Day: July 14, 2025

【クラブW杯】トランプ米大統領が表彰式に登場 決勝は超満員で観衆は今大会最高の8万1118人

4年に1度の規模で一新されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)は13日、アメリカのニュージャージー州イーストラサフォードで決勝戦を迎え、チェルシー(イングランド)が2024-25年シーズンの欧州チャンピオン、パリ・サンジェルマン(フランス)を3-0で下し、旧方式で行われた2022年大会以来、クラブ世界一の座に返り咲きました。MVPにはチェルシーのイングランド代表MFコール・パーマー(23)が選ばれました。表彰式にはトランプ米大統領がFIFAのインファンティノ会長らと共にステージに立ち、パーマー選手たちがトロフィーを受け取りました。メットライフ・スタジアムには今大会最多の8万1118人の観衆が集結しました。

ドジャース、予想外の延長タイブレークで辛勝 山本由伸の奮闘も守護神がセーブ失敗で9勝目逃す

ドジャースは山本由伸投手(26)の素晴らしいピッチングで、延長タイブレークの末にジャイアンツを下しました。山本は試合の序盤から2イニング連続で3者凡退を記録し、ゲームの流れを築きました。3回にはフレディ・フリーマン内野手(35)が適時二塁打を放ち、ドジャースが先制。さらに5回にはミゲル・ロハス内野手(35)のソロホームランで追加点を奪いました。山本は5回まで相手を二塁にすら進ませない圧巻の投球。6回と7回にはランナーを二塁に進められましたが、いずれも2死二塁の場面でスプリットを使い空振り三振を奪いました。7回までを3安打2四球無失点7奪三振と最高の内容で投げ切りました。8回はアレックス・ベシア投手(29)が無失点で抑えました。しかし、2-0で迎えた9回、守護神タナー・スコット投手(30)が登板するも、1死一塁から代打マトスに同点2ランを打たれ、山本の9勝目が消えました。その後、予想外の形で延長タイブレークに突入しましたが、ドジャース打線が3点を奪い、そのリードを守り勝利を手にしました。山本は今季最多タイとなる7回を91球投げ、3安打2四球無失点7奪三振と好投しました。最速は96.2マイル(約155キロ)を記録しました。一方、大谷翔平投手(31)は、第1打席から左飛、四球、右前打、中飛の成績でした。ドジャースは12日(同13日)の同戦で大谷が先発し、3回を1安打1四球無失点4奪三振と好投。8年ぶりとなる7連敗を9月17日以来ストップし、オールスター戦前の最後の試合を勝利で飾りました。

大谷翔平、延長タイブレークで申告敬遠 ドジャーズファンからのブーイング

ロサンゼルス・ドジャーズの大谷翔平投手(31)が「1番指名打者」として先発出場しました。初回の打席では、左投手のレイと対戦。1-1のカウントから真ん中高めの速球を捉え、大きな飛球を左翼方向へ放ちましたが、左翼手ラモスがフェンス際で好捕しました。打球は362フィート(約110メートル)飛びました。第2打席、4回無死で0-0の状況。フルカウントから外角低めのナックルカーブを見極め、四球で出塁。ベッツの四球で二塁に進み、フリーマンの適時二塁打で試合の先制点を踏みました。第3打席、5回2死で2-0のカウント。1-2からの低めのナックルカーブを右前に運び、2試合ぶりのヒットを記録。ベッツの打席での捕逸で二塁に進みましたが得点には結びつきませんでした。第4打席、8回1死で2-0の状況。右投手ロドリゲスとの対戦で、1-1からの直球を角度よく打ちましたが、中飛となりました。第5打席、延長11回の2-2で無死二塁。申告敬遠で出塁し、これには観客からの大ブーイングが巻き起こりました。この一戦で前半戦を終え、大谷は7月15日(日本時間16日)のオールスター戦に臨みます。今季の成績は打率2割7分6厘、リーグトップ、メジャー3位の32本塁打、60打点、12盗塁。OPSは.986。投手としては5試合に登板し、0勝0敗、防御率1.00。前日11日(12日)の試合では今季最長の3回を投げ、1安打1四球無失点、4奪三振の好投。6月28日(29日)のロイヤルズ戦では、自己最速の101.7マイル(約164キロ)を記録しました。