Month: July 2025

異様な光景…「ONE PIECEナイト」で観客席に「ルフィ大量発生」4万人に麦わら帽子配布

ドジャースはこの日、東映アニメーションとの提携により、世界的な現象となっているアニメ「ONE PIECE」とのコラボイベントを開催しました。 球場を訪れた先着4万人の観客には、主人公「ルフィ」が劇中で愛用している麦わら帽子が配布されました。スタジアム内は、麦わら帽子を着用したファンでいっぱいになり、独特の光景が広がりました。 この少し風変わりな様子に、SNSでは「ドジャースタジアムが麦わら帽子だらけで面白い」とか、「ルフィがたくさんいるみたい」といった反応があり、参加者たちはこの特別な体験を楽しんでいました。 そんな特別な雰囲気の中、大谷翔平選手(30歳)は第1打席で四球を選び、その後フリーマン選手のタイムリーツーベースヒットにより、一塁から快速走塁で先制のホームを奪いました。

【秋田】金足農 甲子園準Vの高橋佑輔コーチがカツ「最後は気持ちの勝負」弟と2年連続全国へ

第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)への出場をかけ、来週から東北各地で熱戦が繰り広げられます。東北6県版では、各県の注目校や選手を紹介します。今回は、2年連続の出場を目指す秋田の金足農業高校と、4年ぶりに春の山形王者となった酒田南高校(山形)を取り上げます。チーム全体が一丸となり、夏の大会に挑みます。   ◇   ◇   ◇金足農業高校は、チーム全体で夏の2連覇を目指しています。2018年夏の甲子園で準優勝を果たしたメンバーで、2023年からコーチを務める高橋佑輔氏(24歳)は、4人兄弟の長男です。昨年は三男の高橋佳佑前主将とともに6年ぶりに夏の甲子園出場を果たしました。今年は、昨年ベンチ入りしていなかった四男の孝士朗外野手(2年)も主力となりました。「コーチの弟だからと安易にメンバーに入れず、実力をつけてほしいと考え、甘やかさずにやってきました」。今も小さいという意味で「ちー」と呼びますが、グラウンドに入れば選手として厳しく指導しています。「自分も含め、首脳陣も監督に頼りきらずに」と、熱い思いを部員たちに真っ直ぐに伝えています。6月、招待試合で大阪桐蔭と対戦。収穫の多かった試合を終え、部員たちの変化を期待していましたが、守備練習に取り組む姿勢に満足できず、ノックバットを使う手を止めカツを入れました。「もう今の時期は技術を高める時期ではない。最後は気持ちと気持ちの勝負、ハングリー精神をもって取り組んで欲しい」マネージャー陣も夏に向けて気合が入っています。中学時に野球をし、「サポート側にまわりたい」と志望して入部した加藤郁子さんと、野球部OBの兄を持つ藤原美優さん(ともに3年)。「選手の気が散らないように」と忍び足で歩くなど、普段から徹底して選手ファーストの精神を心がけています。夏に向けて2人で4000羽の折り鶴を折りました。また、「愛を込めて、今までよりも手の込んだものを」と、1年生マネージャーも含めた4人で54個のサイコロ型お守りを作成。「今までやってきたことに自信を持って、精いっぱい頑張ってほしい」と声をそろえます。秋田大会は10日に開幕。金足農業高校の初戦は11日、由利高校と対戦します。今年もチーム力で「カナノウ旋風」を起こしてみせることでしょう。【高橋香奈】

元阪神のオイシックス高山俊が打率リーグ1位 2位知念、3位大川でオイシックス勢3位まで独占

元阪神のオイシックス高山俊外野手(32)が、3日のイースタン・リーグの日本ハム戦で無安打に終わったが、打率2割9分7厘で同リーグの打率トップをキープした。昨季、同リーグで首位打者を獲得したオイシックス知念大成外野手(25)が、打率2割9分3厘で2位、打率2割9分0厘4毛の大川陽大外野手(25)が3位で、オイシックス勢が打率の上位3位までを独占した。イースタン・リーグの打率トップ5は以下の通り(3日終了時点)。◆イースタン・リーグ打率(トップ5)1位 高山(オイシックス) 2割9分7厘2位 知念(オイシックス) 2割9分3厘3位 大川(オイシックス) 2割9分0厘4毛4位 有薗(日本ハム) 2割9分5位 吉野(楽天) 2割7分5厘

「ワンピースナイト」で盛り上がる!大谷翔平が「1番DH」で31号ホームランに挑む、スタジアムに麦わら帽子が満載/最新情報

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が「1番DH」として出場します。 ホワイトソックスの先発投手は右腕のアーロン・シバーレ選手です。 この試合は「ONE PIECEナイト」として開催され、世界中で高い人気を誇るアニメ「ONE PIECE」とのコラボレーションイベントです。ドジャースタジアムを訪れたファン先着4万人には「ONE PIECE」の象徴である麦わら帽子が配布されました。 チーム123456789計 ホ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 ドジャース大谷翔平(25年4月) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に投球練習するドジャース山本(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に投球練習するドジャースのカーショー(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に調整するドジャース山本(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前に投球練習するドジャース大谷(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前にブルペンで投球練習するドジャース大谷(撮影・垰建太) ドジャース対ホワイトソックス 試合前にビジョンに映る漫画「ワンピース」のロゴを背に引き上げるドジャース山本(撮影・垰建太)

