ダルビッシュ有が日本人メジャー投手で最多記録となる13シーズン目に挑戦 – 初登板で初勝利逃す

パドレスのダルビッシュ有投手(38)は、右肘の炎症から回復し、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に登板しました。これでメジャーリーグ13年目のシーズンへの参加となり、4回途中で2失点して降板しました。
第1回の先頭打者であるキャロルを2ストライク追い込んだ後、カーブで空振り三振を奪いました。続く2番のペルドモには96マイル(約154キロ)の直球で三ゴロを取り、3番のグリエルもスプリットで空振り三振に仕留めるなど、絶好調のスタートを見せました。
2回では、先頭の4番ネイラーに四球を与えると、5番スアレスに三塁線を抜かれる適時二塁打を許し1点を失いました。さらに3回には、先頭のキャロルに二塁打を打たれ、犠打と適時打で追加点を奪われましたが、その後も落ち着いた投球を続けました。
4回目は、先頭のマキャンをスイーパーで空振り三振に抑えた後、次のトーマスには四球を与えましたが、アレクサンダーはスイーパーで空振り三振に切り取りました。ここで降板し、マウンドを降りる際にはスタンドからのスタンディングオベーションが起こりました。
3回2/3まで投げて63球、3安打2失点、4四死球5奪三振でしたが、チームは1-2で追う展開で交代となり、今季初勝利は持ち越しとなりました。ダルビッシュのメジャー13シーズン目の登板は、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏の12シーズンを超え、日本人投手の最多シーズン記録となります。