Month: June 2025

【阪神】長嶋茂雄さん偲び甲子園に半旗 3日に亡くなってから初めての同球場での試合

3日に89歳で亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんをしのんで甲子園に半旗が掲げられた。阪神は3日からはエスコンフィールド日本ハムと3連戦。この日は長嶋さんが亡くなってから初めての甲子園での試合となる。【関連記事】阪神ニュース一覧>>

長嶋茂雄さん関係者が自宅前で報道陣にすいか振る舞う ワンハンドサイズにカットの心遣い

3日に巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんが肺炎で死去して3日目の6日、長嶋さんの関係者が都内の自宅前で報道陣にすいかを振る舞った。午後1時10分、長嶋さんの専属広報を務めた小俣進さんが自宅から出てきた。お盆にワンハンドサイズに丁寧にカットされたすいかが乗っていた。都内の最高気温が30度近くに達した中、自宅に詰めかけた30人以上の報道陣に涼しい夏の味を届けてくれた。この日は、午前中に日本ハムの栗山英樹CBOや元広島監督の山本浩二氏が弔問。その後は元巨人の柴田勲氏も3日連続で自宅に訪れていた。柴田勲氏、3日連続で長嶋茂雄さんを弔問 山本浩二氏、栗山英樹氏も訪れ、次女三奈さんとも挨拶

3日連続で弔問に訪れた柴田勲氏「明日も来るように言われている。毎日毎日…」長嶋茂雄さんは「オレの兄貴」

元巨人の柴田勲氏(81)は6日、3日に89歳で亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんの自宅を3日連続で弔問しました。午前10時10分頃に到着し、自宅に入りました。 弔問を終えた柴田氏は、「毎日来ている。毎日毎日、明日も来るように言われている。俺の兄貴みたいな存在だからね。野球選手として一番親しくさせてもらったから」と語りました。 自宅での時間については、「いろいろな人が訪れるので、私はただ待機していて、合間を見つけて長嶋さんと話すだけ。何よりも、遊びの面では一番長嶋さんと一緒に楽しませてもらったから。特に、近所に住んでいた土井のしょうちゃんと一緒に。晩年はご病気のためになかなか会えなかったけど、それ以前は頻繁に家に遊びに来て仲良くさせてもらった。だから最後くらいは毎日来たいと思っている」と話しました。 長嶋さんから現役最後に使ったグラブをもらったという思い出も語り「ゴルフは年に15回くらい行っていた。家が近いから、前日に『柴田、ゴルフ行くぞ』と電話が来て、翌朝には一緒に出掛けていた。他の選手とはそこまで気軽に話すことはできなかったけど、俺は近所で後輩だったし、気楽な関係だった」と語りました。 この日の午前8時半過ぎには元広島監督の山本浩二氏(79)が弔問し、午前9時半には日本ハムの栗山英樹CBO(64)が訪れて、次女の三奈さんに迎えられ約2時間20分滞在しました。 長嶋さんの自宅には、3日にソフトバンク王貞治球団会長(85)や巨人の川相昌弘2軍野手総合コーチ(60)、谷佳知(52)・亮子(49)夫妻が弔問。 4日には早朝にヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏(50)が訪問し、その後、元巨人の中畑清氏(71)、元巨人監督の高橋由伸氏(50)と妻の小野寺麻衣さん(49)も弔問に訪れました。また、日本ゴルフツアー機構前会長の青木功氏(82)、里見治セガサミーホールディングス株式会社代表取締役会長(83)、柴田氏、元巨人の定岡正二氏(68)、篠塚和典氏(67=日刊スポーツ評論家)、元西武の松坂大輔氏(44)らも参列しました。 5日には柴田氏が再び弔問し、元NHKの青山祐子アナウンサー(52)も訪れました。

