前日の会見中に倒れた名古屋市長、「千秋楽でトロフィーを渡せたら」と意欲を示す – 新横綱大の里と出羽海親方の表敬訪問

大相撲で2場所連続優勝中の新横綱・大の里(25=二所ノ関)が1日、名古屋市の広沢一郎市長(61)を表敬訪問しました。今回の訪問は、名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)担当部長の出羽海親方(元前頭小城ノ花)と共に、名古屋市役所を訪れたものです。
広沢市長は6月30日の定例記者会見中に、体調を崩し、病院へ救急搬送されました。1日午前に無事に退院し、午後から公務に復帰したところです。名古屋市の発表によれば、市長は体調を見ながらできる範囲で業務を行っているとのことです。会見中に倒れた件について自身も触れ、「ちょっと昨日はフラッときてしまって、大したことないです」と語り、病状を説明しました。名古屋場所に対しては、「千秋楽でトロフィーを渡せたら」と元気よく意気込みを見せました。
出羽海親方や大の里たちを見送った後、報道陣から「体調は大丈夫ですか」と尋ねられると、広沢市長は「バッチリ元気です!」と笑顔を見せて答えました。
また、広沢市長は表敬訪問前に公式Xを更新し、状況を報告。「皆様にご心配をおかけしました。昨日の記者会見中に倒れ、緊急搬送されましたが、検査の結果、頭部も心臓も異常なしと判明しましたので間も無く退院します」と説明しました。「ただ、ヘモグロビンの値が低下しており、それが貧血の原因かもしれないとのことで、今後精密検査を受ける予定です。多くの方々にご心配いただきありがとうございました。今後は体調管理も仕事の一部と心得て、適宜静養を取りながら業務にあたりたいと思います」と記載しています。