【阪神】藤原紀香「サザエさん」で始球式に登場 ワンバウンドに悔しさも「気持ちは120点」

兵庫県出身の人気俳優、藤原紀香さんが、プロ野球の試合で始球式に登場しました。
藤原さんは、5日から8日まで大阪の新歌舞伎座で上演される舞台「サザエさん」に主演しています。この日は、阪神のペットマークが襟にあしらわれた衣装で「サザエでございます」とグラウンドに姿を見せました。
幼少期から父親の影響で野球に親しんだ彼女は、少年野球チームに所属して「3番ファーストを打っていました」。高校野球センバツ大会ではリポーターを務めた経験もあります。
今回の甲子園初のマウンドのために、公園でしっかり投球練習をしたことを明かし、美しいワインドアップ投法を披露しましたが、投球は捕手の前でワンバウンドしました。
「しっかり練習してきたつもりでしたが、甲子園の偉大さと熱気に圧倒されました。でも感謝の気持ちで投げられたので本当にうれしいです。ふるさとである西宮で投げられて感激です」と語りました。
投球に対しては悔しさ半分、甲子園で投げられた感激半分だったものの、「コースはほぼ真ん中に行ったので、自分では78点くらいかなと(笑)。でも、気持ちは120点です!」と元気に答えました。
舞台に向けて「東京公演を終え、関西の公演を心待ちにしていました。この経験が舞台に生かせると思いますし、新歌舞伎座で観劇してくださるお客さんへ、甲子園球場でそのことを報告できたのがとても嬉しいです」と話しました。
阪神タイガースに向けては「ファンのみなさんは待っているので、そのまま突き進んでほしいです。健康に気をつけて、熱いプレーを見せていただき、阪神が勝利すれば関西も盛り上がりますね。応援しています」とエールを送りました。