Month: July 2025

【クラブW杯】チェルシー、OGで4強進出!パルメイラス18歳のエステバンからの手痛い一撃も

イングランドのチェルシーはブラジルのパルメイラスを2-1で下し、4強進出を果たしました。試合開始からチェルシーが主導権を握り、早々に先制点を挙げました。前半16分には、イングランド代表のMFパーマーがDF間でボールを受けてから、自らボールを運びました。FWデラップの動きをおとりにし、左足でシュートを決める見事な個人技を披露しました。その後も試合を優位に進める中、後半8分に今夏チェルシーに加わった18歳のブラジル代表FWエステバンからの攻撃で失点を許してしまいました。右サイドのポケットでエステバンがパスを受けると、DFコロウィルが素早く対応しましたが、エステバンは縦に抜け出し、ニアサイドから精度の高いシュートを決めて同点に追いつかれました。試合は拮抗し、延長戦がちらつく中、後半38分にラッキーにも勝ち越し点を得ました。左のショートコーナーを起点に短くパスをつなぎ、左からDFギュストがゴール前へ低いクロスを送ると、相手選手の足に当たって軌道が変わり、GKウェヴェルトンが反応できずそのままゴールに。記録上はオウンゴールとなりました。この1点を守り抜き、チェルシーはベスト4に進出しました。日本時間9日午前4時に開催される準決勝では、フルミネンセ(ブラジル)との対戦が待ち構えています。

吉田正尚、傘下マイナーリーグの3試合目でリハビリ出場、4打数1安打。試合前には一塁で守備練習

レッドソックスの外野手、吉田正尚選手(31)は、傘下2Aポートランドでのニューハンプシャー戦に出場し、リハビリ中の3試合目を迎えました。4打数1安打となり、これで2試合連続でヒットを放ちました。この日は「2番DH」として出場し、試合の5回、2アウト1塁で迎えた第3打席で右前へのヒットを記録しました。初回の1アウト1塁の第1打席はピッチャーゴロ、4回の先頭打者として迎えた第2打席はセカンドゴロ、7回の先頭打者での第4打席はレフトフライで、8回には代打を送られ交代となりました。結果は4打数1安打、1得点でした。昨年10月に右肩の手術を受けた吉田選手は、シーズン開幕から負傷者リストに入っていました。外野手として投球に不安が解消されるまで時間が必要だったため、今月2日から傘下3Aウースターでリハビリ出場を開始しました。今回が3試合目で、2Aでの試合はこれが初めてです。現地メディアの記者、ジョシュ・ベル氏によると、この日も試合前に一塁でノックを受ける練習を行っていたとのことです。

マリナーズのローリー、34号と35号ホームランで個人最多記録を更新し、グリフィーの球団記録に並ぶ** **

** シアトル・マリナーズのキャッチャー、カル・ローリー(32歳)が34号と35号の本塁打を打ち、自身のメジャー記録を更新しました。これは、オールスター戦前の球団記録であるケン・グリフィーの記録に並ぶものです。ローリーはホームで行われたパイレーツ戦に「3番DH」として出場。1回、1アウト1塁の場面で左翼の2階席へと運ぶ、飛距離433フィート(約132メートル)の豪快な34号2ランを記録しました。また、6回2アウト走者なしの場面では、左中間に昨季の自己最多を更新する35号ソロを放ちました。マリナーズの公式データによると、オールスター戦前に35本の本塁打を記録したのは殿堂入りしたケン・グリフィーが1998年に残した記録に並ぶものです。ローリーは「彼はレジェンドであり、初年度の資格で殿堂入りした象徴的な選手です。そんな彼と記録に並べたことを本当に幸せに思います。」とコメントしました。現在、メジャーのホームランランキングでローリーは単独トップに立っています。2位にはこの日32号を打ったニューヨーク・ヤンキースのジャッジ、3位には30本のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が続いています。

大谷翔平の珍プレーでヒットがキャンセルされる…155キロの速球ライナーが大きく跳ねて…

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、ヒットになりそうな打球も珍しいプレーの結果アウトとなりました。1対6で迎えた3回の1アウトの場面で、大谷は右腕の投手マクラーズとの対戦に臨みました。カウント1-1からの低めのカーブを、打球速度約155キロで打ち返しました。そのライナーはピッチャーのマクラーズの右足に直撃し、大きく跳ね上がったところを遊撃手のデュボンが捕球。一塁へ送球しましたが、大谷はわずかに先に到達していました。しかし、審判団はすぐにタイムを取り、大谷にアウトの判定を告げました。打球はデュボンによってノーバウンドで捕球されていたため、記録上は「ピッチャーライナー直撃」アウトとなりました。

チェルシーに52億円以上の罰金 収入規則やチームの人件費ルール違反

欧州サッカー連盟(UEFA)は4日に発表し、収入に関する規則やチームの人件費に関するルールに違反したとして、イングランドのプレミアリーグ所属チームであるチェルシーに3100万ユーロ(約52億7000万円)の罰金を科すと決定しました。これが今後4年間改善されない場合、さらに6000万ユーロの罰金が科される可能性があります。この他にも、スペインのバルセロナやフランスのリヨンなどにも同様の罰金が科されました。(共同)

