ドジャースの大谷翔平投手(31)は、2試合ぶりに今季32号のスプラッシュホームランを打ちました。この試合は敵地であるオラクルパークでジャイアンツと対戦し、彼は「1番DH」として出場。3回の第2打席で海に飛び込む逆転2ランを放ちました。これは、8日に記録した31号ホームランで2019年のベリンジャーを超え、オールスター戦前の球団最多記録を更新したことに続き、さらに記録を伸ばした形です。 この試合は、オールスター前の最後の3連戦で、同じナ・リーグ西地区で2位の競争相手との対戦でした。大谷は主軸打者としてその存在感を見せつけ、31歳になってから2本目、7月に入ってからは3本目のホームランをマークしました。彼が6月16日に投手としての登板を開始して以降、これが7本目となります。例年、6月は調子が上がる月ながら今季は7本塁打と少し控えめでしたが、誕生月の7月に期待がかかります。 これで、チームの95試合目で32本塁打に到達し、昨年と同じシーズン54本のペースとなりました。ただし、昨シーズンは自己最多の54本で本塁打王を獲得した際、チーム106試合目(7月27日)に32号を記録しており、今季は11試合も早く到達しました。このペースだと、日本人初、そしてドジャースでは球団初となる60本塁打も視野に入ってきます。 ジャイアンツ戦でのホームランは通算7本目、サンフランシスコのオラクルパークでのホームランは通算3本目の記録になりました。 ◆大谷の年度別本塁打 18年=22本 19年=18本 20年=7本 21年=46本 22年=34本 23年=★44本 24年=★54本 【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】