【高校野球】元オリックス左腕・川口知哉監督が率いる龍谷大平安、夏初の勝利 3年生左腕コンビの好投/京都

7年ぶりに35度目の夏の甲子園を目指す龍谷大平安(京都)が初戦を突破しました。今春から指揮を執る元オリックス選手の川口知哉監督(45)は、夏の大会で初勝利を挙げました。
初回に4点を先制し、その後もリードを広げ、2回に1点、5回には3点を追加しました。6回には左翼スタンドへのソロホームランで9点目を記録し、最終的には7回コールドゲームで打線が11安打で9得点を挙げました。
投手陣では、3年生の左腕コンビが5回まで相手を無得点に抑えました。先発した背番号10・高信春太投手は4回を無失点で切り抜け、2番手の背番号11・山本陽斗投手は5回に3者連続三振を奪いました。6回と7回は右腕投手コンビがリードを守り切りました。
創部118年を誇る古豪・龍谷大平安は、甲子園で100勝目を達成した2018年夏の100回大会以来、夏の甲子園から遠ざかっています。
今春、部員への暴力問題で退任した前監督・原田英彦氏(65)の後任として、コーチとしてチームを支えてきた川口監督が就任。1997年夏にエース左腕として活躍し準優勝したOBが、7年ぶりの甲子園出場に向けて大きく一歩を踏み出しました。