Month: June 2025

青森山田で選手権V2度の檀崎竜孔容疑者を逮捕、豪州で八百長疑い「賭博の罪10件」現地報道

オーストラリア1部リーグ「Aリーグ」のウエスタン・ユナイテッドFCに所属する25歳のMF檀崎竜孔(だんざき・りく)容疑者が、オンライン賭博の罪で逮捕されていた。複数の豪メディアが一斉に伝えた。既に起訴されているという。「賭博スキャンダルの渦中にAリーグのスター選手」などの見出しで伝えられた現地報道によると、メルボルンのクラブに在籍している檀崎容疑者は、今年4月と5月に行われたAリーグの4試合で賭博不正行為に関わったとされており、捜査の末に計10件もの罪で起訴された。当局は「試合中にレッドカードやイエローカードを故意にもらい、オンライン・ベッティングの結果を不正に操作していた」と、八百長とみられる行為を指摘。賭博汚職に関する大規模な捜査の結果、警察に起訴された2人のうち1人とされている。7月末に裁判所へ出廷する予定のようだ。クラブも2日、公式サイトに声明を出した。「先週末、ウエスタン・ユナイテッドはAリーグ男子の選手1名が賭博に関する犯罪で起訴されたことを知り、ショックを受け、失望しています」「我々はこの問題を深刻に受け止め、クラブと試合の誠実さ、高潔さを損なうあらゆる行為も非難し、全ての関係当局に全面的に協力しています。事件の性質上、この件に関しては、これ以上コメントすることはできません」檀崎容疑者は、ベガルタ仙台ジュニアから青森山田中へ進学。得点王に輝く活躍で全国中学校大会を2連覇に導いた。中高一貫の青森山田高では1年から定位置を獲得。16年の全国高校サッカー選手権で悲願の初優勝に貢献した。3年時には2度目の選手権V。決勝で2得点する活躍だった。卒業後はJ1北海道コンサドーレ札幌へ。オーストラリアのブリスベン・ロアーFCやJ2のジェフユナイテッド市原・千葉、スコットランドのマザーウェルFCを渡り歩いて23年からウエスタン・ユナイテッドでプレーしていた。※初報の際に添付した画像に別人の画像がありました。お詫びいたします。

【ロッテ】コーチ陣の再配置 サブロー2軍監督が1軍ヘッドコーチに昇格 現在最下位で首位と11.5ゲーム差

ロッテは2日、チーム体制の強化を目的として以下のようにコーチ陣の配置転換を行うと発表しました。 〇旧役職: サブロー2軍監督兼統括打撃コーチ → 新役職: 1軍ヘッドコーチ。 〇旧役職: 金子誠1軍戦略コーチ → 新役職: 1軍チーフ守備走塁コーチ。 〇旧役職: 福浦和也 1・2軍統括打撃コーディネーター → 新役職: 2軍監督 (背番号「70」)。 この新体制は3日から実施されます。 松本尚樹球団本部長コメント:「交流戦を迎えるにあたり、チームの体制強化を目指して配置転換を行いました。今年はヘッドコーチを設置していませんでしたが、サブロー2軍監督を昇格させます。若手選手が多く在籍する1軍で、彼らをずっと見てきたサブローなら、選手たちの長所や実力を引き出す方法を理解していると考えています。また、得点力不足に直面している現状を打開するために多様な攻撃方法を監督に提案し、サポートしてもらいたいです。この決定は、マリーンズがこれから勝ち進むために必要であり、体制強化と直結すると判断しました。吉井監督と協議の上、実施を決めました。」...

宮城野親方退職、日本相撲協会が発表「9日付の退職願を受理」伊勢ケ浜親方が再開を示唆し慰留も本人の意志固く

歴代最多45回の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)の退職が、日本相撲協会によって正式に承認されました。2日に都内で開かれた臨時理事会では、昨年4月から閉鎖中であった宮城野部屋と宮城野親方の退職が認められました。 会議後、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)と西岩親方(元関脇若の里)は取材に対し、6月9日付の退職願が全会一致で受理されたことを明かしました。 同日から、年寄伊勢ケ浜こと杉野森正也が宮城野名跡を継承し、宮城野部屋の弟子たちは伊勢ケ浜部屋で引き続き指導を受けることとなります。 説明によれば、宮城野親方の退職願は出されたものの、伊勢ケ浜預かりの旧宮城野部屋の弟子たちが師匠不在となるのを避けるため、まず弟子たちの受け入れを決定し、その後で退職願が受理される形となりました。 浅香山親方(元大関魁皇)は、今年の初場所から宮城野部屋の再開について話し合っていたといい、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の定年退職に伴い名古屋場所から師匠が交替することもあり、八角理事長(元横綱北勝海)から「浅香山部屋での預かりを検討するように」との指示がありました。浅香山親方は「幾度も思い留まるよう話をしたが、宮城野は退職の意向を示した」と報告しました。 また、伊勢ケ浜親方も「何度も宮城野を説得し、部屋は近いうちに再開するので、もう少し辛抱してはどうかと慰留を試みたが、本人の意志が強固だった」「宮城野は自身の弟子たちのことを心配しており、伊勢ケ浜部屋での預かりを継続して欲しいと話していた」と語りました。宮城野親方の弟子たちもそれを望んでいたことが報告されました。 宮城野親方は昨年、元前頭北青鵬の暴力問題により監督責任を問われ、降格処分を受けました。部屋は閉鎖され、昨年4月に師弟ともに伊勢ケ浜部屋へ移籍していました。1年経っても部屋再開のめどが立たず、宮城野親方は退職届を提出し、角界を離れることになりました。