山本浩二氏「お別れができて本当に良かった。穏やかに眠られていた」長嶋茂雄さんへの弔問

元広島カープの監督であった山本浩二氏(79)は、3日に肺炎のため89歳で亡くなった巨人の終身名誉監督、長嶋茂雄さんの自宅を6日に訪れ、弔問しました。山本氏は約30分ほど滞在し、次女の三奈さんに見送られて帰路につきました。「若い頃から敵対チームの関係にもかかわらず、非常に親しく接していただきました。引退後も何度かお目にかかり、常に温かく接していただき、私にとっては憧れの存在でした」と語りました。また、長嶋さんについて「とても穏やかに眠られており、お別れできて良かったです。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にお世話になりました」と話しました。長嶋さんの自宅には、3日にソフトバンクホークスの王貞治球団会長(85)をはじめ、川相昌弘2軍野手総合コーチ(60)、谷佳知(52)・亮子(49)夫妻も訪れています。4日には、ニューヨーク・ヤンキースの特別アドバイザーである松井秀喜氏(50)が訪れ、その後、元巨人の中畑清氏(71)、元巨人監督の高橋由伸氏(50)と、元日本テレビアナウンサーの妻・小野寺麻衣さん(49)も弔問しました。また、日本ゴルフツアー機構の前会長である青木功氏(82)、セガサミーホールディングス株式会社の里見治代表取締役会長(83)、柴田勲氏(81)、元巨人の定岡正二氏(68)、篠塚和典氏(67=日刊スポーツ評論家)、元西武の松坂大輔氏(44)など、多くの人々が弔問に訪れました。5日には、柴田氏が再度の弔問を行い、元NHKアナウンサーの青山祐子さん(52)も訪問しました。

栗山英樹氏が長嶋茂雄さんを弔問 次女三奈さんに出迎えられて自宅へ入る 直前には山本浩二氏も

日本ハムの栗山英樹CBO(64)が6日に、3日に肺炎で亡くなった89歳の巨人終身名誉監督・長嶋茂雄さんの自宅を訪れ、お悔やみを申し上げました。午前9時半ごろに長嶋さんの次女である三奈さんにお迎えいただき自宅に入りました。その直前には、元広島監督の山本浩二氏(79)が訪問し、大約30分間滞在しました。彼は「若い頃から敵チームでありながらも、とても大切にしていただきました。監督を辞めた後も何度かお会いしたりしました。非常に身近に感じさせてもらっていました。憧れの人でもありましたので、どうしても来たいと思い電話をしました。穏やかに眠られており、最後に会えてよかったです。感謝の気持ちでいっぱいです、本当にお世話になりました」とお話しされました。長嶋さんの自宅には、多くの人々が訪れました。3日にはソフトバンクの王貞治球団会長(85)、巨人の川相昌弘2軍野手総合コーチ(60)、谷佳知(52)・亮子(49)夫妻が弔問に訪れました。4日には早朝にヤンキースのGM特別アドバイザー松井秀喜氏(50)が訪れ、その後、元巨人の中畑清氏(71)、元巨人監督の高橋由伸氏(50)と妻で元日本テレビアナウンサーの小野寺麻衣さん(49)も弔問に訪れました。また、日本ゴルフツアー機構の前会長青木功氏(82)、セガサミーホールディングス株式会社の代表取締役会長里見治氏(83)、柴田勲氏(81)、元巨人の定岡正二氏(68)、篠塚和典氏(67=日刊スポーツ評論家)、元西武の松坂大輔氏(44)らも訪れました。5日には柴田氏が2度目の弔問を行い、元NHKの青山祐子アナウンサー(52)も自宅を訪れました。 ```

【W杯予選】韓国が11大会連続の本大会出場決定、B組ヨルダンとA組ウズベキスタンが初の切符獲得

FIFAワールドカップ予選B組にて、韓国がアウェーでイラクと対戦し2-0で勝利、11大会連続でのワールドカップ出場を決めました。試合は前半26分、イラクに退場者が出たことも手伝い、韓国は優位に試合を進行。後半18分には途中出場のキム・ジンギュが均衡を破り、37分にはオ・ヒョンギュが追加点を挙げ、5勝4分けで首位を維持しました。B組2位のヨルダンはアウェーでオマーンに3-0で快勝し、4勝4分け1敗。見事、韓国と共に本大会出場を決め、初のワールドカップ出場権を得ました。A組では、ウズベキスタンが初のワールドカップ出場を決定しました。アウェーで3位のUAEと0-0で引き分け、1試合を残した状態でUAEに勝ち点差4をつけた2位をキープしています。さらに、すでに4大会連続で7度目のW杯出場を決めているイランは、カタールに0-1で惜敗。前半35分にモハマディが2枚目のイエローカードを受けたことで、その後アウェーでの試合を制することができませんでした。

