悔しさにじむベッツ「大きなミスをしてしまった…」山本由伸のメジャー初回KOを誘発した失策を反省

ロサンゼルス・ドジャースの内野手、ムーキー・ベッツ(32)が痛恨の失策を反省しました。
先発の山本由伸投手(26)は1回で3ランを浴びた後、さらにヒットと四球で危機を拡大。2アウト一、二塁から相手打者をショートゴロに仕留めたかと思いきや、ベッツの一塁へ向けた送球が乱れてしまいました。フレディ・フリーマン内野手(35)もフォローできず、失点が続く結果に。山本はその後も打たれてしまい、メジャー最短の2/3イニング5失点で降板しました。
このミスが試合の展開を大きく左右しました。「スポーツネットLA」などのインタビューに応えたベッツは、「大きなミスをしてしまった」と悔しさを滲ませていました。ドジャースは投手陣だけでなく、トミー・エドマン内野手(30)やテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)、キケ・ヘルナンデス内野手(33)らの怪我も相次いでいる苦しい状況。しかし、ベッツは「心配していないよ。1日1日を大切にし、私たちにできること、つまりコントロールできることをしっかりやって、次の試合に備えるだけ」とリーダーとして前向きな姿勢を示しました。
この日、ベッツは「2番・遊撃」に起用され、4打数無安打。今シーズンの打率は2割4分9厘、11本塁打、44打点、6盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.713です。開幕から体調不良や骨折など厳しい状況が続く中、スター選手としての地位を守り続けています。