Month: June 2025

【ルヴァン杯】8強組み合わせが決定! 横浜F・マリノスは柏レイソルと対戦 – 決勝は11月1日に国立競技場で開催

Jリーグは16日、ルヴァンカップのプライムラウンド(準々決勝から決勝)の組み合わせ抽選会を東京都内で実施し、ベスト8の対戦カードが確定しました。準々決勝は第1戦が9月3日、第2戦が9月7日に行われます。現在リーグ戦で20位と苦戦している横浜F・マリノスは、J1で2位と好調な柏レイソルと対戦します。抽選に参加した横浜OBの波戸康広氏は、2001年の初優勝(当時はナビスコカップ)を振り返り、「当時と現在の置かれている状況が似ている。当時はリーグ戦で残留争いをしていたが、PK戦で優勝を決め、それをきっかけにリーグ戦でも残留を果たした」と語りました。今回のカップ戦にかける思いも強く、「リーグ戦では苦しんでいるが、頂点を目指したい」と意欲を見せました。決勝戦は11月1日に東京の国立競技場で開催されることが発表されました。<準々決勝カード>柏レイソル-横浜F・マリノス川崎フロンターレ-浦和レッズサンフレッチェ広島-湘南ベルマーレヴィッセル神戸-横浜FC

【柔道】阿部詩が5度目の優勝「これまでとは違う安堵感、達成感」パリ五輪からの復活 兄の一二三も称賛

柔道女子52キロ級で世界選手権(ブダペスト)金メダルを獲得した阿部詩(24=パーク24)が16日、羽田空港に帰国しました。彼女は5度目の優勝を果たし、28年ロサンゼルス五輪に向けて「最高のスタートと言える」と喜びを語りました。24年パリ五輪では、思いもよらない2回戦敗退を経験。「先の見えない時期もあった」と振り返ります。昨年11月に世界選手権への出場を決意し、実力を発揮。決勝でコソボのクラスニチを背負い投げで破り、雪辱を果たして世界チャンピオンに返り咲きました。「五輪での敗戦があったからこそ、モチベーションを高めて優勝できた。これまでとは違う安堵感と達成感があった」と涙を見せる場面もありましたが、「ほっとした。純粋に嬉しかった」と笑顔で振り返りました。兄の阿部一二三(27=パーク24)は「強い選手に勝っての優勝で、嬉しく思う」と称賛しました。兄は男子66キロ級準々決勝で隣の畳で敗れましたが、それでも「意外と重く感じていなかったし、落ち込んでいる様子もなかった。気持ちを切らさずに戦っていて、彼女の持つ強さは違っていた」と評価しました。世界一の座を取り戻したとはいえ、次の目標があります。「ロサンゼルスへの第一歩になった。五輪で優勝したい。さらに強くなりたい」との意欲を示し、12月6、7日(東京体育館)のグランドスラム東京への出場を予定しており「優勝して次に繋げたい」と意気込みを語りました。 【飯岡大暉】

【大谷翔平、過去の復帰登板】エンゼルス時代の20年、693日ぶりにマウンドへ上がるも…

ドジャースの大谷翔平投手(30)は、日本時間17日のパドレス戦において、再び二刀流としてのプレーを復活させます。大谷の過去の復帰初登板について振り返ると、2020年が一つの例として挙げられます。彼はエンゼルスでプレーしていた2018年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2019年9月には左膝の手術を経験しました。度重なるケガを乗り越え、2020年7月26日のシーズン開幕3戦目となるアスレチックス戦で復帰を果たしました。そのマウンドは、2018年9月2日以来、実に693日ぶりでしたが、結果は1回途中で3安打5失点、3四球でプロ最短のKOとなりました。30球を投げ、ストライクは15球、直球の最速は152キロにとどまりました。果たして、今回の復帰登板はどう展開するのでしょうか?

