Day: July 5, 2025

マリナーズのローリー、34号と35号ホームランで個人最多記録を更新し、グリフィーの球団記録に並ぶ** **

** シアトル・マリナーズのキャッチャー、カル・ローリー(32歳)が34号と35号の本塁打を打ち、自身のメジャー記録を更新しました。これは、オールスター戦前の球団記録であるケン・グリフィーの記録に並ぶものです。ローリーはホームで行われたパイレーツ戦に「3番DH」として出場。1回、1アウト1塁の場面で左翼の2階席へと運ぶ、飛距離433フィート(約132メートル)の豪快な34号2ランを記録しました。また、6回2アウト走者なしの場面では、左中間に昨季の自己最多を更新する35号ソロを放ちました。マリナーズの公式データによると、オールスター戦前に35本の本塁打を記録したのは殿堂入りしたケン・グリフィーが1998年に残した記録に並ぶものです。ローリーは「彼はレジェンドであり、初年度の資格で殿堂入りした象徴的な選手です。そんな彼と記録に並べたことを本当に幸せに思います。」とコメントしました。現在、メジャーのホームランランキングでローリーは単独トップに立っています。2位にはこの日32号を打ったニューヨーク・ヤンキースのジャッジ、3位には30本のロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が続いています。

大谷翔平の珍プレーでヒットがキャンセルされる…155キロの速球ライナーが大きく跳ねて…

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)は、ヒットになりそうな打球も珍しいプレーの結果アウトとなりました。1対6で迎えた3回の1アウトの場面で、大谷は右腕の投手マクラーズとの対戦に臨みました。カウント1-1からの低めのカーブを、打球速度約155キロで打ち返しました。そのライナーはピッチャーのマクラーズの右足に直撃し、大きく跳ね上がったところを遊撃手のデュボンが捕球。一塁へ送球しましたが、大谷はわずかに先に到達していました。しかし、審判団はすぐにタイムを取り、大谷にアウトの判定を告げました。打球はデュボンによってノーバウンドで捕球されていたため、記録上は「ピッチャーライナー直撃」アウトとなりました。

チェルシーに52億円以上の罰金 収入規則やチームの人件費ルール違反

欧州サッカー連盟(UEFA)は4日に発表し、収入に関する規則やチームの人件費に関するルールに違反したとして、イングランドのプレミアリーグ所属チームであるチェルシーに3100万ユーロ(約52億7000万円)の罰金を科すと決定しました。これが今後4年間改善されない場合、さらに6000万ユーロの罰金が科される可能性があります。この他にも、スペインのバルセロナやフランスのリヨンなどにも同様の罰金が科されました。(共同)

大谷翔平、誕生日登板で「2イニングを計画」とロバーツ監督が発表

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、誕生日である6日(日本時間)にアストロズ戦での投手登板を予定しています。デーブ・ロバーツ監督は試合前の記者会見で、大谷選手について「2イニングを投げる計画だ」と語りました。大谷選手は6月16日のパドレス戦で、約2年ぶりに投手として復帰しました。その試合では先発し、1回2安打1失点、28球で降板しました。続く2度目の登板は6月22日のナショナルズ戦で、1回を無安打無失点、2三振で18球を投げて降板しました。3度目の登板は6月28日のロイヤルズ戦で、復帰してから初めて2回を投げ、1安打無失点、1四球1三振、27球を記録し、自己最高の球速101.7マイル(約164キロ)をマークしました。6日の登板は中6日で行われます。

ドジャースのグラスノー投手、来週復帰の可能性が浮上とロバーツ監督が語る

ロサンゼルス・ドジャースの先発投手タイラー・グラスノー(31歳)は、右肩の炎症で4月28日から戦線を離れていましたが、デーブ・ロバーツ監督(53歳)は彼が来週の遠征で復帰できる可能性があると明らかにしました。グラスノーは、3日(日本時間4日)にドジャース傘下の3Aオクラホマシティで3度目のリハビリ登板を行い、4回1/3を投げて78球を投げ込みました。ロバーツ監督は「今回の登板は良かった。5回の途中まで投げられたのは収穫だ」と評価し、「具体的な日程はまだ決まっていないが、来週の遠征中に復帰する可能性が非常に高い」と語りました。ドジャースは7日(日本時間8日)からミルウォーキーでブルワーズと3連戦、11日(日本時間12日)からサンフランシスコでジャイアンツと3連戦を予定しており、全6試合の遠征が組まれています。ドジャースに移籍して2年目のグラスノーはこれまでの5試合で1勝0敗、防御率4.50という成績を残しています。

三笘薫、バイエルンからの誘いを断りブライトンに留まる – ヒュルツェラー監督の思い

英スカイスポーツは4日までに報じたところによると、日本代表のMF三笘薫(28)がドイツの強豪クラブ、バイエルン・ミュンヘンからのオファーを辞退し、現在所属するブライトンと新たな契約を結ぶ方向で話が進んでいる。ブライトンのヒュルツェラー監督はインタビューで、「プレシーズンのトレーニングで彼に再び会えるのを楽しみにしています。これが我々の計画です。三笘選手と一緒に働き続け、さらなる成長を遂げさせたいと考えています。彼はまだ限界を迎えていないと感じています。彼はチームの重要なメンバーになると信じています」と述べた。ブライトンでは、ブラジル代表FWジョアン・ペドロがチェルシーへ総額約117億円で移籍する中で、三笘選手の動きが注目されていた。

