【日本ハム】新庄監督「あのスクイズ、よかったでしょ」5点目を小技で狙った理由は/一問一答

日本ハムが大勝し、今季2度目となる5連勝を記録しました。貯金を今季最多の「16」に伸ばし、首位を保持しています。
1回には五十幡選手の二塁打、水谷選手と万波選手の四球、続くレイエス選手の満塁ホームランで4点を先制しました。2回には五十幡選手のスクイズプレイ(記録は適時内野安打)で5点目を獲得。4回には田宮選手が自己最多の4号2ランを記録。5回、清宮幸選手のヒットで1点を追加します。6回には水谷選手の犠飛、代打マルティネス選手と清宮幸選手のヒットで3点を追加。8回にはマルティネス選手の内野ゴロで1点、9回には伏見選手のヒットでさらに1点を加え、合計今季最多の13点を奪いました。
先発の山崎投手は大量の援護を受け、今季2度目の完投勝利で4勝目を挙げました。
試合後の新庄剛志監督のコメントをお伝えします。
「(山崎投手について)今まではすぐに降板させられるケースが多かったので、ちょっと気にしていました。加藤コーチに今日は継投を自分が決めたいとお願いしました。今日の昼に必ず打者が5点以上取るので、失点は4点まで大丈夫、そして完封させるからと。それを125球以内にするという話をして、5点取った時に『取ったやろ』と笑い合いました。」
-監督も気にしていたのですか?
「もちろんです。投手たちは長いイニングを投げたいと思っていましたし、テレビのインタビューでもそういったコメントがありましたから。今日は力感のないピッチングができたことが重要でした。」
-打線は13得点を挙げましたね。
「打線については、選手に聞いてください。詳しいことは覚えていませんが、五十幡選手には『ホームランを狙え』と声をかけました。三振か、ホームランかの選択です。」
-ランニングホームランではなく、フェンスを超えるものを?
「そうですね。フェンスを超えるホームランです。良い時期に練習させた結果、力強い打球が左中間に飛び始めたのです。」
-試合を安心して見ていられたのではないですか?
「スクイズは良かったですね。5点目が大きかったです。あれは普通のスクイズであって、セーフティースクイズではないですよ。」
-最近はそういった場面も確実に決めていますね。
「昨日は水野選手のバントや田宮選手のキャッチングが勝利に貢献しました。一つのプレイが流れを大きく変えました。」
-5回から捕手を田宮選手から伏見選手に交代した理由は?
「山崎投手の球数を125球以内に抑えるためです。田宮選手のリードだと球数が増えてしまう可能性があったので、伏見選手と交代しました。」
-河野選手が抹消されていますが?
「恒例の走り込みです。再調整ということで、ここのところ恒例にしています。」
-特に再調整の方法については?
「42.195キロのランニングなど、かなりの負荷をかけています。疲れを経験することで、新しい気づきを得られると思っています。」