山本由伸、守護神の救援失敗で9勝目を逃すも「チームが勝てて本当に良かった」と語る

ドジャースの山本由伸投手(26)は、7回無失点の好投ながら9勝目を逃しました。
試合開始からリズムよく投球し、初めの2イニングでは3者凡退。3回にはフレディ・フリーマン内野手(35)の適時二塁打で打線が先制点を取ると、5回まで相手に二塁を踏ませない見事な投球で9勝目の権利を得ました。
6回には初めて二塁に走者を置くも、2死二塁の場面ではチャプマンをスプリットで空振り三振に打ち取りました。さらに7回には2死二塁のピンチを迎えますが、シュミットを空振り三振に仕留め、この試合を91球、3安打2四球無失点、7奪三振で終えました。この日は最速96.2マイル(約155キロ)の速球を記録しました。
山本の9勝目を目前に控えた9回、守護神のタナー・スコット投手(30)が同点2ランホームランを打たれ、勝利投手の権利を逃しました。試合後、山本は「7イニング投げられて、チームが勝てたので本当に良かったです。強いボールを投げるという基本を最も意識して臨みました」と話しました。
今シーズンは19試合に登板し、成績は8勝7敗、防御率は2.59となっています。前半戦を振り返って「とても充実していました」と語りました。
次の登板予定はないですが、15日(日本時間16日)にアトランタで行われるオールスター戦に選出されています。