青森山田、21世紀初の県内公式戦での敗北—連勝記録418でストップし、県総体の連覇も24で途絶える

絶対的な王者、青森山田の県内無敵の伝説に終止符が打たれました。25度目のインターハイ出場を目指していた青森山田が、八戸学院野辺地西に1-1からのPK戦で5-6と敗北しました。これにより、全国高校総体予選の連覇記録は昨年までの「24」で止まり、県内での連勝記録も準決勝までの「418」でストップしました。27度目の優勝を目指していた青森山田は前半に先制されましたが、後半に追いつきました。1-1で延長戦に突入したものの決着はつかず、PK戦の末5-6で敗れ、連続優勝が「24」で途絶えました。1999年(平成11年)の新人戦決勝(三沢商業との対戦)以来、県内で公式戦に敗れることはなく、「21世紀」に入ってからの初の黒星となりました。八戸学院野辺地西はついに青森山田を破り、悲願の初優勝を達成しました。「青森県代表」として7月26日から福島県で開催される全国高校総体に初出場します。

【交流戦】日本ハム古林睿煬-阪神才木浩人、ロッテ石川柊太-巨人井上温大ほか/3日予告先発

3日のプロ野球の予告先発は以下の通りです。<交流戦>日本ハムの古林睿煬選手対阪神の才木浩人選手(エスコンフィールド北海道にて18時開始)楽天のヤフーレ選手対DeNAの東克樹選手(楽天モバイルパークにて18時開始)西武の隅田知一郎選手対ヤクルトのランバート選手(ベルーナドームにて18時開始)ロッテの石川柊太選手対巨人の井上温大選手(ZOZOマリンスタジアムにて18時開始)オリックスの九里亜蓮選手対広島の玉村昇悟選手(京セラドーム大阪にて18時開始)ソフトバンクの有原航平選手対中日の涌井秀章選手(みずほPayPayドームにて18時開始)

元横綱白鵬の親方退職「宮城野名跡」6・9付で年寄伊勢ケ浜こと杉野森正也が継承襲名と決定

歴代最多45度の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会から退職する。2日、同協会が都内で開いた臨時理事会で、昨年4月から閉鎖になっている宮城野部屋、宮城野親方の退職を容認した。終了後、取材に応対した佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)西岩親方(元関脇若の里)によると「6月9日付の退職届を受理する」ことが審議の末、承認された。同日付で年寄伊勢ケ浜こと杉野森正也が、宮城野名跡を継承襲名する。全会一致で決まった。7月6日以降は参与としても雇用が認められ、伊勢ケ浜部屋に所属することにもなった。宮城野親方は昨年、元前頭北青鵬の暴力問題について監督責任を問われ、2階級降格などの処分を受けていた。部屋は閉鎖、昨年4月に師弟ともに伊勢ケ浜部屋へ転籍していた。1年たっても部屋の再開にめどが立たないこともあり、宮城野親方は退職届を協会に提出。角界を離れることになった。

【全文】日本相撲協会、宮城野親方の退職に関する経緯を発表。九州場所後の預かり解除案も慰留を試みたが退職の意向

歴代最多45度の優勝を誇る元横綱、白鵬の宮城野親方(40歳)について、日本相撲協会は正式に退職を承認しました。協会は2日に都内で開かれた臨時理事会で、昨年4月から閉鎖されていた宮城野部屋と宮城野親方の退職を全会一致で容認。彼の退職願は9日付で受理される予定です。協会が発表した決定事項とその経緯について、以下に詳細を記載します。伊勢ヶ濱部屋の継承および宮城野部屋の今後について令和7年6月2日公益財団法人日本相撲協会令和6年2月23日の理事会では、年寄宮城野としての白鵬翔が、弟子の暴力行為に関する監督責任や協会への通報義務違反、協会の調査の妨害行為で懲戒処分を受けました。その際、師匠としての素養や自覚が欠けていることが確認されたため、弟子たちは伊勢ヶ濱一門で預かられ、師匠・親方としての指導・教育が進められることになりました。しかし、宮城野から令和7年6月9日付の退職願が提出され、本日の理事会では伊勢ヶ濱部屋で預かられている宮城野の弟子たちをどう処遇するかが議論されました。浅香山理事、伊勢ヶ濱親方、春日野理事からそれぞれ状況報告がありました。浅香山親方は、「一年間再開のための話し合いを重ねてきたが、退職の意向を示す宮城野親方を思い留まらせるのは難しかった」と報告しました。また、伊勢ヶ濱親方も「説得を試みたが、宮城野自身の意志が強かったため、慰留できなかった。弟子たちを心配しており、伊勢ヶ濱部屋での預かり継続を望んでいた」と伝えました。これらの報告を受け、理事会は宮城野親方の退職願受理を決定。宮城野部屋の力士たちについては、伊勢ヶ濱部屋での預かり継続を全会一致で決定しました。その後、伊勢ヶ濱こと杉野森正也が宮城野師範名跡を継承、照ノ富士こと杉野森正山が伊勢ヶ濱名跡を継承し、全ての決議が全会一致で可決されました。伊勢ヶ濱正也は7月6日以降、参与として伊勢ヶ濱部屋に所属します。以上(原文まま)宮城野親方は、元前頭北青鵬の暴力問題で監督責任を問われ、処分を受けていました。部屋の再開が見通せず、角界を離れることとなりました。

