大谷翔平、延長タイブレークで申告敬遠 ドジャーズファンからのブーイング

ロサンゼルス・ドジャーズの大谷翔平投手(31)が「1番指名打者」として先発出場しました。
初回の打席では、左投手のレイと対戦。1-1のカウントから真ん中高めの速球を捉え、大きな飛球を左翼方向へ放ちましたが、左翼手ラモスがフェンス際で好捕しました。打球は362フィート(約110メートル)飛びました。
第2打席、4回無死で0-0の状況。フルカウントから外角低めのナックルカーブを見極め、四球で出塁。ベッツの四球で二塁に進み、フリーマンの適時二塁打で試合の先制点を踏みました。
第3打席、5回2死で2-0のカウント。1-2からの低めのナックルカーブを右前に運び、2試合ぶりのヒットを記録。ベッツの打席での捕逸で二塁に進みましたが得点には結びつきませんでした。
第4打席、8回1死で2-0の状況。右投手ロドリゲスとの対戦で、1-1からの直球を角度よく打ちましたが、中飛となりました。
第5打席、延長11回の2-2で無死二塁。申告敬遠で出塁し、これには観客からの大ブーイングが巻き起こりました。
この一戦で前半戦を終え、大谷は7月15日(日本時間16日)のオールスター戦に臨みます。
今季の成績は打率2割7分6厘、リーグトップ、メジャー3位の32本塁打、60打点、12盗塁。OPSは.986。
投手としては5試合に登板し、0勝0敗、防御率1.00。前日11日(12日)の試合では今季最長の3回を投げ、1安打1四球無失点、4奪三振の好投。6月28日(29日)のロイヤルズ戦では、自己最速の101.7マイル(約164キロ)を記録しました。