Month: June 2025

大谷翔平、次世代に情熱をつなぐ決意を語る「長嶋茂雄さんのイズムを継承」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)が、3日に肺炎で89歳で亡くなった長嶋茂雄さんについてコメントを発表しました。 大谷は3日、自身のインスタグラムに長嶋さんとのツーショットをアップし、「実際にお会いして、非常に素晴らしい方でした。会話を通じて、彼の野球への深い愛情をひしひしと感じ、非常に悲しいニュースですが、彼の情熱を現役の私たちが次世代に渡していきたいと思います」と語っています。 今年の3月、東京で行われた開幕シリーズの際に、長嶋さんとともに食事をしました。「野球の話が主だったので、彼の野球への愛情の深さを改めて感じました。これを次の世代にどんどん託していければと思います」と述べました。 なお、大谷はこの日、24号先頭打者ホームランと25号ソロを放ち、メジャー通算250号を達成しました。  

大谷翔平がメジャー通算250号 第1打席で11戦ぶり24号先頭打者弾、第4打席で25号ソロ

ドジャース大谷翔平投手(30)が、メジャー通算250号本塁打を放った。「1番DH」で出場し、6回の第4打席で25号ソロ。この試合2本目の本塁打で決めた。第1打席では11試合ぶりの24号ソロを放った。右腕ループと対戦。カウント2-1から真ん中付近のカットボールを捉え、右翼席へ飛び込む24号ソロとした。11試合ぶりの1発は打球速度110・3マイル(約178キロ)、飛距離419フィート(約128メートル)、角度は27度だった。負ければ首位陥落の大一番で、先発のクレイトン・カーショー投手(37)を援護する先頭打者アーチとなった。今季は試合前時点で打率2割8分6厘、リーグトップ、メジャー3位の23本塁打、39打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.994としている。5月は自身のメジャー月間最多タイの15本塁打をマーク。6月はこれまで3度、月間12本塁打以上を記録しており、ここからのペースアップが期待される。試合前まで今季自己最長の10試合連続ノーアーチだったが、一気に2本塁打を放ち、勢いに乗った。<大谷の年度別本塁打>18年=22本19年=18本20年=7本21年=46本22年=34本23年=★44本24年=★54本25年=25本【動画】大谷翔平、この試合2本目となる25号! メジャー通算250号>>

【柔道】「敗北で強くなる」阿部一二三、6年ぶりの黒星の後、ロサンゼルス五輪への決意を新たに

男子66キロ級で阿部一二三(27=パーク24)が銅メダルを獲得しました。3位決定戦では、キューバのオルランド・ポランコに一本勝ちしました。今大会は、昨夏のパリオリンピックで2連覇を果たして以来初めての国際大会です。阿部は2回戦から登場し、イタリアの選手に優勢勝ちしました。3回戦では、フィンランドの選手に対して袖釣り込み腰で一本勝ちを決めました。しかし、準々決勝でタジキスタンのオビド・ジェボフに内股透かしで一本負け。66キロ級での敗戦は、2019年8月の世界選手権東京大会準決勝で丸山城志郎に技ありを奪われて敗れて以来、5年10カ月ぶりのことです。海外選手に敗れたのは、2019年2月のグランドスラム(GS)パリの初戦で、イタリアのロンバルドに一本負けして以来6年4カ月ぶりとなります。2020年4月にパーク24に所属するようになった阿部にとって、社会人として初の黒星でした。予想外の敗退から立て直し、十数分後の敗者復活戦でカザフスタンのグスマン・キルギズバエフに優勢勝ちし、3位決定戦でも果敢に攻めてメダルを確保しました。阿部一二三は試合後に、「パリ五輪が終わってから1年もたっていない中で、再び世界選手権の畳に立てたのは良かったです。敗北を乗り越えて強くなると信じています。この敗北をロサンゼルス五輪へ向けて無駄にしたくない」と語りました。男子日本代表監督の鈴木桂治は、「阿部はすでにオリンピックで2回優勝している選手です。これからどう心をつくっていくかが重要になる」 とコメントしました。

