Month: June 2025

【バレー】女子代表アクバシュ監督が初陣で大活躍、日本語で「今日はいいですね!ナイスゲーム」

2028年のロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の女子日本代表チームが、素晴らしいスタートを切りました。VNL(バレーボールネーションズリーグ)の予選ラウンド初戦では、世界ランキング9位のオランダに対し3-0(25-17、25-15、25-16)で圧勝。トルコ出身の新監督、フェルハト・アクバシュ氏(39)の初陣を見事に飾りました。試合後のテレビインタビューでは、日本語で「みなさんこんにちは。ナイスゲーム! 今日はいいですね」と話すなどし、上機嫌の様子を見せました。強力なサーブで相手の戦術を封じ、「相手に臨む態度が良かった。サーブの質についてしっかり研究し崩すことができた。チームは若いので、次に向けてさらに成長していきたい」と笑顔を見せました。試合中は、選手たちと積極的にコミュニケーションを取る姿が印象的でした。「コート上でリラックスすることを常に伝えている。それと同時に、戦略についても具体的かつ適切に指示をしている」とその考えを述べました。次の試合は6日(日本時間7日)に、世界ランキング10位のセルビアと対戦します。「カナダラウンドの試合はどれも難しい。セルビアは若いながらも有望な選手がいる。今日よりも難しい試合になるでしょう」と気を引き締めていました。

MLB、ロボット審判の来季導入を提案へ コミッショナー明かす 米メディア報じる

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは4日(日本時間5日)、来シーズンからストライク判定においてチャレンジ制度を使用する自動判定システム(ABS)の導入を試合運営委員会に提案する計画を発表しました。このニュースは米国の専門メディア「ジ・アスレチック」で報じられました。ABSは、一般的にはロボット審判と呼ばれる技術で、これまではマイナーリーグやメジャーリーグの一部のオープン戦で試験的に使われていました。通常は球審がストライクとボールの判定を行いますが、微妙なケースでは各チームがチャレンジを行うことでABSを使って再評価されます。チームは、2回の失敗があるまで何度でもチャレンジが可能です。マンフレッド・コミッショナーはMLB本部での取材に応じ、「各チームはABSの導入に非常に協力的であると思います」と述べました。今年のスプリングキャンプで導入したチャレンジ制度付きのABSでは、チャレンジの52.2%が成功していました。

ロバーツ監督&トリシア夫人、大谷翔平の長女へ〝ポルシェ〟贈呈「リモコンで操作できるよ」

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53歳)が、4月に生まれた大谷翔平選手(30歳)の長女に、可愛らしいポルシェのおもちゃを贈りました。大谷選手は自らのインスタグラムを更新し、昨年、自分がロバーツ監督の誕生日にミニポルシェを贈ったことを明かし、今回はそのお返しとなる粋なプレゼントがロバーツ監督夫妻からあり、嬉しそうにピンク色のポルシェの前で写真を撮りました。このサプライズの瞬間は、ドジャースの公式SNSでも動画で公開されました。大谷選手が監督室に入った瞬間、そこに置かれていたのは1台のポルシェ。「これは君の娘さんへのプレゼントだよ、私たちからの。いつもジョークを交わしているから、これも小さなジョークの一部さ。彼女にとって初めての車だね、悪くないだろ? リモコンで操作できるんだ」と、ロバーツ監督は嬉しそうに語っていました。大谷選手は「ありがとう! 本当に素晴らしいですね。何か問題を起こして呼び出されたのかと思いました」とユーモアを交えて英語で答えていました。大谷選手は以前、2月にロバーツ監督の駐車スペースにこっそり自分用の子供向けポルシェを置いて、監督の車と交換するドッキリを仕掛けていました。この出来事についてロバーツ監督は「ショウヘイとの間でのポルシェジョークさ、鍵を手に入れて車を別の場所に移したんだ。今はショウヘイが1-0だけど、まだシーズンは終わらないよ」と、再戦を誓うように話していました。

【欧州NL】40歳のロナウドが決勝ゴール!ポルトガル、ドイツを逆転して決勝進出へ 国際Aマッチ137得点目

ポルトガル代表(FIFAランキング7位)は、40歳のエースフォワード、クリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)が決勝点を決め、ドイツ(同10位)に2-1で逆転勝利し、2度目の決勝進出を果たしました。1-1で迎えた後半23分、ミッドフィールダーのブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)とのワンツーパスから抜け出したディフェンダーのヌーノ・メンデス(パリサンジェルマン)がゴール前へパスを供給。オフサイドラインぎりぎりの位置からロナウドが右足でゴールを決めました。これで彼は国際Aマッチ220試合目の出場で、世界最多得点記録を更新する137得点目を達成しました。試合は緊迫した攻防が続きました。最初に得点を挙げたのはドイツで、後半3分、こぼれ球を拾ったミッドフィールダーのキミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)の浮き球パスを、ミッドフィールダーのビルツ(レーバークーゼン)が頭で押し込んで先制しました。しかし、ポルトガルは後半18分に同点に追いつきました。途中出場したフォワードのフランシスコ・コンセイソン(ユベントス)が右サイドでパスを受け、素早いドリブルで一気にゴールを目指し、そのまま鋭い左足のシュートで得点を決めました。同点後はポルトガルが勢いを持ち、最後は再びエースのロナウドが決勝ゴールを決め、試合を決めました。彼のプロキャリア通算得点は937に達しました。40歳となった今でも、その衰えを感じさせないエースは、依然としてゴールマシンとして君臨し続けています。ポルトガルは第1回大会(2018-19年)以来、3大会ぶりにファイナル進出を果たしました。次に行われる決勝では、スペイン対フランスの勝者と対戦します。

