Month: June 2025

【中日】井上監督、打線の状態は「借りてきた猫」ブライト初4番は「4番目のバッター」/一問一答

中日ドラゴンズは今季初めて同一カードで3連敗し、借金が今季最多タイの6に達しました。先発した金丸夢斗投手(22歳)が1回に4失点を許し、打線は新たにブライト健太外野手(26歳)をプロ初の4番に配置しましたが、相手の先発投手大関に7回を無失点3安打で抑えられました。 試合後の井上一樹監督(53歳)との一問一答は以下の通りです。    ◇   ◇   ◇ - 金丸投手の投球について 「いきなりの4失点は痛かったね。『新人だから仕方ない』なんて言ってる場合じゃないしね。今日までの試合、ホークスには勢いがあったとしても、今日こそはという期待があったからこその痛みとも言える。でも夢斗(金丸)に関して言えば、ボールの種がバレていたように思うね。プロでは見逃してくれない。2イニング目からは無失点に抑えたけど、『そうした経験も学ばなければならない』っていう良い勉強になったんじゃないかな。」 - 6回を投げて自己最多107球 「もちろん、80球や100球で抑える計画も必要で、これからはもっと改善しなきゃ。次には休養日が中8日だったけど、これを短くして中7日や中6日とする段階にも来ているはずだ。100球を超えて球速が落ちるとは感じなかったので、体力的な確認もできたことが収穫だった。」 - 打線の状態について 「ファンの皆さんご覧の通り、まるで『借りてきた猫』みたいで、アウェイだからとか相手がソフトバンクだからとか関係なく、もっと生き生きとやらなきゃいけないのに、そういう姿勢があまり見えなかったというのが現状かな。」 - ブライトをプロ初の4番に起用 「日替わり的な感じになっていて、ボスラーやカリステが務めることもあるが、現在は中心となる選手が不在だから、今回ブライトに4番目のバッターとして、つなぎの役割を期待しての起用です。残念ながら、うちにはどっしりとした4番が今はいないのが現実です。」 - 今季初の同一カード3連敗。これ以上の連敗は避けたい 「もちろん、それは毎日思っていること。結果的には3連敗してしまったけど、ホームに戻ってもう一度立て直しを図ります。」

【日本代表】初めて味わう敗北に森保監督は「悔しさと残念さ」次戦での勝利に向けて「最善を尽くす」

【パース(オーストラリア)=佐藤成】FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選で、日本代表はオーストラリアに0-1で敗北しました。森保一監督(56)は試合を振り返り、「非常に悔しく、残念な結果になった」と述べました。W杯出場を早々と決めている日本は、新しい選手たちを試合に投入しましたが、最後まで点を取ることができませんでした。監督は選手の起用について、「練習から選手たちは熱意を持ち、自分たちの特長を最大限発揮し、日本らしいプレーを見せるために最良の準備をしてくれたので」と説明し、選手たちの努力を評価しました。10日には最終予選の最終戦となるインドネシア戦(パナスタ)が控えています。中4日での試合に向けて、監督は「最終予選を無敗で通過したかったが、時間は戻せない。次の試合ではホームで勝利し、有終の美を飾るために、最善の準備をしていきたい」と述べ、次戦での勝利を目指す姿勢を見せました。