【顕彰馬】イクイノックスが顕彰馬に!初年度で父キタサンブラックと共に殿堂入り

JRAは16日、2025年度の顕彰馬選定結果を発表し、イクイノックスが新たに顕彰馬として選出されました。  ◇  ◇  ◇  イクイノックス(牡6)は、選定初年度で見事に顕彰馬入りを果たしました。有効投票数158票中143票を獲得し、得票率は90.5%に達しました。父親のキタサンブラックも2020年に顕彰馬に選ばれており、父子2代での殿堂入りとなりました。イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュの血統を持ち、ノーザンファームで生まれました。シルクレーシングが所有し、木村哲也厩舎に所属。2022年には皐月賞とダービーで2着となりクラシック制覇は逸しましたが、天皇賞・秋と有馬記念で連勝しました。2023年には、ドバイシーマC、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンCでG1を4連勝。2年連続でJRAの年度代表馬となり、「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」では日本調教馬として最高の135ポンドを記録し、世界最強馬と認定されました。通算成績は10戦8勝2着2回で、全てのレースでクリストフ・ルメール騎手が騎乗しています。現在、社台スタリオンステーションで種牡馬として活躍しており、初年度の子馬が今年誕生しています。

【中日】小山伸一郎2軍投手コーチの謝罪会見~「時間つぶしが犯罪に…」/一問一答

過去にオンラインカジノを利用し、愛知県警から単純賭博容疑で任意の取り調べを受けた中日ドラゴンズの小山伸一郎2軍投手統括コーチ(47)は、謹慎期間(5月19日から28日間)を経て、ナゴヤ球場で謝罪会見を行いました。スーツ姿で現れた小山コーチは、「本当に申し訳ありません」と深く頭を下げました。彼は17日の2軍の試合から現場に復帰します。以下は一問一答の内容です。(テレビ)-明日からチームに合流「このたびは自分の浅はかな行動によって、中日ドラゴンズの皆さま、およびファンの皆さまにご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」-4週間の謹慎期間は「野球以外のことを考える時間が増え、正直きつかったです。2軍や1軍の試合を見て、復帰時にスムーズに入れるよう勉強していました。この期間でより一層野球が好きになりました。」-選手やチームとはどう向き合っていくか「この度復帰を許してくれた中日ドラゴンズに感謝しています。この1カ月で新たな視点から、若い選手たちの育成に全力を注ぎたいと考えています」-キャンプ時の自主申告期間に申告しなかった理由は「ドラゴンズに来たばかりで、周囲に相談できずに自分で処理しようとしてしまったことが、結局このような事態を招いてしまいました。これを反省しなければなりません」 -オンラインカジノを利用した経緯や、違法性を認識していなかったか「当時は、携帯ゲームの延長のような軽い気持ちで始めたことが問題だったと思います」(ペン)-違法性は認識していなかったか「最初は認識していませんでした」-復帰が決まり、井上監督や落合2軍監督に連絡したか「はい、連絡しました」-どんな言葉を「さらに厳しい視点から、今後の行動が重要になるとのことでした」-問題が発覚した当時においてはどうだったか「厳しく叱責され、『まず家族に謝罪しろ』と言われました。特に妻に対して謝罪するように言われ、それに時間を割いて謝罪しました」-謹慎の4週間はどのような時間だったか「自分の過去の野球での行動を見直す時間だったと思います」-自己申告があった2月のキャンプ以降、相談できなかったか。その時の心境は「漠然に日々を過ごし、オンラインカジノの記事を見るたびに、自分も…と思いながら言い出せなかった自分を反省しています」 -明日からは通常のコーチ業務を行うか「落合2軍監督が最終的に判断されると思いますが、今は明日から合流するということしか聞いていません。現場に行ってからの話になると思います」-選手たちにはどんな言葉をかけるか「1カ月間空けてしまったこと、指導者としてこういうことをしてしまったことを謝り、今後の行動にも気をつけるということを伝えたいです」-使用当初は違法性は分からなかったと。違法だと認識したのはいつか「警察との話なので控えますが、ニュースで目にするようになり、これはよくないことだと気づきました」-気軽にできるから怖いというのはあるか「気軽にできるが故に、ほんの少しの時間潰しが大きな問題に発展しました。これを改めて考えたいと思います」-県警からの連絡を受けたときの心境は「いずれ来るだろうとは思っていましたが、それに備えていました」-謹慎期間中の活動は「井上監督と落合2軍監督から『仙台で謝ってこい』と言われ、1週間ほど仙台に戻りました。その後はずっと名古屋にいました」