【日本代表】小野伸二氏「策にはまった」中村憲剛氏「執念の強さ」オーストラリアの勝負強さ称賛

FIFAランキング15位の日本が、ワールドカップ(W杯)北中米大会のアジア最終予選で初黒星を喫した。「DAZN」で中継に登場した元日本代表の小野伸二氏(45)と中村憲剛氏(44)は、オーストラリアの勝負強さをたたえた。0-0で迎えた後半45分。相手に左サイドを突破され、低いクロスを入れられると、DFベヒッチに豪快に蹴り込まれた。試合後に小野氏は「あの1本くらいじゃないですか、ピンチというピンチは」と終了間際の失点場面を振り返った。「それをしっかり決めてくるオーストラリアのすごさ」と称賛した。相手を率いるトニー・ポポビッチ監督(51)について「完全に彼の策にはまった。選手たちはそれを信じて最後まで貫いた。我慢が功を奏した」と口にした。中村氏は、相手が「90分通じて、ワンチャンスどこかでパワーをかける」ことを狙っていたと分析。「それを日本がさせなかったのも事実」と90分間、ボールを奪われた後の素早い切り替えなどで対応できていたとした。終盤の失点シーンは「本当に一瞬の隙」と表現。オーストラリアが「W杯出場権を獲得していない執念を感じた」とたたえた。【日本代表】オーストラリアに敗れ最終予選初黒星 終了間際にまさかの失点/ライブ詳細

ドジャースがメッツに逆転勝利 コンフォートが決勝打を放つ 大谷翔平はマルチヒット

ロサンゼルス・ドジャースはニューヨーク・メッツとの試合で劇的な逆転勝利を収めました。ドジャースの先発ピッチャー、ランドン・ナック選手(27歳)は、試合序盤の3回までにホームランを3本も打たれ、リードを許してしまいました。8回、2点ビハインドの場面で、ウィル・スミス選手の左越え適時二塁打により1点を返しました。さらに1死三塁から、ハイメ・パヘス選手の三ゴロに相手三塁手が悪送球をし、その間に三塁ランナーがホームインして同点に追いつきました。続く2死一、二塁の場面で、打率が1割台と低迷していたマイケル・コンフォート選手が、2番手ピッチャーのギャレット選手が投じた初球のカットボールを左前にタイムリーヒットを放ち、チームにリードを与えることに成功しました。守備面では、先発のナック選手が3回途中4失点で降板した後、4人のリリーフ投手が奮闘し、チームを支えました。一方、エンゼルスの大谷翔平選手は2試合連続でマルチヒットを記録しました。3回の攻撃では、1死一塁からセンター前にヒットを打ち、好機を広げました。その後、スミス選手の左前適時打でホームに生還しました。5回には得点には至りませんでしたが、再び右前ヒットを記録しました。

