世界ランキング5位の日本が、同3位のポーランドを3-1(25-21、23-25、25-23、25ー22)で破った。パリ五輪1次リーグの初戦で1-3で敗れた相手に雪辱し、通算9勝2敗で3位を堅守。銀メダルを獲得した前回大会超えを目指す23日からのファイナルR(ポーランド・ウッジ)へ、弾みをつけた。 日本対ポーランド ポーランドに勝利し、集合写真に写る日本代表(撮影・増田悦実) 日本325-2123-2525-2325-221ポーランド ◆試合経過 第1セット 日本はセッター関菜々巳、オポジット和田由紀子、アウトサイドヒッター石川真佑、佐藤淑乃、ミドルブロッカー宮部藍梨、島村春世、リベロ岩沢実育をスタメン起用。第1セットは理想的な展開に持ち込んだ。序盤から佐藤のサービスエースや石川のスパイクなど4連続得点で主導権を握ると、中盤にも佐藤のリベロを弾くようなエースで突き放した。その後も島村のブロックなどで7点差をつけると、終盤の追い上げをかわし、最後は石川がレフトから決めて25-21でセットカウントを先取した。 日本―ポーランド 第1セット、スパイクを決める石川 日本―ポーランド 第1セット、スパイクを決める和田 日本―ポーランド 第1セット、スパイクを決める佐藤。奥はアクバシュ監督 日本―ポーランド 第1セット、スパイクを決める佐藤 日本―ポーランド 第1セット、スパイクを決める石川。奥はアクバシュ監督 第2セット セットカウントを先取して迎えた第2セットは、一進一退の攻防となった。いきなり4連続得点で先行したものの、佐藤がブロックにかかり7-7の同点に。その後はサイドアウトの応酬が続いた。中盤に1歩リードした日本だったが、23-22の場面で和田がブロックされて再び追いつかれると、サーブで崩され連続失点。23-25の逆転でセットカウントを取り返された。 日本―ポーランド 第2セット、スパイクを決める島村 日本―ポーランド 第2セット、ブロックを狙う宮部(右) 日本―ポーランド 第2セット、ブロックされた和田(右) 日本対フランス 第2セット、レシーブする石川(撮影・増田悦実) 日本対ポーランド 第2セット、話し合う佐藤(左)と石川(右)(撮影・増田悦実) 日本―ポーランド 第2セット、トスを上げる関(左) 日本―ポーランド 第1セット、スパイクを放つ石川(右)...