ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31歳)は、マイナーから昇格したばかりの注目ルーキー、ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23歳)から、第31号となるリードオフ本塁打を放ちました。
2ストライクと追い込まれた場面で、内角低めの時速88.2マイル(約142キロ)のカーブをしっかり捕らえ、センター越えの31号本塁打としました。この一打は、打球速度108.4マイル(約174キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)、弾道角度27度の特大アーチでした。
オールスター前に31本塁打を記録し、これまでの記録である19年におけるベリンジャーの記録を超え、単独で球団最多記録となりました。
しかし、チームは今季最悪の5連敗となりました。
【大谷選手の一問一答】
-ミジオロウスキー投手について
「どの球も力強く素晴らしいものでした。特に制球が良かったですね。欲を言えば、次の打席(3回無死二塁で空振り三振)でも進塁打を打てれば、展開が少し変わっていたかもしれません。」
-打線が1得点に終わった原因について
「もちろん、相手投手が素晴らしいピッチャーだったということもあります。ですが、その中でも最低限の仕事を自分も含めて果たせれば、ヒットがなくとも得点のチャンスはあったはずです。そういった状況で結果を出せるかが鍵です。」
-第6回にホームに突入したプレーについて
「全力で走った上でのコンタクトプレーでした。送球がそれるかどうかの一瞬での判断ですが、結果的にはサードベースマンの好プレーだったと思います。」
ーマンシー選手以外にエドマン選手やT・ヘルナンデス、キケ・ヘルナンデスも怪我中
「幸運にも長期の離脱ではないと思います。今は出場中の選手がオールスターまでの期間をしっかりと粘り強く戦うことが重要です。戦力が戻ってきた時に再び良い戦いができると信じています。」
-厳しい状況でカーブを捉えた時の心構え
「いつも通り、ストライクゾーンの球にしっかりと振ることが基本です。球種に関係なくしっかり振り、難しいボールには手を出さないことが重要です。」
-打撃調整について工夫していること
「今日の四球も昨日の見逃し三振も、ボールをしっかりと見極めている手応えはあります。質の高い打席を増やすことでヒットやホームランが自然と増えると思いますし、得点チャンスも増えると考えています。」