【スペシャルメモ】石橋師が人望厚い理由を実感、“勝ち祝い”で後輩たちが集結/宝塚記念

<宝塚記念>◇6月15日=阪神競馬場◇G1◇芝2200メートル◇3歳以上◇出走17頭単勝7番人気メイショウタバル(牡4歳、石橋厩舎)が見事に逃げ切り、3馬身差でG1初勝利を飾りました。この勝利は、石橋守調教師(58歳)にとっても開業12年目での涙のG1初制覇となりました。そして、長年の友情を築いてきた武豊騎手(56歳)やオーナーの松本好雄さん(87歳)との強い絆で、この感動的なドラマを春のG1レースの締めくくりに彩りました。   ◇   ◇   ◇メイショウタバルが制した昨年3月の毎日杯は、石橋師にとっての重賞初勝利でもありました。その勝利の1カ月後、「石橋さんにはこれまでお世話になったので」と、騎手時代からの後輩たちが集まり“勝ち祝い”が開催されました。その場で石橋師は「もう重賞は手にできないかと思っていた」と感慨深げに話したそうです。毎日杯の勝利は開業11年目、38頭目の挑戦でのことでした。メイショウタバルも前の若駒Sでアクシデントがあり、不安が残る中での快挙でした。祝いの会では、馬のイラストが描かれた特製ケーキも登場し、後輩たちに囲まれた石橋師の笑顔から、その人望の厚さがうかがえました。後輩の一人である渡辺薫彦師(50歳)は、先輩のG1勝利を心から祝福しました。「騎手時代からお互い独身が長く、よく遊びました。調教師になってからも多くを教わりました。今回は家でレースを見ていましたが、心から応援していて感動しました。また“石橋守を守る会”を企画したいと思っています」。今週の栗東トレーニングセンターでも、祝福の声が飛び交う様子が目に浮かびます。【中央競馬担当=下村琴葉】

大谷翔平が1年10カ月ぶり投手復帰、球宴後見込みも前倒しでパドレス戦に先発/これまでの経過

ドジャース大谷翔平投手(30)が16日(同17日)パドレス戦で先発として投手復帰する。大谷は23年9月に2度目の右肘手術後、ここまで3度のライブBP(実戦想定の投球練習)を行っている。デーブ・ロバーツ監督(53)は「1イニングか2イニングなのか分からないが、我々にとっていいこと。彼も準備ができている」と語った。7月15日(同16日)のオールスター戦後の復帰を見込んでいたが、リハビリを順調に消化し、大幅に早い復帰となった。23年8月23日のレッズ戦以来、約1年10カ月ぶりのマウンドに上がる。【大谷の主な術後経過】◆23年9月:右肘を手術◆24年3月:術後初のキャッチボール◆24年5月:約15メートルのキャッチボールで術後最多の70球◆24年6月:術後最長の約24メートルのキャッチボール◆24年7月:30メートル以上のキャッチボールで87マイル(約140キロ)を計測◆24年8月:術後初のブルペンで10球◆24年10月:ワールドシリーズ第2戦で左肩を負傷◆24年11月:ワールドシリーズで負傷した左肩を手術◆24年12月:キャッチボール再開を大谷が明かす◆25年2月:左肩手術後初のブルペン入り◆25年5月20日:キャッチボールでスライダーを解禁◆25年5月25日:術後初のライブBPで22球、最速97マイル(約156キロ)◆25年5月31日:2度目のライブBPで29球、2ニング想定で最速97マイル(約156キロ)◆25年6月10日:3度目のライブBPで44球、3イニング想定で6奪三振、最速96マイル(約155キロ)【ライブ速報】ドジャース-ジャイアンツ

大谷翔平、パドレス戦で二刀流再登場決定!約1年10カ月ぶりにマウンドに ロバーツ監督「1イニング」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)が、現地時間16日午後7時10分(日本時間17日午前11時10分)に始まるサンディエゴ・パドレス戦で、約663日ぶりに二刀流で試合に戻ることが決まりました。この情報は、球団の公式X(旧ツイッター)で公表されました。今回はオープナーとして1イニングを投げる見込みで、投打双方で同時に出場します。大谷がマウンドに立つのは、2023年8月23日のシンシナティ・レッズ戦以来、約1年10カ月ぶりとなります。 サンフランシスコ・ジャイアンツとの3連戦を2勝1敗で勝ち越した試合後に、監督のデーブ・ロバーツは「数日のうちにオープナーとして起用することがあり得る。その際はおそらく1イニングとなる。ライブBP(実戦を想定した投球練習)も十分に行ってきたので、彼はマウンドに戻る準備が整っている」と語りました。 この日、大谷は軽めのキャッチボールを行いながら試合前に調整を行い、翌日の復帰に向けて状態を整えました。監督によると、急遽復帰が決まった背景には「3イニングのライブBPを考えていたが、その後に打者としてプレーするとダブルヘッダーのような負担になる。それなら試合で実際にその力を使おうと判断した。彼自身も非常に楽しみにしている」との意向があったそうです。 大谷は前日のインタビューで、現状について「十分試合で投げるレベルには近づいている」と自信を見せました。監督は「通常の先発投手のようにマイナーの試合やライブBPで強度を上げるのではなく、短いイニングから始め、徐々に増やしていく」と今後の方向性を語りました。

