Day: July 8, 2025

【阪神】才木浩人、猛暑の中で熱投し7勝目を挙げる!5回1失点で球団62年ぶりの9試合連続2失点以下の快挙達成

阪神タイガースの才木浩人投手(26)が、広島打線の攻撃をしぶとく抑えて白星を手にしました。毎回ヒットを浴び、得点圏に走者を背負う苦しい展開でしたが、結果的に3回の押し出し四球による1失点のみ。合計6安打4四球と安定しないピッチングを強いられましたが、要所で踏ん張り、相手の決定打を防ぎました。 才木選手は「球が先行してしまい、思うように投げられなかった。自分らしくないピッチングが続いているが、打線の援護を受けながらもリズムに乗れなかった」と振り返ります。反省の声が聞こえる彼ですが、この日のマツダスタジアムは夜の試合でも気温30度を超える程の暑さ。5回の登板期間中に3回もユニフォームを着替えるほどの過酷な状況でした。 これで阪神は、6月28日のヤクルト戦から9連勝を果たし、そのすべての試合で2失点以下を記録しています。62年ぶりの快挙で、藤本定義監督時代の1963年以来の出来事です。また、藤川監督のもとでの9連勝以上は、このシーズンが彼にとって1年目であるという点でも素晴らしい成果です。 才木選手は「真っすぐでの勝負に自信を持ちきれない部分もあり、球数が増えてしまっている。もう一度、自分らしい攻めるピッチングを取り戻したい」と意気込みを見せています。大量の汗を流しつつ学びと反省を得た彼は、次回の登板に向けて強い決意を固めています。【伊東大介】   ▼阪神が6月28日ヤクルト戦から始まった9連勝は、9試合すべてで2失点以下の成績です。これは1963年の連続2失点以下記録以来の快挙です。また、藤川監督の初年度での9連勝以上は、1982年の安藤監督以来43年ぶりのことです。

【日本ハム】新庄監督「あれ?何が何だか分からないゲーム」スリリングな戦いを制し首位の座をキープ

日本ハムが緊迫した戦いを制し、首位から陥落するのを回避しました。延長11回の2アウト一、二塁の場面で、代打のアリエル・マルティネス捕手(29)が決勝の右前打を放ち、今シーズン3度目の4連勝を達成しました。この結果、チームは今季最多となる貯金15を記録し、敗北すればゲーム差ゼロで2位に陥落するところを死守しました。新庄剛志監督(53)は試合後、「ちょっとあれ?何が何だかよく分からないゲームだった」とコメントしました。勝ち越した直後の延長11回には、7番手の宮西投手が1アウト一、二塁のピンチを招き、そこで山本拓投手にスイッチ。指揮官はこう述べました:「通常の僕なら1点も与えたくない場面。でも今日は同点でもいいかなという感じでした。岡くんでしたし、同点になってもまた点を取ってくれそうな雰囲気を感じたので、外野を深めに守らせました。最後は『よかったぁ』と思いました(笑い)」。選手たちを信じて出した指示が功を奏し、結果的に山本拓投手が代打の岡選手を中飛に打ち取り、勝利に繋げました。6回には外野守備のミスが重なり、3点差を追いつかれる嫌な流れを断ち切っての4連勝。「こうやって追いつかれた場面で延長に1点を取り、その後守り切ることは成長に繋がる。全員で勝ち取った1勝だと思います」と、新庄監督は振り返りました。勝てそうで負けそうだった試合をしっかり勝利で終えました。【永野高輔】

【なでしこジャパン】国内組11名が初招集、3連覇へ挑む ニールセン監督「新たな才能の導入に絶好の機会」

【韓国・龍仁 8日=永田淳】FIFAランキング7位の女子日本代表チーム、なでしこジャパンが、韓国で開催される東アジアE-1選手権に参加することが発表されました。大会初戦を迎える前日の8日、龍仁ミルスタジアムにて公式記者会見が開かれ、参加国の監督や選手が集まりました。3連覇を目指すなでしこジャパンを率いるニルス・ニールセン監督(53)は、「我がチームに新たな才能が加わる良い機会です。非常にエキサイティングな大会になるでしょう」と語り、初招集11名の新鮮なメンバーと共に挑む今大会に期待を寄せました。2018年にはU-20中国女子代表のアシスタントコーチを務めていたニールセンは、「中国の試合を観ることが特に楽しみ」とコメント。「チームの約半数の選手を若い頃から知っているので、彼女たちがどのくらい成長したかを見るのが楽しみです」と述べ、16日の対戦を熱望している様子を見せました。「もちろん我々が勝利を狙います」と、勝利を目指す姿勢を鮮明にしました。今大会でキャプテンを務めるDF高橋はな(25=三菱重工浦和)は、「優勝は過去のこと。いつ戦ってもアジアの難しさがあるので、簡単にはいかないでしょう」とチームを引き締めながらも、「チームとしても個人としても、優勝を目指してこの大会に臨みます。1試合1試合、全力でプレーしたい」と力強く優勝を誓いました。なでしこジャパンの試合は、9日に台湾(同42位)、13日に韓国(同21位)、16日に中国(同17位)との対戦が予定されています。

