【阪神】森下翔太、レーザービームでホームを守る劇的な勝利へ「空中でも冷静な判断」

阪神タイガースの外野手、森下翔太(24)は、その見事なレーザービームで試合の勝利を手繰り寄せました。
試合は2-0で迎えた9回。阪神の投手、岩崎優(34)は1点差に迫られ、更に1死二、三塁のピンチで右飛を打たれました。
犠牲フライでの同点が予想されましたが、右翼にいた森下が本塁に向けてストライク送球を見せ、タッチアップしていた三塁走者をアウトにしました。
「ファウルゾーンに来た時のイメージも準備していました。右中間に飛んできたときも自分が行こうと決めていましたし、常に様々なシナリオを考えて守備についていました。」と森下は振り返ります。
彼は様々な想定をして準備を整えており、実際に打球が飛んできた際も冷静に考えて、最高の返球をするための動きにつなげたのです。
「焦って投げても良いボールにはならないですし、逆にゆっくり投げてもアウトにはできません。浜風が少し弱まっていたため、やや届きにくい状況ではありましたが、それでも良い送球ができました。もう少し違うアプローチができればという後悔もありますが、飛んでいる間に体勢を整えて投げました。」
空中でさえも冷静に考え続けたスーパーキャッチ。しかし、彼は自身の反省点についても率直に話します。