日本代表DF町田浩樹、国内で披露宴を開催「奥さん、驚くほど美人」昨年6月に結婚し、上田綺世も参加

ベルギーリーグの名門ユニオン・サンジロワーズでプレーする日本代表DF町田浩樹(27)が、ついに国内で結婚披露宴を催しました。この特別な席には、マネジメント事務所Joule(ジュール)の代表取締役CEOである千葉健太氏(27)も出席。彼は15日にX(旧ツイッター)を更新し、「Happy wedding」とのメッセージとともに、町田選手、新婦、学年が1つ下の日本代表FW上田綺世(26=フェイエノールト)らによる写真を投稿しました。 町田選手は昨年6月12日にインスタグラムで、ベルギーの首都ブリュッセルにある観光名所グランプラスで撮影されたウェディングフォトを公開し注目を集めました。また、同年7日にはベルギーで挙式を挙げています。 その際、彼の身長190センチに匹敵するほどの長身で美しい妻の姿も話題に。今回も純白のドレスを身に纏った新婦が注目を浴び、SNSでは「奥さん驚くほど美人だな…」「町田選手の奥さん、信じられないくらい美人で、町田選手自身もイケメンだからお似合い」といった声が多く上がっています。 祝福のメッセージを投稿した千葉氏は、町田選手と同時期に鹿島アントラーズのユースチームで主将を務めていたMFです。早稲田大学のア式蹴球部を経て、現在はマネジメント業を営んでいます。 元チームメートたちの祝福を受けた町田選手は、ベルギーリーグで今シーズン、90年ぶりとなるクラブの優勝に貢献。さらに、欧州リーグ(EL)にも参戦し、過密なスケジュールの中で守備の要としてリーグ戦34試合に出場しました。また、日本代表としては、来夏開催予定のFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選において、DFでは板倉滉(ボルシアMG)選手の8試合に次ぐ7試合に出場しています。

【クラブW杯】バイエルン、史上最大差の「10-0」で圧勝 アマチュアチームのオークランドCを圧倒

FIFAクラブワールドカップ(W杯)米国大会の初戦が15日に行われ、1次リーグC組でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がオークランド・シティー(ニュージーランド)と対戦し、10-0で大勝しました。試合開始から6分でFWコマンが大会初得点を決め、前半だけで6点を挙げる勢い。後半に入っても、途中出場のMFムシアラがハットトリックを記録するなど、さらに4点を追加しました。ドイツの強豪バイエルンは、唯一参加のアマチュアチームであるオセアニア代表オークランドCにその実力差を見せつけました。左コーナーキックからのDFターの頭による折り返しをコマンがヘディングで合わせ、先制ゴールをマーク。14日に開催されたアルアハリ-マイアミの試合が0-0に終わったため、これが今大会の初得点となりました。18分にはDFボエが右足で強烈に決めて追加点を挙げ、その後も攻撃の手を緩めることなく、FWオリースが2点を決める活躍を見せ、コマンも2点目をマーク。さらに、大会後にチームを去る予定のFWミュラーにもゴールが生まれました。後半にはけがから復帰したムシアラが右足で見事なミドルシュートを決め、ハットトリックを達成。締めくくりにはミュラーが右足でジャンピングボレーを決めました。この10点差での勝利はクラブW杯史上最大の記録です。コンパニ監督は「我々はやるべきことをしっかりと遂行した。ただ自分たちの仕事をしただけだ」とコメントしています。男子代表チーム同士のW杯においては、1954年のハンガリー対韓国戦、1974年のユーゴスラビア対ザイール戦、1982年のハンガリー対エルサルバドル戦での9点差が過去最大でした。