【日本ハム】新庄監督、金村尚真に「限界まで」走り込みの秋への準備

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北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(53)は、2軍で再調整を決定した金村尚真投手(24)に対し、徹底的な「走り込み指令」を発しました。

金村投手は、3日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で先発し、4回7安打3失点と期待に応えられず4敗目を喫しました。この試合後、新庄監督は金村を先発ローテーションから外すことを明言しました。「良くないね。抹消して、今後3日、4日間、フラフラになるまで走り込むように指示しました。何が悪かったのかは一旦忘れて、走り込みに専念させることで、何か突破口を見つけてほしい。こうしたトレーニング方法を取り入れるようにコーチ陣には伝えたよ」と語りました。

ランニングによって心のモヤモヤを晴らし、シーズンの重要局面で活かせると信じています。「走り込んだ後、ボールが思うように行かないかもしれないが、長期的な視点での成長を期待したい」とし、秋の勝負に向けてコンディションを向上させてほしいとの願いです。それこそが、「真っすぐの球質が良くない。金村らしくない」と指摘されるストレートの質の改善につながるはずです。

金村にとって、この約1カ月間は試行錯誤の連続でした。今シーズンの3度目の完封勝利を果たした5月23日の楽天戦から、6月8日のDeNA戦を含む4試合連続で結果を残せませんでした。「考え方が間違っているのか、しっかりと見直さなければならない。ファームに行って、多くの意見を取り入れ、再び良い形で1軍に戻りたい」と語る彼が、今季の開幕投手として一足早い“夏休み”を迎え、再起を図ります。【木下大輔】

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