【阪神】植田海の快走でサヨナラ勝利!国内FA権を獲得した29日、藤川監督も期待「貴重な選手」鈴木尚広の名を引き合いに

阪神タイガースが劇的なサヨナラ勝利を収めた9回に、植田海選手の代走が確実に功を奏しました。
2対2で迎えた9回、大事な局面で先頭打者の森下翔太外野手(24)がセンター前ヒットで出塁しました。
藤川球児監督(44)はこの場面で珍しく森下に代えて、植田海内野手(29)を代走に起用しました。
続く佐藤輝明内野手(26)の打席で、巨人のマルティネス投手が牽制球を投げると、一塁手の中山がこれを後逸し、植田はすぐさま二塁へ進むことができました。
佐藤輝は申告敬遠、大山悠輔内野手(30)の内野安打で満塁のチャンス。すると、豊田寛外野手(28)がセンターへのフライを放ち、その間に植田が楽々とホームに生還しました。
植田選手は6月29日に国内フリーエージェント(FA)権の資格を満たしました。藤川監督は「植田はFA権を取得しました。おめでとうと言いましたが、彼はとても重要な選手です」と信頼を寄せています。
また、巨人で代走スペシャリストとして知られた鈴木尚広氏(47)の話題にも触れ「彼の存在は本当に重要で、巨人在籍時には素晴らしい代走の鈴木選手がどう戦うかを考慮することが多かった。我々の現在のベンチメンバーも全員で戦う姿勢が求められます。素晴らしい活躍でした」と称賛しました。
豊田選手も「海さんなら絶対にホームに帰ってこられると思っていました」とコメントを残しています。