【日本代表】95年前のデビュー戦で4得点を叩き出した若林竹雄とは?現役東大生で代表に選出された天才

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東アジアE-1選手権で日本代表(FIFAランキング15位)のFWジャーメイン良(30=広島)が、香港代表(同153位)戦で代表デビュー戦ながら4得点の大活躍を見せました。

デビュー戦での4得点という記録は、1930年の若林竹雄氏以来、実に95年ぶりの快挙となりました。その若林氏とはどのような人物だったのでしょうか。

若林氏は1907年(明治40年)8月29日に兵庫県で生まれました。神戸一中を卒業後、旧制松山高等学校に進学し、そこで天皇杯の前身とも言える「ア式蹴球全國優勝競技會」で優勝しました。東京帝国大学(現東京大学)では主将として輝かしい活躍を見せ、大学在学中に日本代表に選出。1930年(昭和5年)5月25日のフィリピン戦でのデビュー戦で4得点を達成しました。若林氏はその天才的な才能ゆえに周囲から称賛されていましたが、それから7年後の1937年(昭和12年)8月、29歳という若さで病によりこの世を去りました。

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