ENHYPEN「WORLD TOUR」特別版、味の素スタジアムで7月5日に限定販売開始

日刊スポーツ新聞社は、「ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION」公演が開催される本日5日に、特別版を製作し、味の素スタジアム周辺のコンビニエンスストアで販売いたします。ぜひお近くにお立ち寄りください。※午前10:30頃から販売を開始する予定ですが、準備が整い次第となります。※売り切れ次第、販売終了とさせていただきます。ご了承ください。※ネット通販も行いますが、部数に限りがありますので、当日のお買い求めをお勧めいたします。

【陸上】フロレス、骨折にも負けず独自の集中法で決勝進出「トラック1周したら帰れる」

女子短距離界の新星であり、6月に日本国籍を取得したフロレス・アリエ(21歳、日体大所属)が、日本選手権に初出場しました。予選では53秒48のタイムで組2位につけ、全体2位で今日5日の決勝に進出しました。9月に行われる世界選手権東京大会に向けて、「400メートル」と「混合1600メートルリレー」の2種目で日本代表の可能性を期待される大学3年生の彼女は、5月には51秒71というタイムを記録し、2008年に丹野麻美選手が樹立した日本記録を0秒04上回るという実力を示しています。6月には右手の人差し指を骨折するアクシデントがありましたが、それにも負けず日本一を目指しています。   ◇    ◇    ◇フロレスは日本選手権に初出場し、笑顔を見せていました。国立競技場を走り抜け、観客の歓声を受けながら「ものすごく声が聞こえた」と嬉しそうに語っています。日本とペルーにルーツを持つ父と、ペルーとイタリア系の母を持つ21歳の彼女は「決勝はもうちょっと集中しようかな」と冗談めかして話しています。しかし、その笑顔の裏にはアクシデントによる悩みもありました。5月には日本記録を上回るタイムを出しましたが、6月上旬の練習中に他の選手と接触し、右手人差し指の骨折で約1週間練習ができませんでした。その後の調整も本来の6~7割に抑えざるを得ず「しんどかった」と吐露しています。6月中旬に日本国籍を取得し今大会への出場権を獲得しましたが、「半分うれしくて、半分プレッシャーを感じた」と複雑な心境を語りました。そんな葛藤を抱えながらの初舞台となった大会で、「今の状況では期待に応えられない」ともどかしさを感じつつも、レース前の心構えは変わりませんでした。「トラックを1周したら帰れる」と自らを励まし、レースに挑みました。残り100メートルで5番手から加速し、3人を抜き去り、1着の寺本葵選手まで0秒18差に迫る力を見せました。「ラストは自信がある」と胸を張っています。今年秋に自国で開催される世界選手権では、混合1600メートルリレーでの代表入りが有力視されています。個人種目の400メートルについては今大会での内定は厳しいものの、8月下旬に決定する世界ランキングで日本人トップの松本奈菜子選手が出場圏外となれば、2種目出場のチャンスもあります。「これまでの調整が難しかったので、今は走り切れたら満足です。結果よりも楽しく終われたら」と控えめな意気込みながらも、初優勝を狙える位置につけています。決勝でも自分のペースで走り抜けます。【藤塚大輔】

【阪神】大山悠輔、勝負強さで4年ぶりの代打逆転劇「全員の力」1年ぶりのベンチスタートでも活躍

阪神タイガースの大山悠輔内野手(30)は、4年ぶりの代打で見事な逆転勝利を演出しました。昨年6月4日の楽天戦(甲子園)以来、約1年ぶりにベンチから試合が始まりましたが、集中力は途切れませんでした。1点を追う8回無死一塁の場面で、村上に代わって打席に立つと、2番手ピッチャー伊勢の高めのフォークを逃さず、左翼席を埋めた観衆の中で左前打を放ちました。これにより無死一・三塁の好機を広げ、近本の同点打、佐藤輝の決勝犠牲フライを呼び込みました。大山選手は「全員の力での勝利です。すごく良かったと思います」とコメントしました。代打での出場は2021年11月6日のCSファーストステージ巨人戦(甲子園)以来で、今回も安打を記録。レギュラーシーズンでの代打安打は、2020年6月28日のDeNA戦(横浜)以来、5年ぶりです。藤川監督の采配も光りました。前日3日の巨人戦で3安打を放った大山をあえてベンチスタートにしたのです。今季DeNAの先発・ケイ相手に7打数無安打だったことも理由の一つかもしれませんが、藤川監督は「今日は大山に少し休養をという意図がありました」と説明。「試合での汗の量を見て、積極的休養が必要だと判断しました」とのこと。大山は今季77試合にスタメンで出場しており、この温存策により、他の選手たちも交代で起用され、チーム全体の層の厚さが強調されました。植田や熊谷らが起用に応え、勝利に貢献しました。代打での役割を全うした大山選手は、チームが首位を走る理由について「それは皆さんの力です。1試合1試合、勝つための試合ができています」と分析しました。だからこそ、タイガースは強いのです。【伊東大介】

鈴木誠也、3試合ぶり先制24号ホームランで自己最多タイの74打点達成!カブスは球団新8本塁打で大勝し、貯金18

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(30)は「3番DH」として先発出場し、3試合ぶりに24号ソロホームランを放つなど、4打数1安打1打点を記録しました。これで4試合連続ヒットとなりました。 初回、カージナルスの先発投手マイコラス(元読売ジャイアンツ所属)と対戦し、カウント2-2から内角の92マイル(約148キロ)のシンカーをしっかり捉え、左翼席中段に先制のソロホーマーを打ち込みました。 その他の打席は、2度の空振り三振に加えて三ゴロでした。鈴木の打率は.261です。 これにより、メジャートップの74打点に到達し、2023年の自己最多記録に並びました。 地区首位を走るカブスは、3回までに6本塁打を放ち、球団新記録となる計8本塁打を達成し、序盤から試合の主導権を握ってライバルを圧倒しました。これで4連勝となり、今季最多の貯金18を記録しました。