大谷翔平、誕生日登板で「2イニングを計画」とロバーツ監督が発表

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、誕生日である6日(日本時間)にアストロズ戦での投手登板を予定しています。デーブ・ロバーツ監督は試合前の記者会見で、大谷選手について「2イニングを投げる計画だ」と語りました。大谷選手は6月16日のパドレス戦で、約2年ぶりに投手として復帰しました。その試合では先発し、1回2安打1失点、28球で降板しました。続く2度目の登板は6月22日のナショナルズ戦で、1回を無安打無失点、2三振で18球を投げて降板しました。3度目の登板は6月28日のロイヤルズ戦で、復帰してから初めて2回を投げ、1安打無失点、1四球1三振、27球を記録し、自己最高の球速101.7マイル(約164キロ)をマークしました。6日の登板は中6日で行われます。

ドジャースのグラスノー投手、来週復帰の可能性が浮上とロバーツ監督が語る

ロサンゼルス・ドジャースの先発投手タイラー・グラスノー(31歳)は、右肩の炎症で4月28日から戦線を離れていましたが、デーブ・ロバーツ監督(53歳)は彼が来週の遠征で復帰できる可能性があると明らかにしました。グラスノーは、3日(日本時間4日)にドジャース傘下の3Aオクラホマシティで3度目のリハビリ登板を行い、4回1/3を投げて78球を投げ込みました。ロバーツ監督は「今回の登板は良かった。5回の途中まで投げられたのは収穫だ」と評価し、「具体的な日程はまだ決まっていないが、来週の遠征中に復帰する可能性が非常に高い」と語りました。ドジャースは7日(日本時間8日)からミルウォーキーでブルワーズと3連戦、11日(日本時間12日)からサンフランシスコでジャイアンツと3連戦を予定しており、全6試合の遠征が組まれています。ドジャースに移籍して2年目のグラスノーはこれまでの5試合で1勝0敗、防御率4.50という成績を残しています。

三笘薫、バイエルンからの誘いを断りブライトンに留まる – ヒュルツェラー監督の思い

英スカイスポーツは4日までに報じたところによると、日本代表のMF三笘薫(28)がドイツの強豪クラブ、バイエルン・ミュンヘンからのオファーを辞退し、現在所属するブライトンと新たな契約を結ぶ方向で話が進んでいる。ブライトンのヒュルツェラー監督はインタビューで、「プレシーズンのトレーニングで彼に再び会えるのを楽しみにしています。これが我々の計画です。三笘選手と一緒に働き続け、さらなる成長を遂げさせたいと考えています。彼はまだ限界を迎えていないと感じています。彼はチームの重要なメンバーになると信じています」と述べた。ブライトンでは、ブラジル代表FWジョアン・ペドロがチェルシーへ総額約117億円で移籍する中で、三笘選手の動きが注目されていた。

ENHYPEN「WORLD TOUR」特別版、味の素スタジアムで7月5日に限定販売開始

日刊スポーツ新聞社は、「ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION」公演が開催される本日5日に、特別版を製作し、味の素スタジアム周辺のコンビニエンスストアで販売いたします。ぜひお近くにお立ち寄りください。※午前10:30頃から販売を開始する予定ですが、準備が整い次第となります。※売り切れ次第、販売終了とさせていただきます。ご了承ください。※ネット通販も行いますが、部数に限りがありますので、当日のお買い求めをお勧めいたします。

【陸上】フロレス、骨折にも負けず独自の集中法で決勝進出「トラック1周したら帰れる」

女子短距離界の新星であり、6月に日本国籍を取得したフロレス・アリエ(21歳、日体大所属)が、日本選手権に初出場しました。予選では53秒48のタイムで組2位につけ、全体2位で今日5日の決勝に進出しました。9月に行われる世界選手権東京大会に向けて、「400メートル」と「混合1600メートルリレー」の2種目で日本代表の可能性を期待される大学3年生の彼女は、5月には51秒71というタイムを記録し、2008年に丹野麻美選手が樹立した日本記録を0秒04上回るという実力を示しています。6月には右手の人差し指を骨折するアクシデントがありましたが、それにも負けず日本一を目指しています。   ◇    ◇    ◇フロレスは日本選手権に初出場し、笑顔を見せていました。国立競技場を走り抜け、観客の歓声を受けながら「ものすごく声が聞こえた」と嬉しそうに語っています。日本とペルーにルーツを持つ父と、ペルーとイタリア系の母を持つ21歳の彼女は「決勝はもうちょっと集中しようかな」と冗談めかして話しています。しかし、その笑顔の裏にはアクシデントによる悩みもありました。5月には日本記録を上回るタイムを出しましたが、6月上旬の練習中に他の選手と接触し、右手人差し指の骨折で約1週間練習ができませんでした。その後の調整も本来の6~7割に抑えざるを得ず「しんどかった」と吐露しています。6月中旬に日本国籍を取得し今大会への出場権を獲得しましたが、「半分うれしくて、半分プレッシャーを感じた」と複雑な心境を語りました。そんな葛藤を抱えながらの初舞台となった大会で、「今の状況では期待に応えられない」ともどかしさを感じつつも、レース前の心構えは変わりませんでした。「トラックを1周したら帰れる」と自らを励まし、レースに挑みました。残り100メートルで5番手から加速し、3人を抜き去り、1着の寺本葵選手まで0秒18差に迫る力を見せました。「ラストは自信がある」と胸を張っています。今年秋に自国で開催される世界選手権では、混合1600メートルリレーでの代表入りが有力視されています。個人種目の400メートルについては今大会での内定は厳しいものの、8月下旬に決定する世界ランキングで日本人トップの松本奈菜子選手が出場圏外となれば、2種目出場のチャンスもあります。「これまでの調整が難しかったので、今は走り切れたら満足です。結果よりも楽しく終われたら」と控えめな意気込みながらも、初優勝を狙える位置につけています。決勝でも自分のペースで走り抜けます。【藤塚大輔】