大谷翔平、二刀流復帰へブルペンで「タッチ&フィール」 来週半ば予定の次回ライブBPに備える

ドジャースの大谷翔平選手(30)が、試合前にブルペン入りし、投打の二刀流復帰に向けて順調に調整を進めました。デーブ・ロバーツ監督(53)によると、「タッチ&フィール」と呼ばれる軽めの投球を行い、次回のライブBP(実戦を想定した投球練習)に備えました。大谷選手は10日(日本時間11日)のパドレス戦前に、手術後3度目のライブBPを行い、3イニングを想定して44球を投げました。次回のライブBPについてロバーツ監督は、「具体的な日にちは未定ですが、来週には打者との対戦を予定しています。水曜日か木曜日頃になると思います」と話しています。

【クラブW杯】マイアミ、開幕戦でメッシが好機を演出も相手GKの好セーブで0-0

新たに改編された32チームが参加するFIFAクラブワールドカップが米国で14日(日本時間15日)に開幕しました。アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(37)がフル出場したインテル・マイアミ(米国)は、エジプトのアルアハリと0-0で引き分けました。メッシは大会中の24日に38歳を迎えます。彼は以前バルセロナ(スペイン)でクラブW杯を3回制覇しています。今回の試合では、かつての同僚だった元アルゼンチン代表のマスケラーノ監督(41)がチームを指揮し、元ウルグアイ代表のFWスアレス(38)や元スペイン代表のMFブスケツ(36)とともに先発出場しました。キャプテンのメッシは前半14分に直接FKで左足からゴールを狙いました。しかし、チームは何度も危険な場面に直面し、前半終了間際にはPKを相手に与えてしまいました。それでも、アルアハリのMFトレゼゲのキックを元アルゼンチン代表のGKウスタリが見事にセーブしました。後半にはインテル・マイアミがボールの支配率を高め、メッシを中心にチャンスをつくりましたが、アルアハリのGKエル・シェナウィが好セーブの連続で試合は0-0で終わりました。今大会では最新技術が試験的に導入され、審判はボディカメラを装着しています。ピッチ上の映像が中継用に提供され、VARの介入で主審がプレーを確認する際、スタジアムのスクリーンにも同じ映像が映し出されるため、観客は判定をより理解しやすくなっています。開催国枠として参加するインテル・マイアミは、次に進めば欧州や南米などの強豪と対戦する機会を得ます。メッシは「そのようなチームと戦えるのは素晴らしいこと。選手とファンの両方にとって本当に素晴らしい経験になる」とコメントしています。インテル・マイアミは次の試合で19日(日本時間20日)にポルト(ポルトガル)と対戦し、アルアハリは同日にパルメイラス(ブラジル)と対戦します。

大谷翔平、メジャー通算250本塁打達成 第1打席で24本目の先頭打者ホームラン、第4打席で25本目のソロ/速報中

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は「1番指名打者」で試合に出場しました。試合の第1打席で11試合ぶりに24本目となる先頭打者本塁打を放ちました。さらに、第4打席では25本目のソロ本塁打を放ち、メジャーの通算本塁打数は250本に達しました。この試合ではドジャースの先発投手はカーショーで、7回まで無失点の好投を見せました。ドジャースはジャイアンツと同率首位であり、このまま首位を守れるのか注目です。 ドジャース対ジャイアンツ 試合前練習で笑顔のドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) チーム123456789計 ジ0000000 0 ド151003 10 【ド】カーショー 【ジ】ループ、ビベンス 【本】大谷24号、25号、Tヘルナンデス13号(ド) 大谷翔平第4打席 6回先頭打者 ジャイアンツ投手は右腕ベック フルカウントから125キロの外角高めカーブを捉え右中間へメジャー通算250号となる25号ソロ。飛距離384フィート(約117メートル)、打球速度101.2マイル(約162.9キロ)、角度26度。 ドジャース対ジャイアンツ 6回裏ドジャース無死、大谷は右中間へソロ本塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎) 試合前 ドジャース対ジャイアンツ 始球式で投球する玉城デニー沖縄県知事(撮影・滝沢徹郎) プロ野球ファンにとって、野球の細かいシーンや選手のパフォーマンスは非常に興味深く、大谷翔平選手のようなスター選手の活躍は特に注目されています。日本では、彼のような選手が他国で成功を収めることは誇りです。試合の活躍や打撃成績は日本でも大きく報道され、ファンの興奮をかき立てます。