「本物のジェントルマンだ」大谷翔平だけがやっていることをESPN全米中継でリポート

ドジャース大谷翔平投手(30)が大勢いるMLB選手の中でただ1人やっていることを、全米中継テレビ局ESPNがこの日の試合中にリポートした。リポーターを務めるバスター・オルニー記者が5回裏のドジャースの攻撃中に伝えたもので「複数の審判に聞いたのだが、オオタニは打席に入るたびに必ず審判にあいさつをするメジャーで唯一の打者だそうだ」と秘話を披露。「多くの選手は、初回に打席に入るときに審判や相手捕手にあいさつをする。でもオオタニは初回だけでなく、毎打席それをやるんだ」と話した。解説者で元阪神のエドゥアルド・ペレス氏はそれを聞くと「3打席目や4打席目もまたあいさつをするの?」と驚き。SNSではファンから「本物のジェントルマンだ」「尊敬する」と称賛の声が上がった。【ライブ詳細はこちら】――>>大谷翔平「1番DH」でヤンキース戦 山本由伸vsジャッジ

慶応大学の清原勝児、新人戦で神宮初登場。代打で四球を選び、「第1歩としてはよかった」と語る

プロ野球界で通算525本塁打を記録した清原和博氏の次男、清原勝児選手(1年=慶応)が代打で神宮球場デビューを果たしました。8回、2アウト3塁の場面で登場し、注目の公式戦初打席で四球を選び、チャンスを広げました。「良い機会でしたが、後には信頼できるバッターがいたので、自分で決めに行くというよりも、つなぐ意識で臨みました。甘い球をしっかり仕留めて、チーム全体で追加点を目指したい気持ちで打席に入りました」と、打線をつなぐ役割を果たしました。惜しくも追加点は取れませんでしたが、神宮デビュー戦で選球眼の良さを発揮しました。「この球場でプレーしたいという強い思いがあったので、ベンチ入りして打席に立てたことは、第1歩として良かったです」と振り返りました。昨秋のリーグ戦で慶応大学の4番を務めた兄、正吾さんを目標に同大学野球部に入部しました。この日は、兄から譲り受けた赤いリストバンドを着けて挑みました。奇しくも、21年6月2日の春季フレッシュトーナメント(対東大戦)で、正吾さんも代打で神宮デビューを飾りました。その際、兄は右飛に倒れたのに対し、勝児選手は四球を選び、チャンスを広げました。「まぁ、出塁できたので僕の勝ちですね」と笑顔で語りました。

【交流戦】11年MVP内川聖一氏がヤクルト内山壮真に期待「持ってるものは素晴らしい」と評価

交流戦開幕前日の2日、都内で行われた「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見に巨人田中瑛斗投手(25)、ヤクルト内山壮真捕手(22)、ロッテ鈴木昭汰投手(26)、西武西川愛也外野手(25)が登壇し、インタビュアーには内川聖一氏(42)が登場した。内川氏は4人の選手と対面するやいなや「すごい、みなさんキラキラして…。僕、いります?」と笑顔で話した。内川氏は横浜からソフトバンクへFA移籍した初年度の11年に交流戦MVPを獲得。交流戦で味わった応援の思い出について問われると「やはり阪神の応援ですね。甲子園独自の地響き、地鳴りがするような、下から声援が来る感覚でした。あとはロッテの手拍子と声だけの応援。外野で応援歌をちょっと口ずさんでみたりする時間もありましたね」と感慨深そうに振り返った。おすすめの選手については「ここに来てくれている選手みんなおすすめじゃないですか」と話した上で「西武の今井投手は1試合投げて1点取れるか取れないかというピッチャー」と太鼓判を押した。セ・リーグでは「僕は内山選手を応援しています」と一言。それを壇上で聞いていた内山はニコリとうれしそうな表情を見せた。本職捕手ながら今季出場の24試合中、スタメン16試合で外野を守るなど高いユーティリティー性を評価。「持ってるものは素晴らしい。どこのポジションも卒なくって言ったら失礼ですけど、全てこなせるってこれセンスの良さなんですよ」と大きくうなずいた。内山自身も22年交流戦MVPに輝いたヤクルト村上の13打点に続く2桁打点を目標に掲げる。「打点を稼ぐのは中軸を担うということですから、彼には中軸を打ってほしい」とさらなる期待を込めた。