【バレーボール】高橋藍「勝てるチームを目指して」千葉大会の前日会見で意気込み

「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025千葉大会」(千葉ポートアリーナ)の男子開幕が翌日に迫った15日、千葉市内で前日会見が行われました。千葉大会には日本、トルコ、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、米国の代表が参加します。日本からは高橋藍選手(23)とロラン・ティリ監督(61)が出席し、今大会への意欲を語りました。
今大会はネーションズリーグ(VNL)予選ラウンドの最終第3週に当たり、世界ランキング5位の日本は、ここまで5勝3敗で4位に位置し、上位7カ国と開催国の中国で争われる30日からのファイナルラウンド(寧波)進出に向けた圏内に入っています。今大会からは、高橋選手や石川祐希主将(29)、ミドルブロッカー山内晶大(31)など、昨夏のパリ五輪を戦った主力選手たちが満を持して出場します。
サントリーでSVリーグ初代王者の称号を得た後、休養を経て今月12日までの沖縄合宿から代表に合流した高橋選手は、「非常に良い休養が取れ、リフレッシュできました。外からチームを観る経験は初めてでしたが、中国大会、ブルガリア大会でも高いクオリティーを出せていました」とこれまでの代表の戦いを評価しました。国内初戦へ向けて「今はチームを作る段階ですが、まずはファイナルラウンドに進出し、コミュニケーションをしっかり取って結果を出しながらチームを作り上げていきたい。勝てるチームを目指していきます」と意気込みを示しました。
東京オリンピックで母国フランス代表を頂点に導き、今シーズンから日本代表を指揮するティリ監督は「とにかく細かいところまでコミュニケーションを浸透させたいです。チームづくりの途中ですが、これまでの結果には満足しています。絶対に3勝を目指します」と語っていました。
日本は16日に世界ランキング8位のドイツと、17日に同9位のアルゼンチンと、18日に同4位のブラジルと、20日に同6位の米国と対戦します。