オーストラリアのポポビッチ監督「アジア最強のチームに勝利、特別な成果を達成」日本戦での勝利

【パース(オーストラリア)=佐藤成】すでに8大会連続で本大会出場を決めている日本代表(FIFAランキング15位)が、アウェーでのオーストラリア戦(同26位)で0-1のスコアで敗戦を喫しました。試合終了間際の45分にカウンターを受け失点し、この敗北は国際Aマッチでのオーストラリア戦としては24年ぶりのこととなりました。この試合は、新しい戦力の探索に焦点を当てたものでしたが、結果を出すことはできませんでした。日本の現在の成績は6勝2分け1敗で勝ち点20。次の試合は10日に大阪・パナソニックスタジアムでインドネシア(FIFAランキング123位)との最終戦に挑みます。  ◇   ◇   ◇ オーストラリアは、2009年以来勝利を逃していた日本に対し、W杯最終予選終盤で劇的な勝利を収めました。 0-0の均衡が続く中、後半45分には右サイドを突破し、低いクロスからDFベヒッチがゴール右に鋭く突き刺し、先制点を挙げました。堅実な守備を維持しつつ、少ない得点機を活かして勝利を手にしました。この予選で日本に対して1勝1分けという絶好の成績を残しました。4勝目を挙げ、勝ち点を16としました。 ポポビッチ監督は、「プラン通りだったと言えます。ただ、もっと簡単だったら良かったね」と笑顔を見せました。この日本戦は16年ぶりの勝利で、「その点は満足しています。アジア1位のチームとホームで対戦し、終盤の得点で勝利を収めるなんて、これ以上のストーリーはない。非常に感情的になりましたし、特別な成果を達成しました。今夜この試合を観戦したオーストラリア人は皆、オーストラリア人であることを誇りに感じるでしょう。ただ、サウジアラビアでもやるべきことが残っており、良い結果で終えたいです」と語りました。 オーストラリアは現在、勝ち点6差を持つ3位のサウジアラビアと接戦状態にあります。6日午前1時、日本時間でバーレーン戦が行われ、サウジアラビアが敗北または引き分けると、オーストラリアの予選突破が決まります。 もしサウジアラビアが勝利した場合は、最終戦で直接対決して決着を図ることになります。11日午前3時15分、日本時間では敵地での対戦が予定されています。「サウジアラビアに行って、確実に仕事を終わらせる」と強い意気込みを示しました。

【日本ハム】新庄監督が甲子園に「ゾーン・テル」の設置を提案…ライトだけ「7メーター前」

日本ハム新庄剛志監督(53)が甲子園に「ゾーン・テル」の設置を提案した。完敗に終わった試合後の最初の話題は8回に通算100本塁打を達成した阪神佐藤輝明内野手(26)についてだった。「佐藤くん、北海道とエスコン大好きになったんじゃない。あのヘスタの(本塁打があったら)111万(の新庄ボードに)当たったかなって。でもあれ、甲子園だったらフェンスが…(浜風で打球が)戻されるでしょ、あんだけ(打球が)高かったら。もう来年は(甲子園に)『ゾーン・テル』をつくってあげて。ライトだけね。それぐらい、入らないからね、甲子園は。何が一番変わってくるかって、やっぱ打率が変わってきますよね。昨日のホームランでも、あれで行っちゃうのって。『ゾーン・テル』(は右翼フェンスから)7メーター前(笑い)」と、甲子園で右翼方向へ本塁打を打つ難しさを知る元「虎のプリンス」ならではの、サトテル用のラッキーゾーン設置案をぶちあげた。古巣の後輩のメモリアルアーチの後は、ベンチ最前列に立って拍手を送って祝福した。「100号でしょ」と敵味方は関係なく、敬意を示した新庄監督は「彼の実力なら300、400ね…『ゾーン・テル』ができたら」と冗談を交えながらも、さらなる飛躍を願っていた。【関連記事】日本ハムニュース一覧

【サムライブルー】「もっとできるはずだった」鈴木唯人選手が自らのプレーを振り返る…オーストラリア戦で16年ぶりの敗戦

FIFAランキング15位の日本代表チームは、北中米大会におけるFIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選で初の敗北を喫しました。試合は0-0で迎えた後半45分、アジズ・ベヒッチ選手による先制ゴールを許し、これまで無敗での突破を目指していた道が絶たれました。日本がオーストラリアに敗れるのは、2009年以来、実に16年ぶりのことです。MF鈴木唯人選手(23=SCフライブルク)は「しっかり相手を揺さぶる必要がありました。攻め込んだところからチャンスを作ろうと話していましたが、自分がチャンスメークできればよかったと感じています」と試合を振り返りました。今後については「まだまだプレーで実力を示さないといけないと思っています。もっと良いプレーができたはず。しっかり切り替えて取り組みたい」と次への意気込みを語りました。日本は既にワールドカップ本大会への出場権を獲得しています。この日は初出場の選手3人と最終予選デビューを果たした8人のフレッシュなメンバーで試合に臨んでいました。

