Month: June 2025

【阪神】決勝エラーの高寺を藤川監督責めず「使っているこちらのところ。また明日顔を上げて」

阪神タイガースはリーグ再開初戦で、今シーズン5回目のサヨナラ負けを喫しました。3-3の同点で迎えた9回、3番手の及川雅貴投手(24)は先頭の岩田に二塁内野安打を許すなど、2死二塁のピンチを招いてしまいました。3番の内山のゴロを三塁手の高寺望夢がはじき、痛恨のエラーとなり、二走の並木が得点。結果的に逆転サヨナラ負けとなりました。藤川球児監督(44)は高寺選手について、「それも使っているこちらの責任の部分ですから。また明日、顔を上げて戦ってくれればと思っています」と選手を責めることなく語りました。打線は2番の中野選手の好走塁もあり、初対戦となるヤクルトのランバート投手から先制点を奪うことに成功しましたが、「また明日、しっかり日々新たにゲームをやっていく。そこに尽きると思います」と、次の試合に向けて前向きなコメントを残しました。

** 【日本ハム】新庄監督「いやぁ危ない、危ない」西武今井達也を心配「トラウマにならないといい」 **

** 日本ハムの新庄剛志監督(53)は、西武の今井達也投手(27)が体調不良のため4回途中で緊急降板したことを心配しました。試合後のインタビューで、まず8回2失点、127球という結果で8勝目を挙げた自軍の先発、伊藤大海投手(27)の活躍について尋ねられると、「いやぁ危ない、危ない。熱中症が心配です。(8回まで、よく)投げきってくれましたね。この球場では完投王国はもうお預けです。危ない、危ない」と語りました。続けて「今井くんもね、急に…。今日の出来事がトラウマにならないことを願っています。急にくるのは怖いと思いますので、80球超えたあたりから気をつけてほしいですね。その辺の意識は払拭してほしいです」と、暑さによる影響が今後に残らないよう願いました。今井投手は4回2死一、二塁の状況で、万波選手に対してカウント2-1になった際、マウンドを降りて手をひざにつけしゃがみ込み、そのまま交代となりました。

【日本ハム】伊藤大海が瞬時に謝罪 西武の仲田慶介が死球で倒れ込むと、打席付近へ駆け寄り声をかける

日本ハムの伊藤大海投手(27)は、西武の仲田慶介内野手(25)の右手甲に死球を当ててしまった際、すぐに謝罪の意を示しました。試合は2回1死一、三塁、適時失策ですでに1点を先制された場面。仲田への追い込んだカウント2-2から、6球目の149キロの速球が内角高めに切れ込み、ガードをしていた仲田の右手甲に当たりました。仲田が左打席付近で倒れ込むと、伊藤はすぐにマウンドから駆け寄り、申し訳なさそうな表情で声をかけて謝罪しました。仲田も伊藤と目を合わせて、うなずきを返しました。その後、仲田は打席に立ち直して出塁し、試合を続けました。

【アクシデント】西武今井達也、試合中にしゃがみ込んで緊急降板…気温30度、体調不良か

西武の今井達也投手(27)に予期せぬアクシデントが発生しました。2点リードの場面で迎えた4回表、日本ハムに1点を返され、さらに2死一、二塁という状況。日本ハムの万波にカウント2-1としたところで、今井はマウンドを一旦降り、人工芝の上でしゃがみ込みました。トレーナーとともにベンチに戻ると、今井はもたれるようにして座り込んでいる姿が見られました。投球数はすでに81球に達していました。午後2時ごろには日刊スポーツの記者のスマートウォッチで気温が30度に達していると計測されており、試合が始まると湿度も加わり、コンディションが難しかった可能性があります。今井の体調が急に変化したと考えられます。しばらく様子を見て回復を待つかと思われましたが、西武ベンチは開始から3分後に交代を決断。2番手には急遽ブルペンで準備を整えた山田陽翔投手(21)が登板しましたが、連続四球で同点に追いつかれました。

【阪神】危うく大けが…ヘルナンデスの折れたバットがフェンスを越えて観客席へ

阪神タイガースの内野手ラモン・ヘルナンデス選手(29)が使用していたバットが折れ、観客席に飛び込むというハプニングが発生しました。 試合の3回、先頭打者として打席に入ったヘルナンデス選手は、ヤクルトの先発投手ランバートの152キロの直球を打ちにいきました。その結果、バットが根元から折れてファウルボールとなりました。 折れたバットは三塁側のベンチ上を超えて観客席に飛び込みました。目の前にバットが飛んできた観客の男性は驚いて避ける動作を見せました。

【ヤクルト】伊藤琉偉選手の背番号110「KIYA」ハプニング発生? 初打席には自身のユニフォームで登場

ヤクルトの伊藤琉偉内野手(22)が、「8番・遊撃手」として背番号110のユニフォームを着て試合に出場しました。普段着用している背番号67のユニフォームを何らかの理由で使用できず、背中に「KIYA」と書かれているユニフォームを着ていたのですが、これは木谷良平打撃投手のユニフォームでした。偶然かもしれませんが「110(いとう)」という背番号になっていました。しかし、3回の先頭打者としての初打席では背番号67のユニフォームに戻ってプレーしました。このユニフォームが試合中に届き、伊藤選手はそれに着替えて打席に立ちました。いつものユニフォームで迎えた初打席では、阪神の村上投手からセンター前ヒットを打ち、チャンスを作りました。