【DeNA】バウアー選手を訴えた女性に和解条項違反で約4490万円の賠償命令

アメリカ・ロサンゼルス上級裁判所は2日、DeNAのトレバー・バウアー投手(34)を性的暴行で訴えた後に和解した女性に対し、その和解条件に違反したとされるために賠償金30万9832ドル2セント(約4490万円)を支払うよう命じました。この件は3日にロサンゼルスタイムズ紙が報じました。報道によると、女性は和解後にSNSで「バウアーが本来は彼自身のものである保険金を私に渡し、私が反訴を取り下げるようにした」という内容を投稿しました。これを受けて、バウアーは提訴し、女性が「和解の対価として金銭が支払われた」と口外することを禁じた和解条件を違反したと認定されました。

長嶋茂雄さんが愛した宮崎のうどん店「重乃井」75歳店主「約束がある。作り続けます」/連載

長嶋茂雄さんは多くのファンに愛された存在です。彼に対する想いを持つ人々の心に残る思い出を紹介します。第1回目は、長嶋さんが愛したうどん店の味を今も守り続ける店長のお話です。   ◇   ◇   ◇   「ばかもんが!」。長嶋さんの思わず出た感情。それを聞いたのは宮崎市の釜あげうどん店「重乃井」の店主、伊豫展子さん(75歳)。10年前、一緒に店を切り盛りしていた夫の史之さんが66歳で亡くなった後のことです。長嶋さんは脳梗塞の後遺症で右半身にまひがありながらも、2月の宮崎キャンプ訪問を1泊延ばして店を訪れました。「60代で逝くなんて…。まだこれからじゃないか!」仏壇は座敷の奥にあるため、座敷に上がることはできなかったものの、長嶋さんは左拳を突き出し、悲しみの声を上げました。彼は父母の代から通い続け、60年以上にわたるお客様です。そして、「店を守ってつないでくれよ」と伊豫さんに背中をたたき勇気を与えました。「この味を守り続ける」と彼女は決意しました。長嶋さんが店に立ち寄ると、1〜2時間は滞在するのが常でした。野球の話はせず、「スポーツは素晴らしいね」と他の競技の話題で盛り上がることが多かったです。記念に居合わせたお客様にサインを求められた際も、拒否したことは一度もなく、「いる人は並んでね」と満面の笑みで応じていました。親しくなるにつれ、別の一面を見ることもありました。東京ドームに夫婦で招待してもらった際、ミスが続き負けた後の姿は印象深く、記者も近寄りがたいほどの真剣な表情でした。監督室に1人で入ると、「ガチコーン!」と物が壁にぶつかる音が響き、夫婦で顔を見合わせました。「嫌な試合を見せちゃったな。プロのすることじゃないよ」。部屋から出てくると、元の笑顔に戻っていました。昨年12月、正月用に恒例のうどんを送りました。お礼状は左手で書かれたサイン入りで、置き時計が贈られてきたこともあります。伊豫さんは、「『時を刻み続けてくださいね』という意味だと思う」と話します。しょうゆとだしとみりんで8時間かけて作るつゆ。75歳の体には辛い作業ですが、「約束がある。作り続けます」と決意を新たにしています。次の世代のために嫁も修業中です。「あ~、これこれ」。そう言ってうどんをすする姿は鮮明に思い出せます。「親戚のような家」。その気持ちを胸に、愛されてきた味を伝えていきます。【阿部健吾】

宮城野親方が「白鵬翔 40歳を契機とした未来を応援する会」開催へ 退職願は9日付受理の予定

大相撲で歴代最多45回の優勝を達成した元横綱白鵬、現在の宮城野親方(40歳)が、14日に東京のホテルで「白鵬翔 40歳を契機とした未来を応援する会」を開催することが明らかになりました。この情報は、4日に招待状を受け取った関係者によって明かされました。招待状には、「モンゴルでは40歳は特別な誕生日とされ、人生の重要な節目にあたります」と記されていました。そして、「これまで応援いただいた皆さまに感謝を伝え、今後さらに一層のご指導と鞭撻を賜る会」としてその趣旨が説明されていました。日本相撲協会に対する退職願は9日付で受理される予定です。その9日に記者会見が予定されており、その場で今後の計画が発表される見込みです。今回判明した支援者を招いての会合は、その発表に続いて開催されることになります。白鵬の誕生日は3月11日ですが、40歳の誕生日から3カ月後のこの会合は、彼が早い段階から退職の意思を固め、第2の人生に向けた本気度を示していることをうかがわせます。

