大谷翔平との再戦で感心したアストロズのアルテューベ「彼は打ち崩すのが難しい。まさに驚異的だ」

ヒューストン・アストロズの内野手、ホセ・アルテューベ(35歳)が、ロサンゼルス・ドジャースのエース、大谷翔平(31歳)との久しぶりの対戦について語った。
この試合は大谷にとって投手に復帰してから4試合目となるもので、アストロズ戦に先発。2回までに31球を投げ、そのうち21球がストライクという安定したピッチングを見せた。被安打1、無失点、無四球の内容で、3つの三振を奪い、特に2回には3連続三振で観客を魅了した。
「3番・二塁手」として試合に出たアルテューベは、大谷に対して1回の最初の打席で遊撃ゴロに終わり、1打数無安打となった。かつて大谷がエンゼルスに所属していた頃、同地区対決で何度も対戦し、過去の通算対戦成績は27打数7安打、打率.259、0本塁打、1打点、11奪三振と抑えられた結果に終わっている。
地元のFOXスポーツのインタビューで、アルテューベは「私から見れば、大谷はほとんど打てない。彼の100マイル(約161キロ)の速球や切れのあるスライダー、スプリットに対抗するのは至難の技だ。彼は本当に驚異的だ。今日の試合には勝てて嬉しいが、できれば彼とは対戦したくないね」と率直な感想を述べた。
8回にはリードオフの三塁打を放ち、チームの6点目を叩き出したが、一部ドジャースファンからブーイングを受けた。このことについて聞かれると、アルテューベは「どこでプレーしようとも、毎日全力を尽くし、チームの勝利に貢献したい」と答えた。