【第1日見どころ】久保凛、新星フロレスら登場 男子100mは決勝進出者が決定/陸上日本選手権

陸上日本選手権が本日4日、東京の国立競技場で幕を開けます。この大会は、9月に行われる世界選手権東京大会(13~21日)の選考会も兼ねており、初日には男女計17種目の競技が予定されています。 女子5000メートル決勝では、田中希実(ニューバランス)が4大会連続となる代表入りを目指します。彼女はすでに参加標準記録(14分50秒00)を突破しており、3位以内に入れば代表が内定します。廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)や山本有真(積水化学)も上位に食い込むことを狙っています。 男女800メートル予選には、女子では久保凛(東大阪大敬愛高)、男子では落合晃(駒大)が登場します。どちらも日本記録保持者であり、前回大会の優勝者です。5日の決勝に向けて、良い流れを作れるでしょうか。 女子400メートル予選に初めて出場するのは、6月に日本国籍を取得したフロレス・アリエ(日体大)です。彼女はペルー国籍だった5月の静岡国際で、日本記録(51秒75)を0秒04上回る好記録を出しました。 男子100メートルでは、予選と準決勝が行われ、5日の決勝に進出する8人が決まります。今年1~6月に10秒20を切った選手は史上最多の17人で、激しい競争が予想されます。右股関節上部骨を痛めながらも出場するサニブラウン・ハキーム(東レ)、今季日本人最速の10秒06を記録した柳田大輝(東洋大)、自己ベスト9秒98を持つ小池祐貴(住友電工)、今季10秒台を4回記録している桐生祥秀(日本生命)、6月に10秒12をマークした山縣亮太(セイコー)らが頂点を目指します。 ◆世界選手権一般種目の代表選考について 各種目の出場枠は最大3名(女子やり投げは例外的に4名)。パリ五輪で入賞した日本人最上位者は、1月1日から日本選手権までに参加標準記録を突破すれば代表内定となります。日本選手権で3位以内に入り、さらに8月24日までに参加標準記録を突破すれば、代表に大きく近づきます。開催国枠も設定され、参加標準や世界ランキングの選考条件を満たした選手が一人もいない種目には適用されます。

【とっておきメモ】「もう無理や。もうこれはピッチャーや」プロ1勝小園健太の原点は恩師の一言

DeNAのフレッシュな若手選手たちが試合で活躍し、5月30日からのヤクルト戦(横浜)以来、約1カ月ぶりの同一カードで3連勝を果たし、貯金生活へと復帰しました。4年目のドラフト1位である右投げの小園健太選手(22)は、5イニングを投げて3安打3失点の粘り強いピッチングを見せ、プロ初勝利を手にしました。    ◇   ◇   ◇ 「お前、もう無理や。もうこれはピッチャーや」との一言が、小園投手の原点となりました。この助言を与えたのは、彼が中学生時代に所属していた貝塚ヤングの恩師である川端末吉監督です。20年以上にわたり指導者として活躍し、ヤクルトでプレーする川端選手の父でもある川端監督は、「ショートがやりたい」と言って入団してきた小園選手の持つ投手としての才能をいち早く見抜いていました。「マウンドでの落ち着きが異なる。ピンチでも変わらず堂々としている。彼には投手に専念させよう」と考え、ランニングやピッチングなどの、チームでは異例の投手専用練習を小園選手一人に課したのです。 彼は剛速球で打者を抑えるタイプでもなく、変化球で空振りをとるタイプでもありませんでした。「直球と変化球の絶妙な組み合わせが彼のピッチングスタイルでした」と、1年生の夏にはエースの地位を確立しました。順調に成長し、不動の4番だった現ロッテの松川選手と共に市和歌山で「この2人はプロになれる素材ですので、よろしくお願いします」と言われ送り出されました。それから7年後、プロのマウンドで小園選手は新たな一歩を踏み出しました。【DeNA担当=小早川宗一郎】

