【巨人】山形開催に合流したリチャードが打撃練習でセンター場外弾「変わらずにやります」** **

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3年ぶりの山形での試合を前に、太陽が降り注ぐ屋外球場に快音が響き渡りました。7日に1軍に合流したリチャード内野手(26)が、打撃練習で次々と場外弾を放っていました。その中には、120メートルのセンター大型ビジョン右をかすめ、球場外へと消えていく特大の一発もありました。彼は大汗をかきながら試合に備え、「変わらずにやります」と練習後に短い言葉で強い意志を示しました。
彼は5月にソフトバンクからトレードで加入しました。1軍に合流直後、彼は2本塁打を記録しましたが、打率0割9分5厘と低迷し、6月13日に2軍へ降格となっていました。しかし、桑田2軍監督の指導の下、再び1軍のステージを目指して励んできました。最近の5試合では、2軍戦で16打数7安打、打率4割3分8厘、1本塁打、6打点と結果を残しています。阿部監督は、「長打力がある。代打で彼がいてくれれば、相手も嫌がるだろう。昨日桑田さんとも話をして、彼の取り組みや報告も受けている。これからも続けてほしい」と昇格を決断しました。
この日は、練習中に阿部監督と約5分間、1対1で身振りを交えて話す場面もありました。「ここに上がってきて、まだあいさつできていなかったので」と活躍を誓いました。