ドジャースの大谷翔平選手(31)が14日(現地15日)、ジョージア州トゥルーイストパークでのオールスター戦の前日に行われたイベントに出席しました。
大谷選手は5年連続5度目のオールスター選出を果たし、ナ・リーグファン投票で最多得票を獲得し、DHでのスタメン出場が決定しています。この日は取材に応じ、プレーや新しい私生活について詳しく語りました。
◆大谷の一問一答<2>
-今シーズンのポストシーズンでの二刀流と、来年3月のWBCでの二刀流は
「もちろんチーム全体として、ポストシーズンを目指しています。現在はケガで離脱している選手もいて、無理しないようにしながらポストシーズンに向けて準備しています。私も投手としてその一員になりたいと思っています。今年が終わった時点で、来年3月のことは考えたいです」
-投手と野手の両方でのプレッシャー。どうそれを最大限のパフォーマンスに変えていくのか
「どうでしょうね、若い頃はプレッシャーを感じていたかもしれません。しかし今は何度も手術を経験し、ただプレーできることに感謝しています。試合の前後も、無事に試合を終えられたことに安堵しています。年齢を重ねるごとに、プレッシャーを感じることはありますが、それ以上に感謝の気持ちが強くなっています」
-毎回感謝を込めて
「本当にありがたいことです。それは当たり前じゃないという気持ちがあるので、日々1日1日を大切にしています」
-今年のオールスターで楽しみにしていることは
「対戦はもちろんですが、普段はなかなかないクラブハウスを共有する機会に、他の選手と会話することで、その選手の人柄を知るのが新鮮で面白いですね」
-ホームラン競争は現行のルールでは厳しいと。どんなルールなら出場する可能性があるのか
「それは私が決めることではないですが、球数やスイング数の制限、さらに飛距離に重点を置くのも面白いかもしれません。運営側の問題なので、私はその状況に応じて決めます」
-メジャーでプレーする中で打席のアプローチは変わるか
「そうです。ある程度の打球角度で良い打球が上がれば、フェンスを越えるだろうと想定して打席を組むので、多少打席のアプローチが変化しています」
-ヒットの延長線がホームランというイメージか
「過去に二塁打だった当たりがフェンスを越えると想定して組み立てています」