【日本代表】95年前のデビュー戦で4得点を叩き出した若林竹雄とは?現役東大生で代表に選出された天才

東アジアE-1選手権で日本代表(FIFAランキング15位)のFWジャーメイン良(30=広島)が、香港代表(同153位)戦で代表デビュー戦ながら4得点の大活躍を見せました。デビュー戦での4得点という記録は、1930年の若林竹雄氏以来、実に95年ぶりの快挙となりました。その若林氏とはどのような人物だったのでしょうか。若林氏は1907年(明治40年)8月29日に兵庫県で生まれました。神戸一中を卒業後、旧制松山高等学校に進学し、そこで天皇杯の前身とも言える「ア式蹴球全國優勝競技會」で優勝しました。東京帝国大学(現東京大学)では主将として輝かしい活躍を見せ、大学在学中に日本代表に選出。1930年(昭和5年)5月25日のフィリピン戦でのデビュー戦で4得点を達成しました。若林氏はその天才的な才能ゆえに周囲から称賛されていましたが、それから7年後の1937年(昭和12年)8月、29歳という若さで病によりこの世を去りました。

【ロッテ】逆転勝利ならず 吉井監督「益田の苦手なマルティネスが出てくるのわかってたが…」

ロッテは懸命に戦ったものの、延長戦の末、逆転勝利を果たせませんでした。4-4で迎えた延長11回、7番手として益田投手がマウンドに上がりました。2アウト2塁の場面で申告敬遠策により万波を歩かせましたが、その直後に代打のマルティネスに右前打を許し、決勝点を取られてしまいました。吉井監督は試合後に、「益田の苦手な万波とマルティネスが来ることは想定内でしたが、どちらかで勝負する策を選びました。塁を埋めた方がアウトを取る確率が高まると判断したので、その戦術を取りました」と述べ、選手たちの努力を評価しつつ、自らの采配についても責任を感じている様子を示しました。10回にはサヨナラのチャンスがあり、先頭の友杉選手がヒットで出塁しましたが、続く藤原選手が併殺打に終わりました。吉井監督は、「必ずしもバントを選ぶ必要があるわけではない。我々の打順で1番と2番はヒットを打てる可能性が高いと思って、迷わずヒッティングを選びました」と語りました。11回にも無死1、2塁のチャンスが到来しましたが、西川選手がフライに倒れました。代打の岡選手が犠牲フライでランナーを進めて2アウト1、3塁までいきましたが、角中選手がファーストゴロで抑えられました。指揮官は「11回の西川もランナーが2塁に行っているので、ヒットが出れば問題なし。バントしても必ず得点に結びつくわけではありません。時には逆の結果もあり得ます。それも含めてこちらの作戦でした。選手たちはよく頑張ってくれました」と振り返りました。6回には3点差を追いつく執念を見せ、首位の日本ハムを追い詰めましたが、あと一歩のところで勝利を逃しました。

【中日ドラゴンズ】金丸夢斗のプロ初勝利は7度目もお預け…7回2失点でもサヨナラ負けに

中日ドラゴンズの先発投手、ドラフト1位の金丸夢斗選手(22)は、プロ初勝利をまたしても逃しました。7回を投げて5安打4奪三振、2失点でマウンドを降りましたが、2-2で迎えた8回に現れた上林誠知選手(29)が右翼への11号ソロ本塁打を放ち、一度は勝ち投手の権利を得ました。しかし、その後の9回に思わぬサヨナラ負け。ベンチでその光景を見ていた金丸は、しばし茫然としていました。過去6回の先発試合でも、彼は好投を見せながらも勝ち星に恵まれず、この日も粘りに粘ってあと一歩のところまできましたが、7度目の挑戦も成功せず。彼にとって試練の日々が続きます。