【阪神】佐藤輝明、苦手エスコンで2発、100号王手「意識はしていない。1日1日頑張ります」

阪神タイガースの佐藤輝明選手(26歳)が、「日本生命セ・パ交流戦」の北海道日本ハムファイターズ戦(エスコンフィールド)で、その成長を見せつけました。4回に1アウトから右手一本でライオンズの石垣を越える14号ソロホームランを放ち、阪神以外の11球団全てからのホームランを記録しました。その後、8回にはセンター左に15号の2ランホームランを放ち、通算100号に迫りました。試合は両チーム合わせて5本のホームランが飛び交う一戦でしたが、阪神の連勝は4で止まりました。セ・パの首位対決は1勝1敗で第3戦へと進みます。   ◇   ◇   ◇周囲の懸念を佐藤輝明選手は見事に払しょくしました。4回の打席、先発の加藤貴之投手の内角球に反応し、左手にボールが当たる場面もあり一時的に状況が不安視されましたが、再びバッターボックスに立ち外角のスライダーを右手のみで捉えた結果、ボールを右翼スタンドに放り込みました。「普段はああいった当たりはホームランにならないんだけれど、今回はラッキーだった」と語る佐藤選手は、驚きながらもベンチに戻り「Why」のポーズを見せました。8回には、左腕の河野投手の速球を捉え、センターオーバーの15号2ランを打ちました。「2本目は良い感触だった」と語る彼の打撃は、チームの反撃ムードを盛り上げました。これで12球団全ての本拠地での「ホームラン制覇」に、みずほペイペイドームを残すのみとなり、日本ハム戦での初ホームランも達成しました。プロ5年目にして、阪神以外の全11球団からホームランを打ちました。昨シーズンまで日本ハム戦ではパシフィック・リーグでの対戦打率が最低の.162で、特にエスコンフィールドでは無安打が続いていましたが、今回は見事に挽回しました。両リーグで群を抜く15本のホームランを放ち、40打点を叩き出した主砲が、今季は一味違う打撃を披露しました。この日の2本で通算ホームラン数は99本に到達し、いよいよ100号が目前です。「意識はしていない。日々努力するだけ」と語る彼は、左手への影響も「特に問題ない」と安心感を強調しました。頼れる主砲がパ・リーグ首位の相手をも圧倒する実力を見せつけました。【波部俊之介】

【阪神】佐藤輝明が今季3度目1試合2発で通算100号に王手!15号2ランで1点差に迫る

佐藤輝明内野手(26)が通算100号に王手をかけた。3点を追う8回2死一塁。初球の真ん中に来た146キロ直球を捉えた。中堅方向で左翼寄りのフェンスを越えて1点差に迫る15号2ラン。4回にも14号ソロを放っており、4月20日広島戦以来、今季3度目の1試合2本塁打となった。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【中日】井上一樹監督「我慢できず」三浦瑞樹への“公開説教”「もっと頭を使いなさい」

中日の井上一樹監督(53歳)は、試合の2回でマウンド上の先発投手三浦瑞樹(25歳)に対し、“公開説教”を行いました。ソフトバンクの栗原選手に3号2ラン、野村選手に5号2ランと、2本の本塁打を打たれて4失点を喫し、さらに続く周東選手にも中前安打を許した時点で、井上監督はベンチを飛び出しました。「我慢できずにマウンドに行ったんですが、『もっと頭を使いなさい』と。『防げることがあるでしょう。ソフトバンクの選手たちを見てごらん、気持ちよく振っているでしょう』と試合後に明かしましたが、マウンド上では厳しい口調で指摘しました。2回の5本のヒットのうち、うち2本は本塁打を含む、4本が直球を狙われてのものでした。「コーン、コーンと直球を打たれているんだ。そういうところは、『もう少し考えなさいよ』と。何か根拠があるのかなと思った」と配球に関して苦言を呈しました。三浦投手は「厳しく言われました」と反省。後続を断ち切り、3回、4回は得点を許しませんでした。しかし、5回に押し出しを含む4つの四球で5点目を喫すると、再び井上監督がマウンドに上がり、三浦選手と一緒にベンチに戻りながら、「(2回に)叱責された後、0、0と抑えているんだから偶然ではないと思うよ。そこで気づいた部分があったなら反省しないと。次はお前でいこうという気持ちにさせてくれ」と伝えたことを明らかにしました。▽中日上林選手(6回1死でソフトバンク前田純投手からチーム初安打となる右翼フェンス直撃二塁打)「泳ぎながら詰まった。打った瞬間、もし本塁打なら12球団制覇だと思ったんですけど」