落合博満氏、長嶋茂雄さんのお客様第一主義の采配に驚きながらも納得「ああ、こういうことなんだと」

元中日監督の落合博満氏が15日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演し、3日に89歳で肺炎により他界した長嶋茂雄さんについて語りました。落合氏は、「長嶋さんほどの憧れ対象はいません。野球界にスーパースターが何人かいるとすれば、彼が最も象徴的な存在ですね」と話しました。彼の一番の思い出についても触れ、「連敗中の試合で、次の日に温存しておくべきピッチャーを次々と投入する姿が印象的でした」と述べました。さらに「なぜこんな采配をするのか?」と長嶋さんに尋ねたところ、「東京ドームに来るお客様の中には、毎日来る方もいれば、今回が初めてで最後の方もいる。そうした方々に、長嶋巨人が勝利を諦めた、捨て試合だと思わせてはいけない。どんなに負けていても、終わりまで勝つことを目指して最善を尽くす。それで負けたとしても、長嶋巨人は最善を尽くしてくれたと納得して帰ってほしい」と教えてくれました。私は「ああ、こういうことか」と納得しました。そのため、次の日に温存しておくべき戦力をどんどん投入していたのです」と、ファン第一の姿勢を語りました。最後に「『ファン』とは言わず、『お客様』と表現していました。それはあくまで興行だからです。来場するお客様に寂しい思いをさせないという一心でやっていたと本当に感じます」と締めくくりました。

【展望】早実や東海大菅生が注目の的、都立府中東の健闘にも期待/西東京

【展望】競争が激化している。昨年夏の優勝者でセンバツ16強入りを果たした早実、春季東京大会で準優勝を収めた東海大菅生、同大会でベスト4入りした八王子学園八王子、そして2年ぶりの制覇を狙う日大三が戦いの中心となるだろう。春の8強に進出した国学院久我山や、優れた選手が揃う日大鶴ケ丘と世田谷学園も上位を猛追する構えだ。さらに、都立校で唯一のシード校である府中東にも注目が集まっている。

松井秀喜さん「長嶋監督のおかげで勝利」—中日との1994年10月8日の決戦、ニューヨークでの野球教室

ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが14日、ニューヨークで野球教室を開催しました。松井さんは今月3日に逝去されたプロ野球巨人時代の恩師、長嶋茂雄さんの葬儀・告別式に出席するため日本に帰国していましたが、その後すぐに戻り、子どもたちへの打撃指導にも熱心に取り組んでいました。「野球を楽しんでほしい。みんなが喜んでくれて嬉しいです」と語り、競技の発展を願いました。長嶋監督のもとで球界随一の強打者に成長した松井さんですが、プロ野球史上初めて同率首位の2チームがシーズン最終戦で激突した1994年10月8日の中日との「10・8」決戦について、「あれは長嶋さんが監督だったから勝てた」と感謝の意を表しました。(共同)

元中日監督の立浪和義氏が語る 星野仙一監督の「厳しさ」を振り返る 山本昌氏のユーモアも

元中日ドラゴンズ監督の立浪和義氏(55)が、14日のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に出演し、中日時代の星野仙一監督について語りました。 この日のテーマは「名将!星野仙一&仰木彬を語る会」。立浪氏は星野監督について「まさに闘将という言葉がぴったりの監督でした。中日、阪神、楽天の3球団で優勝へと導いた素晴らしい監督です」と述べました。 MCのダウンタウン、浜田雅功さんから「星野監督は厳しかったですか?」と尋ねられると、立浪氏は「厳しかったですね。もしアメとムチの割合で言うなら1対20です。もちろん、ムチが20ですけどね」と笑顔で答えました。 これに対し、元チームメイトの山本昌氏が「いやいや、ちょっと待ってください。立浪さんが20と言うなら、我々は2000とか2万ですよ。全然違います」と返し、スタジオは笑いに包まれました。