【日本代表】オーストラリアに0-1敗れ最終予選初黒星…ボール支配しながら後半45分に失点

【パース(オーストラリア)=佐藤成】すでに8大会連続で本大会出場を果たしている日本代表(FIFAランキング15位)は、アウェーでの試合でオーストラリア(同26位)に0-1で敗北しました。 試合は後半45分にカウンターで得点を許し、オーストラリアに対する国際Aマッチでは、24年2月のアジア杯イラン戦(1-2)以来の敗戦となりました。この試合では新たな選手の発掘に注力しましたが、目立った成果を出す選手はいませんでした。最終予選の成績は6勝2分け1敗、勝ち点20です。次戦は10日に大阪・パナソニックスタジアム吹田でインドネシア(同123位)との一戦に臨みます。 26年FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選の第9戦。MF三笘薫(ブライトン)をはじめとする多くの試合に出場してきた主力選手は選外となり、3月から14人のメンバーを入れ替えました。森保一監督は、新たに招集した選手の中からMF俵積田晃太(FC東京)とMF平河悠(ブリストルC)をウイングバックで先発起用し、DF関根大輝(Sランス)も初出場しました。 ボランチは佐野海舟(マインツ)と藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)が担当し、1トップは大橋祐紀(ブラックバーン)、右シャドーにMF鈴木唯人(ブレンビー)、3バック中央に渡辺剛(ヘント)、GKは谷晃生(町田)となりました。最終予選の初先発は9人に上りました。 キャプテンのMF遠藤航(リバプール)やMF久保建英(Rソシエダード)はスタメンから外れ、スタート時に名前を連ねたのは左シャドーのMF鎌田大地(クリスタルパレス)と3バック左のDF町田浩樹(サンジロワーズ)のみでした。 試合開始からオーストラリアは自陣に引きこもり、堅い守備ブロックを形成。日本は試合の約8割をボール保持し、相手陣内に押し込みました。左ウイングバックの俵積田がドリブルで攻撃を仕掛ける場面が多く見られましたが、相手の固い守備を崩すことはできませんでした。 前半28分には町田の縦パスから鈴木がターンしてペナルティーボックス付近までドリブルで持ち込み右足でシュートしましたが、ゴール右へ外れました。 前半37分には平河がエリア外から右足で強烈なシュートを放ちましたが、ゴール左にわずかに外れました。同43分には鎌田がエリア内でシュートしましたが、ゴール左へ。同44分の平河の左足ミドルシュートもGKの正面を突き、前半は得点できず終了しました。 後半も拮抗状態が続きます。縦パスから大橋を左右に流れさせ、中央にスペースを作るも、オーストラリアの5バックを崩すことはできません。同16分には大橋が右足で狙うも、シュートはゴール右に外れ、得点の匂いが漂いません。 森保監督は動きました。後半18分、俵積田と佐野を下げ、中村敬斗(Sランス)と今回初めて10番を背負う久保を投入。久保は右サイドから鋭いクロスを送りますが、中央は固められ味方に渡らず。 さらに後半24分、大橋と故障した渡辺を下げ、FW町野修斗(キール)とDF高井幸大(川崎F)を入れました。日本はボールを保持し続けましたが、組織的で堅固な相手守備を破れず時間が過ぎました。 後半35分、ゴール前で久保が相手2人をかわし右足でシュートを試みましたが、ゴール右へ僅かに外れました。試合終盤になり、日本が時間を支配して攻めましたが、得点には至らず、後半45分にオーストラリアにDFラインの背後を突かれ、クロスからMFベヒッチに右足でゴールを決められました。9分に及ぶアディショナルタイムも反撃できず、0-1で敗れました。 ポポビッチ監督が狙った一瞬のチャンスを見事に活かされ、悔しい結果となりました。 ---

【ワールドカップ予選】日本と同じグループ バーレーン-サウジアラビア、インドネシア-中国/スコア速報中

アジア最終予選の第9戦が各地で行われています。日本と同じC組で3位に位置するサウジアラビアは、アウェーでバーレーンと対戦中です。一方、4位のインドネシアは中国と対戦しています。 C組 インドネシア00-0 - 0中国 ▼得点者 バーレーン  -  -  サウジアラビア ▼得点者