1日で2人のホールインワン達成! 過去には山路晶が1日で2回の偉業、確率6700万分の1

1日に2人のゴルファーがホールインワンを達成しました。最初に成功したのは小野祐夢(27歳、ニチコン所属)です。彼は15番パー3、171ヤードのホールで5番ユーティリティを使用し、ツアー史上最高額となるホールインワン賞金1000万円の初の受賞者となりました。その快挙に続いたのが仁井優花選手です。彼女は9番パー3、189ヤードのホールで7番アイアンを打ち、一打でカップインしました。このホールインワンには600万円の賞金が付与されます。今大会は賞金総額3億円という過去最高額の大会で、優勝賞金は5400万円に設定されています。ホールインワン賞も非常に高額ですが、達成者が複数の場合は賞金が均等に分配されます。1日で2人がホールインワンを達成するのは非常に珍しいことです。しかし、過去には2021年のリゾートトラスト・レディース大会の2日目で山路晶選手が1日で2度のホールインワンを成し遂げたことがあります。イギリスの保険会社によれば、1人が1日に2度ホールインワンを達成する確率は6700万分の1とされています。

【WEリーグ】「激震、絶句、終わったわ」浦和L 電撃塩越に続き猶本、石川ら大量5人の離脱発表

女子WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは27日、プレスリリースで「5選手の海外クラブ等を含む移籍準備のためのチーム離脱のお知らせ」と題して一挙、次の発表をした。「石川璃音選手、チーム離脱のお知らせ」「遠藤優選手、チーム離脱のお知らせ」「栗島朱里選手、チーム離脱のお知らせ」「竹内愛未選手、チーム離脱のお知らせ」「猶本光選手、チーム離脱のお知らせ」女子日本代表なでしこジャパンの石川は「海外クラブへの移籍を前提とした準備のため」で、同じく代表の遠藤と栗島は「海外クラブを前提とした移籍の準備のため」と案内。竹内は「海外を含む他クラブへの移籍を前提とした準備のため」としており、猶本は「移籍を前提とした準備のため」。最大4人が海外移籍する模様だ。石川は「たくさん悩みましたが、新しい自分に出会うために、今このタイミングで海外に挑戦することを決断いたしました。必ず、Bigなプレーヤーになります!」などとコメント。猶本は、本人の意向で移籍先が決まり次第、コメントを出すという。すでに、日テレ・東京ヴェルディベレーザへの電撃移籍が発表されていたMF塩越柚歩に続く異例の大量離脱に、SNSは悲鳴。「絶句…」「激震すぎて何がなにやら、この先どうすんの?」「これは終わったわ…」などの悲哀があふれている。三菱重工浦和は昨季までリーグを2連覇したが、今季は3位。皇后杯は3年ぶりに優勝した。今月20日に堀孝史監督との契約更新を発表していた。

【ヤクルト】村上宗隆選手、屋外でのフリー打撃再開「さらに上げていくことを目指して」 球団のメジャー挑戦のサポートに感謝

上半身のコンディション不良で2軍で調整しているヤクルトの村上宗隆内野手(25)が、27日に2カ月ぶりに屋外でのフリー打撃を再開しました。埼玉・戸田球場で24スイングを行い、池山2軍監督が打撃投手を務めました。バックスクリーン直撃を含む4本のホームランを披露。4月17日に離脱後、屋外でのロングティーなどを行ってきましたが、フリー打撃は今回が初めてでした。「外で打つことができて良かったです。徐々に試合復帰に向けて調整していきたい」と、村上選手は前向きにコメントしました。着実に実戦復帰に向けたステップを踏んでいる村上選手は、ノックやダッシュなども不安なく練習をこなしています。「良い日も悪い日もありますが、その中でやるべきことをきちんとこなし、復帰に向けて頑張りたい」と語りました。今季は1試合のみの出場となっていますが、25日の株主総会後、林田球団社長は「村上君に大成してもらいたいというのが我々の願いです。彼が海外に行きたいと言った場合には、ポスティングシステムでのメジャー挑戦を応援します」とサポートの姿勢を示しました。村上選手は「今までの努力を認めてもらい、大変ありがたく思っています。ただ今は試合への復帰とリハビリに専念しています」とコメント。そして、これからもヤクルトに貢献できるよう取り組んでいく決意を語りました。

【巨人】4位からの巻き返しへ! 阿部監督「尻を叩いてやらせますよ」リーグ戦再開、首位と4.5ゲーム差

読売ジャイアンツが現在4位から反撃を試みています。26日、東京ドームで行われた全体練習でリーグ戦再開への準備を整えました。再開後の初戦は2位のDeNAとの3連戦、さらに首位の阪神との3連戦が控えています。阿部慎之助監督(46)は「上位チームとの対戦が続きます。なんとか食らいついて、オールスターまでの19試合を良い形で迎えたいですね」と語りました。先発ローテーションの再編も行われます。チーム内で最多6勝を挙げている山崎選手を最初の試合に起用する予定です。スケジュールに従えば、DeNA、広島、再びDeNA、そして阪神とのカードの初戦を任されることになりそうです。山崎選手は「優勝するために、明日から全力で頑張ります」と意気込みを見せています。2戦目以降はグリフィン、赤星が登板し、7月1日からの阪神との3連戦には井上、西舘、横川が先発予定です。交流戦の結果は6勝11敗1引き分けで貯金5を失いましたが、リーグ戦では首位阪神に4.5ゲーム差と射程圏内にいます。阿部監督は「オールスター後が後半と言いますが、もう後半戦は始まっています。そう思って、皆にムチを入れて、しっかり頑張らせますよ」と奮起を促しています。