【阪神】植田海の快走でサヨナラ勝利!国内FA権を獲得した29日、藤川監督も期待「貴重な選手」鈴木尚広の名を引き合いに

阪神タイガースが劇的なサヨナラ勝利を収めた9回に、植田海選手の代走が確実に功を奏しました。2対2で迎えた9回、大事な局面で先頭打者の森下翔太外野手(24)がセンター前ヒットで出塁しました。藤川球児監督(44)はこの場面で珍しく森下に代えて、植田海内野手(29)を代走に起用しました。続く佐藤輝明内野手(26)の打席で、巨人のマルティネス投手が牽制球を投げると、一塁手の中山がこれを後逸し、植田はすぐさま二塁へ進むことができました。佐藤輝は申告敬遠、大山悠輔内野手(30)の内野安打で満塁のチャンス。すると、豊田寛外野手(28)がセンターへのフライを放ち、その間に植田が楽々とホームに生還しました。植田選手は6月29日に国内フリーエージェント(FA)権の資格を満たしました。藤川監督は「植田はFA権を取得しました。おめでとうと言いましたが、彼はとても重要な選手です」と信頼を寄せています。また、巨人で代走スペシャリストとして知られた鈴木尚広氏(47)の話題にも触れ「彼の存在は本当に重要で、巨人在籍時には素晴らしい代走の鈴木選手がどう戦うかを考慮することが多かった。我々の現在のベンチメンバーも全員で戦う姿勢が求められます。素晴らしい活躍でした」と称賛しました。豊田選手も「海さんなら絶対にホームに帰ってこられると思っていました」とコメントを残しています。

【NBA】河村勇輝、ブルズのサマーリーグに参加へ 活躍次第で今季契約の可能性も

アメリカのプロバスケットボールリーグNBAに所属するシカゴ・ブルズは3日、かつてメンフィス・グリズリーズでプレーし、現在フリーエージェント(FA)となっている河村勇輝(24)が、ネバダ州ラスベガスで10日(日本時間11日)より行われるサマーリーグにブルズの一員として参加することを発表しました。このサマーリーグは若手選手が才能を披露する場で、目覚ましい活躍を遂げれば、今シーズンの契約に結びつく可能性があります。河村選手は昨シーズンの開幕前にグリズリーズのキャンプに参加し、オープン戦でその能力をアピールし続けました。そして下部組織であるGリーグに所属しながら、NBAの試合にも一定数出場できる「ツーウェー契約」を結び、NBAデビューを果たしました。昨シーズンNBAの22試合に出場し、1試合平均で1.6得点、0.9アシストを記録しました。(共同)

【日本ハム】新庄監督、金村尚真に「限界まで」走り込みの秋への準備

北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(53)は、2軍で再調整を決定した金村尚真投手(24)に対し、徹底的な「走り込み指令」を発しました。金村投手は、3日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で先発し、4回7安打3失点と期待に応えられず4敗目を喫しました。この試合後、新庄監督は金村を先発ローテーションから外すことを明言しました。「良くないね。抹消して、今後3日、4日間、フラフラになるまで走り込むように指示しました。何が悪かったのかは一旦忘れて、走り込みに専念させることで、何か突破口を見つけてほしい。こうしたトレーニング方法を取り入れるようにコーチ陣には伝えたよ」と語りました。ランニングによって心のモヤモヤを晴らし、シーズンの重要局面で活かせると信じています。「走り込んだ後、ボールが思うように行かないかもしれないが、長期的な視点での成長を期待したい」とし、秋の勝負に向けてコンディションを向上させてほしいとの願いです。それこそが、「真っすぐの球質が良くない。金村らしくない」と指摘されるストレートの質の改善につながるはずです。金村にとって、この約1カ月間は試行錯誤の連続でした。今シーズンの3度目の完封勝利を果たした5月23日の楽天戦から、6月8日のDeNA戦を含む4試合連続で結果を残せませんでした。「考え方が間違っているのか、しっかりと見直さなければならない。ファームに行って、多くの意見を取り入れ、再び良い形で1軍に戻りたい」と語る彼が、今季の開幕投手として一足早い“夏休み”を迎え、再起を図ります。【木下大輔】 ---

【特別メモ】ヤクルトの中村優斗が猛暑のマツダでプロ初勝利 高校3年から愛するサウナ「水風呂は10度」

ヤクルトが広島を相手に快勝を収めました。ドラフト1位で選ばれた中村優斗投手(22歳、愛知工業大学出身)が、5回を無失点で投げ切り、プロでの初勝利を果たしました。   ◇   ◇   ◇全身から流れる汗が心地よい。ヤクルトの中村優斗は休日に一人でサウナを訪れ、自分自身を見つめ直します。「一人の時間も大好きです」。彼のサウナ歴は高校3年から始まりました。長崎県諫早市の実家近くにある温浴施設がきっかけとなり、この趣味に夢中になりました。愛知工大時代には週に3回は通っていました。「水風呂は10度以下が理想です。外気浴用の椅子やリラックスできるスペースがあれば最高ですね」。静かな空間で汗を流し、心を落ち着かせた後、野球への情熱が再燃します。暑さが厳しいマツダスタジアムで手にしたプロ初勝利。「厳しい試合もあると思いますが、野球を楽しむことを忘れずに頑張りたいです」。マウンドで流した汗もまた、格別なものでした。【ヤクルト担当=上田悠太】