【日本代表】95年ぶりの快挙!ジャーメイン良がデビュー戦で4ゴール、「持ち味の爆発力を発揮」

東アジアE-1選手権において、日本代表(FIFAランキング15位)のFWジャーメイン良(30=広島)が、香港代表(同153位)戦で代表デビューを果たし、4得点を決めました。「いや、本当に周りのサポートが素晴らしく、ボールをたくさん供給してくれました。今日は決定力を発揮できたし、自分の持ち味である爆発力も出せたと思います」と振り返りました。前半5分と同10分には、左サイドのMF相馬勇紀(町田)からのクロスで2ゴール。前半22分には中央突破からのヒールパスを経て、ジャーメインが左足でゴール左にシュートを決め、A代表初出場で史上4人目のハットトリックを達成。さらに、同26分にはMF久保藤次郎(柏)からクロスに合わせて4点目を記録。デビュー戦での4得点は、1930年の若林竹雄氏以来、95年ぶりの偉業となりました。「特に数字にはこだわっていたので、結果を出せたのは良かったです。どの相手に対してもしっかりと結果を残していきたい」と意欲を見せました。ジャーメインは昨季、ジュビロ磐田で日本人トップタイの19得点を記録し、今季はサンフレッチェ広島に移籍して4得点をマークしています。この試合でわずか26分で今季のリーグ戦の得点数に並びました。Xでは「ジャーメイン」がトレンドワードとなり、「W杯に連れて行くべき」「ジャーメイン祭り開催中」といったコメントが寄せられていました。▼記録メモ 国際Aマッチ初出場の30歳FWジャーメインが4得点。デビュー戦でのハットトリックは、2019年12月14日の東アジアE-1選手権香港戦でのFW小川航基(3得点)以来4人目。初出場で4得点したのは、1930年5月25日の極東選手権フィリピン戦での若林竹雄以来95年ぶり2人目の快挙。デビュー戦に限らず、30歳以上で1試合4ゴール以上は、30歳だった1997年に2度達成のFWカズ(三浦知良)、31歳で2021年5月28日のW杯アジア2次予選ミャンマー戦で5得点したFW大迫勇也に次いで3人目です。

【日本代表】香港戦の観客数が687人「ガラガラ観戦」で話題に

今年も2大会連続3度目の優勝を目指す日本代表(FIFAランキング15位)は、初戦で香港代表(同153位)を相手に6-1で圧勝しました。国内選手のみで挑んだこの試合の観客数はわずか687人という結果に。収容人数が3万7000人を超える龍仁ミル・スタジアムでは、多くの空席が目立ちました。試合では、日本の応援団がバックスタンドの日本ベンチ側に、香港の応援団が同じくバックスタンドの香港ベンチ側に位置し、それぞれの代表チームに声援を送りました。この観客数の少なさについて、SNSでも話題となり、「E-1の観客数が少なくて目に留まります」といったコメントが寄せられていました。

【日本代表】今季リーグ4得点のジャーメイン良、デビュー戦でわずか26分間で4得点「W杯に連れて行くか」

東アジアE-1選手権で、日本代表(FIFAランキング15位)のFWジャーメイン良(30歳、広島所属)が香港代表(同153位)との試合でデビューを果たし、ハットトリックを達成しました。前半22分、チームは3-0でリードしている中、中央突破からの巧妙なヒールパス2本を利用して、ジャーメインが左足でゴールの左隅を捉えました。これは、A代表初出場で史上4人目のハットトリックとなりました。試合の中で、ジャーメインは前半5分と10分には、左サイドのMF相馬勇紀(町田所属)からのクロスで2得点を挙げました。そして、26分にはMF久保藤次郎(柏所属)からのクロスに合わせて、4点目を追加しました。昨シーズン、ジャーメインはジュビロ磐田で日本人トップタイの19得点を記録しました。今期はサンフレッチェ広島に移籍し、すでに4得点を挙げていますが、この試合でわずか26分で今季リーグ戦の得点数に並びました。X(旧Twitter)では、「ジャーメイン」がトレンドワードとして浮上し、「W杯に連れて行くか」「ジャーメイン祭り開催中」などの声が多く寄せられていました。

【日本代表】森保ジャパンが香港と初戦 E-1選手権/ライブ速報します

FIFAランキング15位の日本代表が、153位の香港代表と初戦を戦います。 試合開始は午後7時24分予定です。詳しい速報はニッカンスポーツコムでお届けします。 関連記事 日 本  -  -  香 港 ▼得点者 ◆試合経過 スタメン ◆日本スタメン◆ 【GK】 ピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾 【DF】 荒木隼人 古賀太陽 安藤智哉 【MF】 久保藤次郎 川辺駿 稲垣祥 相馬勇紀 【FW】...