音がある中で、それをうまく整理して、パフォーマンスが出来るのは、やはり驚かされる」と称賛した。チームは7回1失点と好投した山本が8勝目を挙げ、投打がかみ合って快勝。同監督は「投手陣も非常にいい投球をしているし、打線は中軸から下位にかけて、適時打も出ているのは、非常に大きい」とうなずいた。【試合詳細】――>>大谷翔平「1番DH」でホワイトソックス戦 山本由伸先発

元2階級制覇王者京口紘人が現役引退「けがもなく引退を決められる」今後は芸能&タレント活動希望

プロボクシング元世界2階級制覇王者の京口紘人(32=ワタナベ)が現役引退を表明した。2日、自身の公式ユーチューブチャンネルで「【報告】今まで沢山の応援ありがとうございました!」の動画内で自ら発表した。所属ジムのリングにスーツ姿で登場した京口は「3月13日の世界戦で、前回、自分が試合した世界戦の試合があって結果は負けてしまったのですけど、それを最後に現役引退することを決めました。本当にありがとうございました」と報告した。3月、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)に挑戦し、判定負けした世界挑戦がラストマッチとなった。プロキャリアの約9年間で世界2階級制覇を成し遂げた京口は「いろいろな方に支えられて22戦、戦ってこられた。プロデビューから1年3カ月で世界王者になれた。そこから階級も上げて2階級で世界王者になり。3階級制覇という大きなチャレンジもさせていただけて思い描いていた以上のプロキャリアを歩めたかなと思います。たくさんの応援をありがとうございました」と振り返った。現役最後の試合となったオラスクアガ戦後から引退までに到達した心境について明かし「前回の3月の試合が終わって直後ぐらいには引退と決めていて。準備から出せる力を120%ぐらい出せて、悔いは残らなかった。オラスクアガ選手という強い王者にあれだけ戦えたし、終わった直後にすごくすっきりしたというか、健康な体でリングを下りれたと思った。さみしいはありますけど出せる力は出せて大きいけがもなく引退を決められるというのは、ある意味幸せなのかな」と口にした。妻の亜希夫人に現役引退を報告した際には「妻も驚いた感じではあったが、自分の気持ちも尊重してくれた。妻も『借りに、この後に復帰戦する時にもし世界戦いのチャンスが来るのだったらどうする?それでも引退するの?』と言われたが、それでも自分の中で世界戦のチャンスが来たとしても引退という気持ちは揺らがないと言ったら、妻は『じゃあ良いんじゃない、お疲れさま』と言ってもらえた」と話した。 また今後についても言及し「今後はいろいろなメディアに出てタレントのお仕事だったり、そういうお仕事をしたいと思うようになりました。解説のお仕事、タレントのお仕事、講演活動もしていきたい」と説明。芸能に特化した会社と自身の設立した会社と提携し、芸能&タレント活動を行う方向性を示した。また選手育成など本格的なトレーナー業は否定しつつも、セコンドライセンスは取得し、後輩のサポートは継続していくという。大阪・和泉市出身の京口は16年4月、2回KO勝ちでプロデビュー。17年2月に東洋太平洋ミニマム級王座獲得し、同7月、IBF世界同級王座を奪取した。18年12月にはWBA世界ライトフライ級スーパー王座を獲得し世界2階級制覇を成し遂げた。22年11月、寺地拳四朗(BMB)とのWBAスーパー、WBC世界同級王座統一戦に臨み、7回TKO負け。3階級制覇を目指し、フライ級に転向。今年3月にはWBO世界同級王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)に挑戦したが、判定負けしていた。