【楽天】浅村栄斗が57人目の通算2000試合出場「結果を出し出場試合を増やしていけるように」

楽天の内野手、浅村栄斗選手(34歳)が平成生まれとして初めて、またプロ野球史上57人目となる通算2000試合出場を果たしました。この記録は、福島・郡山で6年ぶりに開催されたDeNA戦に「3番一塁」でスタメン出場した際に達成されました。34歳6カ月での達成は、歴代7番目の若さでの記録となります。 浅村選手は、「まずは無事に2000試合に到達できたことを素直にうれしく思います。調子が良い時ばかりではなく、悪い時も信頼して起用し続けてくれた首脳陣や、日々体のケアをしてくれたトレーナーの皆さんに感謝しています。今後もただ『出場』するだけでなく、常に結果を出すことで、1試合1試合出場試合数を増やしていけるよう頑張っていきます」と語りました。 このシーズンは、5月24日に平成生まれ初、史上56人目として通算2000安打を達成し、名球会入りの資格を手にしました。さらに、4月22日には通算300本塁打、5月14日には通算1500三振を記録するなど、数々の節目を迎えています。 ▼通算2000試合出場=浅村(楽天) 5日のDeNA3回戦(ヨーク開成山スタジアム)に先発出場して達成。プロ野球史上57人目となります。初出場は西武時代の2010年3月31日のソフトバンク2回戦(西武ドーム)でした。平成生まれとしての2000試合出場は初めてで、34歳6カ月での達成は歴代7位の若さとなります。

【阪神】佐藤輝明、575試合目で通算100本塁打を達成!球団生え抜きとして田淵、掛布に続くスピード記録

阪神タイガースの佐藤輝明内野手(26歳)は、今シーズンの16本目となるホームランを打ち、通算100本塁打を成し遂げました。8回の先頭打者として4点をリードする場面。1ストライクの後、福谷投手の128キロの変化球を力強く振り抜きました。高く飛んだ打球は右翼観客席の上段に届き、試合を決定づけるソロホームランとなりました。ダイヤモンドを一周して三塁ベンチ前に戻ると、記念のボードを受け取り、観客に向けて一礼しました。プロとして5年目、通算575試合目での達成です。阪神の生え抜き選手の中では、424試合で達成した田淵幸一、553試合での掛布雅之に次ぐ歴代3位のスピード記録となりました。前日の4日に行われた日本ハム戦(エスコンフィールド)では、1試合で2本のホームランを打ち、合計99本まで積み上げていました。そして、次の日には連続試合でのホームランを記録し、北の大地で記念すべきアーチを描きました。▼通算100本塁打=佐藤輝(阪神) 5日に行われた日本ハム戦の8回、福谷投手から今シーズン16本目のホームランを打ち達成。プロ野球では310人目の達成者です。初ホームランは2021年3月27日に行われたヤクルト戦(神宮)で田口投手から打ちました。佐藤輝はプロ5年目での達成となります。日本人選手では1961年の長嶋茂雄(巨人)、2021年の村上宗隆(ヤクルト)ら9人が4年目に達成した記録がありますが、阪神で5年目に達成したのは1973年の田淵と並び球団最速記録です。

【阪神】岡田顧問が誇る監督時代の交流戦「交流戦100勝一番乗りは私ですけどね」

前阪神監督で現在は阪神のオーナー付顧問を務める岡田彰布氏(67)が、北海道まで足を運びBS朝日の生中継で解説を担当しました。監督を退いた後初めての交流戦解説となった岡田顧問は、実況アナウンサーからオリックス監督時代を含めた交流戦通算成績が121勝100敗7分けであることを紹介され、「交流戦の100勝一番乗りは私ですけどね」と自慢しました。オリックス時代や阪神の第1次政権時代も含めて交流戦の36試合制や24試合制を経験したことを振り返り、「長かった」「厳しかった」と現行の18試合制との難しさを語りました。