【阪神】テル、おめでとう!プロ5年目で100号を達成した佐藤輝明を盟友のDeNA牧秀悟が祝福

テル、おめでとう! プロ5年目で100号を達成した阪神佐藤輝明内野手(26)を、盟友のDeNA牧秀悟内野手(27)が祝福した。98年度生まれの同い年で、大学3年時の日本代表合宿でチームメートになった間柄。ともに20年ドラフトで入団し、セのライバル球団の主砲同士で切磋琢磨(せっさたくま)してきた。今年4月に一足早く通算100号を達成した牧が、佐藤輝のすごみを明かした。【聞き手=波部俊之介】   ◇   ◇   ◇輝は大学3年生のジャパン合宿で一緒でした。僕が中大で輝が近大と、東西で別のリーグでしたが、向こうは2年生から日本代表に選ばれていたので、すごい選手だなというのは分かっていました。合宿だけ一緒で、大学時代は試合で一緒にプレーする機会はありませんでした。だから「どんなプレースタイルなのかな?」と気になっていましたが、プロで見るとやっぱりバッティングはすごかった。1年目にハマスタで場外ホームランを打ったのも、グラウンドから間近で見ましたし、「あぁ、すごい選手やなぁ」と思いました。特に感じるすごさは、片手でバックスクリーンに入れられるくらいのパワーです。しかも浜風の吹く甲子園を本拠地にしていて。今季のホームランもそうだし、去年とかもバックスクリーンに片手で放り込むじゃないですか。厳密には片手じゃないと思うんですけど、片手で打ってるように見えるくらいの。それだけで入るのは、やっぱりすごい。外国人選手とかならいますけど、日本人選手で、しかも甲子園で打てるのは、それだけ力がないとダメだと思うので。 輝は走塁技術もすごい。左中間、右中間で抜けていかない打球でも二塁打にしたりする。次の塁を狙う姿勢が、敵ながらすごく嫌だなと思う部分でもあります。あのガタイで、あれだけ走れる選手はなかなかいない。次の塁を狙って、長打にできる足。そういうところも、すごい部分だと思っています。20年ドラフトでお互い入団して、5年目になりました。同期で同い年で。あれだけ活躍していたら、やっぱり目に入りますね。1年目の時は新人王争いもありましたけど、その時から負けられないなと思いながらやっていました。今も試合で打っていれば見ますし、敵チームとしてもすごく嫌なバッターなので。毎試合、見ていますね。一方で敵チームとしては「負けないように」と思ってやっていますけど、同い年というところでは「一緒に頑張っていこう」みたいな部分もあって。すごくありがたい存在というか、良い存在です。お互い1年目から試合に出て、こうして同じ年に100号達成になりました。縁というか輝の実力だと思いますし、それだけの素質があるから今に至るのかなと思います。これからも、一緒に球界を引っ張っていけるように。自分もベイスターズというチームで頑張っていますけど、徐々に年代も上がってきました。チームを引っ張っていきたいですし、野球界を引っ張っていけるようにやっていきたいと思っています。輝も、きっとそう思っていると思います。球界全体でも同学年の選手は多いので。これからも、みんなでお互いに高め合っていきたいなと思っています。(DeNA内野手)▼阪神佐藤輝が日本ハム3回戦(エスコンフィールド)の8回、福谷から今季16号本塁打を放ち、プロ野球310人目の通算100本塁打に到達した。初本塁打は21年3月27日のヤクルト2回戦(神宮)で田口から。佐藤輝はプロ5年目で達成。日本人選手では61年長嶋(巨人)、21年村上(ヤクルト)ら9人が4年目に達成しているが、阪神で5年目は73年田淵に並ぶ球団最速記録。◆牧秀悟(まき・しゅうご)1998年(平10)4月21日、長野県中野市生まれ。松本第一では甲子園出場なし。中大では3年春に首位打者、同秋にMVP。ベストナイン4度。20年ドラフト2位でDeNA入団。21年は8月25日阪神戦で新人史上初のサイクル安打。22年から2年連続ベストナイン、23年には最多安打、打点王にも輝く。今年4月4日広島戦(マツダスタジアム)で通算100本塁打を達成。今季推定年俸2億5000万円。178センチ、97キロ。右投げ右打ち。

【日本ハム】新庄監督「あと7試合くらいしたいね」古巣との再会に期待

次の決戦の舞台は日本シリーズで-。日本ハムは「日本生命セ・パ交流戦」で阪神と対戦しましたが、残念ながら投打で圧倒され完敗しました。セ・パ首位同士の3連戦は、試合前のメンバー表交換の「新庄劇場」も大いに盛り上げましたが、結果は1勝2敗。新庄剛志監督(53)はかつての古巣阪神と「あと7試合くらいしたいね」と秋の決戦での再会に期待を寄せています。    ◇   ◇   ◇ 新庄監督は少し名残惜しそうでした。古巣阪神との3連戦が終わり、「あと7試合くらいしたいね。面白いですからね」と語りました。試合前のメンバー表交換では、阪神の藤川監督とのやりとりが見ごたえたっぷり。3日の初戦では握手も目線のやりとりもなし。4日の第2戦では一転して視線を合わせて笑顔でグータッチ。そしてこの日は審判団を巻き込み円陣からのハイタッチで、3夜連続の「新庄劇場」が熱戦を彩りました。 しかし、1勝1敗で迎えた第3戦では投打で完敗。先発の細野が序盤で大乱調。「フォアボールが続いて最後は押し出しヒット。特に1番の近本選手には3四球を与えました。ストライクを投げなければならないが、投げにくいと言ってもヒットを打たれる方がまだいい。初回からそうなると打線も乗れない」との反省の弁。 また、打線は阪神のデュプランティエ投手を攻略できず、7回途中までに12三振で無得点。「ちょっと手ごわい」と感じていた新庄監督も、「彼のピッチングはすごい。左足がついてから一呼吸置いて投げてくる。真っすぐもいいし、変化球でも翻弄される」と脱帽しました。 交流戦は1勝2敗と負け越しのスタートとなりましたが、パリーグ首位の新庄監督は残り試合に向けて再起を誓います。セリーグ首位の阪神の藤川監督も「また日本ハムの新庄監督と対戦したい。そのときはさらに大舞台ですから」と意欲を見せています。互いに日本シリーズでの再会を目指し、次の戦いへと心を新たにしています。【木下大輔】